☆前2作は、「ギャオ」のページでTポイント使って観られるようだなーー。
また、そのうち、鑑賞してみましょっとーー♬
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amass ひふみん クラシック愛を熱く語る&道草の達人として神保町を散歩
「昨夜のカレー、明日のパン」「富士ファミリー」などで知られる人気脚本家・
木皿泉が「人生の道草」をテーマに描いたショートドラマ。今回は
鮮魚店で働くふたりのアルバイトの物語。お笑い芸人になる夢に破れた青年と年上女性が繰り広げる“おかしみ”溢れる世界で、癒やしのひとときを提供する。ミニコーナーでは“ひふみん”こと
加藤一二三の予測可能な道草を観察する。
【あらすじ】
今回の物語は、魚屋さんでアルバイトをする青年とパートの年上女性が主人公の「魚屋ブルース」。
お笑い芸人になる夢に破れたアルバイトの青年・純平を賀来賢人、パートの年上女性・富田を市川実日子という、今、一番ノリにのっている二人が演じます。
4つのショートドラマをお送りします。
☆「棒がいっぽん」
芸人になる夢に挫折した若いアルバイトの純平。バレリーナになりたかったという(今はそんな面影すらない)先輩パートの富田さんと、「子供の時の夢」の話に想いをめぐらす。
☆「富田さんの鍋」
もしも宝くじで3億円当たったら…と、妄想を繰り広げる純平と富田さん。純平 は魚屋のオーナーになると言い、富田さんは鍋を持って逃げるというが…。
☆「クジ引き」
純平の相方が居酒屋でアルバイトをしていた。純平は相方に会わせる顔がないので配達に行きたくないという。仕方ないので配達担当をクジ引きで決めることに なるが…。
☆「ドッペルゲンガー」
純平がアルバイトを休んでいる日、店に純平にそっくりの男が現れたという。そ の男は純平の双子の兄弟だという。しかし、純平には双子の兄弟などいない。その男の正体は!?
週末の深夜、人肌の優しさを感じさせてくれる、そんな心温まる物語になっています。
また、ほかにも、マキタスポーツさんと加賀美幸子さん(声)による「口上」、棋士・加藤一二三さんの「みちくさひふみん」も。盛りだくさんで楽しませてくれます。
【出演】賀来賢人,市川実日子,加藤一二三,マキタスポーツ,【語り】加賀美幸子
※賀来賢人くんって、「泣くな、はらちゃん」で、漫画世界の住人のひとり、
マキヒロをやってた子じゃまいかぁ~っ!!俄然、妄想は広がる。。。
すなわち、UDIが解散して路頭に迷いかけた東海林さんと、漫画世界から
現実世界にやってきて、漫才師を目指してたマキヒロ(たぶん相方は、漫画
世界で一緒にいたあっくんだろう♪)がひょんなことからバイト先の魚屋で
出会う、と。ん?そもそも、魚屋でこういうスタイルのバイト(店主がおらず
すべて任せっきりの、コンビニスタイルになる例)ってあるんだろっかー?
素朴な疑問ーーー。
※イラストお上手~~~。なんでも、台湾ではいま「アンナチュラル」が
放映中ということで、アンナチュ・イラストもたくさん描いておられる!
ぜーんぶ絶品♪台湾の人にウケるといいがなぁーー。
★名言:「自分で選んだ人生じゃないの? 恥をかくのも、
嫌な思いをするのも、選んだ限り、自分の責任でしょうが!」
※ほのぼのコンビ。「アンナチュラル」での、東海林と六郎コンビを思い出す。
NHK_PR 賀来賢人 × 市川実日子
→ 『Q:二人の掛け合いは、息もぴったりでしたが、共演してみての感想は…/賀来:市川さんは先輩ですが、とても天真らんまんな方で。二人で歌を歌うシーンは、演じていてとても好きなシーンになりました。二人だけの芝居なので、膨大な量のセリフでしたが、完全燃焼できた気がします。/市川:今回、二人でずーっとしゃべっているのですが、なんというか…ほぼ初対面のふたりで、富士登山に挑戦するような。そんな感覚になりました。賀来さんはとても頼もしい登山仲間でした(笑)。
Q:また、木皿 泉脚本作品については…/賀来:「Q10」「昨夜のカレー、明日のパン」という作品をやらせていただきました。登場人物がどの作品もかわいらしい、憎めない感じがして大好きです。日常的なことをしゃべっているだけなんですけれども、実は大事なことを話している…そんな二人の会話を楽しんでいただけるドラマだと思います。/市川:木皿さんの作品は、「すいか」以来、15年ぶりです。今回の台本を読んだときに、どこかちょっと「すいか」のにおいがしたように感じ、うれしく思いました。自分の中で言葉にならなかったようなことを、ぽっと言ってくれるので、木皿さんのセリフには、はっとさせられます。
週末の深夜、人肌の優しさを感じさせてくれる、そんな心温まる物語になっています。また、ほかにも、おなじみマキタスポーツさんと加賀美幸子さん(声)による「口上」、棋士・加藤一二三さんの「みちくさひふみん」も。盛りだくさんで楽しませてくれます。ご期待ください!』
※へぇえ~、意外~~!「すいか」以来なのねン、木皿さんと市川さんの合体w
なーんとなく、「富士ファミリー」の隅っこに出てそうなイメージあるから余計
ビーックリだったワァ~♪
※いやー、それにしても、地上波じゃないってだけで、こうも関連サイトが
見つからんかーーーー。もっともっとたくさん引用するつもりだったのに、
こんな程度で終わってしまうことになるとはーーー。むむぅ~、残念至極!
●【いきなり涙?!】さざなみのよる(
木皿泉)を紹介!【小説紹介/書評】
※この本も「買い」かな!?いま現在は、「6粒と半分のお米」というエ
ッセイを読んでいるところ。読了したらまた日記に書く予定ッス。。
※はい、脱力系マンガのひとコマ、はさみまーーーーーす。
ツイッター 桂弥太郎 @kyatarou2014
→ 『木皿泉のつながってる世界。あの魚屋のそばに、あの借り住まいの近所に、あの変な家族のお隣に、あの偽コンビニまで100メートルのとこに、あの吸血鬼たちが。いる。
/道草に「またね」って言ってもらえた!嬉しいなあ。オープニングでも「今回は」って言うてはったし。嬉しい。次回は夏くらいかな。できればサラメシと一回交代くらいでお願いしたい。』
※市川さんのキャプチャー撮りすぎた。。。少々持て余し気味ww
◎4本のショート・ストーリーを繋ぐ、漫才でいうところのブリッジの役割を
果たしていたのが、ひふみんの散歩企画。。。
NHK_PR “ひふみん”インタビュー! 神保町ロケにも密着!
→ 『この番組、ドラマの合間にミニコーナー「みちくさひふみん」というものがあるんです。みなさんご存じ、“ひふみん”こと加藤一二三さんが、道草の達人として神保町をお散歩します。今回、その収録現場にお邪魔して、ひふみんにインタビューしてきました!
──本日の道草ロケはいかがでしたか?/ひふみん:神保町は文化的な雰囲気の街でしたから、歩いているだけで胸がわくわくしました。大変気分がよかったですし、欲しかったものをいろいろ手に入れることもできて、楽しかったですね。江戸時代から親しまれているという、禽将棋とりしょうぎの駒を実際に見られたことも、大変勉強になりました。道中、おいしいうなぎをいただきましたが、私が将棋の対局の休憩の時に40年間食べ続けたものがうなぎ定食です。気分転換で天ぷら定食を2回頼んだところ、2回とも休憩時間内に出前が届かず、昼食を食べ損ねました。それが原因ではないと思いますが、どちらも対局は負けています。以来、天ぷら定食は頼まず、うなぎ定食で40年過ごしたという裏話です。
──普段、お散歩でどんなところに行きますか?/ひふみん:本屋とCDショップに行きますね。そうですね、どちらもお店に行くとあっという間に30分ぐらい時が経っています。たとえばCDだったらお目当てのCDがあるのと、それとは別にいろいろな曲が自然と目に入ってきますから、それらを見ていたら時を忘れてしまいます。本屋も同じですね。──ひふみんが考える「道草」とは?/ひふみん:道草という言葉からは、余裕を感じられます。なにかに興味を持って人生を歩んでいるから道草ができますし、人生は、なんだか少しぐらい道草をする余裕やゆとりを持っているほうが良いのではないでしょうか。私は将棋の棋士ですが、音楽が好きだったり、テレビをよく見たり、歌を歌うこともあります。人間が生み出した文化や音楽、芸術、あるいは歴史、そういったものをちょっと汲くみ取るように道草をしながら人生を歩むことは、とても楽しいです。日本人って、「道草」と聞いたら「楽しい」って感じると思うんです。良いネーミングですよね。この番組も、ご覧になる方がなかなか面白いなという風に仕上がるといいなと思います。
今回、道草の舞台となったのは、本の街としても名高い東京・神保町。ひふみんは、目的地である囲碁・将棋専門の古書店を目指し、のんびり気のむくままに道草をしていきます。制作を担当している稲本祐子ディレクターいわく、「どの街を舞台にするかは自分がひふみんさんになりきって、何に興味を示すか想像しながら実際に街を歩き、そのわくわくポイントが多い街を選びます」とのこと。
撮影がスタートするとすぐに、あちこちから「あ、ひふみんだ」という声が! 老若男女問わず、ひふみんとすれ違うと皆さん笑顔になっていました♪まずひふみんの目に止まったのは、イタリアン料理店入り口に飾られていた「真実の口」。ひふみんは「イタリアはローマやミラノ、フィレンツェへ行ったことがありますね」とご自身のイタリアの思い出を披露しつつ、口に手を入れてにっこり♪続いて、足を踏み入れたのはなんとギターショップ。ひふみん×ギター……とっても意外な組み合わせですが、店員さんとのトークに花を咲かせ、ご自身でギターを手に取り奏でてみるなどノリノリに!
将棋の駒が売っているお店では、ひふみん自身も初めて見るという、「禽将棋とりしょうぎ」の駒に興味津々のご様子。駒に刻まれた文字が「鶴」「鷹」など鳥の名前になっている、ユニークな禽将棋の駒に「初めて見ました、驚きましたね」と目を丸くされていました。将棋の駒は2組持っているそうですが、「気に入った駒で指すと、20%ぐらい強くなれると思います」と勝負師・ひふみん談もありましたので、ご参考までに。ちなみにひふみん、お隣のレコードショップにも立ち寄り、クラシックのアルバムを3枚ゲット!
そしておなかもすいたころ、うなぎ屋さんで一息。なかなか最終目的地の将棋・囲碁専門古書店が見つからず「どっちですかねぇ」と手をおでこにあててきょろきょろ。実は一度お店の前を通り過ぎてしまうというハプニングもありましたが(笑)、無事に発見!「やった~!ついに見つけました!」と大喜びでした。果たして、今回の道草の目的であるこのお店で、ひふみんが出会ったものとは……?撮影後には稲本ディレクターも「想定したポイントに全く興味を示さずスルーしたり、逆に、こちらが考えもしなかったポイントで大興奮したり、予想がつかないところが道草の達人"ひふみん"のすごさです。将棋はもちろんのこと、音楽やアートにも造詣が深く、初めて知ることや体験することに喜びを感じていらっしゃるので、その探究心にも驚かされます」とおっしゃっていました。看板や街角の張り紙、はたまた飲食店のメニューなど、ちょっとしたものにも好奇心旺盛なひふみんの道草、どうぞお楽しみに!』
※「道草」っていうより、「プチ徘徊」だったような気もするww
☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪
(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)
☆さ~~て、本日5月22日(火)の、「元気が出る言葉」は~?
『幸福とは 幸福を探すことである。』 |
出展:? |
発言者:ジュール・ルナール (フランスの小説家 1864年2月22日~1910年5月22日) |
→ 『解説:幸福とは、青い鳥を手に入れることでもなく、飼うことでもない。その存在を信じ、探し求めることだ。幸福は、手に入れたと思った瞬間、幸福でなくなるのかも知れない。この単純に見える言葉にこそ、人生の最大の核心がある。ルナールといえば、名作「にんじん」だが、いじめ、残虐行為、家庭問題など、今に通じる少年の成長小説だ。』
Amazon.co.jp にんじん (新潮文庫) ジュール・ルナール (著), Jules Renard (原著)
→ 『■内容(「BOOK」データベースより):にんじん―。髪の毛が赤くてそばかすだらけのルピック家の三番目の男の子はみんなからそう呼ばれている。あだなをつけたのはお母さんだ。お母さんは、にんじんに夜の暗闇のなかをにわとり小屋の扉を閉めに行かせたり、おもらししたおしっこを朝食のスープに混ぜて飲ませたりする…。だが、にんじんは母親のいじわるにも負けずに成長してゆく。生命力あふれる自伝的小説の傑作。
/■登録情報:/文庫 310ページ /出版社 新潮社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4102067027 ISBN-13: 978-4102067024 /発売日 2014/9/27 /梱包サイズ 15 x 10.6 x 1.2 cm /おすすめ度:5つ星のうち 3.2 /■カスタマーレビュー:一学徒 5つ星のうち2.0 「陰鬱な内容、成功した新訳、読後感がよくない世界の名作」 2014年10月13日・・・内容について。見方によっては児童虐待とも、子供の妄想とも思われる内容で、読み進めると胸が悪くなる。このテキストを書くことが、著者にとっては心理療法だったのかもしれない。世界的名作であることは誰も否定しないが、わたしは好きでない。すくなくとも、逆境に耐えて成長する生命力あふれる自伝的小説(本書裏表紙より)というようなポジティブな印象はまったくない。というわけで、個人的な好き嫌いにより★1つ。ルナールさん、ごめんなさい。/翻訳について。かなり自由に訳している点はよいと思う。訳者があとがきで述べている通り、時制の変更も許容範囲内で、かなり読みやすくなっており、新訳として成功している。
「お母さん・お父さん」や脚本調表記の変更については評価が分かれるだろう。やや疑問に思うのは、虐待された子供の心情を強調したいがために、表現が過剰になっているのではないかと思われる箇所があることだ。たとえば、動物虐待シーンで有名な「もぐら」で、原文はs'acharnerであるところ、訳文では「取り憑かれたように」とされている。そんな狂気のニュアンスがあるだろうか?というわけで、翻訳の読みやすさに敬意を表して★1つをプラスした。』
“言葉だけで他(ひと)をやりこめれば、どこがどうしたというんです(『明暗』より)” |
【日めくり漱石/5月22日】帝劇で『ハムレット』を観て首をかしげる
今から105 年前の今日、すなわち
明治44年(1911)5月22日、44歳の
漱石は、開場まもない帝国劇場に出かけた。
坪内逍遥の翻訳に基づく
シェークスピア演劇『
ハムレット』を観るためだった。これは逍遥が開設した演劇研究所第1期卒業生による公演で、2日前の5月
20日から始まり26日まで、7日間の実施予定となっていた。逍遥と
漱石のつきあいは古く、
明治25年(1892)の5月にまで逆上る。/当時、
東京帝国大学の英文科の3学年に在籍していた
漱石は、乞われて東京専門学校(
早稲田大学の前身)の文学科の講師となった。その文学科を創設したのが、
漱石より8歳年長で大学の先輩でもある逍遥なのだった。
同じ年の9月には、
漱石は親友で
俳人の
正岡子規を案内して、
牛込区(現・新宿区)大久保の
坪内逍遥宅を訪問したこともあった。この時の会談で、逍遥が運営する文芸雑誌『
早稲田文学』の俳句欄を子規が担当するようになった。また、
漱石が熊本にいた
明治29年(1896)5月には、「逍遥先生にお会いしたい」と言ってきた
高浜虚子(子規門下の
俳人)のために、紹介状をしたためてもいる。/日本初の洋式劇場として
明治44年(1911)に誕生した帝国劇場。現在の建物は建築家の
谷口吉郎による設計で昭和41(1966)に建て替えられた。『
ハムレット』を観劇した
漱石は、逍遥の熱意と役者たちの努力に深い敬意を払いながらも、劇そのものの出来栄えはまだ未成熟で、首を捻らざるを得なかった。とはいえ、公演期間中に軽々に批判的な言葉を口にして水を差すことも本意ではない。
漱石は公演が終わるのを待って、『坪内博士と「
ハムレット」』と題する一文を
朝日新聞に発表し、率直な感想を吐露した。《坪内博士の訳は忠実の模範とも評すべき鄭重(ていちょう)なものと見受けた。あれだけの骨折(ほねおり)は実際翻訳で苦しんだ経験のあるものでなければ、ほとんど想像するさえ困難である。余はこの点に於て深く博士の労力に推服する。けれども、博士が沙翁(さおう/
シェークスピア)に対して余りに忠実ならんと試みられたがため、遂に我ら観客に対して不忠実になられたのを深く遺憾に思うのである》/ていねいな仕事ぶりは評価しつつ、原作の詩的な台詞の言い回しを忠実に生かそうとする余り、日本の観客にとってはちょっと不自然になってしまっていたのではないかという分析だった。言葉というものは、背景として持っているそれぞれの国の歴史や文化、習俗、感覚や趣味の違いがあるから、品物でも運ぶように右から左へ移しかえるわけにいかないのが当たり前なのである。
ふと、巷間に流布する、英語教師としての
漱石のエピソードを思い出す。
漱石は、教え子が「I love you」を「我君を愛す」と訳したとき、こんなふうに指導したと伝えられる。「日本人はそんな言い方はしない。『月が綺麗ですね』とでも訳しておけ」/現在放送中のNHKの朝ドラ『
とと姉ちゃん』でも、この
漱石の「月が綺麗ですね」のエピソードは、主人公の妹(鞠子)の台詞の中に巧みに取り入れられていた。じつはこのエピソード自体は出所曖昧で、後世の誰かの創作ではないかとも言われている。それでも、西洋と日本の文化の差異を背景とした言語表現の微妙さを捉えているという意味で、いかにも
漱石らしいと思わせるものがある。/ところで、先日(5月12日)、演出家の
蜷川幸雄さんが亡くなった。蜷川さんは
シェークスピア劇や
ギリシア悲劇を日本人の感性で読み解き、石庭、行灯、
津軽三味線などの日本的美も大胆に舞台に取り入れ、日本国内のみならず世界各地で高い評価を得た。仏壇の中で演じられる『NINAGAWA
マクベス』を
天井桟敷ならぬ「天上」桟敷から観劇したら、
漱石は「わが意を得たり」と膝を打って、大いなる
喝采を送っただろう。
さて、
漱石の胸の奥には、先輩・
坪内逍遥の真面目な仕事ぶりを後押しして励ましたい気持ちも少なからずあった。それでもあえて、正直な感想を述べ注文をつけた。それが翻訳劇の真の発展にもつながるはず、という思いもある。公演自体、観客の入りは悪くなく、興行的には成功をおさめていた。逍遥も、
漱石の批評を受けとめながら、引き続き沙翁劇の翻訳に打ち込んだ。『シェークスピヤ全集』全40巻の完成にこぎ着けるのは、
漱石の死から10年余を経た昭和3年(1928)のこと。逍遥は数え年で70歳に達していた。
細かすぎて伝わらない関連動画など
(「ハムレット」「批判」で動画検索してみました!!)
ジョニーAのつぶやき:漱石を気取ってやってみたいな、観劇して「うーーん?」って唸って渋い面をするってーのw