【トラック野郎 御意見無用】&爆走一番星も!

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※名作(迷作?)「トラック野郎」の第一弾を初めてちゃんと全編通して観る。


eiga.com 作品情報 『トラック野郎 御意見無用』

■解説:長距離トラックの運転手の生活をペーソス豊かに描いた喜劇。脚本は澤井信一郎、監督は脚本も執筆している「けんか空手 極真拳」の鈴木則文、撮影は「青い性(1975)」の仲沢半次郎がそれぞれ担当。

■ストーリー:日本列島一人旅と意気がる11トントラックの運転手・星桃次郎は、家を持たず金財産をトラックに注ぎ込んでいる。そんな桃次郎の世話を何かと焼いているのが未亡人運転手のモナリザお京。桃次郎の相棒は4トン半の松下金造で、金造は川崎の安アパートに女房君江と息子4人娘3人の9人家族で住んでいる。桃次郎と金造は、東北のドライブ・インで新顔ウェイトレスの洋子を知り、桃次郎は洋子に一目惚れ。桃次郎がストリップ小屋で知り合った調子者の万田千吉を助手にしたことから金造との仲がおかしくなった。そんな時、西日本一を誇る関門のドラゴンと称する竜崎勝が、桃次郎の飾りとハンドル裁きに挑戦して来た。勝は偶然にもお京の兄だった。車体の飾りは互角だったが、スピード競争は千吉が桃次郎の足を引っぱり負けてしまった。このレースの後、千吉が金造の悪口を言ったために、怒った桃次郎は彼を破門にした。桃次郎と金造の友情が回復したある日、3歳になる捨て子を拾った二人は、その子が“ねぶた祭り”を記憶しているので青森まで親捜しに出かけた(後略)

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■スタッフ:/監督 鈴木則文 /脚本 鈴木則文 澤井信一郎 /企画 高村賢治 /撮影 仲沢半次郎/美術 桑名忠之 /音楽 木下忠司 /録音 内田陽造 /照明 山口利雄 /編集 田中修 /助監督 馬場昭格 /スチール 藤井善男

■キャスト:菅原文太(星桃次郎) 愛川欽也(松下金造) 中島ゆたか(倉加野洋子) 湯原昌幸(万田千吉) 夏夕介(松岡明) 佐藤晟也(小松虎男) 誠直也岩村五郎) 祝直人(山上武) 鈴木ヒロミツ(張摩良治) 安岡力也(柴田) 小林千枝(六号線のマリー) 芹明香(リリイ) 叶優子(テル美) /相川圭子(ナオ美) 城恵美(イサ美) 佐々木梨里(丸井ミドリ) 山本緑(坂本まつ) 小坂知子(高木トモ子) 小松方正(署長) 大木悟郎(次長) 由利徹(正田) 大泉滉(警官) 黒田征太郎(ヤクザ風の男) 春川ますみ(松下君江) 佐藤允竜崎勝) 夏純子(竜崎京子)

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■作品データ:/製作年 1975年 /製作国 日本 /配給 東映 /上映時間 98分

映画レビュー

→『【東映ドル箱シリーズ、発車オーライ!】松竹の『男はつらいよ』シリーズが[純文学]だとすると、東映の『トラック野郎』シリーズは[ギャグ漫画]ぐらいの違いはあった。両作品とも主人公がマドンナに片思いをし、失恋を繰り返すのが毎度のパターンであったが、『トラック野郎』には下ネタと殴り合いの喧嘩とカーアクションが付き物であり、良識派からは低俗・俗悪のレッテルを貼られようが、当時の健全なる青少年たちにとっては非常に刺激的な喜劇映画でしたね。俺の一番星は、今も夜空のどこかで燦然と輝いていることだろう。昭和のB級プログラムピクチャーの雄・鈴木則文監督のご冥福を祈ります。by みつまるさん / 2014年6月16日』

※反権力・反警察というテーマがあって、キンキン演じるジョナサンは元警官と

いう設定があったんスねえーー。初めて知りました!!なるほど、寅さんに通ずる

「一目惚れ」「失恋」「人情」といったキーワードが散りばめられていて、『男

はつらいよ』における車寅次郎が劇中いーっぱい出てくる、といった風情でアッタ♪


●予告編


※次は、姫路も舞台として出てくるらしい、第二弾『トラック野郎 爆走一番星』

を観てみようかしらん~?なんかバキュームカーの汚物をラビット関根が浴びて

糞尿まみれになるという、信じられないシーンもあるそうだが、、、頑張って観

てみましょっとー


スポニチアネックス 「アド街プロデューサー、愛川さんに感謝」

テレビ東京愛川欽也さんの死去を受けて、 4月20日午後のロードショー枠で映画「トラック野郎 一番星北へ帰る」を 追悼番組として放映することを決定した 』

※テレ東さん、今後もTV放映しやすい回からでいいので、どんどん放映

してってくださいねーーーー♪


※今のご時勢じゃ地上波放送は難しかろうな。「下品」というのと

あと、トルコ風呂で寝泊りしてるとか、運んでる荷物から間引いち

ゃう「荷抜き」なんてことが堂々と描かれてるから


★マドンナと初対面で、桃次郎が一目惚れするシーン↓。ベタベタ

すぎてあり得ないようだけど、かえって新鮮?w


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※お星様キラキラって・・・


♪~男の旅は一人旅 女の道は帰り道~♪

んー、深いような・・・浅いような・・・?



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※文太さんとキンキンのコンビはめっちゃ面白くて、ちょっと暗示的~♪

浜辺で、赤フンと白フン姿になって、二人ではしゃぎ合うという「あっ!」

な展開もあったりするのだが、そこのキャプチャーはさすがに自粛する。。


藝術大全 トラック野郎 御意見無用(1975・東映東京)

『本作は元々は菅原文太大親友・愛川欽也が企画した単発作品だった。そのため低予算短期間で即席で作られたのだが、そんな本作が悦っちゃんの『帰って来た女必殺拳』と併映され、なんと1975年度邦画興行成績第8位(3億1900万円)を記録したことから、急遽シリーズ化されることになった。結果的に1979年まで全10作製作されることになった。』

※キンキンが担当してた深夜ラジオで、メインリスナー層のトラック野郎を

題材に映画を撮りませんか?と提案したのが始まりだったみたい。当時、本

業の人たちからは賛否両論入り乱れたという・・・。


☆FC2で第二作「爆走一番星」ハケーン♪


eiga.com トラック野郎 爆走一番星

■解説:“トラック野郎”シリーズ第2作目。スピードに命を張り、恋に身を焦がす長距離トラック運転手の哀歓を描いた喜劇。脚本は「トラック野郎 御意見無用」の澤井信一郎、監督は脚本も執筆している同作の鈴木則文、撮影は「帰って来た女必殺拳」の飯村雅彦がそれぞれ担当。

■ストーリー:派手なデコレーションで飾った11トン車と4トン車を運転する“一番星の桃次郎”と“やもめのジョナサン”こと金造は、今日もペアーを組んで、日本列島を西へ、東へ、北へ、南へ、と突っ走っている。金造と波の女房・君江は、桃次郎に身を固めさせようとしていたが、桃次郎は、姫路近郊のドライブ・イン「おふくろ」でウェイトレスをしている高見沢瑛子に一目惚れした。瑛子は女子大生で「おふくろ」に下宿し、アルバイトをしているのだった。桃次郎は、自分の見合写真を瑛子に渡すように頼むが、金造は勘違いしてパキュームカーの女運転手・杉本千秋に渡してしまった。瑛子との結婚話が進んでいると思っている桃次郎は、太宰治の愛読者である瑛子に近づこうと必死に文学書を読み始めた。一方、千秋は桃次郎に気持が傾き始め、千秋に心を寄せている交通係巡査・赤塚は内心穏やかではない。金造は子供を生むのに忙がしく、まだ新婚旅行に連れて行っていない君江へのサービスで、9人の子供たちを引き連れて、長崎見物に行くことになった。桃次郎も子供の世話を買って出て同行した。一行は長崎で小学生の薫と雄一の姉弟と知り合った。母が死に、出稼ぎ中の父の帰りを待つ健気な姉弟に桃次郎と金造は心を打たれるのだった。桃次郎の瑛子への思慕が一向に冷めそうもないので、金造はついに千秋に事の経過を話した。千秋は「心配せんといて、男なんか邪魔だから…!」と微笑しながらも、心の中で泣いた。そんなある日、元花巻の鬼台貫・金造を仇と狙うダンプの運転手ボルサリーノ2が、復讐を仕掛けてきた。(後略)

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■スタッフ:/監督 鈴木則文 /脚本 鈴木則文 澤井信一郎 /企画 高村賢治 /撮影 飯村雅彦 /美術 桑名忠之 /音楽 木下忠司 /録音 井上賢三 /照明 山口利雄 /編集 鈴木宏始 /助監督 澤井信一郎 /スチール 藤井善男

■キャスト:菅原文太(星桃次郎) 愛川欽也(松下金造) あべ静江(高見沢瑛子) 加茂さくら(杉本千秋) なべおさみ(赤塚周平) 関根勤(堀釜太郎) 織本順吉(小野松吉) 夏八木勲(片岡光二) 山城新伍(須間田三四郎) 宮崎靖男(宮崎) 団巌(姫路丸) 相馬剛(三上州丸) 飯塚文雄(横綱) 清水照夫(関東無宿) きくち英一(北海の虎) 佐藤晟也(佐久の鯉太郎) 佐藤京一(ボルサリーノ3) 南雲勇助(ボルサリーノ4) 沢田浩二 高月忠 幸英二(三人共にトラック野郎) 園佳也子(蝶子) 岡田京子(ミドリ) 笹井うらら(町子) 叶優子(テル美) 城恵美(ナオ美) 笑福亭鶴光(エロ本売りの兄ちゃん) 藤山浩二 亀山達也(共にヤクザ) 大木晤郎(倉庫の係員) 由利徹(カメラマン) 高並功(警官) 大泉滉(中年男) 三原葉子(厚化粧の女) 研ナオコ(女教師) 春川ますみ(松下君江) 梅地徳彦(松下幸之助) 梅津昭典(松下幸次郎) 白鳥正子(松下美智子) 菊地優子(松下華子) 千葉由美(小野薫) 田中邦衛(ボルサリーノ2)

■作品データ:/製作年 1975年 /製作 日本 /配給 東映 /上映時間 96分

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※おおおー、40年前の姫路市街だ~~。ちょっとウレシス。昔の姫路城をバックに!


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※なるほど、大体ストーリーの骨格は解った!桃次郎はマドンナに

振られるが、桃次郎を好きになったもう一人のサブマドンナは、劇中

あまりパッとしない脇役(「男はつらいよ」でいう寅さん的風貌の奴

:第一作では湯原昌明、第二作ではなべおさみが好演♪)と一緒にな

ってソッチはハッピーエンド、という寸法。な~~~るほど。こりゃ

ハマるなぁーーーー。


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※そして、毎回ライバルが登場するんだな。今回は、田中“ボルサリーノ”

邦衛!!いや~~、これまた、カッコいいんだかカッコ悪いんだかwww


●舞台裏 特番発掘


※寅さんはやっぱりライバルだったんだねー。よし、トラック野郎関連

の日記は。「寅さん書庫」に分類することにしたぞっ!




ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■5月4日の言葉:アマゾンでは満月の夜はすごく明るくて、旅ができます。本も、文庫本の小さな字が読めます。だから生活のなかで、自然と月のことが気になるんです(関野吉晴さんが『「人類の旅」に魅せられた人。』の中で)


◎関連リンク

グレートジャーニー


※確かに、真っ暗闇というものを最近経験していない・・・。昔、田舎に

泊まったとき、夜の暗闇の恐ろしさにガクブルだったことを、ふと思い出すー


「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《近代史》1919年5月4日:5・4運動起こる

・・・この日、中国の北京で21カ条要求の取り消しなどを求める集会が行われました。この動きは全国的な反日反帝国主義(5・4運動)として拡大し、その後の中国のナショナリズムにも大きな影響を与えましたー


細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など


◎関連動画

・深淵 人間椅子

♪~真っ暗闇を手探りまさぐり こわごわ進む

      曲がりくねり 洞穴そこらに 木霊が返る ~♪



◎連想ゲーム

※「真っ暗闇」と言えば・・・今年のオリックス森脇号の未来ですね。

  もはや、他チームのリハビリ施設と化しています。。。