eiga.com 作品情報『駆込み女と駆出し男』

■解説：井上ひさしの時代小説「東慶寺花だより」を原案に、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督が初めて手がけた人情時代劇。舞台は江戸時代の鎌倉。幕府公認の駆込み寺・東慶寺には離縁を求める女たちがやってくるが、寺に駆け込む前に、御用宿・柏屋で聞き取り調査が行われる。柏屋の居候で戯作者に憧れる駆出しの医者でもある信次郎は、柏屋の主・源兵衛とともに、ワケあり女たちの人生の新たな出発を手助けすることに。信次郎役に大泉洋。駆込み女に戸田恵梨香、満島ひかり。樹木希林、堤真一、山崎努らが脇を固める。

■スタッフ：／監督　原田眞人　／原案　井上ひさし　／脚本　原田眞人　／製作総指揮　大角正　／企画　井上麻矢　石井美保子　田辺昌一　／プロデューサー　榎望　升本由喜子　住田節子　／撮影　柴主高秀　／照明　牛場賢二　／美術　原田哲男　／録音　鶴巻仁　／整音　矢野正人　／衣装　宮本まさ江　／編集　原田遊人　／音楽　富貴晴美　／音楽プロデューサー　小野寺重之　／助監督　井上昌典　／ラインプロデューサー　相場貴和　／アソシエイトプロデューサー　西川朝子　寺西史

■キャスト：大泉洋（中村信次郎）　戸田恵梨香（鉄練りじょご）　満島ひかり（お吟）　内山理名（戸賀崎ゆう）　陽月華法（秀尼）　神野三鈴（おゆき）　宮本裕子（玉虫）　松本若菜（お種）　円地晶子（おみつ）　玄里（おせん）　武田真治（重蔵）　北村有起　（哉鳥居耀蔵）　中村育二（水野忠邦）　山崎一（石井与八）　麿赤兒清（拙）　キムラ緑子（お勝）　木場勝己（利平）　高畑淳子（女貸本屋）　橋本じゅん（近江屋三八）　井之上隆志（鼻山人）　山路和弘（渓斎英泉）　でんでん（為永春水）　中村嘉葎雄（風の金兵衛）　樹木希林（三代目柏屋源兵衛）　堤真一（堀切屋三郎衛門）　山崎努（曲亭馬琴）

■作品データ：／製作年　2015年　／製作国　日本　／配給　松竹　／上映時間　143分

オフィシャルサイト

※「ちゃんとした時代劇」というのを見せ付けられた感じ！原案が井上ひさしさん

だけあって、台詞の一つ一つに、含みと重みが備わっていた様に感じたー

●予告編動画

※予告がまたようできてること！これはヒットしそうな予感、大!!

eiga.com ﾆｭｰｽ大泉洋のプロモーション力に監督も感心「続編作れる」伝統の継承へ初の時代劇

→ 『大泉洋主演で江戸時代の離婚事情を描く映画「駆込み女と駆出し男」が5月16日、全国311スクリーンで公開初日を迎え、大泉をはじめ、共演の戸田恵梨香、満島ひかり、キムラ緑子、内山理名、武田真治、原田眞人監督が東京・丸の内ピカデリーでの舞台挨拶に立った。満員となった客席を見渡した原田監督は、「大泉さんが異常なくらい怒涛（どとう）のプロモーションに出てくれていて、感動している」と大泉のプロモーション力に感心しきり。早くも続編への意欲を示し、「うまくいけば続編作れるかなと。『ホンマでっか!?　TV』で（大泉が）先生方に集中砲火にあっているところは続編の導入部にいい。門倉先生には出てもらって」と、具体案と同番組に出演する経済評論家・門倉貴史氏へのオファーまで飛び出した。／大泉は「首をつられるシーンがつらかった」と明かし、「スタントさんが来てらっしゃたのに監督のカットが遅くて本当につられちゃったんですよ」と恨み節。戸田も「ひかりちゃんを負ぶって階段を上がっていくシーンで『人の命を預かるってこういうことなんだ』とかなり緊張した。監督のカットが遅くて、『まだかよ』って思いながらやっていました」と原田監督の粘る撮影手法に苦労したことを明かした。これを聞いた原田監督は「モニターを見てスタッフ全員応援していた。『あと1歩！　もう1歩行けば主演女優賞！』って（笑）」と称賛と笑いで煙に巻き、満足げな表情を浮かべていた』

※首吊られるところ、マジで危なかったのﾈﾝw なるほど会心の演技は」そのせいかｰ

※東慶寺として登場したロケ地は、ほとんどが姫路の書写山円教寺だったとか！

よく見慣れた風景がいっぱーい登場して嬉しかったなりん～♪

YOMIURI ONLINE 原田真人監督

→ 『会話も、江戸っ子のテンポを意識した。最初はどんどん速度を上げ、それから少し落とし、リアルなスピードを見つけていった。「信次郎の会話のスピードは、大泉洋しかないと思った」／信次郎が寺の女性の妊娠問題を解決しようとする場面は、兵庫県姫路市の書写山円教寺で撮影された。原田監督が俳優として出演したハリウッド映画「ラスト　サムライ」で出会って以来、自身の作品でも使いたいと熱望していた場所だ。／大講堂での審問を、女性たちは広場を挟んだ向かいのお堂側で見守る。カメラはその中から、じょごを探して焦点を合わせる。「ピタッとすぐ止まるのではなく、探すようにと指示を出した。記録性のある撮り方を入れている」。それが、実際に起きている事態を目撃しているような感覚を観客に与えるという。「僕の映画は、フィクションとノンフィクションの隙間を狙ってもいる。準備したきっちりしたカットと記録性のあるカット。場面にあわせ、その割合を変えている。例えば殺陣なら６対４で、記録性が高くなる」』

※速い台詞回しにしても、最後に出るテロップの消える速さにしても、もちょっと

観客の立場になって創ってくれないか、とちょっと思ったが・・・。難しい用語な

どは、字幕感覚で解説を付ければよかったと思うな。時代設定などに詳しい人には

邪魔っけになるんだろうけども、あえて、だ。

ぴあ映画生活原田眞人監督×大泉洋

→ 『原田監督は、自身が出演した『ラスト・サムライ』を振り返り「（出演時）初めて書写山円教寺と出会いました。あの壮大な寺院空間での撮影を見学したとき、いつかここで、自分の手で、日本時代劇映画の歴史を継承する作品を作るのだと、心に誓ったわけです。（本作は）初めに円教寺ありき、なのです。初めて組んだ若い世代の俳優たちも素晴らしかった。大泉洋の信次郎は井上ひさし世界の戯作者を見事に演じ切って唯一無二です。やっとめぐって来た初時代劇の現場は爽快愉快でした。世界と真っ向勝負できる一本が生まれたと確信しています」と語っている』

※背景も心和むものが多く、じっくりと楽しめたー。あぁ風鈴のシーンの美しさよｰ

372log＠姫路兵庫出身の戸田恵梨香が、円教寺を知らなかった理由

→ 『今月16日公開の映画「駆込み女と駆出し男」に出演している戸田恵梨香さん。兵庫出身なのに、ロケ先の書写山円教寺を知らなかったそうです。１つの理由は、戸田さんが姫路市の小学校に通っていなかった（神戸市出身）から。姫路で育つ子にとって、書写山修行（林間学校）は義務教育ですが、姫路以外の子どもはそうではありません。さらに、彼女にはもう一つ理由がありました。「私、圓教寺行ったことないと思うんですよね。全然記憶になくって。でも、兵庫にこんな素晴らしいところがあるんだって誇らしくなりました」とコメント。（中略）全然大阪って分からないんですよ。16歳までしか関西にいなかったので。16歳の頃といえばお金も無いので、神戸から大阪に行くことがなくて書写山円教寺はおろか、大阪も知らなかった（行ってなかった）んです。」／兵庫にこんな素晴らしいところがあると、やっと気付いてもらって嬉しいですが、その前にもう少しその他関西のことも知って欲しい気がしました』