『ディストラクション・ベイビーズ』
■スタッフ:/監督 真利子哲也 /脚本 真利子哲也 喜安浩平 /製作 椎木隆太 森口和則 太田和宏 大和田廣樹 王毓雅 阿南雅浩 /企画プロデュース 朱永菁 /プロデューサー 西ヶ谷寿一 西宮由貴 小田切乾 石塚慶生 /ラインプロデューサー 金森保 /撮影 佐々木靖之 /録音 高田伸也 /美術 岩本浩典 /衣装 小里幸子 /ヘアメイク 宮本真奈美 /特殊メイク JIRO /アクションコーディネーター 園村健介 /VFX オダイッセイ /編集 李英美 /音楽 向井秀徳 /助監督 茂木克仁 /制作担当 柴野淳
■キャスト:柳楽優弥(芦原泰良) 菅田将暉(北原裕也) 小松菜奈(那奈) 村上虹郎(芦原将太) 池松壮亮(三浦慎吾) 北村匠海(健児) 岩瀬亮 キャンディ・ワン テイ龍進 岡山天音 吉村界人 三浦誠己 河野淳平 でんでん(近藤和雄)
※シネ・リーブル神戸でやっていたのを、観に行こう観に行こうと思いつつ
果たせなかった作品。狂気に満ち満ちた映画。だがしかし、『ヒメアノ~ル』
を観てしまった後となっては、その衝撃もずいぶん弱いものになってシマッテーー
→ 『Q:オファーを受けて /柳楽:まずは僕が主演した舞台「金閣寺」(2014年4月5日~19日/赤坂ACTシアターにて)を真利子哲也監督が観に来てくれたんです。事前に「インディーズ映画界の巨匠だ」って聞いていたんですけど(笑)、楽屋に現れた監督は穏やかだし、まだ若くて青年っぽい感じで。でも腰を痛めたらしく杖をついていて、スキンヘッド。その初対面の印象が面白すぎて。風貌や佇まいから才能のオーラがにじみ出まくっていましたね。それからしばらくして、脚本をいただきました。当初は『喧嘩のすべて』ってタイトルでした。暴力性の中に強い主張があって、熱い衝動のかたまりを思いっきり投げつけている。めっちゃ気合いの入ったオリジナル脚本で、読んでいて楽しかったです。/Q:主人公・泰良について /柳楽:脚本だと泰良の台詞はほとんどが「……」で、ト書きも「肩がぶつかる」の次に「血が飛び散る」みたいな(笑)。これはやってみないとわかんないなって。最初の脚本はもうちょっと台詞があったのかな。そこからさらに減ったけど、「それ、いいな」と思いました。言葉で説明されない役。行動としては常に喧嘩ばかりしているし、芝居は表情とかを大事にしなきゃいけないなって。やっていることはムチャクチャだし、結果的に少年犯罪にまで暴走するけど、演じるうえで倫理的なことはあえて意識しないようにしました。意識したら、変に「利口な映画」になりそうな気がして。泰良は生まれついての純粋なアウトロー。それで腹括りました。泰良の行動原理を監督に訊いても「楽しければええけん」ってことしか言わない(笑)。だから「楽しければええけん」でやり通そうって。当初よりユーモアを足そうってことは監督と相談して決めましたね。
/Q:撮影中のエピソードについて。 /柳楽:舞台の松山には行ったことがなかったんですけど、強烈な場所ですね。海と山。空気を胸いっぱいに吸い込むだけで、土地の魅力に持っていかれるものがあって。撮影は順撮りだったんで嬉しかったです。事前の用意は体力だけですね。喧嘩シーンは想像以上にハードでしたよ。リハーサルもしっかりやったし、撮影前は相手の役者さんと握手して「よろしくお願いします」って。ケガには充分注意していますけど、毎回、真剣試合みたいにガチでした。それを真利子監督は、なるだけワンショットで撮ろうとするんですよ。もちろん絶対妥協しないので、数回のテイクでも相当キツい。ちなみに泰良は喧嘩を重ねるたびに戦闘能力が上がっている設定で、喧嘩には同じ型を絶対に二度と使っていないんです。撮影でずっと喧嘩しているから、気持ちはずっと高揚していました。だんだん僕もノリノリになっちゃって、最後のシーンは「髪切っちゃいますか」って自分から言って。三月生まれなんで、ラッキーナンバーにちなんで3ミリのバリカンを当てました(笑)。そうやってモノづくりを「遊べてた」んですね。それは真利子監督が作り上げていた空気が大きい。血まみれの殺伐としたシーンばかりだけど楽しく撮りました(笑)<中略>
/Q:完成した映画を観て。 /柳楽:最高じゃないですか。音楽も最高。とんでもないパワーがみなぎっている映画だし、「自由」ですよね。映画自体が自由。説明的な映画じゃないし、意味わかんないところもある。でもわかんないところがあったほうが、「少しは考えるだろ、人間」みたいな。どこか不器用なところも魅力的だし。よく「映画は監督のものだ」とか言うじゃないですか。これは本当に「あっ、そうなんだな」って感じちゃいました。そこに自分が俳優部として参加できたのは誇りです。心から胸を張れる大切な一本になりました。/Q:映画を通して伝えたいこと。 /柳楽:う~ん、一言でいいですか。「……考えろ!」』
※やられてもやられても食い下がるさまを観てると、その後ドラマティックな展
開がないのが凄く勿体無い気がした。たとえば、丹下段平みたいな人を登場させ
て「あしたのジョー」みたいなスポコンものも作れるだろうし、ただただ無頼の
ケンカ屋だったM田が、プロの格闘家T中氏と出会って強くなり、ついには新日
本プロレスの門を叩く~的な実録ものにだって仕上げられたと思うのだーーー。
ま、M田さんの自伝にするなら、パンチだけじゃなく蹴り技も多用しなきゃだめ
だろうけどー。バイクに乗ってる相手に回し蹴りを見舞ってゆくという破天荒な
戦闘シーンが観てみてぇ~~~~~っ!!(魂の叫びw)
「アオノホノオ」でおちょけた役を演じて、もうそっちの方にシフトする
んかと思ってたから、いい意味で裏切られた気分。あと、どうしょうもな
いクズを見事に演じた菅田将暉の演技射撃(援護射撃ナラヌ)で、より存在感
が引き立ってたように思うー。
→ 『なんかわかんねえけど、すげーことはわかる、みたいな圧倒的感っていうのが、とにかく今回の『ディストラクション・ベイビーズ』の最大の魅力であることに異論を唱える人はいないんじゃないかなと思います。とにかく柳楽くんが圧倒的だし、ある意味柳楽くんで成功しているっていうかね。だからひょっとしたら、他の人が中途半端にやっていたら目も当てられない映画になっている可能性はあると思うんですけどね。とりあえず、この映画の前半は彼が、劇中で名前は呼ばれないんだけど、主人公。一応役名は「泰良(たいら)」っていうね。「たいら」、それはどうしても、『ファイト・クラブ』のタイラー・ダーデンを連想したくもなるようなネーミングなんだけど、まあ泰良っていうこの男がですね、とにかくひたすら前半はもうしつこくしつこくケンカを重ねていくわけです。(中略)
主人公がとにかく戦うことを止めないから、前半ですね、結構なテンポでショッキングなファイトシーンが詰めこまれているわけです。だからすっごいテンポが速く見えるんですよ。前半は本当に。10分に1度どころじゃないよね。5分に1回ぐらいはケンカが始まる感じなので、まずはスピード感によってグイグイ見れちゃう。割とすんなりそこは引き込まれちゃうと思います。またですね、このケンカのしつこい繰り返しなんだけど、この主人公はですね、ちゃんと前のファイトから学習をしてですね、次のファイトに生かすんですね。次のケンカに。要は、ファイティングスタイルがどんどん進化していくわけですよ。なので、見ていて飽きないっていうか。正直、やっぱりちょっと楽しくなってきちゃう。つまり、格闘映画としても見せ方としてフレッシュだし、格闘映画としてまず前半部、単純にそういう意味でも面白いという風に思ってしまいました。たとえばね、フットワーク、間合いの取り方。最初はやみくもにぶつかっていくだけだったんだけど、フットワークで間合いを取る相手が登場して。次からはちゃんとフットワークを使って。で、間合いを十分に取った上で、相手の隙をついての、チン(顎)への先制ワンパンチでボンッて。要するにゴンッて、顎をポーン!っていかれると、クラッ、ステーン!ってね。『クリード』のあそこのところでストーン!っていきましたよね。頭からストーン!って倒れるような、ああいう感じになっちゃう』
※暴力映画の名作を数多く手がけてきた井筒監督の感想が聞きたいッスヨーー。
※いいオッチャン役のでんでん。彼が暴力的な本性を露わにして、柳楽クンを
半殺しにする、、なーんていう展開でもドキドキできたがなぁーーwア、アカ
ン、どうしてもプロレス的な楽しみ方に走ってしまう~~~ぅ。
☆本日1月3日(火)の、学校川柳は。。。
カラアゲと |
母の愛情 |
つまみ食い |
【西原さんのコメント】
・不思議と母が作るカラアゲはおいしい。今夜もキッチンから来るいいにおいに誘われて、たまらず一つ、つまみ食い。おいしさの隠し味は、母の愛情かもね。
→ 『からあげの歴史、大分の中津&宇佐、福岡VS.大分戦国時代、からあげグランプリ受賞店特集、東京からあげうまい店、日本唐揚協会特集、オススメレシピ...etc ボリュームは大盛りです! /価格:680円 /出版社: 三栄書房 /ムック: 79ページ(フルカラー) /発売日: 2013/7/10 /全国の書店及び一部コンビニエンスストアでお買い求め頂けます』
※日本唐揚げ協会とはこれまた、香ばしいネーミングの団体さんで・・・w
小倉優子オフィシャルブログ ☆お家ご飯☆唐揚げ☆ 2012-11-29
→ 『今日は、旦那さんの大好きな唐揚げに。久しぶりに、揚げ物をしました!唐揚げ、大根とホタテのサラダ、蓮根入りきんぴらごぼう、わけぎとお豆腐のお味噌汁ご飯でした。この唐揚げはレシピ本でも紹介しているのですが、母から教えてもらったジューシーで本当に美味しい唐揚げなんです。本当は、レシピ本を買って作ってみて下さいと言いたいのですが!!美味しいので、皆さんに作っていただきたいのでブログでも紹介しちゅいます。簡単で、本当に美味しいです(笑)一口大の鶏モモ肉に、ジップロックの中で調味料を揉み込んで揚げるだけです♪』
※全宇宙共通で、カラアゲはウマイ!というのが結論かっ?
“不確実な時代はない” |
「不確実性の時代と人はよく言います。事実、思わぬことが次つぎと起こって混乱することがよくありますが、私は不確実性ということは肯定しません。なぜなら、不確実な現象は全部人間自身の活動の所産であり、人間自身が不確実な考えを持ち、不確実な行動をするところに起こってくるものだと思うからです。だから、不確実な考えや行動をやめたら、確実になってくる。そういう自覚で仕事をすることが大切だと思います。/未来は“確実性の時代”だという発想の転換、未来に対処する基本的姿勢の転換こそ、今日、私たちお互いの緊急重要事ではないかと思うのです。」
※まさか、「東山堂」→「とーさん、どー」→「父さん、DO!」→
「父さんが、する!」→「父さんが娘のために、ピアノを習って思い出
の曲を結婚式で披露する」の流れとは。これは、予想できん!不確実な
連想ゲームでございます。涙、涙、、、。