『オデッセイ』孤独のグルメin火星
■スタッフ:/監督 リドリー・スコット /製作 サイモン・キンバーグ リドリー・スコット マイケル・シェイファー アディタヤ・スード マーク・ハッファム /原作 アンディ・ウィアー /脚本 ドリュー・ゴダード /撮影 ダリウス・ウォルスキー /美術 アーサー・マックス /衣装 ジャンティ・イェーツ /編集 ピエトロ・スカリア /音楽 ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ
■キャスト:マット・デイモン(マーク・ワトニー) ジェシカ・チャステイン(メリッサ・ルイス) クリステン・ウィグ(アニー・モントローズ) ジェフ・ダニエルズ(テディ・サンダース) マイケル・ペーニャ(リック・マルティネス) ショーン・ビーン(ミッチ・ヘンダーソン) ケイト・マーラ(ベス・ヨハンセン) セバスチャン・スタン(クリス・ベック) アクセル・ヘニー(アレックス・フォーゲル) キウェテル・イジョフォー(ビンセント・カプーア) ドナルド・グローバー マッケンジー・デイビス ベネディクト・ウォン ニック・モハメッド チェン・シュー エディ・コー
■作品データ:/原題 The Martian /製作年 2015年 /製作国 アメリカ /配給 20世紀フォックス映画 /上映時間 142分 /映倫区分 G /上映方式 2D/3D
※70年代ディスコ・サウンドがストーリーに見事にシンクロしてくるマニアックな
ノリのストーリー。基本的にコメディであることにビックリしたー♪状況から考えた
ら「絶望」でしかないはずなのに、マット・デイモンの底抜けのポジティブさと軽
妙な会話&BGMで、圧倒的な「希望」に繋げていく素晴らしさ!松岡修造が、「
希望を持とう!」と叫んでも説得力に欠けるが、この映画を観ると勇気付けられる!
※ネタバレ予告が多すぎる!短いものを1個貼っておくー
公式 ニュース <ゴールデン・グローブ賞> 作品賞、主演男優賞の主要2部門 受賞!
→ 『昨日11日にゴールデン・グローブ賞の受賞式が開催され、「オデッセイ」は見事、作品賞、そして主演男優賞の主要2部門に輝きました!
リドリー・スコット作品としては4度目のノミネートで『グラディエーター』に続き2度目の受賞。ミュージカル&コメディ部門では初受賞となります。「アンディ・ウィアーの原作をドリュー・ゴダートが素晴らしい脚本に仕上げてくれました。優秀なキャスト、アーティストが集まってくれて、マット・デイモンが彼独自のユーモアをもたらしてくれました。一緒に仕事ができて本当に良かったです。最後に、弟のトニー・スコットがここにいてくれればと心から願います」―リドリー・スコット
俳優としては5度目のノミネートで初受賞です!「まず子供たちに感謝します。そろそろ寝なさいね。妻ルーシーにも感謝します。私はいかに運に恵まれているかということを理解しています。俳優という職業をできることを本当に幸せだと思います。沢山の映画を作りましたが、あまり人に見てもらえなかった作品もありました。ですからこれだけでも見てもらえたら嬉しく思います。リドリー・スコット、あなたのおかげでこの作品ができました。映画を作った全員を代表して感謝します」―マット・デイモン』
→ 『日本時間の昨夜、第88回アカデミー賞®ノミネート作品が発表され「オデッセイ」は作品賞、主演男優賞をはじめとした7部門にノミネート選出されました!
※邦題付けた人は、してやったり!などとご満悦なのかもしれないが、
それならちゃんと、語源と意訳を最初に示すとか、無理やりでも登場
人物の台詞に取り入れるとかしてくれないと、ウン年後、綺麗さっぱ
りこの作品のタイトルが「オデッセイ」であったことなんて忘れ去ら
れてしまうだろうー。ベタでもいから分かり易いタイトルにして欲し
いよ、まったく。『火星ひとりぼっち』とか、『孤独のポテト』(ジ
ャガイモ料理だけで、工夫して生き永らえるとか、究極の孤独グルメ
、とも言えるんじゃね?)とか・・・
→ 『IMAX3Dで『オデッセイ』鑑賞。あえて事前情報なしで観て、しばし呆然。……おれ、火星へ行ったことあるっ!!火星のロケ地がヨルダンのワディラム、去年の夏に泊まったとこ。2・3枚目が自分で撮った写真。映画の臨場感が半端ない…/IMAX3Dで観る『オデッセイ』は火星の平野がものすごい臨場感なんですが、ヨルダン火星の砂の熱くて冷たくてサラサラした感触をまだ覚えているので、宇宙服越しにしか砂に触れない主人公に感情移入して観ると感覚的に大混乱なのでした』
※ロケ地を知っている人は、雑念が入って集中を妨げられたかもしれませんネー
→ 『マット・デイモン、ジェシカ・チャステイン主演の映画「オデッセイ」が原作と異なり、白人化されて映像化されたことをアジア系アメリカ人の地位向上と正しい理解を促進する団体「Media Action Network for Asian-American(MANAA)」が批判している/アンディ・ウィアー原作のベストセラー小説「火星の人」では、アジア系として描かれていた2名のキャラクターが映画では黒人と白人に変えられたとMANAAは公開書簡で指摘している。
原作では東南アジア系として描かれているヴェンカット・カプーア博士は映画で名前をヴィンセント・カプーアに変更され、黒人のキウェテル・イジョフォーが演じている。また、韓国系アメリカ人のミンディ・パークは名前はそのままで、白人のマッケンジー・デイヴィスがキャスティングされている。キウェテルは黒人だが、MANAAが言う“白人化”はアジア系を別人種に置き換えることを言っている。/「この映画は、しっかりとした内容のある役に才能あるアジア系アメリカ人の俳優を起用し、彼らのキャリアを高める最高の機会でした」とMANAAの共同設立者ガイ・アオキ氏は言い、原作通りにキャスティングされていれば、アジア系アメリカ人の可能性がさらに高まったはずだったとコメントしている。/彼によると、オスカーの呼び声も高い作品だが、キャスティングで賞を得る権利はないとのこと。「監督はアジア系アメリカ人を起用しすぎると映画会社から文句をつけられると心配したのか。それとも、観客にとって魅力的ではないと思ったのか。本がベストセラーになることの妨げにはならなかったのに」とも言っている。/同団体は2014年の映画「エクソダス:神と王」でも、本作のリドリー・スコット監督がエジプトの王子モーゼとラムセスを白人に演じさせたことを当時、批判していた(澤田理沙)』
※一人ぽっちで、火星の環境に適応しようと孤軍奮闘しているうちに、
肉体が変化して、怪物のようになってしまう、という「ウルトラマン」
のジャミラ的展開になる『オデッセイ』も観たかったノゥ~~~w
☆本日2月8日(月)の、音楽関連の情報
【出来事】
・日劇ウェスタン・カーニバル初開催、日本にロカビリー・ブームを巻き起こす(1958)/エリック・クラプトンやスティーヴ・ウィンウッドらが後にブラインド・フェイスとなる新バンドを結成(1969)/ビートルズのオフィシャル・ファンクラブが解散(1972)
・ジョン・ウィリアムズ(1932)/ヴィンス・ニール(モトリー・クルー:1961)/ギ=マニュエル(ダフト・パンク:1974)/山口隆(サンボ・マスター:1976)/高山一実(乃木坂46:1994)/リサ(バニラ・ビーンズ)
・ニッパーの日
☆本日の、蛭子能収さんのひとこと!
どうせ人は適当に言ってるだけ、プレッシャーなんか感じる必要ないですよ |
《内容要約:みんなすぐ人に「がんばれ」って言うけど、他にいい言葉がないから適当に言ってるだけだと思うんですよね。それが励みになる人もいるけど、たぶんプレッシャーに感じる人のほうが多いんじゃないかな。どうせ本気の言葉じゃないんだから、言われるほうはあまり重く受け止めないで、自分なりのやり方でやったほうがいいですよ》