『ローガン』無限の住人もこういうラストにすれば良かったんじゃ・・・

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eiga.com LOGAN ローガン

■解説:「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描く「ウルヴァリン」シリーズ第3作。不死身の治癒能力が失われつつあるウルヴァリンことローガンが、絶滅の危機にあるミュータントの希望となる少女を守るため、命をかけた壮絶な最後の戦いに身を投じる様を描く。ミュータントの大半が死滅した2029年。長年の激闘で疲弊し、生きる目的も失ったローガンは、アメリカとメキシコの国境付近で雇われリムジン運転手として働き、老衰したプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビアを匿いながら、ひっそりと暮らしていた。そんなある日、ローガンの前にガブリエラと名乗る女性が現れ、ローラという謎めいた少女をノースダコタまで連れて行ってほしいと頼む。組織に追われているローラを図らずも保護することになったローガンは、チャールズを伴い3人で逃避行を繰り広げることになるのだが……。監督は、シリーズ前作「ウルヴァリン:SAMURAI」も手がけたジェームズ・マンゴールド。プロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、物語の鍵を握る少女ローラ役の新星ダフネ・キーンが共演。

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■スタッフ:/監督 ジェームズ・マンゴールド /製作 ハッチ・パーカー サイモン・キンバーグ ローレン・シュラー・ドナー /製作総指揮 スタン・リー ジェームズ・マンゴールド ジョー・カラッシオ・Jr. ジョシュ・マクラグレン /原案ジェームズ・マンゴールド /脚本 スコット・フランク ジェームズ・マンゴールド マイケル・グリーン /撮影 ジョン・マシソン 美術 フランソワ・オデュイ /衣装 ダニエル・オーランディ /編集 マイケル・マカスカー ダーク・ウェスターベルト /音楽 マルコ・ベルトラミ

■キャスト:ヒュー・ジャックマン(ローガン/ウルヴァリン) パトリック・スチュワート(チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX) ボイド・ホルブルック(ドナルド・ピアース) スティーブン・マーチャント(キャリバン) ダフネ・キーン(ローラ) リチャード・E・グラント(ドクター・ライス)

エリック・ラ・サール(ウィル・マンソン) エリゼ・ニール(キャスリン・マンソン) エリザベス・ロドリゲス(ガブリエラ) クインシー・フォース(ネイト・マンソン)

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■作品データ:/原題 Logan /製作年 2017年 /製作国 アメリカ /配給 20世紀フォックス映画/上映時間 /映倫区分 R15+

  オフィシャルサイト

※最強兵器幼女のアクションは『キック・アス』を、抜群の回復力を持つヒーロー

が死に場所求めてさすらう系ということで『無限の住人』を、そしてストーリーの

骨格をなすヒーローと子供の出会いと別れの切なさが共通点の『シェーン』あたり

を彷彿とさせる、最高に惹き付けられるエンタメ大作であった!!満足満足。


ウルヴァリン最後の戦いが胸を打つ!『LOGAN/ローガン』予告編



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※鉤爪親子の連携技が素晴らしい!「アストロ球団」の球七と球八みたいやんーw


ORIVER 【もう一度『LOGAN/ローガン』を観るために①】本編からカットされた「ウェストチェスターでの事件」その詳細を監督&脚本家が語る

『本作ではあえて、「なぜミュータントがいなくなったのか」という謎が明らかにされていない。観客が知ることができるのは、7人のミュータントが死亡したこと、チャールズの屋敷があったウェストチェスターで惨事が起きたこと、そしてチャールズが自身の(無意識による)行動を後悔していることだ。では、なぜローガンはチャールズをメキシコのひどい環境下に置かねばならなかったのか、なぜ逃亡しなければならないのか、そして政府はなぜチャールズを「大量破壊兵器」と呼んでいたのか……。その真実が劇中ではっきりと語られることはないのである。しかしジェームズ・マンゴールド監督と脚本家のマイケル・グリーン氏は、そろって「なぜミュータントがいなくなったのか」を解明するシーンを執筆していたことを明らかにしている。“ウェストチェスターでの事件”は、コミック「ウルヴァリン:オールドマン・ローガン」をもとに考案されながら、ついに脚本の完成稿に使用されることはなかったのだ。

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【監督ジェームズ・マンゴールドの証言】「LOGAN/ローガン」の米国公開時、マンゴールド監督はハリウッドレポーター紙に対して、“ウェストチェスターでの事件”をカットした理由として「情報を少なくして、キャラクターをたっぷりと描く映画を作りたかった」と語っていた。しかし米国盤Blu-ray/DVDの発売にあたっては、IGNの取材にこんな意図も述べているのである。「その(ウェストチェスターでの事件の)シークエンスから始まるオープニングを書いたよ。誰が死んだのか、まさにそのままね。でも本編でカットした理由は、それが他の映画と共有できなかったことだ。映画を再定義してしまう、ローガンとチャールズの映画ではなくX-MENの映画になってしまうと思ったんだよ」/また監督は、「LOGAN/ローガン」のストーリーを単独で考えた際にも、ストーリーの前日譚を描くべきではないと考えたようだ。「決定的だったのは、脚本のはじめにそのくだりを読むと、キャラクターの後ろを影のごとく付きまとう悲劇ではなく、その他の“この悲劇”についてのストーリーになってしまうと思ったことだ」/あえて事件の詳細を語らないことで、より大きな問題、ウルヴァリンやプロフェッサーXの過去すべてに物語のテーマが波及していく。二人の人物の抱える業の深さを示すために、“ウェストチェスターでの事件”はあえて描かれなかったのである。

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【脚本家マイケル・グリーンの証言】ハリウッドレポーター紙の取材で、脚本を執筆した一人であるマイケル・グリーン氏は、事件のフラッシュバックが含まれた脚本が確かに存在したことを認めている。しかしグリーンが語る「カットの理由」は、マンゴールド監督とは少しだけ異なっていた。「フラッシュバックを具体的に描くよりも、(描かないほうが)より辛いものになったんです。[中略](ローガンとチャールズには)本当に後悔していることがある。それはひどい出来事で、きっと友人たちを失ってしまったんだろう。あるいは私たちが知らない人かもしれない……。それを知ることのほうが、はるかに痛ましい鑑賞体験になると気づいたんですよ」/もちろんグリーン氏は、「LOGAN/ローガン」で示唆される“事件”がファンをあらゆる点で刺激する可能性を理解していたという。なぜなら原案コミック「ウルヴァリン:オールドマン・ローガン」では、ミュータントが全滅した理由は「幻覚を見たウルヴァリンが全員を殺害したから」なのだ。「LOGAN/ローガン」はミュータント全滅の理由をはっきり語っていないが、しかし「オールドマン・ローガン」と同じ経緯でないことだけは明らかになる。「(ミュータントたちに)最後に何が起こったのか、オンラインでファンの持論を読むこと以上に良いものはないでしょうね。私は『LOGAN/ローガン』についての(ファンの)持論を聞きたいんです。何が起こったのかについての考えはありますし、実際に何が起こったのかすら私は知っています。でもそれは問題じゃないんですよ。なぜならここでファンに神聖化されるものにこそ、映画のエモーショナルな影響があるからです」/ちなみにグリーン氏は、本編で描かれなかったものを今後明らかにするつもりはないという。しかし彼はこうも述べているのだ。「いつか、誰かの手によってすべてが描かれた(「LOGAN/ローガン」の)素晴らしいコミックを読みたいですね」/さて、あなたは映画を観て、二人の過去には何があったと考えただろうか? ローガン/ウルヴァリンは何をしたのか、チャールズ/プロフェッサーXの後悔とは……。あえて描かれていないからこそ、何度も観ることで気づくこと、想像を広げられることがあるはずだ。』


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六本木ヒルズで開催された「ローガン展」では、劇中でヒュー・ジャックマン

かけていた老眼鏡も展示されていたらしいが。いやいやいや、「ローガンのローガ

ン鏡」なんて絶対、グッズにすべき物件でしょっ!!50オーバーのオールドファ

ンに老眼鏡は欠かせないアイテム。そこへそんなタイムリーなグッズが売ってたら、

即買い~~~!の世界だと思うんだが。。。多少高くてもファンは買うよ♪


Real Sound 『LOGAN/ローガン』は“名作映画”の領域にーー本物のドラマに宿るアメリカの魂

『アメコミヒーローが第一に象徴するものは、「正義の心」である。そんなヒーローを代表する一人であるはずのローガンは、多くの人々から忘れられ、放棄され荒れ果てた廃工場と一緒に朽ちようとしている。それと対比される、大掛かりな機械によって管理されたトウモロコシ畑で活躍する現役のシステムは、ひたすら効率だけを追求しているように見える。これが示すものは、アメリカという国の価値観や、社会状況の移り変わりである。

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かつてアメリカの市民は、自分の労働が国を豊かにして、それが自分や家族、子孫たちの生活をも向上させることになるという、国民共通の大目標を信じていた。しかし大企業中心の社会になってくると、企業にとっての利益や効率が何よりも優先され、そのトップとなる、ごく一部の富裕層だけが得をするような、極端な格差社会の構造が出来上がっていった。それでも仕事があればまだいい方で、さらなるコストカットのために、企業が労働力を海外に求めたために、国内の工場などに従事する熟練の労働者は職を失い、居場所を失い、プライドを失うことになった。利益のために先鋭化していく大企業が支配する社会において、残されている職とは、ただ管理者の命令や既存のシステムだけを盲目的に遂行する、誰がやってもさほど変わらないような内容の、無個性な労働である。自主性を持たずに、労働組合などを作らず、それがどんなに倫理に反し、人々を不幸にすると分かっていても、粛々とこなしていく代替可能な存在。それこそがいま社会に求められる、目指すべきヒーロー像だというのだ。本作でローガンと戦うことになる敵は、まさにそのように作られた哀しいミュータントであり、企業によって現在求められる市民の偶像なのである。(中略)

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問題が山積するアメリカの実相をひとつの作品に集約させ、そこを乗り越える精神を示した『LOGAN/ローガン』は、まさに「名作」の名にふさわしい作品である。ハリウッド大作はビジネスのために、どうしても多くの観客に好まれるような無難で平板な表現に傾いていきがちだ。しかし本作は、本物の深いドラマを描こうとする、ジェームズ・マンゴールド監督の強い作家性と信念に貫かれている。作品を最終的に輝かせるのは、やはり作家個人の個性であり欲望である。本作はそのことにも気づかせてくれる。』

※祖父と父と娘、の疑似家族。そのひとときの幸せが切ない。溢れる涙を禁じ得ない。


rockin'on.com 『メタルギア』シリーズのゲーム・クリエイター小島秀夫、『LOGAN/ローガン』を語る

『特に小島が評価しているのは、特殊能力を備えたローガンでさえ老化に逆らえず、人生の終局を迎え始めているという設定で、実はこうした設定は小島自身も『メタルギアソリッド4』で導入したものだったということに触れている。「メタルギアソリッド4」では登場キャラクターのソリッド・スネークの身体が急速に老化し、オールド・スネークと名乗るようになっていた。しかし小島が「メタルギアソリッド4」を終わらせつつも、このシリーズ全体を終わらせたわけではなかったように、「LOGAN/ローガン」でも、ローガンことウルヴァリンの物語が終わりを告げつつも「X-MEN」シリーズの世界が終わったわけではないとしている。/ただ、終わることのないように思えたローガンの物語が終焉することによって初めて、観る者に生と死を意識させることができているという。また、ローガンことウルヴァリン像の変貌については、スパイダーマンバットマンにも共通するスーパーヒーロー像の変化だとしていて、2001年の同時多発テロ事件によってアメリカの正義の性格が変わったことを反映したものだとも指摘している。』


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●予告F


※万引き親子、ワロス。これ、絶対「教育」には悪い映画だなーーw


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※ポテチとドリンクとサングラスお買い上げ~~~。もとい、持ち逃げ~w

チャールズのボケ老人台詞のシーンと共に、思わず苦笑してしまうシーン!


オフィシャルサイト ニュース 原案コミック『ウルヴァリン:オールドマン・ローガン』発売中!

『「ウルヴァリン:オールドマン・ローガン」全国書店にて発売中!・・・ヒーロー達が姿を消した未来。全米はスーパービランの手で支配されていた。そんな時代、カリフォルニアの寒村に、妻と二人の子供に囲まれ慎ましく暮らす一人の男がいた。名はローガン。過去は捨てたと語る男の生活は、ある旧友の訪問をきっかけに急変する......。ヒーロー達の身に、そして、ローガンに何が起きたのか。禁断の歴史が紐解かれる時、あの最強の狂戦士が蘇る......。話題作「シビル・ウォー」を生んだ、マーク・ミラー&スティーブ・マクニーブンのコンビが贈る衝撃のバイオレンス巨編!』


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●「シェーン」 ジョーイとの別れのシーン


※子役がちょっと貧乏臭いねえーーw


※同系統の邦画でいうと、このラストシーンも良かった。

●遙かなる山の呼び声 別れ


※「ねえーおじさんどこいくの?」吉岡秀隆名演!!


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※因みにこの泣き顔は、ワチシの幼い頃と瓜二つだったりする。ちょっと親近感ーーー。


●Best Duo MTV Award 2017


※ダフネ・キーンちゃん、可愛すぎじゃね~?これ!


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※ダフネちゃんが成長して、いずれはメインを張れるように

なるだろうなー。タイトルは『ウルバリーナ』とかで・・・


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最後に。ありがとう、ウルバリン!さようなら、愛しきウルバリンキャラたち・・・





「欽ちゃんの、日めくりカレンダー」& 松下幸之助 一日一話

(詳細は、6月1日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日6月20日(火)の、欽ちゃんカレンダーはァ~?


『運は家族で回し合う』


【家族全員、そろって大ラッキーなんてことはまずありません。家族のバランスは運のバランスと同じで、プラスマイナス=ゼロ。不運なときは、「今は家族に自分の運を回しているんだ」と思えばいいの。】


☆関連書籍、グッズ、名言など!


スピリチュアルと脳の成功法則〜人生好転のテクニックの数々〜

『子供の性格や学力、運気を与える部屋を与えてあげる事は重要です。特に小さい子供は大人よりも家の運気を受けやすいのです。子供が勉強を嫌うと嘆く親がいますが、それは子供のせいだけでなく、その部屋を与えた両親の責任でもあります。塾に行かせて詰め込む、宿題しろとガミガミと言う前に、子供部屋の雰囲気を変えてみる事をしてみてはいかがでしょうか?自然と子供が勉強好きになるかもしれません。そうして真剣に勉強の取り組めば自然と学習効果も上がっていくでしょう。そうした学習運を上げるには、例えば、机の向きと勉強の向きは重要です。落ち着いて勉強させたいのであれば、机は北の面を向くように設置すると良いでしょう。北は落ち着き、知識をため込む方位と言われます。逆に南向きにすると、机に座っていられないようになります。

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他にも例えば、老人や体の弱い人の部屋に赤い椅子を置いてあげるだけで、血行が良くなって身体も丈夫になってきます。同じく照明に工夫も可能です。蛍光灯よりも、電球色のランプをおススメしますが、色の周波数的に温かみを感じるだけでなく、電磁波が少なく身体に優しいものです。財運の強い住まいほど、電球色が多い傾向にあります。健康運、学習運、財運…などトータルで考えるのが家族運を上げるために必要です。子供のために何かを残したりものを与える事も良いですが、目に見えない運気と言うエネルギーを与えてあげる事も親の役目だと思います。しっかり運気のコントロール法を学び、子供たちに伝えてあげられる。財産の相続ならぬ運気の相続です。家族運を子孫代々継承するのです。目に見える資産だけでなく、目に見えない資産を与える、こう言う思想は資産家のファミリーほど徹底しています。「風水なんてオカルトだよ」とバカにするのはたいてい中流階級のインテリ層です。富裕層になるに従い、こうした目に見えない力を重視する傾向があります。家族運が成功の土台なのです。』


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※『サマーウォーズ』はクライマックスが花札勝負の家族の絆物語

だから、今日のテーマにはぴったんこカンカ~~ン♪


●「サマーウォーズ」 劇場用予告



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※「行っけぇえ~~~~~~~~~っ!!!」


☆本日の、『松下幸之助 一日一話』

松下語録


“言うべきを言う”


「部下を持つ人は、自分1人だけの職務を全うすればいいのではなく、部下とともに仕事の成果全体を高めていかなくてはなりません。そのためには、やはり部下に対して誠意をもって言うべきことを言い、導くべきことは導いていくことが大切です。/注意すべきときに“注意したら文句を言ってうるさいから”というようなことを考えて、言わずに放っておくというようなことではいけません。部下がなすべきことはやはり毅然として要求し、そしてそれを推進していくということに対しては断乎としてやらなければならない。そういうことをしない上司には、部下はかえって頼りなさを感じるものです。」


細かすぎて伝わらない関連動画など


●【誰かに話したくなる∀青野のムダ話】 優しい上司は良い上司?



豊臣秀吉、相当細かくて厳しい上司だった



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※そう言われてみると、怖い上司タイプのオサーンにも見える・・・


ジョニーAのつぶやき:厳しいタイプの方があとあとになって感謝される、というのは学校の先生などでもよく言われる話ですね。