『ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。』
■スタッフ:/監督 谷内田彰久 /原作 モギサン モギ奥さん /脚本 野村伸一 /音楽 常田大希 /主題歌 ericka hitomi
■キャスト:ジエン・マンシュー(リンちゃん) 中野裕太(モギさん) ワン・サイファー(リンちゃんママ) 蛭子能収(モギさんパパ) リン・メイシュー(アケミちゃん) 大谷主水 岡本孝 与座重理久
■作品データ:/製作年 2016年 /製作国 日本・台湾合作 /配給 朝日新聞社、アティカス /上映時間 94分 /映倫区分 G
※まずは、冒頭18分を貼ろう・・・。
※この、メッセージのやりとりでお互いのことが解ってゆく過程・・・。
久しぶりに『ハル』のドキドキ感を思い出したワー。
→ 『Facebookで出会って国際結婚した日本男子と台湾女子の実話を描く「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」の完成披露試写会が5月1日、東京のユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、主演の中野裕太、共演の岡本孝、原作者のモギ夫妻(茂木洋路&リン・イーハン)、メガホンをとった谷内田彰久監督が上映前の舞台挨拶に立った。映画は、台湾に暮らす“リンちゃん”と日本人男性“モギサン”の遠距離恋愛や結婚生活をつづり、32万人以上のファンを持つ2人のFacebookページ「雖然媽媽説我不可以嫁去日本。」をブログにまとめ、後に書籍化した「ママは日本へ嫁に言っちゃダメと言うけれど。」(新潮社刊)を原作に製作。中野が“モギサン”に扮し、“リンちゃん”を台湾の女優ジエン・マンシューが演じている。「最近手をつないでいないカップルが、この映画を見た後に手をつなぐ雰囲気になったり。その日を爽やかに楽しく過ごすきっかけになる。笑顔も多くなるはずです」と作品の魅力を語った中野。すると谷内田監督は「公開初日まで編集を続けるので、今日見るバージョンと5月27日から見られるものはかなり変わっているはず。だから2度見てほしい映画なんです」とアピールし、さらに観客に対して「携帯電話の電源は入れっぱなしにしてください」と異例のお願い。「写真や動画を撮ってシェアしたり、隣の人と喋りながら見てくれれば。そういうテイストの映画なんです。でも、全部は撮らないでほしいけど(笑)」と笑いを交えて理由を明かしていた。
原作者のモギ夫妻は度々撮影現場を訪れていたようで、“モギ奥さん”ことイーハンは「母親と“リンちゃん”が登場するラストのシーンは何十回も撮っていて、それを見る度に泣いていました」と照れくさそうに告白。「(イーハンは)ほとんど毎日現場に来てくれていましたよ。モニターで映像を見て、ひとりで当時のことを追体験していたみたいですね」と補足した中野は、スタッフ&キャスト、そしてモギ夫妻と一丸となって完成させた本作を「これぞ恋愛!」と称して、作品の出来に自信をにじませていた。また、この日は舞台挨拶に参加できなかったマンシューがビデオメッセージで完成を祝福し「ロマンチックな場面がたくさんあります。楽しんでください」とコメントを寄せていた。「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」は、5月27日から東京・新宿シネマカリテ、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場ほか全国で順次公開!』
※「携帯電話の電源は入れっぱなしに」「写真や動画を撮ってシェアしたり、隣の人と喋りながら見てくれれば・・・」 フ、時代が変わったものだな~。ま、どんちゃん騒ぎするのがデフォの「応援上映」や「マサラ上映」も一般的になってきたし、さほど驚くべき事態でもないか・・・。いや、「撮影OK」はやっぱり画期的だな、おいっ!
→ 『フェイスブックの交流から、日本の男性と知り合いになった台湾女子の実話に基づいたラブストーリー。主役のリンちゃん役の ジェン・マンシューは、以前、日本のTVでも放送された台湾ドラマで、パティシエ役をやっていた記憶があったので、てっきり台湾映画かと思ったら、日本製の映画。ずいぶん、大人っぽくなったねー。リンちゃんの台北での生活はイキイキとして面白い。一方、ネクラな日本男子は魅力が無く見苦しい。(お父さんが 蛭子さんでは…)もう少し、山場とか、映画的な感興があると良い。
台詞の8割は日本語でリンちゃんに失礼。努力しないと…。もう少し中国語を話させて輸出を狙えばよいと思ったが、音楽も、ストーリー展開もゆるゆるでは無理か。私が脚本家なら、恋(日本)に恋する乙女を描くだけでなく、麻雀ばかりしているリンちゃんのママが、実は黒社会のボスで日本に刺客を放つとかするんだけどなー。』
※リンちゃんママや、占い師の女性が、やたら「日本行きを拒否」する理由が
何かあれば良かったのになー、とは思った。特に何もなかったと解った時点で
ちょっと冷めた視点から観てしまった・・・。その辺は、映画なんだから、多
少の脚色があってしかるべきだと思ったんだがナァー。
→ 『いまどきの恋愛ですね~。しかも、実話らしいです。見ると、確実に恋愛したくなります。恋愛はいいものです。嫉妬して切ない思いをしたり、予期せぬハードルがあったりするけど、それが恋愛への思いを強くするものです。本作のケースでは、言葉のハードルが大きい気がしますが、恋に落ちた主人公の二人は、それを全く感じさせません。それもかなりスゴイよね。そして何と言っても、ヒロインのリンちゃんがマジで可愛いです。あんなにピュアな空気を発する女優さんは、見たことがありません。笑顔、表情、仕草、声、リアクション、顔、スタイル、ノリ、、、全てが俺好みです。完璧に彼女に恋しました。(中略)
主演は、ジエン・マンシューと中野裕太。繰り返しますが、リンちゃん役のジエン・マンシューが、とにかくキュートでした。この世の男で、彼女を嫌いな人はいないのではないでしょうか。中野裕太は、決してハンサムとは言えませんが、信念を持った青年の匂いを発していました。リンちゃんの相手役が務められるなんて、超役得でしたね。共演は、ワン・サイファー、リン・メイシウ、蛭子能収等。』
※蛭子さんも、ドラマの空気を壊すことなく、絶妙の存在感でそこにいた。
※声が可愛い。この映画にピッタリの声質といえよう~!
→ 『暑い中遊びに来てくれた皆さんありがとうございました💗!!謝謝大家🙏 映画「ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。」のコーナー では、原作者の茂木さんと、谷内田監督と、ママダメの魅力についてや、国際結婚についてなどなど、色々とお話を聞かせて頂きました。台湾人の女性はとてもピュアで真っ直ぐで、思ったことはすぐに言うという話を聞き、日本人は遠慮したり、思ったことを素直に言うのが苦手だったりするところとかが、違うなぁと思ったり😊✨台湾人女性が真っ直ぐぶつかってきてくれることによって、ようやく日本人男性も素直になれたりするんでしょうね(笑)ママダメの主題歌を歌うericka hitomiさんにもご登場頂き、主題歌の「ハンブンコ」そして、挿入歌も歌って頂きました😊💗中国語バージョンの「ハンブンコ」もとても素敵でした✨』
→ 『これは何とも可愛いお話でした。 監督は谷内田彰久、映画は初監督ですが、昨年MBSで連続ドラマ 「拝啓、民泊様。」 の監督をしていましたね。 韓国在住だそうです。主演はジエン・マンシュー、初めて見る本当に可愛い女の子、いや女性でしたね。 女優だけでなく、監督、脚本もしているそうで、才能豊かで、作品中も自然でいろんな表情を見せてくれます。 喜びの表現が何とも明るく楽しい。そして中野裕太、最近の出演は 「新宿スワンII」でしたが、この作品では嫌な奴をしっかりしていました(^^)今作は半分くらいが台湾シーンなんですね。 そのため、日本人で台湾で活躍している俳優さんを多く起用しています。 岡本孝、与座 重理久、大谷主水といった茂木の友人は皆向こうで活躍しているんですね。物語はこの後、しばらく二人の関係は中断してしまいます。 このまま二人は進展せずに終わってしまうのか? もちろんそんなことはありません。 しかしそこに大きな障害が発生します。 それは、母の断固反対の硬い意思ですね。 どうしてそこまで反対をするのか? 何か恨みでもあるかのごとく、徹底しているんですね。まあ深い理由がなくても、いきなり現れた異国の人でもじゃもじょ頭だったら、そりゃびっくりするでしょうが(^^)はたして二人の恋は成就するのか? もう今作は、弾けるようなリンちゃんをただただ堪能するラブコメでした。』
※監督や共演者の情報をサンクスです。そう、結局、リンちゃんの笑顔くらいしか
収穫はないんですけどねーーー。一般人カップルの行方を、周囲の人たちが応援し
つつ見守る、という構図に、昔の『電車男』が少し蘇りました。あれは究極のヲタ
クが主人公だったので感情移入できたがな~~。今回のは普通にリア充だしぃ~。
※この映画、大爆笑や大感動、は呼ばないけれど、現実のSNSに即したリアルさで
ほんのりした気分に浸れる作品。リンちゃんの笑顔に癒されてくださいーーー。
くれぐれも、リアル世界の茂木夫婦へ。「不倫編」「離婚編」という続編だ
けはご勘弁を・・・(作品の余韻を左右してしまいますゆえww)
→ 『皆さん、ご無沙汰ぶりです。マネージャーの芋洗です🥔 中々、栄一兄さんの近況を報告出来ずすいません。本年も小谷野栄一を応援頂き📣、ありがとうございました‼️っということで、先日は仲良しファミリー達と、本年の垢を飲み流し、来年の勝利を🏆誓い合いました。(中略)
/小谷野家は来年も食糧係で「牛」担当ですwそれよりも、来年のオリックス優勝に向け、自身が「猛牛」としてチームを牽引する戦いを、決意してました‼️皆さんも、有意義な年末年始を‼️1年間、ありがとうございました😊』
※奥さんが美人なことは、茂木さん家との共通点!!しかし、コチラの更新頻度はかな
り酷く、1年にわずか1度なのであ~~る!シモヤマンを見習って、もっともっと更新
しておくんなまし!オリの快進撃を内部リポートしてもらいたいのだっ!!!
『やってみなはれ、やらなわかりまへんで』 |
出展:「やってみなはれみとくんなはれ」(開高健・山口瞳共著 新潮社) |
発言者:鳥井信治郎(実業家、サントリーの創業者 1879年1月30日~1962年2月20日) |
→ 『解説:2014年NHKの連続テレビ小説「マッサン」でも、鳥井信治郎をモデルにした鴨井欣次郎の口癖は「やってみなはれ」だった。大切なのは「やらなわかりまへんで」ということだ。そう、トライしなければ、何も始まらないのだ。こういう社長や上司がいる職場は幸せだ。鳥井信治郎はマッサンこと竹鶴正孝とともに日本のウイスキーの父と言われている。』
※「太陽(sun)」と「鳥井」で「サントリー」だったんですねぇー。
→ 『「陰徳あれば陽報あり」 人に見えないところで徳を積み重ねておれば、それは必ず自分に巡り戻ってくるはずだ――という意味であるが、この言葉をモットーにしていたのが、 サントリー創業者の鳥井信治郎である。 いかにも仏教的な「因果応報」の思想である。 /毎朝、般若心経や観音経などの小一時間の勤行。 その後は柏手を神棚で打つという日課。 ところが信治郎はこれといった固有の信仰があったわけではなく、 とにかく神様とか仏様と名のつくものに、無条件に敬意を払ったと言われる。 かつては社内に「神仏課」を置き、全国の神社仏閣に、 祭事があるたび寄付や自社のウイスキーを奉納していたという事実がある。 /この信仰心の深さは幼少の頃から、母親によって育てられた。 明治12年生まれの信治郎の時代は、また国民全体が貧しく、 そんな人達にいやな顔ひとつせず小銭を与える母であったそうだ。 小銭をもらった人が大声で何度もお辞儀するのを楽しげに見つめる信治郎に、母は「見るもんやおへん、ふり返ったらあかんぇ」と厳しく戒められて育った。「わしが陰徳、陰徳というのはなぁ、あんときのお母はんの教えによるところが大きい。 ある者ない者に施しをする。そんなんは当たり前や。 いばることもないし黙ってしてやったらよろし。 これをしたげたさかいに見返りを求めるなんちゅうのは論外やで。 人間、どんなときでも慈悲の心を忘れてはいかん」と、周囲の人にことあるごとにこの言葉を繰り返していたという。
また、社会福祉法人を設立し、夫人とともに恵まれない学徒のために 奨学金を内密にして提供し続けてもいた。/戦後には、会社をあげて大阪市内での炊き出しの救済活動。 その時も幹部の反対する声に「アホやな、おまえらは。そんなことを言うとるさかい、 なにひとつでけへんのや。日本中が困ってることくらい、 わしにもわかっとる。というて、誰もなにもせんだらどうなるんや。 復興はますます遅れる、遅れる分だけわしらの仕事もやれんことになる。 だいいち一人でも二人でもおカユをやれる力があるなら、 それを実行するのが人の道やないか。」貧しい人への施しを現代に置き換えるとするならば、 今の会社で困っている中小企業や仕事を求めている人達に、 施す大企業がいったいどれだけあるのだろうか? みな、生き残り、生き残りといいながらありったけのものを 自分達の会社にかき集めているというのが現実ではないだろうか?(中略)今の世の中、損得利害中心になってしまっているが、 会社だけでなく社会が、日本がよくなるためには、 鳥井信治郎の「陰徳精神」に目を向け、人と人との生かし合い、 支えあう精神を持った経営者が今こそ求められているのではないだろうか? それこそが日本型経営であり、企業づくり構想のコスミカリズムマネジメントなのである。 ー引用 経営者を支えた信仰~ 池田政次郎著よりー』
Amazon.co.jp やってみなはれみとくんなはれ (新潮文庫) 山口 瞳 (著), 開高健 (著)
→ 『■内容紹介:赤玉ポートワインで莫大な利益を得ながら、危険を冒して日本初の国産ウィスキー製造に取り組んだサントリーの創始者・鳥井信治郎。戦後の経済成長のなか、父親譲りの「やってみなはれ」精神で次々と新分野に挑戦しながら、念願のビール市場参入を果たした二代目・佐治敬三。ベンチャー精神溢れる企業の歴史を、同社宣伝部出身の芥川賞・直木賞作家コンビが綴った「幻のサントリー社史」。/■登録情報:/文庫 316ページ /出版社 新潮社 /言語 日本語 ISBN-10: 4101111340 ISBN-13: 978-4101111346 /発売日 2003/8/28 /梱包サイズ 15 x 10.8 x 1.2 cm /おすすめ度:5つ星のうち 4.1 /■カスタマーレビュー:tanmen 「5つ星のうち5.0サントリーがますます好きになりました」2015年2月19日・・・元々サントリー贔屓です。NHKの朝ドラ「マッサン」を見て、堤真一のやってる鳥井信治郎さんに興味を持ちこの本を手に取りました。著者お二方とも独特の語り口で読み易く、楽しく、一気によみました。お二人とも作家でありながら、サントリーの社員を貫き通したとのこと。それらエピソードを交えサントリーの特異性を愛情を込めて紹介しています。この本を読んだおかげで、サントリーのウイスキーもビールもこれから益々おいしく飲めます。サントリー贔屓の方はもちろん、そうでない方もオススメします。』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
→ 『日本が国鳥を指定したのは、戦後間もない1947年。GHQの野外生物課長・オースチン博士が日本政府に対して野鳥を保護するよう勧告し、それに応えて文部省は愛鳥教育を採り入れます。その中で、鳥類保護の象徴として国鳥を選定するよう日本鳥学会に依頼。22名の鳥学者が集まって、以下のような議論を展開したようです。・日本固有種であるキジかヤマドリにすべきである・平和の象徴であるハトがふさわしい・美しい声でさえずるヒバリかウグイスが最適。
/最終的に多数決でキジに決定。その理由は以下のようなものでした。①本州・四国・九州では1年中見られる日本固有の留鳥②人里近くに生息しているため、目にする機会が多い③雄は羽色が美しく、性質が勇敢④雌はことわざにあるように母性愛が強く、多くの人に好まれている⑤「桃太郎」など日本の文学や芸術などでも古くから親しまれている。/4番目のことわざとは「焼け野のキギス(=キジ)」のこと。卵を抱く雌は山火事が発生して自分が焼け死んでも卵を守り続けるという言い伝えから生まれたことわざです。国鳥にキジを選定したことに異論を唱える人は少ないでしょうが、そうやって選んだ国鳥をなぜ今でも狩猟鳥に指定し、鉄砲で撃ち殺すことを認めているのか、疑問を持つ人は多いはずです。/実は、上の5つに加えて、もう一つの選定理由があります。それは「狩猟鳥としてもなじみが深いから」というもの。鳥類保護のシンボルを決定する理由になぜ狩猟鳥であることが上げられるのか、理解に苦しみます。70年前の鳥学会の限界だったのでしょうか。』
※葛飾北斎の作品
※これ、キジかなぁ~w