『ぼくたちの家族』 市川実日子さん定点観測・・・

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※「市川さんの出演映画ランキング1位」と聞きつけ、観てみたら。。。


eiga.com 作品情報 『ぼくたちの家族』

■解説:「舟を編む」が数々の映画賞を受賞し、アカデミー外国語映画賞日本代表作品にも選出された石井裕也監督が、母親の病気をきっかけに、さまざまな問題に直面した家族が、再びひとつになっていく姿を描いた。ごく平凡な一家の母・玲子は物忘れがひどくなり、病院で検査を受けると、末期の脳腫瘍で余命1週間と宣告される。玲子は家族がバラバラになることを恐れながらも認知症のようになり、家族にひた隠しにしてきた本音を吐露。突然訪れた事態に父は取り乱し、社会人の長男は言葉をなくし、大学生の次男は平静を装おうとする。残された男3人はさまざまな問題と向き合いながら、最後の「悪あがき」を決意する。長男の浩介に妻夫木聡、その弟・俊平に池松壮亮。両親を原田美枝子長塚京三が演じた。原作は早見和真の同名小説。

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■スタッフ:/監督 石井裕也 /原作 早見和真 /脚本 石井裕也 /製作 竹内力 小西啓介 狩野善則 堀義貴 木滝和幸 若山泰親 /プロデューサー 永井拓郎 /アソシエイトプロデューサー 鈴木俊明 /撮影 藤澤順一 /照明 金沢正夫 /録音 小松将人 /美術 栗山愛 /編集 普嶋信一 /音楽 渡邊崇 /衣装 馬場恭子 /ヘアメイク 田中マリ子 /装飾 石渡由美 /スクリプター 村松愛香 /VFXスーパーバイザー 西尾健太郎 /キャスティング おおずさわこ /助監督 杉田満 /制作担当 榊田茂樹

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■キャスト:妻夫木聡 原田美枝子 池松壮亮 長塚京三 黒川芽以 ユースケ・サンタマリア 鶴見辰吾 板谷由夏 市川実日子

■作品データ:/製作年 2014年 /製作国 日本 /配給 ファントム・フィルム 上映時間 117分 /映倫区分 G

オフィシャルサイト(ほぼ形骸化)


●映画『ぼくたちの家族』予告編


※むむむ・・・予告編の中には市川さん一切出てこないけど、、、めちゃめちゃ

チョイ役なんとちゃうーーん?心配になってきたーーー。


オリコンニュース 妻夫木聡&池松壮亮が“兄弟役”で初共演 『ぼくたちの家族』が映画化

『俳優の妻夫木聡主演で新進作家・早見和真原作の小説「ぼくたちの家族」(石井裕也監督、2014年公開)が映画化されることが8日、わかった。俳優・池松壮亮と兄弟役で初共演する。60歳を過ぎもの忘れが激しくなった母・玲子(原田美枝子)に、ある日「脳腫瘍」が発覚。日を追うごとに、脳を腫瘍に侵され、昔の恋人のことやこれまでひた隠しにしていた家族への本音を吐露しはじめる母。そのことで、大慌てになる兄の浩介(妻夫木)、弟の俊平(池松)、父の克明(長塚京三)。多額のローン、生活破綻、親への不信、子への依存など“当たり前の家族”に隠されていた問題が表面化する。

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  妻夫木は池松について「“もっともっと一緒にお芝居をしたい”と思わせてくれるような、心で身体で、ぶつかってきてくれる素晴らしい俳優」だとベタ褒め。池松も「兄貴のいない僕にとって、もったいないくらい最高の兄貴が出来たと思いました」と早くも本当の兄のように慕っている。 /監督・脚本を務める石井は妻夫木を「いい男です。しっかり悩んでいる男の顔は色っぽい」と評し、池松は「俳優としても人間としてもとても好きです。妻夫木さんが長男なら、次男は池松君しかいないと直感的に思いました」と起用理由を明かしている。/一つの命が尽きかけたとき、バラバラだった家族は一つになり、新しい家族の物語が始まり、思いがけない奇跡を呼び起こす。実話を基にした「家族の再生」と「新しい家族」に挑む妻夫木は「“本音を上手く語れない、不器用な長男”の役なのですが、長男として「ぼくたちの家族」を最後まで引っ張っていけたらと思います!」と意欲的に語っている。』

※ネクラの兄貴(妻夫木)とネアカの弟(池松)がリアルな兄弟感を

醸し出していて絶妙!妻夫木はこの手の静かな演技がウマイねぇーー!


Kodak 2013年のトレンド―16mmフィルムでの邦画制作本数が増加

『2013年の邦画制作にはひとつの特徴的な傾向が見られます。それは、16mmフィルム使用作品の本数増加が顕著だということです。本メールマガジンでは今後、このトレンドの核となるキャメラマンの方々のコメントを中心に16mmフィルムで撮影された作品を順次ご紹介して参ります。(中略)

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撮影は「舟を編む」に引き続き藤澤順一氏。撮影メディアの選定にあたり藤澤氏は、作品の台本を読んだ時に35mmではない16mmフィルムの質感で芝居を捉えたいと感じられたそうです。藤澤氏は16mmの質感について次のようにコメントしています。/「映画はその作品の持つ在り方で表現手段を選択すれば良いと思います。デジタルカメラも精度が上がり、一見フィルムと区別がつきにくいまでになり、デジタルとしての良さはあると思います。しかし、何を質感と言えば良いのか難しく、質感と言うと、従来慣れ親しんだフィルムが持つ味わいだと思います。粒状性で言えば16mmは35mmに比べ当然粗く見えるのですが、その粗さも質感の一つだと言えます。フィルムの持つ曖昧さの良さの中にある奥行き感、フィルムの持つ温かさ、それを作品の中で表現できればと考えています。

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「ぼくたちの家族」の石井監督もどちらかと言えばフィルム志向だと思います。当初、監督はフィルムで撮影したものをデジタル処理で仕上げることや、DCPという上映形態について心配されていました。『ぼくたちの家族』では、フィルムを使用したのは撮影のみで、ラッシュプリント等は一切起こさず、LOGデータテレシネでデジタル化、仕上げ処理等を行いDCP化する工程を組みました。しかし、DCPでもフィルム感はしっかり残っていました。フィルム to フィルムの頃と違ってデジタルとの融合で逆に様々な選択肢が生まれたと思います。監督、プロデューサー共々、フィルムで撮影したことにこの作品の意味を見いだせたと満足されています」』

※『舟を編む』もまあまあ好きだが、それよりもコッチに軍配は上がるかな?(ワチクシ比)


妻夫木聡 池松壮亮 『結婚』を語る



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※市川さんが何の役で出てくるのか、いっさい予備知識を入れずに

観だしたので、そこにドキドキできた。兄(妻夫木)が行くキャバク

ラの姉ちゃんアリス役なのかな~?と一瞬疑ったが、、、違った!


Cinema Cafe.net 妻夫木聡の上司はユースケ・サンタマリア…『ぼくたちの家族』豪華キャスト発表

『今回、新たなキャストが発表。浩介の事情を汲んで、優しくフォローする浩介の上司役を演じるユースケさんを始め、義母の病気による自分たちの家族への影響を心配しながらも、夫の支えになろうと務める浩介の妻役に黒川芽以。俊平が母の病気を治そうとまわった病院先で出会った医師役には鶴見辰吾板谷由夏。俊平を励ます友人に市川実日子など、個性豊かなキャストが脇を固めている。

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多額のローンに、生活破綻、親への不信、子への依存。脳腫瘍を患った母が、包み隠さず本音をさらけ出し始めたことで、浮かび上がってきた家族の問題…。“がん”というテーマを明るく描き、現在の家族像を見事に浮かび上がらせている。今回、発表された追加キャストたちがこの問題山積の一家をどう支えていくのだろうか?』

※けっこうな飛ばし記事だなぁー。「自分たちの家族への影響を心配しながらも、夫の支えになろうと務める浩介の妻役」ってまるで逆だしw 「俊平を励ます友人」って、全然励ますシーンないし。。。

ああ、市川さんがアニキの嫁役やってくれたらもっと良かったろうにナァー。今回ちょっと引っ掛かったのは、黒川芽以さんのしらこさやったな~~。


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※弟の通うバーの常連客で顔見知りの女性、が市川さんでしたーーー!

ちょっと年下の男子を掌で転がす感じの姉御的キャラ。

池松壮亮は、窪田正孝っぽい側面もあるので、「アンナチュラル」の東海林さん&六郎パターンを見ているかのようでもあった。ちょっと男慣れした東海林さんの進化系VSちょっとおちゃらけ要素が混じった六郎っていう感じッスかねえーー?


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※「今晩付き合って」と言われて、「私、童貞クンはNGだから。」と

一刀両断の市川実日子嬢。こういう役なら、むしろお姉ちゃんに合って

いるのになぁー、ってふと思った。


あ、いま気付いた!「市川さんの出演映画ランキング1位」ってゆーの

は、「出演した役柄が魅力的な第1位」っつーことではなくて、単純に

出演作品そのものの評価第1位だったのかっ!シクった~~~!


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※2ちゃんのカキコミにあった、「ユースケはユースケだったけど、いいユースケだった」という感想にウケた。わかるわかる、本来なら「邪魔なユースケ」、「ウザいユースケ」になりそうだもんなぁー。


☆原作本の評価も高いようだ。今度買って来ようかなぁーーー?

Amazon.co.jp ぼくたちの家族 (幻冬舎文庫) 早見和真(著)

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『内容紹介:家族の気持ちがバラバラな若菜家。その中を取り持ってきた母の玲子の脳にガンが見つかった。突然の出来事に狼狽しつつも玲子のために動き出す父と息子たち。だがそんなとき、父が借金まみれだったことや、息子たちが抱いてきた家族への不満が露になる……。近くにいながら最悪の事態でも救ってくれない人って何?家族の存在意義を問う傑作長編。この作品は2011年3月小社より刊行された『砂上のファンファーレ』を加筆・修正し、改題したものです。/■登録情報:/文庫 294ページ /出版社 幻冬舎 /言語 日本語 /ISBN-10: 4344420071 ISBN-13: 978-4344420076 /発売日 2013/4/10 /梱包サイズ 15 x 10.2 x 2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.3 /■カスタマーレビュー:かなこ 5つ星のうち5.0「砂上のファンファーレ」2013年10月13日・・・久しぶりに読み返してみて、初見のときより響いたかもしれません。「あとがき」にもあるとおり、あの震災から2年半が過ぎて、「強度」が増したように感じました。読み比べてみると若干の加筆があるようで、そこも作用しているのかもしれません。単行本のときのレビューを読み返して、あのとき意味もなく母に電話をかけたのを思い出しました。自分の母が玲子さんのように「ほんとうにしあわせな人生でした」と言ってくれたら、逆にそう思えないまま逝かれてしまったら・・・。自分も相応の齢になってきて、今回もそんなことを考えました。/好きな小説が映像化される恐さはありますが、今回は楽しみです。ときに玲子さん役の原田美枝子さんは好きな女優さんなので、期待です。難点があるとすれば、タイトルは以前の方が好きでした。それとタイトルが変更されていたと気づかずに購入してしまいました。帯の部分に記載されてますが、その点は注意が必要かもしれません。』


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※原作と映画では、かなり雰囲気は変えてあるらしい。してみると、先ほどの

とんちんかんな映画評は、原作を読んだだけのライターが書いた文だったかーー





☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)


☆さ~~て、本日4月6日(金)の、「元気が出る言葉」は~?


『優しいお母さんでいることは大切だけど、お母さんが頑張っている姿を見せるってことも、すごく大切だと思う。10個の言葉で教えるより背中で見せる、それが私のできる子育てと思うから。』
出展:「25ans.」(ハースト婦人画報社

発言者:宮沢りえ(女優。1973年4月6日~)

『解説:よく父親が背中で教える、といわれるが、働くお母さんだって言葉で教えること以上に、がんばって働く姿を見せることで子供に教えることができるのだ。そういえば、美輪明宏ヨイトマケの唄」もそうだ。宮沢りえは11歳でモデルとしてデビュー、若いころはハーフとして西洋風な可憐さで売ったが、近年は時代劇など和服の似合う女優となった。』


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広瀬すずが成熟したらこういう雰囲気をまといそうだーー。


◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・


宮沢りえといえば、やっぱりこの写真集!

LITERA 『ヨルタモリ』宮沢りえの眼前で…篠山紀信が『Santa Fe』未発表ヌードをテレビ公開! 児童ポルノ法への挑戦か

『(2015年)7月26日放送の「ヨルタモリ」(フジテレビ系)はちょっと衝撃的だった。というのも、ゲスト出演した篠山紀信が、宮沢りえの目の前でいきなり『Santa Fe』(朝日出版社)のときのヌード写真を公開したからだ。/「Santa Fe』といえば、りえが17歳のときに篠山が撮影したヘアヌード写真集で、1991年に発売され、150万部の大ベストセラーになるなど、社会的現象を巻き起こした。

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  この日、篠山は登場するや、いきなりカバンの中から、「家を片付けてたらね、昔の写真がたくさん出てきたんですよ」と『Santa Fe』の表紙写真の大判ポラロイドを取り出し、りえに見せる。その後、「『Santa Fe』の写真なんだけど、全然未発表なの」と言いながら、写真集に掲載していない写真を次々取り出したのだが、そこにはヘアこそなかったものの、若き日の宮沢りえの乳房が大写しになっていたのだ。といっても、これが衝撃的だったのは、最近、テレビで完全に御法度になっている乳首がテレビに映し出されたからではない(それもなかなか衝撃的ではあったが)。7月15日から始まった、改正児童ポルノ法の単純所持処罰化の問題があったからだ。/児童ポルノ法は、昨年の改正法施行から罰則適用開始までの1年間の猶予期間が終わり、7月15日からは、児童ポルノにあたる写真や動画などを、ただ持っているだけで1年間の懲役または100万円以下の罰金が科せられるようになった。そんな状況下、撮影当時17歳だった宮沢りえヘアヌードが掲載されている『Santa Fe』は、児童ポルノ法をめぐる議論では必ず引き合いに出され、メディア上でたびたび話題となってきた。2009年の法案審議の席では、「Santa Fe」が児童ポルノにあたるのかどうか、国会内で議論が巻きおこったことすらある。この作品が児童ポルノにあたるのかどうかは専門家の間でも意見が分かれているが、“限りなく黒に近い灰色”といった扱いが世間一般での捉えられ方で、現在ではAmazonでも取り扱いが打ち切られている。』

※アマゾンを掲載するつもりが見つからなかったのだった・・・


●1991年 宮沢りえ写真集発売



☆本日の、『日めくり漱石』は・・・

サライ 「夏目漱石」の記事一覧


“世の中に片づくなんてものは、ほとんどありゃしない(『道草』より)”


【1912年4月6日の漱石】大好きな花見にも出かけず『彼岸過迄』の執筆にかかりきりになる


今から104年前の今日、すなわち明治45年(1912)4月6日、漱石は同年1月から始まった新聞連載小説『彼岸過迄』の執筆に追われていた。気候も温かくなって桜の花が咲き、上野公園も向島界隈も、花見の人出でにぎわっていた。春の大好きな漱石としても、ちょっと浮かれ気分になってそこに加わりたいのだが、日々の仕事に追われて出かける余裕がなく、歯がゆい思いをしていた。/そもそも『彼岸過迄』は、その題名の通り、春のお彼岸を過ぎて4月に入った今、そろそろ終幕を迎えていていいはずの作品だった。ところが、漱石の推薦によって『彼岸過迄』の次に掲載を予定していた執筆者の中村古峡(なかむら・こきょう/文学者)が病気で倒れてしまい、筆が滞っていた。中村古峡の回復を待つか、あるいは別の書き手を探すか。いずれにしてもある程度の時間を要するため、漱石が物語の完結を引き延ばし、筆を執り続けていたのだった。


そんな事情もあって、つい愚痴りたくなり、漱石は弟子で岡山中学校の校長をつとめる野村伝四(のむら・でんし)に宛てて、こんな手紙を書いた。《上野も墨堤(ぼくてい/隅田川の土手)も人の出盛(でさかり)のよし、新聞で見るばかり、久しく花には御無沙汰。岡山の桜は如何にや。四月の様に遊ぶ事の多い月に小説を書くのは甚(はなは)だ無風流の至り、来年からは注意してやめに致したい》/結局、『彼岸過迄』が完結したのは、3週間あまり後の4月29日の紙面。次いで5月1日からは正宗白鳥の『生霊』の連載が始まった。病に倒れた中村古峡には、まずは療養に専念してもらった方がいいと、漱石が配慮したのだ。


中村古峡の自伝的長編小説『殻』は、正宗白鳥の『生霊』を間にはさんで、7月26日から朝日新聞紙上に掲載されることになる。ちなみに、4月に仕事をする無風流を、漱石はその後も避けることはできなかった。翌大正2年(1913)4月には、漱石は体調を崩しながらも小説『行人』の新聞連載を書いていた。そして、そのまた明くる年の大正3年(1913)4月には、あの名作『心』の新聞連載を執筆していた。まったく、浮世はままならず、仕事も容易には片がつかないのであった。


細かすぎて伝わらない関連動画など

(「連載」「引き延ばし」で動画検索してみました!!)


●「NARUTO-ナルト-展」 2015.05.02 (11分43秒)


・「NARUTO-ナルト-」の作者に作品について聞く。連載を持っていた時は1話ごとに全力で取り組んでいた、特に新連載の頃は大変だったと答えた。連載から逃げようと思ったことはと聞かれると、先輩漫画家が逃げる様子をたくさん見ており自分は逃げる気にならなかったなどと答えた。


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●ついにトリシマ編集長が認めた!「ドラゴンボールフリーザ編で終わるべきだった」


・『漫道コバヤシ ドラゴンボールZ 復活の「F」公開記念スペシャル』(フジテレビ系)にて。→ケンコバ「どんどん『ドラゴンボール』すごくなっていったじゃないですか。 国民的アニメ、国民的マンガになっていって。それをちょっと離れたところから見て、何か感じることはありました?」/鳥嶋「うーん......どこでやめればいいのかなー(ということ)......」 /ケンコバ「フィナーレのやり方が難しい、と。どのへんがベストだよなー、みたいな考えはあったんですか?」/鳥嶋「やっぱりフリーザ編で締めておくべきだったでしょうね」 ・・・そう、ドラゴンボールの初代担当編集が直々に"引き伸ばし"を認めたのである。しかも、フリーザ編終了後の展開で悪役となるのはドクターゲロや人造人間18号だが、 それを見た鳥嶋氏は「ジジイとか女と闘うくらいだったら、もうやめたほうがいい」とまで思ったそうだ。

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そもそも鳥山の側も、先述のアニメタイトル変更の逸話からわかるとおり、人気絶頂のさなかにあって、ずっと『ドラゴンボール』を終了させたいと思っていた。 しかし、人気が出れば出るほど、巻き込む人もカネも大きくなり、やめることはますます難しくなる。 そこで、新たな悪役として人造人間セルを追加し、連載は続けられたのだった。 単行本ではフリーザ編は21巻から28巻まで。つまり全42巻のうち、14巻分はある意味蛇足で書き継がれたのだといえる。今となってはセルやブウの登場しない『ドラゴンボール』は想像できないが、ファンからもよく批判される「戦闘力のインフレ」や「ボール探求という目的の形骸化」、「死の意味の希薄化」といった傾向が著しくなったのは、その間の出来事である。


ジョニーAのつぶやき:フリーザが「地上げ屋」のイメージだったことを初めて知った。ナ~ルホドッ!!w