『ヒメアノ~ル』 森田君が本性を現すオープニングタイトルにゾクゾクッ!

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eiga.com 作品情報 『ヒメアノ~ル』

■解説:「行け!稲中卓球部」「ヒミズ」の古谷実による同名コミックを、「V6」の森田剛主演で実写映画化。森田が、次々と殺人を重ねていく主人公の快楽殺人犯・森田正一役を演じ、「純喫茶磯辺」「銀の匙 Silver Spoon」などを手がけた吉田恵輔監督がメガホンをとった。平凡な毎日に焦りを感じながら、ビルの清掃のパートタイマーとして働いている岡田は、同僚の安藤から思いを寄せるカフェの店員ユカとの恋のキューピッド役を頼まれる。ユカが働くカフェで、高校時代に過酷ないじめに遭っていた同級生の森田正一と再会する岡田だったが、ユカから彼女が森田にストーキングをされている事実を知らされる。岡田役を濱田岳、ユカ役を佐津川愛美、安藤役をムロツヨシがそれぞれ演じる。

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■スタッフ:/監督 吉田恵輔 /原作 古谷実 /脚本 吉田恵輔 /製作 由里敬三 藤岡修 藤島ジュリーK. /エグゼクティブプロデューサー 田中正 永田芳弘 /企画 石田雄治 /プロデューサー 有重陽一 小松重之 /ラインプロデューサー 深津智男 /撮影 志田貴之 /照明 中西克之 /録音 小黒健太郎 /整音 石貝洋 /美術 龍田哲児 /装飾 龍田哲児 /衣装 加藤友美 /ヘアメイク 加藤由紀 /編集 鈴木真一 /音楽 野村卓史 /音響効果 勝亦さくら /音楽プロデューサー 和田亨 /助監督 綾部真弥 /アソシエイトプロデューサー 小出健 /スクリプター 増子さおり /キャスティング 南谷夢 /製作担当 竹上俊一

■キャスト:森田剛(森田正一) 濱田岳(岡田進) 佐津川愛美(阿部ユカ) ムロツヨシ(安藤勇次) 駒木根隆介 山田真歩 大竹まこと

■作品データ:/製作年 2016年 /製作国 日本 /配給 日活 /上映時間 99分 映倫区分 R15+

オフィシャルサイト

※凄い映画を観てしまった!圧倒的暴力のド迫力に、園子温が嫉妬し、

濱田岳のあの切なさを引き出した演出に、中村義洋が嫉妬しまくり、

ムロツヨシの存在感に、過去、ニセモノヲタク映画を撮った映画監督

すべてが嫉妬しまくることだろう!吉田恵輔、一気に頂点立ったゼイ~


●予告編


ムロツヨシさんが、元関西テレビのディレクター、横山さんに似ている!

エンドレスナイトとかを手がけて、イラスト職人を囲っていたお人だ♪


☆主な吉田恵輔監督作品


なま夏(2006年)

机のなかみ(2006年)

純喫茶磯辺(2008年)

さんかく(2010年)

BUNGO -日本文学シネマ-「檸檬」(2010年) - テレビドラマ

ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年)

麦子さんと(2013年12月)

銀の匙 Silver Spoon(2014年3月)


※地味に、「机のなかみ」や「さんかく」が好き。どことなく日常の中に潜む

不条理を取り扱っているものが多く、古谷実作品の実写化、結構合ってるかも

・・・と第一印象で閃いたよ~!陰惨な犯罪映画は韓国映画に随分遅れをとっ

ている邦画だが・・・。こういう逸材がどんどん表舞台に出てくるようになる

と未来は明るいなーー♪


☆エロとバイオレンスのカットバックが凄かったワケだがーーー

スパイス とことんリアルにこだわりたい―吉田恵輔監督に聞く!映画「ヒメアノ~ル」

『Q:殺人の場面とともに、なかなかハードなSEXシーンもありますね。こちらもこだわりが?/吉田:SEXと殺人の場面をリンクさせるために、あえて女性をどちらも四つん這いにして、向きと角度をそれぞれ逆にしたいと思ったんです。「あっちの場面はコレが上手だからこっちの場面では下手で」とか「カメラが入れるところは風呂場しかないから、じゃあここで逃げてここで倒れて殺されて…」とそういう逆算しながらの撮影が大変でしたね。あと、裏話がもう一つ。ガックンと佐津川さんのSEXの場面ですが、二人とも撮るときはともかく、一人ずつカメラで抜くときはもう一人がその場にいる必要がないじゃないですか。でも演技上、後ろからするなら男は女の腰を持ちたい。だから腰代わりにプラスチックの衣装ケースを用意して。「おい、プラスチックをヤってこい」と。ガックンも「おーし、プラスチック、待ってろよ!ギャンギャンいわせたる!」と言ってて(笑)/結構深刻な場面なのに、あれ、プラスチックをヤってるんだと思っていただければ(笑)

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Q:撮影を通して、一番大変だった場面は何でしたか?/吉田:山田(真歩)さんを殺すところかな。結構な夜中の撮影でシビレたね。アクションも多いし仕掛けも多い。おしっこを漏らすとかもあって。冗談で山田さんに「おしっこ漏らす場面だから、ちゃんとお水とか飲んでおいたほうがいいよ」と言ったら、本人は本当にするんだと思っていたみたい(笑)ピュアな子だなと。山田さんも何度も同じところを殴られて、気持ちも落ちて泣きそうになりながらしんどそうにやっていて。台本では「部屋にガソリンをまく」という内容だったんですが、撮っているうちに「山田さんにガソリンをぶっかけたらおもしろいかな」と思って。山田さんがへこんで泣きそうになっていると聞いたので、「ちょっと、行ってくる」と、山田さんに話しかけたら「…大丈夫です…」と返すのね。そこに「あのさー、思いついちゃったんだけど、山田さんにガソリンぶっかけていい!?」としれっと言って(笑)その瞬間、周りの女子から「鬼畜ですね!!」「鬼畜だ!!」とさんざん言われた(笑)/Q:そこが「どS監督」と言われるゆえんですか(笑)/吉田:だって思いついちゃったんだもん。山田さんにかけたかったんだもん(笑)』


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※撮影現場での臨機応変な演出変更のセンスがいいんだろぅなー。逆にセンス

が絶望的にないのが、『進撃の巨人』などの樋口監督・・・。とっさの閃きは

大抵、陳腐なできばえに繋がってしまうという・・・。現場で誰か意見言って

あげたほうがいいと思うのーーー。オットハナシガソレスギター


エキレビ! 気持ち悪さとコメディが入りまじった森田剛のあのシーン

『Q:私が興味深かったのは、森田に執拗に追われる女の子役の佐津川愛美さんが、彼に酷い目にあう場面で黒いストッキングを履いていたことです。ああいうシーンってたいてい生足を出すのに、出さないんだ!って。/吉田:ああ、あれは、江頭2:50みたいな格好にしたかったんです。/Q:そこ、おもしろ狙いですか!/吉田:(笑)なんか・・・その・・・僕が女だったとして、一番恥ずかしい格好を考えたらああなったんです。それもネタ帳に前から書いていたんです。/Q:監督はドSみたいなことをお聞きしたことがあるんですが、そうなんですか。/吉田:そうなんですよ(笑)。/Q:生足出しちゃいけない縛りがあったとかじゃなくて?/吉田:生足のほうが楽というか、黒いストッキング1枚にしようとしたがために、脱がす前の衣裳選びは大変でした。黒ストッキング縛りになっちゃって。この服可愛いけれど黒ストッキングに合わないんだよなあとか、合う服にすると今っぽくないなあとか(笑)/Q:まさかの・・・そういうことでしたか。』

※こだわりがスッゲ過ぎる。。。


●森田、2つの顔を共演者が語る!


※素の森田クンもけっこう危ない二重人格者だったりして。。。


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※とにかく、このキャストが、ビタ嵌まりだったんだわなーーーー。

もうこれ以外には考えられない!とさえ言い切れるほどに・・・


V.I.P.Press 佐津川愛美が「男の妄想」を体現した彼女役を好演。濱田岳に優しく手ほどき

『Q:ユカのキャラクターについてはいかがですか? /佐津川:ユカちゃんは監督から「とにかくかわいく」と何百回も言われて、常にかわいく、を意識して演じました。監督の「かわいい女の子」への理想がすごく細かくあって、手の動きひとつでもこっちのほうがかわいい、とか全部教えてくださったので、私はそれを一生懸命に真似しました。そのおかげで、試写で見た男性の方たちから「理想の女の子だった」と言っていただけて、嬉しかったです。監督の女の子の理想がユカちゃんなんですよね。

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ユカちゃんは行動を見ると、肉食女子なんですけど、たぶん本人はそう思ってやっていないんです。ふつうに生きてきて、ふつうに恋愛してきたことが、岡田くんにとっては「経験人数が多い」ということになってしまって。岡田くんにとってはそれが傷つくことだから、わざとではない素直な感じで、岡田くんを好きであることを表現していかなければと思っていました。でも撮影が始まると、余計なことはあまり考えずに、単純に今の恋愛を楽しもうという感覚になれました。完成した映画を見て、そのやりかたがうまくいったんじゃないかと思いました。作品を見た女性たちからは「ユカは小悪魔!」と言われましたけど、男性は小悪魔だとは思わないみたいで、男性と女性の目線ってやっぱり違うんですよね。 /濱田:いいんだよ、だまされても。美女にだまされるのはいいの(笑)

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/佐津川:え? それは「小悪魔だな」って思いながらだまされてるってこと? /濱田:そうだよ。「お前、小悪魔だねぇ」って思いながら(笑) それが楽しいの。 /佐津川:そうかぁ。そういう男子と女子のリアルみたいなものも描かれているので面白いですよ(笑) /濱田:あのユカちゃんのキャラクターを佐津川さんがピュアに演じてくれたから成立したんだと思う。ユカちゃんが打算的なずるい女の子に見えないというか。 /佐津川:たぶん女子目線で見ると「あざとい」になっちゃうかもしれないですよ。』

※好きな人を友人に取られる・・・ああー、身につまされるぅ~~。

ワチクシ的には、もうズッポシと安藤先輩に感情移入しまくリングで

ございやした!!w


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※原作も読んでみたが、ラストは圧倒的に映画の改変版のほうがグッドでした♪



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FILMAGA 森田剛がシリアルキラーを怪演!『ヒメアノ~ル』が描く狂気は僕たちの隣に潜んでいる

『原作では、読者も森田に、ある程度理解の可能性を感じるのですが、映画ではとにかく得体の知れない男として描かれます。どういう思考回路になっているのか、動機は何なのか、理解するための十分な情報が提示されず突き放した態度で描かれています。ストーカーとは一方的な動機によるコミュニケーション不全から起こるものだと思いますが、そうした姿勢は本作の森田にも通じるものがあります。単純な会話でも一見キャッチボールが成立しているようで、どこか別のことについて語ってしまっているようなズレたような印象を抱かせます。

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そうした理解不能な人物を今作が単独での映画初主演となる森田剛が見事に演じています。かつて蜷川幸雄に「野ねずみのよう」と評されたこともある森田剛ですが、本作を見るとその意味がよくわかります。この社会に確かに存在するどこにでもいそうな男なのに、社会に居場所を持たない野良のような雰囲気を醸し出しています。それが無理なくとてもリアルに感じられるのです。森田剛は、舞台でもテロリストや人斬りなどアウトロー的な役どころを演じることが多く、テレビドラマなどでも他の役者が躊躇するような難しい役どころもこなしています。本人も「人としてダメな人」を描く作品が好きだ、とも語っていますが、彼の役者としての特性が存分に発揮された作品と言えるでしょう』


◎各界著名人が絶賛のコメントを!(って、人物名は判別できませんがーw)

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EIGA.COM ニュース 森田剛、伊ウディネの観客1200人から喝さい!初主演作「ヒメアノ~ル」がプレミア上映

『「V6」の森田剛が映画初主演を務めた「ヒメアノ~ル」が4月25日(現地時間)、イタリアで開催中の第18回ウディネ・ファーイースト映画祭コンペティション部門でワールドプレミア上映され、森田とメガホンをとった吉田恵輔監督がテアトル・ヌオヴォでの舞台挨拶に出席。場内を埋めつくした約1200人の観客が、森田の怪演に対し拍手喝さいを送った。(中略)劇場前は、イタリアのみならずヨーロッパ各地や南米から訪れた観客が長蛇の列を作るほどの盛況ぶり。事もなげに人を殺めていく森田正一の容赦ない暴力と、岡田たちのコミカルな青春がスクリーン上で交じり合うさまを、会場全体が固唾をのんで見届けた。エンドロールが流れ終わると、森田と吉田監督を称賛する万雷の拍手が場内を包み込んだ。緊張の面持ちで登壇した森田だったが、「海外のこういった形で映画祭に参加することが初めての経験ですが、ウディネに来ることができ、光栄です。また、このタイミングで吉田監督に出会えたことも、すばらしい出会いだと思っています」とニッコリ。そして、「映画祭というものにはご縁がないだろうと思っていました」と語った上で、「今後もタイミングがあえば是非参加したいです!」と高らかに宣言した』


●【しゃべくり007】しゃべるな危険!森田剛濱田岳


※森田くん、嫌いな人をあとで楽屋で殺しちゃだめだよ~~!w

って言いたくなる。不思議な感覚だ~~。


ムロツヨシ、インタビュー!!

ウォーカープラス ムロツヨシ、過去に女性に天秤に掛けられていた!?

『Q:今回演じられた安藤はどんなキャラクターですか。/ムロ:最初にストーカーじみていて怖いのは安藤ですけど、実はピュアで正義感がありますね。森田に注意して、無視されたら追いかけるシーンがあるんですけど、追いかけるってすごいことだなと。演じているときは気にならなかったんですけど、映画を見てそのシーンがすごく安藤を表していると思って、印象に残っていますね。/Q:安藤の気持ちが分かる部分はありましたか。/ムロ:森田を追いかけるシーンも、僕はそこまで正義感が強くはないので、そうありたいという願望はありますね。ただ好きな人を取られてもチェーンソーは買わないけどね(笑)/Q:実際に好きな人を取られてしまったらどうしますか?/ムロ:僕は色恋沙汰にそんなに熱を上げないので、悲しくはなると思いますけど、安藤ほどではないと思います。殴りたいとか、こいつがどうにかなってしまえばいいんだっていう恋はしたことがない。女性に天秤に掛けられたことはあるんですよ。その時も相手の男性をうらむことはなかったですね。そこは人間としてよかったなって思います。/Q:予告編が前編はラブコメ、後編はダークという二部構成ですね。本編もそうですが、演じているうえで意識はしましたか。/ムロ:僕は意識してないですね。たぶん役者はみんな意識していないと思います。監督の指示で、衣装のコンセプトが前半は明るめで後半はトーンを落としたり、カメラの取り方も、最初は固定で撮っていて、後半は手持ちが多くなって。監督が見ている人を無意識に操作しているんですよね。作品を見て、ここまで(作品に)二面性があることに驚きました。

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/Q:濱田岳さんや森田剛さんの演じるキャラクターやご本人の印象はいかがでしたか?/ムロ:岳に関しては、実際はあんなに人に流されないです。すごい自分を持ってますからね。男らしいし。森田君に関しては、キャスティングを聞いてすごいはまり役だと思ったんですよ。自分の世界があって、その世界で生きている印象があったので。あんなに狂気じみてはいないし、彼には歌ったり踊ったりハッピーな世界があると思うんですけど、自分の世界で生きているということでは共通点があるというか、似ているなと思います。

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/Q:安藤が岡田に「ユカちゃんは僕の生きる希望だ」って言うシーンがありますが、ムロさんの生きる希望はなんですか。/ムロ:野心じゃないですか。夢とかを言うのは恥ずかしいんですけど、野心はあるんですよ。/Q:今の具体的な野心は?/ムロ:芝居でごはんを食べ続けること。その上で、恥ずかしながらも喜劇役者を名乗っているので、喜劇役者らしく、見ている人にあいつで笑いたいと思わせられるような役者になりたいなと思います。/Q:今後チャレンジしてみたいことは何ですか。/ムロ:1つ代表作は作りたいなと思います。「男はつらいよ」の渥美清さんみたいに、映画でしっかり喜劇を演じられている方たちがいるので、それを目標に、日本の喜劇役者として喜劇映画で代表作を作りたいなと思います』


◎イモトアヤコがビビってた・・・

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タワレコ手帳&今月の日めくりの人(5月はディズニー映画のプリンセスのお言葉シリーズ!)

(「ディズニー・プリンセス」の詳細は、5/1の日記を参照のこと!)


☆本日5月29日(水)の、音楽関連の情報

【出来事】

LUNA SEA、町田プレイハウスで初ライヴ実施(1989)/BUDDHA BRAND、デビューシングル「人間発電所~プロローグ~」をリリース(1996)/ボブ・ディラン大統領自由勲章が授与される(2012)/ウィーンが解散を発表(2012)


【誕生日】

・イルミン・シュミット(カン:1937)/美空ひばり(1937)/ダニー・エルフマン(1952)/ノエル・ギャラガー(1967)/トクマルシューゴ(1980)


【命日】

ジェフ・バックリー(1997)/ドック・ワトソン(2012)


☆本日の、ディズニー・プリンセスのお言葉は・・・


何かが始まる 変わる私の世界が 必ず会いに行く あなたに


《内容要約:自分の世界を変えるのは自分。アリエルのように、自慢の声を無くしても、貫きたい思いもあるでしょう。そんなときは行動した後で悩む手もあるのです》


細かすぎて伝わらない関連動画・関連サイト、そして身も蓋もない感想ナド


●The Little Mermaid - Part Of Your World (Reprise)




※悲劇のラストを知っているからこそ、この始まりを予感するシーンは切ないですなー。


ジョニーAの独り言:フットボールアワーの人魚コント。激笑!


フットボールアワー「人魚その後」