『ゲット・アウト』
■スタッフ:/監督 ジョーダン・ピール /製作 ジェイソン・ブラム ショーン・マッキトリック エドワード・H・ハム・Jr. ジョーダン・ピール /製作総指揮 レイモンド・マンスフィールド クーパー・サミュエルソン ショーン・レディック ジャネット・ボルトゥルノ /脚本 ジョーダン・ピール /撮影 トビー・オリバー /美術 ラスティ・スミス /編集 グレゴリー・プロトキン
■キャスト:ダニエル・カルーヤ(クリス・ワシントン) アリソン・ウィリアムズ(ローズ・アーミテージ) ブラッドリー・ウィットフォード(ディーン・アーミテージ) ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ(ジェレミー・アーミテージ) キャサリン・キーナー(ミッシー・アーミテージ) スティーブン・ルート ベッティ・ガブリエル マーカス・ヘンダーソン キース・スタンフィールド
■作品データ:/原題 Get Out /製作年 2017年 /製作国 アメリカ /配給 東宝東和 /上映時間 104分 /映倫区分 G
※ずっと付き纏う不穏な空気。まさかまさかの意外な展開。これはめっけもん
の傑作だったヨーー。劇場で見ておくべき作品だったし・・・。
※予告編すら観ずに、本編を鑑賞して大正解だった、、、かも。
→ 『今年2月に全米チャート1位を記録し、興収1億ドルの大台超えを軽々と達成したスリラー映画である。今なおアメリカ社会に根深く残る人種差別というテーマを恐怖と笑いに転化させたのは、これが監督デビュー作となる人気コメディアンのジョーダン・ピール。さて、そのお手並みはいかなるほどか?
インテリ写真家の黒人青年クリスは、ルックスも気立ても抜群の白人女性ローズと交際中。しかし往年の社会派ドラマ「招かれざる客」のシドニー・ポワチエさながらに、ニューヨーク郊外にあるローズの実家を訪ねることになった彼の胸の内は不安でいっぱいだ。ローズいわく「私のパパはオバマ大統領の支持者」だそうだが、ポワチエのあの映画だってリベラルな白人層の欺瞞を痛烈に暴いていたではないか。対面早々、相手に「出て行け!(get out!)」と怒鳴られるのではないかと、戦々恐々となるのも無理はない。/この導入部からして好奇心をそそる本作は、観客の予想もつかない"衝撃の展開"が用意されているのだが、それに至るまでのスリルの盛り上げ方が実にうまい。やけにほがらかなローズの両親に歓待されてホッとひと息つくクリスだが、すぐさま宣伝コピーにもなっている"何かがおかしい"感覚にまとわりつかれるはめになる。ニタニタと薄気味悪い笑みを浮かべるメイド、真夜中に広大な庭を全力疾走で駆ける管理人の男(どちらも黒人だ!)、過剰なまでにフレンドリーなパーティーの白人客たち。彼らがまきちらす微妙な違和感が、ふとした弾みで"明らかにおかしい"サプライズへと変わりゆくショック描写が効果的にちりばめられ、しかもそれがいちいち後半への予兆と伏線になっている。これは決してアイデア勝負の一発芸ではなく、知的で抜け目のない演出、脚本に裏打ちされた"人種差別スリラー"なのだ。
クリスを絶望のどん底に突き落とすギミックのひとつとして、催眠術が用いられることを明かしてもネタバレには抵触しないだろう。少年時代にあるトラウマを負った主人公が心の深層に眠る"究極の恐怖"をえぐり出される様を、映画ならではのシュールな飛躍に満ちた悪夢的イメージで映像化。その後のあっと驚く展開はかなり荒唐無稽なのだが、そこにもねっとりとした嫌らしい生々しさがみなぎる。これだからアメリカのジャンル映画を観るのは止められないと思わされる大収穫の怪作、いや鮮やかな快作なのであった。』
※コチラでもトップ!
1 ゲット・アウト
2 カリガリ博士
3 サイコ
4 吸血鬼ノスフェラトゥ( F・W・ムルナウ監督)
5 キングコング(1933)
6 反撥(ポランスキー監督)
7 フランケンシュタインの花嫁
8 ババドック 暗闇の魔物(2014)
10 フランケンシュタイン (1931)
※この黒人の言動がポイントになるんスわぁーーーーー!
→ 『第90回アカデミー賞脚本賞を獲得した「ゲット・アウト」のBlu-ray & DVDが、本日4月11日にリリースされた。コメディアン、俳優としても活躍するジョーダン・ピールが監督と脚本を担当した本作は、白人の恋人ローズの実家を訪れた黒人クリスが体験する恐怖を描くホラー。「ボーダーライン」のダニエル・カルーヤがクリスを演じ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、キャサリン・キーナーらがキャストに名を連ねている。
Blu-ray & DVDには、特典映像としてピールによる本編音声解説や未公開シーン、ピールとキャストたちのQ&Aなどを収録。さらに、ドナルド・トランプの大統領選挙当選前に制作されたという“もう1つのエンディング”も収められた。なおBlu-ray & DVDのレンタルも本日11日よりスタートとなる。』
※もう一つのエンディング特典は、レンタル版にも入っていた♪
シビアーなエンディング。ソッチが好きな人もきっと多いんだろうな~と
感じたが、個人的には前向きなスタンダード版が好みだわーー。
→ 『うーん。何かがおかしい。体調が悪いわけでもなければ、鏡を見ても何も変わったところはないんです。そのモヤモヤを抱えたまま、今朝はあるオーディションへ。昼ごはんをメンバーと済ませ、1人映画館へ。今日観た映画は「ゲット・アウト」/どちらかというと苦手なんですよ。サスペンスとかホラーとかスプラッター系が。でもね。良かった。めちゃくちゃおもしろかった。「え、どうなるんどうなるん?!何かおかしないこれ…え、嘘やん…うわ…嘘やろ……」/口元覆った手が、汗でびっしょり。手に汗握るとはまさにこのこと。内容を書くとネタバレしかねないのでやめておきますね。とりあえず、観る価値あり。みてほしい。予備知識はない方が楽しめますよ。
ゲット・アウトの余韻に浸る中で、早朝からのモヤモヤそして、新たな登場人物によってまた変なモヤモヤが増えてしまったのです。実は上演前の時間に隣に座ったおじいさんに話しかけられ、色々と話が盛り上がりました。どうやら暇つぶしでよく映画をみるとのこと。僕は自分の素性を明かさないでおこうと思ったんですが、どういうわけか、最初から役者だと思い込んでいたそうです。それで僕が特撮ヒーローものに出ることが夢だと話したら、”よーわからんけど応援するわな!”と言ってくれて何だかほっこり。今度飲みに行こうとお誘いをいただいたんですけど、おじいさんの連絡先がわからないままお別れしてしまいました。ね?このブログ読んでるだけでモヤっとしてきたでしょう?/用事を全て済ませて帰宅するやいなや…早朝からのモヤモヤの正体が、パンツが後ろ前逆だったことにようやく気がつきました。何で今日に限って今の今までトイレに行かなかったのかも不思議でなりません。解決してよかったです。』
※真相が判明するまで、ほんとモヤモヤする映画なのですwこの映画レビュー
はなかなかセンスがありますねえー。劇団パッチにも、文才のある人とそうで
もない人がいるってことぉ~~?
※一番不気味だったキャラクター。顔芸が多彩w
『地球の美しさと神秘を感じ取れる人は、科学的であろうとまかろうと、人生に飽きて、疲れたり、孤独にさいなまれることは、けっしてないでしょう。』 |
出展:「沈黙の春」(新潮社) |
発言者:レイチェル・ルイーズ・カーソン (アメリカの生物学者 1907年5月27日~1964年4月14日) |
→ 『解説:人間とミミズ。どちらが地球の環境のためになっているかって、そんなことわかりきっている。環境にとって、人間ははるかにミミズに及ばない。人間が「環境」ということに関心をもつに至ったのは、わずか半世紀前なのだ。1962年、農薬などの化学物質の危険性を訴えた本が出たからだ。それが「沈黙の春」であり、これを知らずして環境問題は語れない。いつまでも、地球の美しさと神秘を感じとれる人が多数であり続けてほしい。』
→ 『■内容(「BOOK」データベースより):自然を破壊し人体を蝕む化学薬品。その乱用の恐ろしさを最初に告発し、かけがえのない地球のために、生涯をかけて闘ったR・カーソン。海洋生物学者としての広い知識と洞察力に裏付けられた警告は、初版刊行から四十数年を経た今も、衝撃的である。人類は、この問題を解決する有効な手立てを、いまだに見つけ出してはいない―。歴史を変えた20世紀のベストセラー。待望の新装版。
/■登録情報:/文庫 394ページ /出版社 新潮社; 改版 /言語 日本語 /ISBN-10: 4102074015 ISBN-13: 978-4102074015 /発売日 1974/2/20 /梱包サイズ 15 x 11 x 2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.1 /■カスタマーレビュー:自然で遊ぶ 5つ星のうち4.0 「環境を考える」2004年2月23日・・・今から45年前に、この様な情報を公開しようとした作者の科学者としての公正さと、国に雇われていても、国民を守ると言う本質を失わなかった人間性に感銘しました。現在の日本の公務員、国立大学の学者連中、研究家などは見習うべき事だと思いますし、一般国民もこれからも感心と注意を払わなければと思います。幸いなことに、45年経ってみると、石鹸の泡だらけの多摩川が改善して来ているように、各地でも改善の兆しは見えていると思います。今後も、自然を見つめて行く精神、原因を公開する正義感を持ち続けて、騙されない様にしなくてはならないと思います。最近の近隣諸国の公害に就いても注意を払うべきで、農産物を輸入している国民としては、自衛手段を取る事で相手国に対しても注意を促さなければならないと思います。そこの一般庶民も被害者なのですから。』
「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではない |
子どもは生まれながらに「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見はる感性」を持つ。そうしたセンス・オブ・ワンダーをはぐくむには、感動を分かち合ってくれる大人がそばにいることがなによりも重要だという。 |
「私は世間知らずでした。天国には人類の過ちを包み込むだけの広さがあり、海には深さがあり、大地はその過ちを修復することができると思っていました。原子力の使用により、私たちがそのすべてを破壊できるだけの力を持っていることに気づかされました」 |
「静かに水をたたえる池に石を投げこんだときのように輪を描いてひろがってゆく毒の波――石を投げこんだ者はだれか。死の連鎖をひき起こした者はだれなのか。」 |
「自然にふれるという終わりのないよろこびは、けっして科学者だけのものではありません。大地と海と空、そして、そこに住む驚きに満ちた生命の輝きのもとに身をおくすべての人が手に入れられるものなのです。」 |