『リリーのすべて』ウォシャウスキー姉妹を考える・・
■スタッフ:/監督 トム・フーパー /製作 ゲイル・マトラックス アン・ハリソン ティム・ビーバン エリック・フェルナー トム・フーパー /製作総指揮 リンダ・レイズマン /ウルフ・イスラエル
キャシー・モーガン ライザ・チェイシン /原作 デビッド・エバーショフ /脚本 ルシンダ・コクソン /撮影 ダニー・コーエン /美術 イブ・スチュワート /編集 メラニー・アン・オリバー 衣装 パコ・デルガド /音楽 アレクサンドル・デプラ
■キャスト:エディ・レッドメイン(リリー・エルベ) アリシア・ビカンダー(ゲルダ) ベン・ウィショー(ヘンリク) セバスチャン・コッホ(ヴァルネクロス) アンバー・ハード(ウラ) マティアス・スーナールツ(ハンス)
■作品データ:/原題 The Danish Girl /製作年 2015年 /製作国 イギリス /配給 東宝東和 /上映時間 120分 /映倫区分 R15+
※女性モデルの代役が切っ掛けになってか~。どこぞの、SMの女王様に調教されて
の性転換を果たした兄弟とはソコがだいぶ違うんだなぁーーーーーw
→ 『「英国王のスピーチ」でアカデミー賞を受賞したトム・フーパー監督と、「博士と彼女のセオリー」でアカデミー賞の主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインが「レ・ミゼラブル」に続いてタッグを組んだ映画「リリーのすべて」。本作ではアリシア・ヴィキャンデルが見事アカデミー助演女優賞に輝いています。/Q:アリシアは見事アカデミー助演女優賞を受賞しましたね。ゲルダをどの様に描き、どの様に観客に見せたかったのでしょうか。/トム:何よりも強い女性に描きたかった。1920年代生まれの女性であって、アーティストで、作品制作に意欲的で野心があって、それまでの女性像を塗り替えてきた方だと思います。それは、リリーが自分の信念の為に突き進んでいく事と似ているし、彼女の強さがリリーの一番の支えになったのだと。アリシア自身もとても強い女性だと思います。子供の頃からバレエを続けていて芯があるし、この映画の為に英語のアクセントを自主的に完璧にマスターしました。/Q:本作を監督するにあたって、リリーという実在した人物のお話ですし、複雑な事情が関係してくる題材だけに、苦労された事も多かったのでは無いでしょうか。/トム:今回僕は様々なトランスジェンダーの方にお会いしました。そうして色々なお話を聞いていくうちに、リリーがした事の凄さを改めて感じるわけです。彼女はトランスジェンダーという言葉やLGBTという言葉が無かった時代に次々と新しい挑戦をしてきたのですから。リリーがそうした大きな事を出来た理由はやはり、夫婦の愛が強く素晴らしかったからだと思います。そして、2人がアーティストで常識にとらわれず、お互いの本当の部分を見る事が出来るのも大きいと思います。2人に限らずあらゆるアーティストの方々が常に新しい道を切り開いています。このお話から100年近くたった今、やっとこうしたテーマについて話し合える様になったのですから。
Q:理解が得られるまで、相当な時間がかかってきた事に考えさせられますね。監督はイギリスの方ですが、イギリスでのトランスジェンダーやLGBTの取り組み方というのは現状どの様な感じなのでしょうか。/トム:ここ1、2年で大きく変わったと思います。例えば、5歳くらいの子が自分の性別に対して違和感を感じていたとして、そこでその違和感を隠すとうい選択肢は無いんですね。その違和感をそのまま伝えて、自分に素直に生きる事が出来る、今のイギリスでは子供達から変化が始まっていると思います。その子達が大人になった時の世界も楽しみです。/Q:この作品の中で、リリーはドイツで手術をしますが、当時はドイツでしかそういった医療は発展していなかった。ところが、その後すぐにファシズムが起こり、研究はぐっと遅れてしまいます。それから性的適合手術は1950年代になるまで行われませんでした。人権というのは、政治や社会の変化があって守られる事ですし、逆に奪われてしまう事もあるのだと思います。/Q:本日は貴重なお話をどうもありがとうございました』
※あとはやはり映像美にうっとりさせられる作品でもありんした。誰もが
いつしかリリーを応援したくなっていることでしょうー。
※エディ・レッドメインの一挙手一投足が素晴らしかった。
アカデミー主演男優賞を獲ってもおかしくなかったような
気がするが・・・まぁ、レオくんのほうがもっと凄いんで
しょうなぁーーーー。期待タカマルンバ♪
※そして何といっても感動的なのは、夫が突然女性に変わっても、同じ
ように愛し続ける妻・ゲルダの姿でしょうーー。「ウルトラセブン」最
終回で、「地球人だろうと、宇宙人だろうと、ダンはダンに変わりない
じゃないの!!」と言い切ったアンヌ隊員のように・・・素晴らしい。
SM女王、ではない、真の女王様と呼べるでしょう~w(ダカラ、アノカントクト
ヒカクスルノハモウヨセw)
→ 『オスカー俳優のエディ・レッドメインが、世界初の性別適合手術を受けた画家リリー・エルベを演じた映画「リリーのすべて」から主人公リリーにクローズアップした特別映像が公開され、キャストたちがその生き様について語った/「リリーは勇気をもって真実の人生を生きたんだ」。エディがそう語るように、心と身体が一致しないことに苦しむリリーが、真実の自分を見つけていくまでを追った同映像。苦しむリリーに対し、妻のゲルダは「あなたは私のすべて、生きていてほしい」と献身的な愛をささげる。彼女の愛を受け、本当の自分として生きる覚悟を決めたリリー。彼女の生き様からは、ゲルダ役のアリシアの「2人のラブストーリーだけど究極的にはいかに自分を愛するかの物語よ」という言葉通り、夫婦の愛とともに己を愛することの大切さを考えさせられる。第88回アカデミー賞主演男優賞&助演女優賞にノミネートされたエディとアリシアの繊細な演技にも注目したい』
※アンバー・ハード(ジョニー・デップの伴侶にしてバイセクシャル女優)も
出てたけど、ちょっとキーラ・ナイトレイに似てたなー。ジョニー・デップは
『パイレーツ・オブ・カリビアン』で共演したときにキーラにはときめかなか
ったんだろうかしらん~?湧き上がる、新たなる疑問ーーー。
日刊スポーツ 生田斗真が性同一性障害の難役挑戦、全力で「女性」
→ 『生田斗真(31)が、映画「彼らが本気で編むときは、」(荻上直子監督、来年2月25日公開)に主演し、「女性」役を演じることが20日、分かった。子どものころから性同一性障害に悩まされて、心と体の性が一致しない「トランスジェンダー」という異色の役を務める。/生田演じるリンコは、小さいころから自分が女性だと思っており、実生活とのさまざまな不一致に悩みながらも、家族の理解もあって成長していく。のちに性別適合手術を受け、現在は32歳に。戸籍は男性のままだが、女性として老人ホームの介護士をしている。桐谷健太(36)演じる恋人のマキオとともに暮らしており、マキオのめいっ子で育児放棄されたトモ(柿原りんか)も招き入れ、3人での共同生活が始まる。手料理をふるまったり、母親のようにトモに愛情を注いだりするシーンもある。/既にクランクインしており、生田は「撮影に入ってみて、難しい役だとあらためて実感していますが、こうした役をいただくことはそうないことですし、全力で取り組んでいます」と話した。荻上監督は「とにかく、この役はきれいな顔の男優さんにやっていただきたかったので、生田さんにお願いしました。トランスジェンダーという難しい役どころを一緒に作り上げていってくださると直感で感じました」と期待を寄せている。
※荻上直子監督、新しい作風に挑戦するのか?
→ 『元弟「トランスジェンダーを隠し通すことはとても難しい。時間をかけて、自分の心の準備が出来たと感じたときに世間には公表したかった」と気持ちを打ち明けながらも、海外メディア『Daily Mail』に暴露されそうになったことで今回の公表に踏み切ったと話している。/【リリーさん「これからも自分のふさわしい姿に近づいていく」】また、多くの場面で使われている “トランスジェンダー” や “トランス / トランジションド(性別移行)” という言葉には、「時間と空間が欠如している」と感じているとも語った。“男” と “女” と簡単に割り切れるものではなく、その間には無限の空間が存在していると説明し、「今までもこれからも、人生を通して自分のふさわしい姿に近づいていく」と思いを述べているのだった。/【ネットの声「おめでとう!」「素晴らしい」】すでに、妻や家族、友人、仕事仲間には自分の立場を打ち明けているそうで、リリーさんは彼らの助けがなければ、ここまでたどり着けなかったと感謝の気持ちを述べている。このリリーさんの公表に対して、ネット上では「おめでとう」「素晴らしい」「姉妹と呼べて嬉しい」などと、多くの温かいコメントが寄せられているようだ』
※あのハゲ頭の、ゴツいオッサンが、けっこうキレイ系のオバハンに
化けたんだなぁ~。おすぎとピーコより断然コッチの方がイイわぁー
今思えば、デビュー作の『バウンド』はレズものの名作だったッケカー
→ 『映画「マトリックス」で知られるウォシャウスキー元兄弟の兄であるラリー・ウォシャウスキーは、2008年に公開された映画「スピード・レーサー」の後に性別適合手術を受け、女性として生まれ変わり名前もラナ・ウォシャウスキーに改名しました。それ以降、2人はウォシャウスキー姉弟と呼ばれてきたのですが、弟のアンディ・ウォシャウスキーが性別適合手術を受けて女性になり、名前をリリー・ウォシャウスキーに変更したことを発表し、ウォシャウスキー姉弟からウォシャウスキー姉妹になりました/リリーは「トランスジェンダーになるということは、厳しい現実に直面し、残りの人生は敵意にさらされるということです。私は家族や妻、友人が協力的なので、ラッキーな方だと思います。サポートを受けられないトランスジェンダーの人の中には殺人事件に巻き込まれる人もいます。事実、アメリカにおけるトランスジェンダーの殺人事件被害者数はとてつもなく多いです。私たちは捕食者ではありません。捕食される側なのです」と、トランスジェンダーの人を危惧するコメントを声明文に残しています』
※ウォシャウスキーの弟もリリーとは・・・。コッチの調教版「リリーのすべて」も映画化したら楽しそう。SM女王様の影響で性転換して姉妹になったと思ったら、、、すべてはマトリックスの疑似空間内での夢の話だった!!みたいな・・・w
※「あとは劇場でお確かめください・・・」 久々にこれ書こう。
浜村さーん、あとは、ラストテロップしか残ってませんヨォ~~ゥw
・ホルガー・シューカイ(カン:1938)/クラウス・ディンガー(クラフトワーク:1946)/リー・オスカー(1948)/ニック・ロウ(1949)/木村充揮(憂歌団:1954)/ネーナ(ネーナ:1960)/川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET:1967)/堀江博久(1970)/DJ JIN(RHYMESTER:1973)/持田香織(Every Little Thing:1978)
☆本日の、ノンスタ井上さんのひとこと!
負けたくないから 勝ちつづけられる |
《内容要約:僕は大の負けず嫌い。負けたくないから努力するのは当然で、戦うときは勝てる相手しか選ばない。卑怯に思えるかもしれないけど、勝つことって大事。「昨日アイツに勝ったから、今度はコイツ」って、自信をつけながら少しずつ前に進めばいいんです。負けて心が折れないように、弱者を常に見つけておくこともポジティヴに生きるコツのひとつかな》