【西遊記~はじまりのはじまり~】
■スタッフ:/監督 チャウ・シンチー /共同監督 デレク・クォック /製作 チャウ・シンチー アイビー・コン /製作総指揮 エレン・エリアソフ ドン・ピン ビル・コン /脚本 チャウ・シンチー デレク・クォック ローラ・フオ ワン・ユン ファン・チーチャン ルー・ゼンユー リー・シ ン・チン アイビー・コン /撮影 チョイ・サンフェイ /美術 ブルース・ユー /編集 チャン・チーワイ /音楽 レイモンド・ウォン /アクション指導 クー・フェンチウ
■キャスト:スー・チー(段) ウェン・ジャン(玄奘) ホアン・ボー(孫悟空) ショウ・ルオ(空虚王子)
■作品データ:/原題 西遊 降魔篇 /製作年 2013年 /製作国 中国 /配給 日活、東宝東和 /上映時間 110分 /映倫区分 PG12
※全く先の読めないチャウ・シンチー・ワールドに引き擦り込まれて圧倒
された、、、時折入るバカバカしい展開も、アクセントになっていて全然
興醒めには繋がらなかったしー。妖怪CGはリアル感より面白さ重視って
ことでw 充分楽しめたでござる!
→ 『シンチー監督といえば、監督・脚本・製作に加え、出演もこなすマルチな才人。本作では監督のみに専念しているが、その理由を「僕が出る出番がなかった」と冗談めかしながら、「僕が女の役を演じるわけにもいかないし、玄奘は若いし、猪八戒はマスクをかぶっているし、沙悟浄にはあまり興味がない(笑)。孫悟空は醜いキャラクターなので僕のような美男子じゃあ、ちょっとね(笑)。メインキャラクターにすごくいい役者さんがそろったので、僕の出番がなくても全然問題なかったんだ」と俳優陣に全幅の信頼を寄せていた』
→ 『久々に完璧な娯楽映画を観ました! 些細な部分など、どうでもいいと思わせる強烈なエネルギー! マジとギャグの見事な使い分け!堂々とした安っぽさの演出!計算されたストーリー展開! これこそがボクの理想とする娯楽映画の最高峰であります!お世辞を言ったところでボクに得があるわけでもないのでけっして大げさな表現でもなんでもありません。 ボクは職業柄、映画を観ていても、つい先の展開を考えてしまったりする 悪いクセがあるのですが、 この映画に関しては有名な「西遊記」がモチーフで あるにもかかわらずまったく予想ができませんでした。 映画のセオリーやルールのようなくだらない概念だって通用しないのです。 この素晴らしい裏切りの末、きっちりと壮大で新しい本場ならではの「西遊記」 になっているし、 監督のいつものテーマである「愛」と「小さなギャグ」も貫かれていることに感激します。 監督の情熱のまま、思いどおりに完成させたことが画面からバシバシ伝わってきます。 興行成績を優先するあまり観客に媚び、映像ばかりがすごくて内容といえば チャレンジ精神も個性も希薄な大作映画ばかりが氾濫する中で、このことだけでも、 小気味良さにどれほど感激したことか! もう、どう表現していいか解らないぐらい最高の「西遊記」でした!! ちなみに、キャラクターの個性や役者さん達の人選も素晴らしく、 特に最初イメージ的に意外にも思える孫悟空の役者さんの 演技の巧みさには感心させられました。(鳥山明)
/ひとつの発想、百の満足。西遊記の原点を描いた、この作品は、今までの西遊記の概念を根底から覆した。 まさか私が演じた猪八戒があんな姿だったとは!(左とん平)/「Gメン'75」のBGMに加え「柔道一直線」のBGMも多用するチャウ・シンチーの異常な東映愛に驚愕・爆笑!!若い時の石坂浩二のようなウェン・ジャンの恋愛模様、妖怪大行進の内容はボンクラ日本人こそ一番理解できるだろう(河崎実)/仏の教えと下ネタが共存できるなんて……空前絶後で色即是空な作品です!(辛酸なめ子)/笑いながら、ふとその奥に垣間見える恐怖に気づき戦慄しました。人の悪夢をのぞき見してしまったような、あるいは本当に妖術をかけられたような……(山崎貴)』
※うあー、河崎実さんとおんなじ感想やー。妖怪ハンターの玄奘は、ボサボサ
頭と整った顔立ちから、やっぱり初代金田一耕介(映画版)を連想するよねー?
※DVDで、日本語吹き替え版で観たのだが、「ア~ンタ馬鹿ァ~?」の台詞で
やっと、稲垣早紀チャンが声をあてていた事に気付いた。狙ってんなぁーーーー。
※スー・チーたん、相変わらずお魚さん的なカワユサ全開!
※とるニュース記事によれば、チャウ・シンチー監督、エキストラとして
とある重要な役どころで出演しているんだとか。ただし、メイクが濃くて
判別はできないでしょうが、と注釈をつけておられやした!
※孫悟空のビジュアルの意外性は秀逸!バイキングの小峠並みのショボさ。
2位 『かぐや姫の物語』(13)
3位 『They Came Together(原題)』(未)
4位 『スノーピアサー』(14)
5位 『ホドロフスキーのDUNE』(14)
6位 『西遊記~はじまりのはじまり~』(14)
7位 『ザ・レイド GOKUDO』(14)
8位 『The One I Love(原題)』(未)
9位 『コングレス』(未)
10位 『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)
→ 『1位に選ばれた『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は、本来なら今年1番のヒット作でもおかしくないとの評価だ。本作の英語タイトルは公開当時、原作及び邦題と異なり『Edge of Tomorrow』だったが、タイトルが曖昧と指摘している。この指摘は他の媒体からも上がっており、実際に欧米では『Live Die Repeat:Edge of Tomorrow』と、「生きる、死ぬ、繰り返す」というタイトルを加えてのDVD/Blue Rayリリースとなった。
2位の『かぐや姫の物語』は海外の賞レースでアニメ賞などを受賞しているが、アメリカの劇場ではあっという間に公開が終わってしまったとのことだ。ほか外国映画では、チャウ・シンチー監督の『西遊記~はじまりのはじまり~』が6位にランクインした。シンチー監督作は『カンフー・ハッスル』以降、アメリカでは無視されているに等しいとのことだが、本作は観るに値するとオススメしている。7位の『ザ・レイド GOKUDO』は、余分なセリフがなく、ピュアにアクションを楽しめるという』
※チャウ・シンチーらしいベタベタ展開であるが、、、愛おしさも感じる!
あと、日本版の西遊記では沙悟浄は河童だが、本来はああいう魚系の妖怪
だったんだよなぁー、というのを改めて確認せり。岸部シローの河童沙悟
浄ナツカシス。
ペパーミントの魔術師 三蔵法師のRPG.~「西遊記 はじまりのはじまり TCX日本語吹替版」~
→ 『大阪のオバチャン、笑いにはうるさいです。チャウシンチーが思ってる笑いのツボと若干ズレてしまってう~んってとこもあるにはあったんですけど、こればっかしはお笑いが好きでもどの芸人が好きかでぜんぜん笑いのタイプが違うのと同じで、いい悪いとかいう問題じゃなくて自分に合うか合わないかだけの話でしゃ~ないですね。でもド派手なアクションでもって最後まで押し切られた感じで、映画そのものは十分面白かったです。・・・実は最後の旅立ちのシーンがいちばんウケてたけどね。(!)その音楽使うか~~!・・・日本版だけかと思ったら最後のエンドクレジットでしっかり出てるってことは、ほかでもあの音楽流してるはずですよね~・・・。日本しかわからんやろその元ネタって。(^_^; )』
●Gメン75 テーマ ナレーション入り
http://www.dailymotion.com/embed/video/x2602hq
※どうせだったら、最後、4人一人ひとりをアップにして、「玄奘三蔵・ウェン・
ジャン」・・・などとキャスト紹介も真似してほしかったナリヨーw
「ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”
■6月14日の言葉:僕らが「桐」を使うとしたら、重視するのは保湿性とか保温性。快適ないい環境を維持するために「包む」ようなところには桐を使うんです。あとは、床の間の落とし掛け、いいものは桐ですね。力のある床柱に対して、力のあるものを当ててくると、やっぱり野暮なんです。そこで、ひじょうに柔らかくて軽快なんだけど、大切な材質として桐を使うんですよ(三浦史朗さんが『「わたしのおはし」ができるまで。』の中で)
「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”
《室町・戦国時代》天文10年(1541年)6月14日:武田信虎が追放される
・・・甲斐の戦国大名・武田信虎が、息子の晴信によって追放されました。武田晴信はのちの武田信玄です。父を排除したことで晴信は武田の家督を継ぎ、これを天下をうかがうほどの大勢力にまで成長させますー
※お箸の握り方、鉛筆の持ち方、など、最近の子供は出来てない子が多いデスー。
まぁ、かくいうワチクシも、あまり褒められたものではないのですがネェ・・・