【バケモノの子】賛否両論でリアルに戦いが起こりそうー

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eiga.com 作品情報 『バケモノの子』

■解説:「おおかみこどもの雨と雪」の細田守監督が同作以来3年ぶりに送り出すオリジナル長編アニメーション。渋谷の街とバケモノたちが住まう「渋天街(じゅううてんがい)」という2つの世界を交錯させながら、バケモノと少年の奇妙な師弟関係や親子の絆を描く。脚本も細田監督が自ら手がけ、声優には、渋天街のバケモノ・熊徹に役所広司、人間界の渋谷から渋天街に迷い込み、熊徹の弟子となって九太という名前を授けられる主人公の少年に宮崎あおい(少年期)と染谷将太(青年期)、ヒロインとなる少女・楓に広瀬すずと豪華キャストが集結している。

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■スタッフ:/監督 細田守 /原作 細田守 /脚本 細田守 

/製作 中山良夫 齋藤佑佳 井上伸一郎 市川南 柏木登 中村理一郎 

薮下維也 熊谷宜和 /ゼネラルプロデューサー 奥田誠治 /エグゼクティブプロデューサー 門屋大輔 高橋望 /プロデューサー 齋藤優一郎 伊藤卓哉 千葉淳 川村元気 /ラインプロデューサー 和気澄賢 /アソシエイトプロデューサー 佐藤譲 伊藤整 鈴木智子 /作画監督 山下高明 西田達三 

美術監督 大森崇 高松洋平 西川洋一 /色彩設計 三笠修 

/CGディレクター 堀部亮 /美術設定 上條安里 /衣装 伊賀大介 

/編集 西山茂 /録音 小原吉男 /音響監督 赤澤勇二 

/音楽 高木正勝 /音楽プロデューサー 北原京子 

/主題歌 Mr.Children /キャスティングディレクター 増田悟司 /制作 スタジオ地図

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■キャスト(声の出演):役所広司(熊徹) 宮崎あおい(九太ー少年期ー) 染谷将太(九太ー青年期ー) 広瀬すず(楓) 山路和弘(猪王山) 宮野真守(一郎彦ー青年期ー) 山口勝平(二郎丸ー青年期ー) 長塚圭史(九太の父) 麻生久美子(九太の母) 黒木華(一郎彦ー少年期ー) 諸星すみれ(チコ) 大野百花(二郎丸ー少年期ー) 津川雅彦(宗師) リリー・フランキー(百秋坊) 大泉洋(多々良)

■作品データ:/製作年 2015年 /製作国 日本 /配給 東宝 /上映時間 119分

公式サイト

※観に行く前に軽く調べたネット掲示板上での評価のあまりの格差に

愕然とした。賛辞する人も否定する人も、いずれもが具体的な論拠を

持って堂々と意見している!いったい、どういう作品なのか・自分は

どちらに与する事になるのか・・・なんかいつもとは違った緊張感が

あったヨー。劇中の「ザ・対決」のように・・・


まずは「賛」の記事・・・。まあ、大手はそない悪口は書かれへんやろうなー


ぴあ映画生活 親子の絆に感動!細田守監督作『バケモノの子』に高い満足度

『「ぴあ」調査による2015年7月10日、11日のぴあ映画初日満足度ランキングは、孤独な少年とバケモノの交流を描いた細田守監督による長編アニメーショ「バケモノの子」がトップに輝いた/親と子、そして周囲との絆が描かれた本作だが、様々な動物をモチーフにしたバケモノたちや、バケモノが暮らす街、バケモノ同士の決闘などエンターテインメント作品としても楽しめるポイントが沢山ある。「多彩なキャラクターが描かれていてよかった」「ラストの熊徹のバトルシーンはかっこよかった」「バケモノの世界での買い物シーンは、人間世界にない変わった物が出てくるので異世界を楽しめた。勝負のシーンはこちらも緊張するくらい見応えがあった」といった感想があがり、性別や年代を超えて楽しめる作品となったようだ。』

そして、清々しいまでの「否」www


朝日新聞デジタル 「バケモノの子」にはアレがない(小原篤のアニマゲ丼)

細田守監督の最新作「バケモノの子」(公開中)を見てきましたが、うーん……いまいち感情移入できませんでした。子どもの成長も修行も青春も恋愛もアクションもファンタジーもありサービスてんこ盛り、映像はリッチ、メッセージは健全明朗、青い空には入道雲。――と構えは盤石なのですが、悪いところは、手垢(てあか)のついた常套(じょうとう)表現を使いすぎ、出来事を詰め込みすぎ、心情を言葉で語りすぎ。でも、これらのキズは心をワシづかみにするようなドラマの芯さえあればかき消せるもの。今回はその、ワシのツメの食い込みが足らなかったと言うべきでしょうか。細田監督の「サマーウォーズ」も「おおかみこどもの雨と雪」も、キズは気になりながらも私の中では愛がまさったのですが……。』


※バケモノ界での繊細なストーリーの積み重ねに比べて、人間界(途中から舞い戻って

くるのだが)での人との出会い、やりとり、会話などが、じつ~~にあっさり風味。

ダイジェスト版でも見ているのかと思うくらい。そこが中盤でダレたところだ。しかし

個人的には、結論を書くと、そういうアラ以上に、映像の迫力と勢い(?)で押し切ら

れて、大団円はそこそこ感動できたので、合格としたいのだ。ギリ、良かったワ、と。


●映画「バケモノの子」、ミスチルが主題歌 予告編含む


・7月11日公開のアニメ映画「バケモノの子」の主題歌が、Mr.Childrenのニューアルバム「REFLECTION」(6月4日発売)に収録されている「Starting Over」に決定した。本作は2006年の「時をかける少女」、09年の「サマーウォーズ」などを手掛けた細田守監督の最新作。主題歌に起用されたことについて、桜井和寿は「この素晴らしい作品に、微力でも携われることに大きな誇りを感じています」とコメントを送った。


☆こんな書籍まであるもんだから、もう「鯨」のくだりは全部、何の伏線もない

ゴリ押しの宣伝に過ぎないのかと。。。


カドカワ 白鯨 上 スタジオ地図監修によるオリジナルカバーで名著復刊!

→『イシュメールは捕鯨船ピークォード号に乗り組んだ。船長エイハブの片脚を奪った巨大な白いマッコウクジラ“モービィ・ディック”への復讐を胸に、様々な人種で構成された乗組員たちの、壮絶な航海が始まる!/発売日:2015年06月20日 /電子書籍配信日:2015年06月20日 /定価(税込): 778円 文庫判 角川書店


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※↑こういう説明を、なぜワンカットも入れないんだろう。惜しいヨネーーー

あと、バケモノ界と人間界を自由に行き来できる設定にはワクワク感がない!

ナルニア国物語』しかり、『不思議の国のアリス』しかり、異次元への

入り口は、予期せぬときに偶然開いてこその面白さでしょうよーっ!!


大泉洋が映画「バケモノの子」”猿似”で声優に起用される


※多々良は、「いい大泉洋」です!!


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※チコは、ほとんど空気。というか、ここまでグッズを意識した無理矢理キャラ

は久々かも。『ハウル』に出てきたザコキャラたちに通じる違和感は拭えないー

あとから考えると、辻褄の合わないことだらけ、ではあるが・・・宮崎パヤオ

師匠の晩年の作品(前述の『ハウル』などネ)と比べたら、まだマシじゃないか?

と擁護はしたくなるところだワー


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※一郎彦も楓も、単体ではなかなかいい役割を担っているのに、影が薄く感じる

のは勿体無かったー。いっそ両者を一人のキャラクターにまとめて、 暴走しちゃ

ったヒロインを助けたいから人間界に戻る、みたいな展開にした方が良かったよ

うな気がするゾ~~、ウン。


役所広司 宮粼あおいインタビュー やったもん勝ちの役づくり! 作品以外の参考資料はいらない


※役所さーん、細田さんを褒めるときに、宮崎パヤオ監督を

引き合いに出すのはNGだよーーーーーーんw


Akira's VOICE バケモノの子

『夏休みの低年齢層向けの世界観と、囃し立てるような音楽にうるささを感じて前半は正直、入り込めなかったが次第に「ベストキッド」を彷彿とさせる師匠と弟子の姿に応援ができるようになってからはイッキに没頭。ただ、「人間界」と「バケモノ界」二つの世界の表裏一体感をもう少し如実に表してほしかった気持ちはある。/鯨が舞う渋谷の映像は恐ろしさと美しさを共存させて白眉だった。/儚さの魅力ボイスを持つ宮崎あおい広瀬すずは声優に最適やね。』

※同意。「人間界」と「バケモノ界」の描き方がイマイチ、終盤、人間界に若干の

影響が出るシーンがあって、ゾクゾクッとさせられたが、その後が急速に自然解決

してしまい、少し肩透かしだった。/宮崎あおいさんはスゴイね。本物の声優さん

以上じゃないかしらん?と思える台詞の波状攻撃!それゆえに青年期のあの俳優が

なぁーーー、比較するとチョット劣って聴こえちゃうワナァーーーーー


ペパーミントの魔術師 バケモノの子 試写会TOHOシネマズくずはモールにて

『バトルシーンが多くて男の子が喜びそうなアニメでもありますが、ものすごく子育て論みたいな作品でもありますね。(*^_^*) 子供連れで見に行ったお父さんお母さんのほうがしみじみ感じる映画ではないでしょうか?(*^_^*) 育てているようで育てられている、そうやって親になるんだよってのを。その関係がうまくいってても人は心に何がしかの闇を抱えることもある。でも必ず誰でにも一緒に闘ってくれるひとがいて、どんなことも乗り越えていけるんだよって。・・・理想論かもしれないけど。アニメのなかくらい希望持ちたいじゃない?/ベストキッドみたいな展開を思ってて、いやはや話の大事なとこはもっと別なとこにありました。ホントの強さってなんだ?ってのはまちがってなかったけど、こういうストーリー展開とは思ってなくてでもそれを十分楽しめました』

※親視点での見方、なるほど~~~~~、と感心させられる。


オマケのニューーース


オリコンスタイル くまモン、金王八幡宮でスイカ奉納 『バケモノの子』とキャンペーン

熊本県の営業部長・くまモンと『バケモノの子』(7月11日公開)に登場するバケモノのキャラクター・熊徹が、映画の舞台になる東京・渋谷に現れ、金王八幡宮にお参りをした。/細田守監督の最新作『バケモノの子』の舞台になるのが渋谷。熊徹はくまモンを連れて渋谷を案内し、金王八幡宮では、くまモンが熊本の特産物のスイカを奉納。熊徹は境内で得意の剣術を披露した。/「バケモノの子」では、映画を観た人に熊本の名産が当たる「クマモトの子」キャンペーンを実施する』


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※結論。作品にストーリー性を求める人には不評。雰囲気重視の人は絶賛。

そういうことなのかなー?と。自分は因みに後者寄り(変則支持)?みた

いな立場!!できれば、細田さん、山田洋次監督みたいに、補佐の脚本家

付けましょうねぇーーーーーっ!!ちゅうことで、、、ではまた次回!




ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■7月14日の言葉:白の空間のよさは、ダイレクトにものが伝わることなんです。ギャラリーであれば作品がまっすぐ伝わる。じゃあ住宅の白は何のためかといったら、「人の気配」をダイレクトに感じるためだと思うんです。たとえば、子どもとかの気配です(山本忠臣さんが『山本忠臣さんと白い空間。」』の中で)



「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《近代史》明治4年(1871年)7月14日:廃藩置県が行われる

・・・この日、詔が出され、廃藩置県が行われました。各地方の藩を廃止し、中央政府の管理する県を置くもので、江戸時代の体制を解体し、新たに中央集権の仕組みを構築する第一歩となった大改革でしたー


細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など


◎関連動画

・白い部屋 沢田研二



※ジュリーには白い衣装もよく似合ってたっけー。

最近はなにやらコンサートの客といざこざ起こして

暴言を吐くという、“黒いジュリー”も顔を見せて

いるらしいけど・・・。