『ガルム・ウォーズ』 ○○○が棄てたプライドを、再び・・・
も目前のこの時期に、ぜひ観ておこうと思った。押井さんの実写って、でも観るま
でに相当勇気がいるんだよな~~~~~。
■スタッフ:/監督 押井守 /原作 押井守 /脚本 ジェフリー・ガン 押井守 /音楽 川井憲次 /音響 トム・マイヤー /監督補佐 藤敦紀 /衣装 竹田団吾 /協力スタジオ ジブリ /制作 Production I.G /日本語版プロデューサー 鈴木敏夫 /日本語版演出 打越領一 /日本語翻訳 原口真由美 /宣伝コピー 虚淵玄
■キャスト:メラニー・サンピエール(カラ) ランス・ヘンリクセン(ウィド) ケビン・デュラン(ドスケリグ) サマー・ハウエル(ナシャン)
■作品データ:/原題 Garm Wars: The Last Druid /製作年 2014年 /製作国 日本・カナダ合作 /配給 東宝映像事業部 /上映時間 92分 /映倫区分 G /備考 ODS
※押井ワールドは堪能できる。映像的な満足感はあった。
でもなーんか、物足りないっつーかー、押井さんのやりたいことはコレ
じゃあないような気がして仕方ないんだよなーーーーー。
※ストーリーにあまり惹きつけられないなー。つうか、最初からお話を
語る部分には重点を置いてないような。。。で、いろいろ検索した結果、
元々の脚本にはカラ・スケリグ・ウィドの3人にスポットを当てた、そ
れぞれのストーリーラインがあったらしいー。(ニコ生での発言)編集で
カットさせられたのネン~。
→ 『押井守が監督を務めた実写映画「ガルム・ウォーズ」のBlu-ray / DVDが12月14日に発売される。日本語版のプロデューサーをスタジオジブリの鈴木敏夫が担当した本作は、北米でオールロケを敢行したSFファンタジー。クローン戦士・ガルムが覇権争いを続ける惑星を舞台に、部族の異なる3人の戦士たちの間に生まれる奇妙な連帯と、“ガルムの真実”を探す彼らの旅路を描く。
豪華版として発売されるBlu-rayには、特典映像として「ガルム・ウォーズ」のために押井が制作したライカリール(絵コンテなどの素材を並べて作る映像)を収録。本編とほぼ同じ長さのライカリールには、「機動警察パトレイバー」シリーズなどで知られる榊原良子がキャストとして参加している。本作の原点であるプロジェクト「G.R.M.」のパイロット版、これまで未公開だったパイロットフィルム「G2.5」なども収められる豪華版。加えて押井直筆の画コンテ台本を丸ごと収めた本も同封される』
※「ライカリール」は、そのままアニメ化したらどうなっていただろう?という妄想
わ働かせることによって、架空の完成作を楽しめる、との報告も聞いているーーー
→ 『「ガルム戦記」は、2000年に製作発表が行われたものの、紆余曲折あり、その後プロジェクトは解散。押井監督自身にとっても、待ち望んだファンにとっても、「ガルム戦記」の存在は大きなものだった。あれから、約15年。「ガルム戦記」の流れを受け継ぐ「ガルム・ウォーズ」が今年公開された。15年前に中止された「ガルム戦記」からどう変貌し、「ガルム・ウォーズ」へと変わっていったのかという片鱗を楽しめるというわけだ。
/Q:今作には吹き替え版がありますが、それは押井さんが書かれた脚本を元に起こしているんですか?/押井:それが違うんだよ。ややこしいんだけど、僕の書いた脚本を向うのライターが英語の撮影台本にして、さらに日本語字幕に訳している……。しかもややこしいことに、日本語吹き替え版のセリフになるときにまた変わっている。一体、どれが正しいんだって誰にも言えなくなっているんだよね。/Q:監督は、英語版と吹き替え版では、どちらがオススメですか?/押井:英語版の方が世界観に入りやすいと思う。ただ、映画の観易さでいえば圧倒的に吹き替え版なのは確か。でも、ファンタジーって本来咀嚼しにくいものだし、いっぺんに頭に入らない情報量があって然るべきなので、やっぱり字幕で観てほしい。とはいえ、せっかく両方入っているから、最初に吹き替え版で世界観を軽く頭に入れてもらって、次は字幕で観てもらえれば僕的にはベストだと思う。ランス・ヘンリクセンの錆びた声も聴いて欲しい。キャスティングの半分はあの声で決めたんだから(笑)。吹き替え版も良かったよ。半分くらいは鈴木敏夫(プロデューサー)に感謝している。打越領一さんという有脳なディレクターを起用してくれたことと、朴璐美さんという選択肢を自分の中に増やしてくれたから。朴さんとは仕事で組みたいと思った。あの人は大した役者だと思う。僕はずっと(榊原)良子さんと付き合ってきたけど、その後継者の話になると、最初は田中(敦子)さんだって言われたけど、田中さんって不思議な人なんだよね。その次が、神山が連れてきた安藤(麻吹)さん。もしかしたら、朴璐美さんは、この流れの中にある人かなって気がした。
/Q:今商品の映像特典にある「G2.5」(2009年)は、「ガルム・ウォーズ」とどんな関係があるですか?/押井:「G2.5」というのは、「スカイ・クロラ」が終わったあとに何をやろうかと考えているところで、「G3.0」をすることが決まり、その予備作業として始まったんだよ。ただ、これが結構大変だった……5分程度のフィルムだけど、1年近くかかった。人間を丸ごとコピーしようとしたんだよね。モデルさんを口の中までスキャンしたんだよ。音響は、スカイウォーカー・サウンドまで行ったしね。向うのスタッフも、喜んでたよ。その反響をみてると、「これは凄いものができたのかな」って思ったんだけど、日本ではコテンパンに叩かれた。そんな状況から「何をすればいいんだ?」となって、そこでCGを使った「サイボーグ009」の映画の企画が始まった。これまた1年以上やっていて3分のパイロットを作ったけど、また百叩きに会う。仕方ないから降りて、その後は神山(健治)がやったんだけど(「009 RE:CYBORG」2012年)。その後、バンダイナムコから企画依頼を受けて、「あんたのところでやるはずだった作品があるじゃないか」と、「ガルム・ウォーズ」を提案した。流れでいうと「ガルム・ウォーズ」の再始動は「G2.5」から始まったといえるね。/つくづく思うんだけど、パイロットを作るとろくなことないよ。パイロットを作って上手いこといったなんて一度もないよ(笑)。パイロットを見せるからちゃちゃが入るんだ、ということは学んだね。時間の無駄だよ。ただ、作業としては面白いからついやっちゃう。新しいものを開発するってこと自体はもの凄く面白いことなんだよ。監督という商売をしていても開発に関わることはそうあることじゃないから。いきなり台本を渡されて「これで撮れ」と言われるのは多いからね。』
※日本でお金出してもらえないなら、海外に進出してもいように思うのだがーー
日本語版プロデューサー・鈴木敏夫の「ジブリ汗まみれ」 「ガルム・ウォーズ」について(第1夜)ゲスト:押井守さん、虚淵玄さん
☆ポイント羅列~~~。
「役者のウマい演技を嫌っていた押井さん」
・・・鈴木さんも役者として出演した時の文句をぶつけてたw この基本的スタンス
が実写監督には向いていないんじゃあんめえか。。。
「“ガルム”はケルト語で“犬”なんだそうな。」・・・確信犯やん!犬のシーンだ
けは絶対カットされないように、っていう策略w
「押井さんは誰かと組んだほうが絶対面白い。オリジナルつまらんもん」by 鈴木
・・・もう、ズケズケと歯に衣着せぬ物言いの鈴木P。あのぉ~~、
「ガルム・ウォーズ」ってオリジナルだと思うんスけどー。喧嘩売ってる?
「冒頭の“安らぎに満ちたバトルシーン”が見もの!」・・・それ、褒めてますぅ?
「映画のキャッチコピーはお気に入り、とのこと。」・・・んーー、個人的には
“この国が捨てた幻想を、再び”が、“押井守が棄てたプライドを再び”
という風に聴こえちゃうなーー。どんだけ、『アヴァター』ショック
が大きかってん!という感じ。「完全敗北」から7年経ってよう~~やく、
今回ちょっとだけ憂さ晴らし、っていうイメージだなぁー。でまた、アヴ
ァター続編(パート5まで制作予告シテオル!)で打ちのめされる、と・・・w
→ 『「この映画は、最も過酷だった」/監督本人がそう語るほど、本作の撮影は困難の連続だったという。そのストレスは目に見えるかたちで頭に現れ、撮影の前と後では頭髪の印象が大きく変わってしまったという。その証拠にと、監督自ら壇上で帽子を脱ぐファンサービスに、会場からはドっと笑いが起った。会場の空気が和んだところで、いよいよ本格的にティーチインイベントが開始される。
/Q:映画をつくるにあたって、「時間を切り取る」という言葉を使っていたと思いますが、今回の映画で気にされた点などはありますでしょうか?/押井:35年監督をやってわかってきたんだけど、映画でしか実現しえない体感しうる時間、登場人物が動いていなくても流れる時間……『スカイ・クロラ』の時から思うようになってきたんだけど、そういうのが最終的に映画のテーマになってきたな、と。あえていえば、モーツァルトの時間、停滞しているんだけど静止していない時間、緊張感があるんだけど心地よい時間――前作の「東京無国籍少女」もそうだけど、そんな時間を目指しました。/Q:今回、「ガルム・ウォーズ」は初見だったんですけど。ワンちゃん、とっても可愛いですね。殺伐とした世界の中でオアシスのようなものに感じました。/押井:登場するグラは、この世界の中の聖獣なんですよ。アンタッチャブルな存在。生き物としての本来のあり方というか。でも、なぜバセットなのかというと、それは僕がバセットが好きだからですよ(笑)。映画としては、バセットは似合わないけど。あの子を探すのも、結構大変だったんですよ。現地の動物プロダクションにいって、60匹くらいの中からオーディションで選びました。映画中、グラがおしっこするシーンがあったんですけど、気づかれた方はいましたか?おしっこをすると、バセットは必ず振り返るんですよ。/牧野:ちなみに、あのシーンは編集の人が、最後まで切りたかったシーンです(笑)/
/Q:前売りについていた特典DVD。すごいと思いました。あれ、前売りの特典につけるくらいなら、Blu-rayの特典にも欲しいくらいです。あの映像は、どこから出てきたものなのでしょうか?/押井:あの映像は、スタッフにイメージを共有してもらうため、開発の初期につくったものです。あれつくるだけで、半年くらいかかりました。本当はもっと簡素なものの予定だったんですけど、つくっている内にいろいろいじりだしてしまって。でも、あれをつくったおかげで、いろいろ大変だった。プロデューサーや出資者にも見せたんだけど、「これでいいじゃない」と言われてしまった。アニメーション技法としてもよく出来た手法だったし。でも、僕はやっぱり実写でやりたかった。あれをアニメーション化するには、プロダクションI.G.のトップクラスのアニメーターを何ヶ月も拘束しないといけないし。アニメーター自体、二度とやりたくない、と言ってましたからね。/牧野:この話をすると、18年分のたまったものが噴き出しそうで。また一晩くらいかかりそうですね(笑)』
以下、細かすぎて伝わらない関連ツイッター&動画
→ 『「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズで知られる神山健治監督が24日、「攻殻機動隊」「パトレイバー」シリーズの押井守監督そっくりのネコをTwitterで公開し、話題になっている。/この日、神山監督は「さっき押井さんと久しぶりにすれ違ったのだが、別人だったか?」というコメントと共に、1匹のネコの写真を投稿。確かに穏やかな目元や表情が押井監督によく似ており、鼻の横には押井監督と同じように黒いほくろのようなものまである。
これにはファンもビックリで、「似てる!!!!!!」「押井監督、随分と毛深くなられましたね」「いや、当人では!?」「本人に間違いないwww」「加工?こんな猫いるんですか?かわいすぎる。。。」などと驚きの声が続々。25日11時の時点で3,500件以上のリツイートを記録している。(編集部・中山雄一朗)』
※「デジタルエンジン」に引導を渡した男・・・
※これは楽しみであ~~~る!!
参観日 |
日々の喧騒 |
どこへやら |
【西原さんのコメント】
・いつも学校は、子供の元気な声でにぎわっているけど、おうちの人が授業を見に来てくれる日は、昨日までの大騒ぎがウソのように、教室は静まり返る。真実の姿は迷宮入りかも?
→ 『著者:名木田恵子 作/梶山直美 絵/税込価格 1,258円(本体価格1,165円) /在庫:品切れ重版未定 /判型:A5判上製 /内容:クラスでシャープペンがぬすまれた。犯人あつかいされている男子、オロオロする先生……皆それぞれの気持ちを抱えて参観日が始まった』
※何事もない参観日ほどつまらないものはないですけどねーーー。あと、「まる子だった」(さくらももこさんのエッセイ)にも、面白い参観日のエピソードがありましたっけーーー。アニメにもなってたカナ?
※永沢君、キャラ変わった?
→ 『毎度毎度本当に腹立たしいのですが、授業参観中に平気でおしゃべりする親が多過ぎませんか?ひそひそ声ならまだしも堂々と普通の声で、キャーキャーワーワー 信じられません。今年はついに静かにしてくださいというプリントが配られました。が、全く効果なし!親たちのザワザワ声で、どこが参観のクラスかわかる程です。むしろ参観日じゃない学年はしーーんとしています。それだけじゃなく、遅れてきて、前のドアから我が子に手を振る。(皆の気が散るでしょ!)回り込んで授業の様子を写メする。(テーマパークじゃないよ!)問題の解き方を教えに行く。(授業中ですよ?)小さな子供を連れてきて授業中の兄姉のところへ行かせたり、廊下で追いかけっこ。親は無視しておしゃべり。(連れてくるならしっかり見てください!)参観後に子供さんが出てきて「お母さんうるさすぎるよ!」と親に注意する始末。本当に情けない限りです。これを読んだ方で授業中おしゃべりをしている方は本当にやめてください。先生に失礼だし、子供たちが可哀そうですよ。1時間もおしゃべりが我慢できないなんて、子供たちをどう躾けるんですか?とても恥ずかしいことだと思います。ユーザーID:0572270573 』
“苦情から縁がむすばれる” |
「需要家の方からいただくおほめの手紙はもちろんありがたいけれども、苦情の手紙をいただくのもありがたいことだと思います。かりに苦情を言わない方はそのまま「あそこの製品はもう買わない」ということで終わってしまうかもしれません。しかし不満を言ってくださる方は、そのときは「もう買わない」というつもりでも、こちらがその不満を丁寧に扱って、不満の原因をつかむとともに、誠心誠意対処すれば、その誠意が通じ、かえって縁がむすばれる場合が多いと思います。/ですから、苦情を受けたときは「縁がむすばれる好機」と考え、一つの機会として生かしていくことが大事だと思うのです。」