【オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分】
■スタッフ:/監督 スティーブン・ナイト /製作 ポール・ウェブスター ガイ・ヒーリー /製作総指揮 スチュアート・フォード ジョー・ライト スティーブ・スクイランテ デビッド・ジュールダン /脚本 スティーブン・ナイト /撮影 ハリス・ザンバーラウコス /衣装 ナイジェル・エガートン /編集 ジャスティン・ライト /音楽 ディコン・ハインクリフェ /音楽監修 ニック・エンジェル
■キャスト:トム・ハーディ(アイヴァン・ロック) オリビア・コールマン(ベッサンー声ー) ルース・ウィルソン(カトリーナー声ー) アンドリュー・スコット(ドナルー声ー) ベン・ダニエルズ(ガレスー声ー) トム・ホランド(エディー声ー) ビル・ミルナー(ショーンー声ー)
■作品データ:/原題 Locke /製作年 2013年 /製作国 イギリス・アメリカ合作 /配給 アルバトロス・フィルム /上映時間 86分 /映倫区分 G
※主演のトム・ハーディは、『マッドマックス 怒りのデスロード』ん時は
冒頭あっさり捕まって愛車から引き摺り下ろされていたけど、本作において
は最後まで車に乗り続ける!!いや、つうか車に乗っているシーンしかない
のだ!ウォーボーイに襲われることもなく、安全運転で電話をかけ倒す!!
(運転中、あんだけ電話しまくるのも、たいがい危険だと思うけどナw)
※ずーーっと、運転してるシーンしか出てこないのだが、見せ方を工夫して、
最後まで飽きささずに引っ張るのがスゲエと思った!
→Ratings: 7.1
※評価はとても高い。映画としての面白さというより、演劇を観る
面白さに近い気もー。演技派カメレオン俳優の独り舞台公演、だね
言ってみれば・・・。欲を言えば、特殊な設定ならではのどんでん
返しとかがあったらもっとノれたかも。実は電話相手のうちのどれ
かが架空だったり、とかなw
※はい、おっしゃる通り!余計な揉め事に巻き込まれたくはないぞっ!
→ 『世界中のマスコミから、「シェイクスピアなどの演劇を観ているようだ」と称賛を受けていることに対し、トムは、「それは嬉しい。むしろ朗読劇と言ったほうがいいかもしれない」と、本作をひと言で語る。本作の撮影スタイルは、トム自ら監督に提案したというが、「かなり実験的なものだったよ。全ての台詞のキューカードを出してもらい、それを読み上げるという撮影方法をとったんだけど、全てのセリフをオートキューで読み上げたいなんて、ほかの監督にとってはとんでもないことだと思う」と言う。
「でも、監督は僕を信じて受け入れてくれたんだ。リズムは分かっていたし、どんな画を撮っているのかも理解していた。電話の相手が誰なのか、また彼らそれぞれの物語についてもね。それから、電話の向こう側で常に感情を引き出してくれる素晴らしい共演者がいたことが大きな支えになったよ。それと、サイトリーディング(即読)ができるということが幸いしたかな。僕の特技の一つで、話している時でも何かを見せられればそれを読み上げることができるんだ」と、たった1人の“朗読劇”の裏側を明かし、「僕の仕事は、子どもが生まれること、そしてアイヴァンと家族の関係が変わっていくという、その状況の変化や流れを絶やさないように、ただ反応を返すだけだった」と謙遜を見せた』
※役者の演技力にこれほど頼った脚本も珍しい~。いや、普通に妻や愛人、
部下の電話してるシーンも入れてけば、もっと普通~に観易いサスペンス
ドラマに化けてもいただろうに。奇をてらって、あまり興行収入には繋が
らなかったのかなー?映画通への話題提供にちょい貢献した程度ー?
個人的には、「嫌いじゃないけど・・・マックスの影がちらついて純粋に
は楽しめなかったかなぁー」といった感想ダ。
※ええ曲やぁ~~~~~♪ついでに、こんなハイウェイものもw↓
「ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”
■10月31日の言葉:私の結婚した人、つまり旦那が、あるとき船に乗って久慈の港に入ってきました。そのときの旦那が、カッパ姿だったんですよ。男らしいというか、すごくカッコよくてね(菅野一代さんが 『カッパに惚れた、牡蠣の一代さん。』の中で)
「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”
《世界史》1517年10月31日: 95か条の論題が提示される
・・・ドイツの神学者・ルターにより、「95か条の論題」が掲示されました。当時キリスト教会が積極的に販売していた免罪符に対する抗議の文書で、宗教改革のきっかけになったとされますー
※「どんな日も、あって良かった」