【6才のボクが、大人になるまで。】GG3冠!

☆2015年度(第72回)ゴールデン。グローブ賞で3冠に輝いた

作品を、劇場鑑賞してきたー。もう、DVDでいいやー、と一瞬思っ

てしまったりもしたが、やっぱリアルタイムで目撃しといて良かったー♪


マイナビニュース ゴールデン・グローブ賞『6才のボクが、大人になるまで。』が3冠で最多受賞

『前年に発表された映画やテレビ番組の中から、優れた作品を表彰する「第72回ゴールデン・グローブ賞」の授賞式が12日、米ロサンゼルスにて行われ、『6才のボクが、大人になるまで。』が最多受賞を果たした。/本作は『博士と彼女のセオリー』、『フォックスキャッチャー』ら強豪を抑えてドラマ部門の作品賞を受賞したほか、リチャード・リンクレイターが監督賞、パトリシア・アークエット助演女優賞に輝いている。/ゴールデン・グローブ賞2015受賞者は以下のとおり。』


☆作品賞(ドラマ):『6才のボクが、大人になるまで。

★作品賞(コメディー/ミュージカル):『グランド・ブダペスト・ホテル

☆主演男優賞(ドラマ):エディ・レッドメイン博士と彼女のセオリー

★主演男優賞(コメディー/ミュージカル):マイケル・キートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

☆主演女優賞(ドラマ):ジュリアン・ムーアアリスのままで STILL ALICE』

★主演女優賞(コメディー/ミュージカル):エイミー・アダムスビッグ・アイズ

☆監督賞:リチャード・リンクレイター6才のボクが、大人になるまで。

助演男優賞:J・K・シモンズ 『ウィップラッシュ』

助演女優賞:パトリシア・アーケット 『6才のボクが、大人になるまで。

外国語映画賞:『リヴァイアサン

脚本賞:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ニコラス・ヒアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス・Jr、アルマンド・ボー 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

★作曲賞:ヨハン・ヨハンソン博士と彼女のセオリー

☆歌曲賞:『グローリー』(『セルマ』)

★アニメーション作品賞:『ヒックとドラゴン2』

セシル・B・デミル特別功労賞:ジョージ・クルーニー


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eiga.com 作品情報 『6才のボクが、大人になるまで。』

■解説:「ビフォア・ミッドナイト」のリチャード・リンクレイター監督が、ひとりの少年の6歳から18歳までの成長と家族の軌跡を、12年かけて撮影したドラマ。主人公の少年メイソンを演じるエラー・コルトレーンを筆頭に、母親役のパトリシア・アークエット、父親役のイーサン・ホーク、姉役のローレライ・リンクレーターの4人の俳優が、12年間同じ役を演じ続けて完成された。米テキサス州に住む6歳の少年メイソンは、キャリアアップのために大学に入学した母に伴われてヒューストンに転居し、その地で多感な思春期を過ごす。アラスカから戻って来た父との再会や母の再婚、義父の暴力、初恋などを経験し、大人になっていくメイソンは、やがてアート写真家という将来の夢を見つけ、母親のもとを巣立つ。12年という歳月の中で、母は大学教員になり、ミュージシャンを目指していた父も就職し、再婚して新たな子が生まれるなど、家族にも変化が生まれていた。

■スタッフ:/監督 リチャード・リンクレイター /製作 リチャード・リンクレイター キャスリーン・サザーランド /製作総指揮 ジョナサン・セリング ジョン・スロス /脚本 リチャード・リンクレイター /撮影 リー・ダニエル シェーン・F・ケリー /美術 ロドニー・ベッカー /衣装 カリ・パーキンス /編集 サンドラ・エイデアー /音楽監修 ランドール・ポスター メーガン・カリアー

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■キャスト:エラー・コルトレーン(メイソン) ローレライ・リンクレイター(サマンサ) パトリシア・アークエット(オリヴィア) イーサン・ホーク(メイソン・Sr.)

■作品データ:/原題 Boyhood /製作年 2014年 /製作国 アメリカ /配給 東宝東和 /上映時間 165分 /映倫区分 PG12 

公式サイト

※これ、むっちゃ賭けやんなーーー。子供のころは可愛かったけど、年取るにつれて

だんだん劣化していく子役も多いし・・・。はっきり言って、この企画を、もしハー

レイ・ジョエル・オスメントくんでやってたら。。。失敗でしょ?顎が伸びて、ちょ

っとアホヅラになってしもーたかんね~~~(悲劇!)。



※ま、言ってみれば、実写版「毎日かあさん」みたいな

もんでもあるわな。アル中の夫出てくるし、兄妹げんか

(映画では姉弟のキョウダイだが)しょっちゅうだし・・・。

漫画の場合は、西原さんの指先ひとつのさじ加減で、何

年にも渡ってキャラを描けるけど、映画はその点、生身

の役者あってのものだから、大変さじゃあ段違いだろう

けどもー。


イーサン・ホーク インタビュー



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※高校卒業パーティのシーンでは、身内が巣立っていくような感覚を

味わえたー。日本で言うと「北の国から」の純や蛍の成長を、親戚の

ごとき心境で見つめ続けるのと似てるな。ネ、ホトハラサーン♪

因みに、蛍役をしてた中嶋朋子主演の映画『時計 Adieu l'Hiver』も、

少女の、9歳から14歳までの5年間を描いた人間ドラマ(倉本聰監督)

だったっけが、コレなどはハーレイ・ジョエル・オスメントくんヴァ

ージョンの失敗例とダブるのではないかー(彼女の場合は顔は伸びな

かった。歯茎がニョッと出過ぎたノダ・・・ナーム)。。。


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ルーミー ハタチになったボクが語る『6才のボクが、大人になるまで。』

『「ハロー」と電話越しに話し始めたエラーの声は、すっかり大人の男。“6才のボク”はハタチの青年になっていました。今作に出演することになったきっかけは、モデルだった叔母の所属事務所に遊びに行ったこと。そこでオーディションを勧められ、リンクレイター監督と会うことになったそうです。/「オーディションの日のことは覚えているよ。その時点で脚本はなかったから、リチャードは僕に台詞を読ませるのではなく、普通に話をしたんだ。僕の作ったアート作品を見たり、両親と話したりしてね」/とはいえ、初期の記憶は「ぼんやりしている」とのこと。「僕自身は12年がどれだけ長いのかも理解していなかったと思うけど、両親はアーティストでリチャードの作品が好きだったから、良いプロジェクトになると考えたようだ」といい、エラーのメイソンとしての12年間がスタートしました。/撮影は毎年夏に行われ、監督が1、2週間前から出演者と会って、その年の展開を説明。「完成した脚本を渡されることはなく、常に進行中だった」そうで、ワークショップやリハーサルを重ねて詳細が決まっていったのだとか。「メイソンの人生に起こる大きな出来事は決まっていたんだと思うけど、その年々の細かい会話だとかは撮影をしながら書かれていった。常に進化する物語だったけど、完成した作品はリチャードが12年前に構想した映画そのものなんだよ」/幼い頃は言われた通りに演じるだけだったエラーも、「10才か11才の頃」からは脚本作りに参加するように。「ある時点で、自分のやっていることを理解できるようになったんだ。メイソンと父親が一緒にキャンプに行く年があるでしょ? あの年から積極的に脚本作りにも関わるようになったんだよ。(中略)メイソンの姉を演じたローレライ・リンクレイター(監督の娘)は途中で降板したくなり、自分の役を「殺して」と頼んだそうですが、エラー自身は「ずっと楽しんでいた」とのこと。「ティーンエイジャーの頃は無関心な時もあったかもしれないけど、現場はいつもすごく楽しかった。ポジティブな自己表現の場であり、才能豊かな人々から勉強することができたんだ」』


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※姉は、成長していくにしたがって、アジャ・コングになっていくんじゃないか

と楽しみにしていたが・・・そんなオモロいことにはなる筈もなく。。。w


●Hero ファミリー・オブ・ザ・イヤー



※「映画秘法」最新刊の“ベスト映画・トホホ映画”の中で江頭2:50さんは、

本作を評してこう言ってた。「12年かけてたったこれだけの物語しか撮れないの

かとあきれた。だったら野々村元議員の3時間の号泣会見のほうが全然面白いよ!」

こんな感想を抱くのはエガちゃんぐらいなものだろうな。確かに、「北の国から

みたいに、親が離婚して北の僻地に引っ越したりはしないし、山小屋も焼けないし、

草太兄ちゃんが死ぬわけでもないwそう言った派手な出来事は何もおきないのだ。

そこをリアルと感じ取るか、退屈と一刀両断するか。エガちゃんは「10本のレ

ギュラーより1本の伝説」を重んじるタイプだから、仕方ないかーーー。


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骰子の眼 12年間、毎年数日間だけ全員集合!撮影秘話

『Q:この企画を実現する際に、実際的な面で難しかったのはどんなことですか?/監督:この企画のすべてが、技術的に不可能か、あるいは運がよくても極めて非現実的だった。大変な挑戦だったよ。まず、資金集めだ。お金を持ってる知り合いのプロデューサーに何人か当たってみたけれど、みんな言うのさ、「すごいアイデアだ。しかしお金が返ってくるまで12年も待つのかね? 3年ごとにテレビでさわりでも見せたらどうだ?」とかね。こっちは「だめだよ、これは映画なんだ!」と言い返す。彼らにはとにかく理解できないのさ。こう言うんだ、「うちは銀行じゃないからね。ただお金を貸すわけにはいかないよ」それでこっちは答える、「じゃあ、あんたは銀行家になるべきだよ。もし自分がアーティストだと思うなら、話に乗ったらどうだい!」(中略)監督:パトリシアとは以前一度会ってたので、電話して長話をしたよ。彼女はずいぶん若い頃に母親になってた――20歳くらいでね。これは大きな利点だ。パトリシアのことはいつも気に入ってた。演技がとにかくよかった。自分のやってることが楽しくて仕方ない感じで、しかも非常に繊細であると同時に力強く情熱的だ。彼女とイーサンが腐れ縁のカップルを演じてるのが目に浮かぶような気がした……とにかくそう感じたんだ。パトリシアは母親としての自覚がとても強い。2時間話す間に、自分たちの母親について、親としての自分について、子供の頃の自分たちについてずいぶん話したよ。それで、彼女ならこの映画で12年間いっしょにやっていけるとわかったんだ。パトリシアは思い切って飛び込んでくれたよ! 実際これは母と息子の物語だからね。いつも思ってたけど、主役は間違いなく母親なんだ。父親はただ回りをうろついてるだけさ』

※インタビューを読むと、撮影開始直後に『スクール・オブ・ロック』に

取り掛かっているんだねーー。時の流れをひしひしと、改めて感じたワー


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※パトリシアは『トゥルーロマンス』の昔から、もうずーっと、クール

ガールであり続けている。最初のほうのシーンでいきなり「ザッツ・ク

ール!」と叫ぶ台詞があって、マジ感激したンスよ~~~ぅ!




ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■1月25日の言葉:人と同じことをやってたら、研究者って存在意義がないんです。1000人が研究しているものについて、1001番目として研究しても、あまり意味がない。だから、まだ人がやってなくて、そのなかで、自分が持っている時間とリソースがもっとも活きることは何か、というふうに考えて、そこへ向かっていく。それが普段研究をやっているときでも、いちばん重要な心構えだと思っているんです(早野龍五さんが『早野龍五さんが照らしてくれた地図』の中で)


◎関連リンク

早野龍五さんHP

※「近況 2014.1.1東大理学部では最初の年俸制教授(特例教授)になりました」

 だってー。


「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《世界史》1077年1月25日:カノッサの屈辱

・・・司教の叙任権をめぐる対立の末、神聖ロ-マ皇帝ハインリヒ4世が、教皇グレゴリウス7世に謝罪した事件です。皇帝自ら教皇の滞在するカノッサ城におもむき、城外で3日間も許しを待ったと伝えられています。


細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など


◎関連動画

カノッサ秋の特別講習2 (10分)


※「タイヤ足軽」「楽市・楽座席」「助手席ヶ原の戦い」

などのネーミングセンスが秀逸だった♪


◎関連雑学

『同日の主な歴史出来事:菅原道真大宰府に左遷される(901年)』


◎感想

※「カノッサの屈辱」↑覚えてる~。あの頃のテレビには、

まだ夢や希望があったヨウナーーー