『の・ようなもの のようなもの』鑑賞記! のようなもの
※前作『の・ようなもの』はDVDを注文して購入するくらい好きな作品だもん
で・・・、これもチェックしておかねば!という義務感に駆られたんでアリンス~。
■スタッフ:/監督 杉山泰一 /原案 森田芳光 /脚本 堀口正樹 /製作総指揮 大角正 /製作代表 高橋敏弘 佐野真之 安田猛 矢内廣 /プロデューサー 三沢和子 池田史嗣 古郡真也 /キャスティングプロデューサー 杉野剛 /アソシエイトプロデューサー 竹内伸治 /ラインプロデューサー 橋本靖 /撮影 沖村志宏 /美術 小澤秀高 /照明 岡田佳樹 /録音 高野泰雄 /編集 川島章正 /衣装 宮本まさ江 /スクリプター 森永恭子 /音響効果 伊藤進一 /音楽 大島ミチル /主題歌 尾藤イサオ /落語指導 古今亭志ん丸 /助監督 増田伸弥 /制作担当 福井一夫
■キャスト:松山ケンイチ(出船亭志ん田) 北川景子(夕美) 伊藤克信(出船亭志ん魚) 尾藤イサオ(出船亭志ん米) でんでん(出船亭志ん水) 野村宏伸(出船亭志ん麦) 鈴木亮平(蕎麦屋の出前) ピエール瀧(渡辺孝太郎) 内海桂子(秋枝婆さん) 鈴木京香(都せんべい女主人) 佐々木蔵之介(みやげ物屋の店主) 塚地武雅(銭湯の男) 笹野高史(床屋の主人) 宮川一朗太(弁当屋のオジちゃん) 仲村トオル(居酒屋の主人) 三田佳子(斉藤女会長)
■作品データ:/製作年 2016年 /製作国 日本 /配給 松竹 /上映時間 95分 /映倫区分 G
インタビュー 松山ケンイチ&北川景子、森田芳光監督へ捧ぐありったけの惜別メッセージ
→『2011年に61歳で急逝した森田芳光監督の、1981年公開のデビュー作「の・ようなもの」の35年後を描く続編として製作され、森田組ゆかりのスタッフ、キャストが集結した「の・ようなもの のようなもの」が完成した。生真面目ゆえにサエない落語家・志ん田と師匠の箱入り娘・夕美に扮した松山と北川。生前の森田監督は「次回作は2人の主演で作る!」と意気込んでいたという。
松山は森田監督の遺作となってしまった「僕達急行 A列車で行こう」にも主演しており、4年前の訃報の際は、公開に向けたプロモーションが動き出そうとしていた時期だった。「なんで? という感じで、いまでも亡くなったと実感できないでいるところがある」と語る。「森田さんが生きていらしたときは『まだ次がある』という気持ちでいた。亡くなって、その言葉も存在もすごく大きくなった。いつだったか、どうやって出演作を決めるべきかと尋ねたら『脚本だよ』と言われたんです。ありがたい言葉であると同時に、それについて、もう尋ね返すこともできないまま、もしかしたらその言葉に縛られているところもあるかもしれない。いまでも残っていて、考えさせられるんです」(中略)
森田監督は亡くなったが、その精神は確かに多くのスタッフ、キャストに受け継がれている。今回の「の・ようなもの のようなもの」の現場も、森田組らしい明るさと温かく柔らかい空気に包まれていた。松山は寂しそうに言う。「いつもの森田組のスタッフがいて、なじみの俳優さんがいて、いないのは森田監督だけでした」。その言葉を受けて北川も続ける。「ふとした時に『あれ? 監督は?』となることが多かったので、今回も『森田さん、今日はまだ来てないの?』という感じでした。実際に一度、本当に森田さんがいると錯覚したことがあったんですよ。長年、森田さんと一緒にやっていたから、スタッフさんもみんな、言うことが森田さんっぽいんですよね(笑)」。/改めて、森田監督の存在、そして日本映画界が失ったものの大きさを感じずにいられないが、松山、北川をはじめ、スクリーンに映る森田組なじみの俳優たちの姿、劇場にこだまする観客の笑い声が、何よりの監督へのたむけとなるはずだ』
※ものすごく雰囲気を前作に寄せてきていたー。もし森田監督が健在で続編創りに
着手していたらば、多分こんな感じだったんじゃないかなぁ~?という予測まんま♪
→ 『現在新宿ピカデリーほかにて全国公開中の「の・ようなもの のようなもの」。その公開を記念して、森田芳光監督の輝かしい伝説の幕開けとなった劇場デビュー作『の・ようなもの』がこのたび期間限定で再び上映。そのトークイベントに輝きを放った主演でエリザベス役の秋吉久美子さんと、当時志ん魚としてデビューした伊藤克信さん、「の・ようなもの のようなもの」の杉山泰一監督が登壇しました。
◆ひと言挨拶/秋吉さん:(公開当時の)35年前とは、今観ると全然違う新しい気持ちで観ることができました。あの時は全然気付かなかったけど、見直すと本当に伊藤くんは上手かったんだね。/伊藤さん:人間ってのは35年経つとこんなに変わるんです。秋吉さんは相変わらず怖い人ですね。(笑)/杉山さん:僕は助監督でカチンコ打っていましたが、つい昨日のように覚えているので今日はなんでも聞いてください。
◆撮影時の印象、エピソード/秋吉さん:「の・ようなもの」のスタッフは、所謂アンダーグラウンド系じゃなくてとても品の良い人たちでした。森田さんとは、そんなに細かなやりとりはしなかったけど1回だけ呼び出されて「(秋吉さんは)監督への尊敬のまなざしが欠けています。このままでは女子高生役の人たちからもなめられてしまうから変えてください!」と言われました。いちいち考えたり、カメラ位置で悩んだり、(当時は)なんなんだ、と思っていたんだけど見直すと世界観がジグソーパズルみたいで、青春の感受性に溢れて、輝きや屈託のなさ、それゆえの残酷さが描かれていて、森田さんも伊藤くんも天才だったんだね!(笑)森田さんは、(フランシス・フォード・)コッポラで、伊藤くんはアル・パチーノ。もう「ゴッドファーザー」パート1、パート2みたいなものじゃない?!/伊藤さん:当時は、もう無我夢中でしたから。秋吉さんは大スターで怖かったし。でも今思うと俺、良い役だったよね!/秋吉さん:嘘だよ、最初から伊藤くん図々しかったよ!(笑)/杉山さん:ソープ嬢のエリザベス役は森田さんになんて口説かれて演じることになったんですか?/秋吉さん:口説かれてないです。脚本をみて単純に面白いと思ったから出ただけ。ソープ嬢をあんな風に描いているものがそれまでなかったと思うし。影を抱えているような事件的な女性ではなくて彼女含め青春感があった。
◆「の・ようなもの のようなもの」を観て/秋吉さん:人間の感受性が前に出ていて、そういう世界感が共通していた。志ん魚と志ん田(松山ケンイチさん)の世代交代だよね。前作でエリザベスが志ん魚の前からそっと身を引いていくように今度は志ん魚の番がきたんだって思いました。もし10年前後でさらに次回作ができるとしたら、エリザベスは養老院の園長さんになって、そこに脳梗塞の志ん魚ちゃんが入院してくる!どうかしら!//撮影時のエピソードから更なる続編構想まで話は広がり、「の・ようなもの」ファンの集まる会場が大いに沸いたトークイベントとなりました』
※劇中登場した「銭湯寄席」というのが、いい雰囲気だな~♪
実際にありゃへんもんかしらんー?
※ツカジはお約束の、「風呂上がりコーヒー牛乳」を披露www
→若き日のでんでんさんの写真なども載せていたー。いや~、35年経って、貫禄
ある落語家さんになってますぁ~ね~~、えらいもんや。(因みに、怪優でんで
んさんの映画初出演作品だった模様ー)
・オアシス、代表曲「Don't Look Back In Anger」などを収録したセカンド・アルバム「(What's The Story)Morning Glory?」をリリース(1995)/エレファントカシマシ、宮本浩次の急性感音難聴によりライヴ活動を一時休止することを発表(2012)
・リチャード・ヘル(1949)/スティング(1951)/フレディ・ジャクソン(1956)/真鍋吉明(the pillows:1962)/EBI(ユニコーン:1965)/浜崎あゆみ(1978)/miyake(1980)/津野米咲(赤い公園:1991)
・oasisファンの中でも特に支持が高い曲。ファンのために作った曲ともいわれています。(詩の中の女性=ファンと思って聞いてみてください。)ノエルの脱退が悔やまれます。ノエルには一日も早く戻ってきて欲しいです。※正規の訳は意訳が多かったのでネット上の和訳をいくつか参考にさせてもらいましたー
→ 『「今宵の月のように」「ガストロンジャー」などの楽曲で知られるロックバンド・エレファントカシマシが2日、ボーカル宮本浩次が急性感音難聴を発症したため、無期限でライブ活動を休止すると発表した。所属レコード会社は、エレファントカシマシ・オフィシャルサイトで「重要なお知らせ」と題し、経緯を説明。宮本は9月1日深夜に急性感音難聴を発症し、外リンパ瘻の可能性があると診断されたためすぐに治療を開始。改善への傾向が見られず左耳の聴力がほぼ失われる状態まで病状が進行したため、9月5日に手術を行った。術後の経過は順調で、聴力は次第に回復。体は健康で日常生活に支障はないという。
10月に開催予定だったコンサートについては本人の希望により、治療と並行してリハーサルを行っていたが、全力の歌唱ができるまでには回復せず、聴力も不安定な状態だったため中止を決定。同社は「ファンの皆さま、およびコンサートをとても楽しみにしていた皆さまにご迷惑、ならびにご心配をおかけしまして誠に申し訳ございません。また中止の発表が遅くなりました事を、心よりおわび申し上げます」と謝罪した。/中止が決定した8日の大阪城野外音楽堂公演、14日の日比谷野外大音楽堂公演のチケットは払い戻される。詳細については同ホームページで後日発表。同社は「この様な状況をふまえ、来年1月に予定していた新春ライブ日本武道館公演を含め今後のコンサート活動においてはしばらくの間、休止させていただきます」とライブ活動の無期限休止を発表した』
※このニュースはほんと衝撃でしたー!もう絶対、こんなポスター創って
耳無し芳一の機嫌を損ねたせい(芳一の呪い!)だと思ってしまいましたサー
☆本日の、「ムーミン谷の“毎日のことば”」は・・・
→ 『大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ:出典ムーミン谷の夏祭り/どうすればいいんだろう?そう、人に尋ねる時には、大抵自分の中で答えをみつけています。あとは、それに気づくか気づかないかの違い。スナフキンの言葉は、その『言葉』だけが有名になっている場合が多いようです。この会話の相手は、小さなミィです。おしゃまで、小さなミィは、自分の意思をしっかりと「遠回しに」スナフキンに伝えることができるのですw』
※この「ムダジャムダじゃ」のジャコウネズミさんのエピソードは強烈に
記憶にこびりついてたワーー。この年になって改めて観てみると、なーんて
哲学的な内容なんだ!とビックリクリクリクリックリッじゃわい!