【メイズ・ランナー】これなら『進撃の巨人』の方がワクワクできたなー
■スタッフ:/監督 ウェス・ボール /製作 エレン・ゴールドスミス=バイン ウィク・ゴッドフリー マーティ・ボーウェン リー・ストールマン /製作総指揮 ジョー・ハートウィック・Jr. エドワード・ガマラ リンジー・ウィリアムズ /原作 ジェームズ・ダシュナー /脚本 ノア・オッペンハイム グラント・ピアース・マイヤーズ T・S・ノーリン /撮影 エンリケ・シャディアック /美術 マーク・フィッシェラ /衣装 シモネッタ・マリアーノ /編集 ダン・ジマーマン /音楽 ジョン・パエザーノ
■キャスト:ディラン・オブライエン(トーマス) カヤ・スコデラーリオ(テレサ) アムル・アミーン(アルビー) トーマス・ブロディ=サングスター(ニュート) キー・ホン・リー(ミンホー) ウィル・ポールター(ギャリー) パトリシア・クラークソン(エヴァ・ペイジ) ブレイク・クーパー(チャック) デクスター・ダーデンフライ(パン) クリス・シェフィールド(ベン) ジェイコブ・ラティモア ジョー・アドラー カール・グリーン ランドール・D・カニンガム アレクサンダー・フローレス
■作品データ:/原題 The Maze Runner /製作年 2014年 /製作国 アメリカ /配給 20世紀フォックス映画 /上映時間 113分 /映倫区分 G
※もし、『キューブ』の大規模バージョンになっていたとしたら楽しかろうなー
などと勝手に映画への先入観持ちまくりで鑑賞。・・・の結果、やはり「思て
たんと違ぁーーう!」(笑い飯・西田風)状態に陥ってしまう。モンッスター
とか要らんねーーん!!みたいなw
※ヒットするかどうか不明なのに、「三部作第一弾!」などと銘打つのって
まずどうなん?ってことやわなー。「映画業界ちょっと舐めてるように思わ
れないだろうか~?」という発想にならないのが不思議。こずるく前編・後編
に分けて興収増を目論むのがセコいとするならば、コレはさらにその上を行
く大ズルを感じてしまうー。パート1、パート2と大コケして、パート3が
作れんようになったらオモロイのになぁ、などと意地悪なことまで考えてし
まったことよー。ああ、底意地が悪いことよノウ・・・
※迷路を解いていく面白さがまるでなかったなー。もう続編2つはスルーに
決定したよ。観るか観ないか、という迷いの迷路には・・・ハナから入らぬ!w
→ 『これだけのものを見せられ、あのようなところでエンドロールを見せられて、しかも続編が決まっているとのニュースまで流しておいて、聞くとそいつはこれからつくるという。うますぎる前菜に満足して次の魚料理の皿はとシェフに聞いたら、これから釣りに行ってくるよと満面の笑みで答えられたようなものである。たのむから、先に作って準備しておいてくれよと、無茶な要望を提出したくなる。それほどに面白い、子供たちのサバイバル謎解きドラマ。小学校最終学年、もしくは中学生くらいから楽しめるだろう。今、そのくらいの息子さんがいる親は幸運である。勇気を持って映画館にお出かけのほどを』
※前田さん、絶賛!ストーリーテリングが素晴らしかったのか。うーむ、
ハマった人には、全てが良く見えるんだろうかねーー。検証してみたいが
ちょっと時間の余裕がないなw 『進撃の巨人』は、ちょっと残念だった
けどDVDで出たらもっかい観たいと思えるンダナ^^、この違いはなに~?
→ 『①「ミンホ」は作者ジェイムズ・ダシュナーの姪の旦那の名前:ジェイムズ・ダシュナーはインタビューで未来の物語だから、登場人物の何人かにはあまり知られていない名前を使いたかったと答えています。そこで思いついたのが姪の旦那の名前だったのです/②主要登場人物の名前は歴史上の人物:多くの主要登場人物は歴史上の学者、発明家、偉人から由来しています。主人公のトーマスはトーマス・エジソン、アルビーはアルバート・アインシュタイン、ニュートはニュートン、チャックはチャールズ・ダーウィン、ギャリーはガリレオ、テレサはマザー・テレサ/③原作の出版を何度も断られていた:世界中で大ヒットした小説「メイズ・ランナー」の出版に向けて作者ジェイムズ・ダシュナーはいくつかの出版社に原稿を持ち込んだものの断られ、その度に何度も内容を変更し直したようです。結局、出版社ランダム・ハウスが気に入り、出版するに至ったといいます/④もとネタは「ラビリンス」ではなく「シャイニング」:迷路を基にした映画「ラビリンス」からインスピレーションを受けているような印象もあるものの、実は作者ジェイムズ・ダシュナーはキューブリックのホラー映画「シャイニング」からインスピレーションを受けたと話しています。ちなみに「シャイニング」では迷路に迷い込むシーンがあり、強烈な印象を残しています/⑤作者ジェイムズ・ダシュナーが映画に友情出演している:映画のラストで、作者のジェイムズ・ダシュナーが科学者たちの間に混じってカメオ出演しています』
→ 『ディストピアを舞台にしたヤング・アダルト小説のブームは終わらず、その映画化作品も絶えない。成功すれば原作と同じくシリーズ化して新しい若手スターを生むという展開も望めるが、上手くいかなかったら、広大な構想の末端を垣間見せるだけの不満足な映画が一本残ることになる。
「メイズ・ランナー」はどうだろうか。原作は三部作からなる人気シリーズだが、思わせぶりなだけの第一弾ではなく、「ハンガー・ゲーム」や「ダイバージェント」のシリーズと違って、観客と同じように主人公たちも自分を取り巻く世界の成り立ちや社会構造を知らないという設定が上手く作用して、これ一作でも単独の作品として充分に楽しめる仕上がりになっている。(中略)トーマスを演じるディラン・オブライエン、彼の親友となるトーマス・ブロディ=サングスター、迷路の中の世界で生きていくことにこだわるジェリー役のウィル・ポールター、迷路脱出の鍵を握るミンホ役のキー・ホン・リーといった若手の男子キャストは好演だ。まるで男子校が舞台の青春物を見ているような親しみやすい雰囲気は、他のディストピアYA映画と一線を画すものである。その「男子校」的な世界が崩れる展開がやってくる後半、思わぬ事態に遭遇した時に男子集団が見せる反応が可愛らしく、緊迫感に満ちたラスト以上に印象に残るほどだ』
※確かに冒頭からしばらくは、男子校の合宿状態になっている。そこで飽きるか
飽きないか・・・。その感性で、受験生にこれ見せて、「男子校が向いてるか、
共学の方が合っているか」の判断材料にできないもんだろうかねー(バッカジャネー?)
※パート2、パート3とどういう興収を稼いでいくのか・・・。客観的に
見守ってゆくのは楽しそうだー。空の上から迷路でのたうち苦しむランナー
たちを眺め下ろすかのように。。。
「ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”
■12月26日の言葉:色は、その隣になに色があるのか、なに色といっしょにくっついているのかが大事だと思っています(皆川明さんが『「tambourine」と「skyful」の刺繍の話。』の中で)
特にファッション面でまったくそういうセンスがないのは、残念を
通り越して爽快である!コーディネートなんてものを考えなきゃ
ならぬくらいならば、一生おんなじ服でも全然構わんノジャ!
「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”
《平安時代》平治元年(1159年):平治の乱で平清盛が源義朝を破る
・・・12月26日:平治の乱は平安時代の内乱。さまざまな勢力が入り乱れて政治の主導権を争った複雑な乱でしたが、この日、平清盛が源義朝を破り、大勢は決しました。この後、清盛を中心とする平氏が全盛の時代となりますー
・童謡 どんないろがすき