『ジュラシック・ワールド 炎の王国』・・・ていうか後半「ジュラシック・ハウス」
■スタッフ:/監督 J・A・バヨナ /製作 フランク・マーシャル パトリック・クローリー ベレン・アティエンザ /製作総指揮 スティーブン・スピルバーグ コリン・トレボロウ /キャラクター創造 マイケル・クライトン /脚本 デレク・コノリー コリン・トレボロウ /撮影オスカル・ファウラ美術アンディ・ニコルソン衣装サミー・シェルドン・ディファー編集ベルナ・ビラプラーナ音楽マイケル・ジアッキノテーマ曲ジョン・ウィリアムズ視覚効果監修デビッド・ビッカリー アレックス・ブトケ /アニマトロニクス&特殊効果監修 ニール・スキャンラン
■キャスト:クリス・プラット(オーウェン・グレイディ) ブライス・ダラス・ハワード(クレア・ディアリング) レイフ・スポール(イーライ・ミルズ) ジャスティス・スミス(フランクリン・ウェブ) ダニエラ・ピネダ(ジア・ロドリゲス) ジェームズ・クロムウェル(ベンジャミン・ロックウッド) トビー・ジョーンズ(エヴァーソル) テッド・レビン(ケン・ウィートリー) ジェフ・ゴールドブラム(イアン・マルコム) B・D・ウォン(ヘンリー・ウー) ジェラルディン・チャップリン(アイリス) イザベラ・サーモン(メイジー・ロックウッド)
■作品データ:/原題 Jurassic World: Fallen Kingdom /製作年 2018年 /製作国 アメリカ /配給 東宝東和 /上映時間 128分 /映倫区分 G /上映方式 2D/3D
※3Dや4DXは今回は回避。普通に2D上映版を鑑賞す。
まぁ、お話的には「こんなもんかな?」レベルだったけど、やはり
CG映像の迫力がハンパねえし、十分に堪能させてもらえた。
2Dでこんなドキドキできたのだから、3Dなんかで観たら相当
ブッ飛べるんだろうな~~~~、というのが正直なる感想♬
→ 『「ジュラシック・ワールド/炎の王国」が北米での公開後、興行収入が推定1億5000万ドルに達し、先週のトップ『インクレディブル・ファミリー』を1位の座から下ろした。THRによると、「ジュラシック・ワールド/炎の王国」は2015年公開の「ジュラシック・ワールド」(2億250万ドル)より28%遅れたスタートとなったものの、1億3000万ドルの予想を上回った。これはユニバーサル・ピクチャーズにとって「ジュラシック・ワールド」に次ぐ、2番目に高い最初の週末興行収入だ。また2018年では「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「ブラックパンサー」「インクレディブル・ファミリー」に続く3番目の最初の週末興行収入成績となる。
「ジュラシック・ワールド/炎の王国」はすでに世界各国で公開後3週間が経過しており、海外ではこれまで7億1150万ドル(内2億260万ドルは中国から)の興行収入を記録している。「インクレディブル・ファミリー」は興行収入推定8190万ドルで2位に落ち込んだ。これはアニメーション映画の歴史において第2週目の最高記録。同作の米国内での興行収入はこれまでに3億5030万ドルに達している。第2週目で56%減少したため、ピクサーでは最も大きい落ち込みを見せた作品のひとつとなったが、最初の週末興行収入はアニメ映画で最高の1億8270万ドルを記録した。Box Office Mojoによる今週末の北米興行成績予想は次の通り。』
※興行成績は全然絶好調なんだねぇーー。
→ 『人間と恐竜が死闘を繰り広げる人気シリーズ5作目となる最新作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」(J・A・バヨナ監督)が13日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。前作「ジュラシック・ワールド」(2015年)の3年後から始まる今作には、シリーズ最多の恐竜たちが登場。おなじみのT-レックスはもちろん、前作のビラン(悪役)、インドミナス・レックス以上の破壊力を持つ新種の恐竜が、人々を恐怖に陥れていく。
イスラ・ヌブラル島のテーマパーク「ジュラシック・ワールド」が恐竜たちに破壊されて3年。パークは閉鎖され、恐竜たちだけが生息する野生の島と化していた。島の火山が活動を再開、恐竜たちに絶滅の危機が訪れる。このまま見殺しにするか、救出するか。専門家の意見が分かれる中、オーウェン(クリス・プラットさん)とクレア(ブライス・ダラス・ハワードさん)は、恐竜たちを救い出そうと島に向かう……というストーリー。
プラットさん、ハワードさんが前作に引き続き出演するほか、インドミナス・レックスの生みの親、ウー博士(B・D・ウォンさん)や、「ジュラシック・パーク」(1993年)から続くこのシリーズの顔ともいうべきイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラムさん)が姿を見せる。前作で監督を務めたコリン・トレボロウさんはスティーブン・スピルバーグさんと製作総指揮に回り、脚本を担当。「永遠のこどもたち」(07年)や「怪物はささやく」(16年)のバヨナ監督がメガホンを握った。
前半は、島を舞台にしたアクションアドベンチャー。後半は、ゴシック調の大邸宅で繰り広げられるサスペンス劇の装いで、メリハリのある展開を楽しめる。大邸宅で暮らす少女メイジー(イザベラ・サーモンさん)が、物語の進行と共に存在感を強めていくのも特徴的だ。なぜ大邸宅が舞台かは、映画を見てのお楽しみ。
前作のインドミナス・レックス以上の凶暴性と知性を持つ新種のインドラプトルが、最凶最悪のスーパービランぶりを発揮している。前作でオーウェンと強い結び付きを見せていたヴェロキラプトルの「ブルー」が、どんな行動に出るのかも見どころだ。(りんたいこ/フリーライター)』
※恐竜がたくさん登場するだけで、満足できる人もいるだろうし・・・。
この映画は、3Dや4DXでアトラクション感覚で観れば無問題なのだ!
→ 『今回、ギズモードは「ジュラシック・ワールド/炎の王国」で怖さと迫力、真実味の鍵を握るアニマトロニクスを担当したニール・スカンラン氏にお話を伺いました。/──「ジュラシック」シリーズでは、これまでにもアニマトロニクスが使用されていましたが、それはレガシー・エフェクトが担当していました。でも今回、「炎の王国」ではニールさんがすべてのアニマトロニクスを担当しているんですね?/ニール:その通りだ。イエスだよ!──この映画ではアニマトロニクスが重点的に使用されていると聞きました。CGIの仕事と比べて、どのぐらいのショット、どのぐらいのシーンが、あなたのチームによるものなんでしょう?また『ジュラシック・パーク』と同じように、フルスケールの恐竜は作りましたか?
/ニール:この映画には、シリーズ史上最も多くの恐竜が登場する。プラクティカル・エフェクト(カメラの前で実際にやるエフェクト)の視点からいうと、脚本家のコリン・トレボロウはとても有能だ。親しみあるとてもエモーショナルなシーンを書くことにおいてね。彼は脚本を書く際に、プラクティカル・エフェクトについても考えていたんだ。だから僕らの仕事は、役者たちや監督にそういったエモーショナルな瞬間を見せること。映画の中でまだ見たことのない、人間と恐竜の間の繋がりについてね。たとえば、ブルーを抱きかかえるとかね。ブルーは怪我をしていて、どうしても手術が必要なんだけど、その展開を中心としたシークエンスがある。そして彼らが、発送用のコンテナというとても狭い環境で、T-レックスと接触するシークエンスがある。それから、新しい恐竜としてインドラプトルがいる。そして、僕らはそれらの恐竜のための要素を作るんだ。頭、首、手、足というね。プラクティカル・エフェクトというのは、それらの要素をどの場面で使うかということおいて、とても明確だ。だから、ぼくらはいくつかのことをやった。まず、CGI(のチーム)と話して、全体を通してビジュアル・エフェクトを見ていくこと。そして、「その瞬間でアニマトロニクスを使えば素晴らしいものになる」と相談するんだ。同時に、「もしそのシーンをプラクティカルでやろうとしたら、うまくいかない」と言う話もできる。たとえば、僕らは恐竜を走らせることは出来ない。だから、CGがそれをやるんだ。
この2つのテクノロジー、2つのテクニックは素晴らしい融合関係になっているよ。僕らは技術をシェアするんだ。僕らは何かの恐竜を作りあげると、それをスキャンし、それがCGのチームに行く。そしてCGチームが仕事をし、そのファイルを僕らに再送し、それをもう一度プリントアウトする。僕らの仕事はシークエンスにより関わるものなんだ。3~4つくらいの鍵となるシークエンスに関わった。その鍵となる部分以外で、20か30くらいのショットも担当した。プラクティカルな要素がある恐竜が関わっているショットでね。──つまり、ワイドショットの多くではCGIを使い、閉鎖された環境ではプラクティカル(アニマトロニクス)が使われているんですね?ニール:そうだね。J・A・バヨナ監督は、ブライス・ダラス・ハワード(クレア役)とクリス・プラット(オーウェン役)にプラクティカルを使った撮影機会を与えることに積極的だった。恐竜に反応したり、一緒に演技する上で、とてもリアルな反応を得るためにね。
──スピルバーグ氏が手がけた一作目の『ジュラシック・パーク』から、プラクティカル・エフェクトは使われていました。アニマトロニクスのテクノロジーは、時間の経過と共に、どのように変化していったのでしょう?/ニール:それが不思議なんだ。人々は、その質問への答えとして「技術的にもっと進歩した」と僕らが言うと予想する。でも実際に僕が学んだ知恵としては、ほとんどの場合、シンプルなほうがよいものになるということだよ。僕のバックグラウンドは、パペッティアリング(人形使いをすること)やパフォーマンス寄りだ。だから、僕にとって最も重要なのは、今自分たちが作っているキャラクターたちを僕らが演じて、彼らに感情を与えること。そして、それらを演出することなんだよ。だから、僕らのアプローチは、アニマトロニクスから余分なものを取り除き、それを舞台の要素として見せることだった。たとえば、ブルーが手術台の上にいる時、彼女の下には棒やケーブルを持った15人以上のスタッフたちがいる。彼らはコリオグラフ(振り付け)のチームとして参加し、ブルーに命を吹き込むんだ。人の手で動かすことで、エレクトロニクス(電気を使うもの)やハイドローリック(水圧を使うもの)、ニューマチック(空気圧を使うもの)といった装置の心配をする必要がないということを意味している。僕らがやっているのは、人間と仕事をすることなんだ。/僕の考えとしては、そういったテクノロジーでは、人間がやるようになにかを上手に動かすことはできない。生き物を動かす上で、僕ら自身がもっとも優れた、動かす物(人)なんだ。だから、何かを動かしたり、それらに演技をさせたりするのに人を使うというアイデアは、この作品で僕らが進めた哲学だ。そして、その哲学を、僕らは他のプロジェクトでもやっているよ。』
※こうしたガジェットの舞台裏だけで、ワクワクしちゃう~。
→ 『1990年に出版されたマイケル・クライトン原作の『ジュラシック・パーク』をもとにした大ヒット映画シリーズ第5作目となる『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を鑑賞。悪くはない。悪くはないのだけど、新鮮味がないのだ。最初の作品「ジュラシック・パーク」とその続編「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を、永久ループで見せられているような気持ちになる。/スペイン出身の監督のJ・A・バヨナ(フアン・アントニオ・バヨナ)は、これまで凄いジュブナイルを作ってきている。2007年の「永遠のこどもたち」(90点くらいの作品)。2016年の「怪物はささやく」。これも89点くらいの素晴らしい作品。ギレルモ・デル・トロの『パンズラビリンス』を彷彿とさせるような、現実とファンタジーの境が曖昧な、ほろ苦いテイストの作風が素晴らしかった。
ジュブナイルの作り手としては最高峰の一人だ。そんな彼が作るジュラシック・パークは、いったいどうなるのか?ジュラシック・パークは、何かの隠喩で、実はある少年か少女が辛い現実を逃れるために心の中に作っていた空想の世界なのか?それとも、過去の事故でジュラシック・パークで亡くなった子供たちの幽霊が何かを伝えにくるのか?いったいどんな話をぶつけてくるのかと、ドキドキワクワクで見に行ったところ、一言で言えば「ロスト・ワールド/ジュラシック・パークの二番煎じ」だった。同じシリーズなんだから、二番煎じも何もないのだが、とにかく既視感が凄い。こういうところで恐竜来たなあ→来る。恐竜来たー!→もっと大きい恐竜に喰われる。恐竜が廊下を走ってくる→コーナーで転倒。ドアを閉めとく→ラプトルは開けちゃう。……こんな感じで、過去、何度も出てきたシーンが、今回も何度も出てくるのだ。新しい演出が目に入らない。過去の枠組みの中で、呪われたように、同じような人々が同じようなことをやって、同じような展開になる。島に戻って恐竜を救出……というメインストーリー自体、既視感バリバリなのに、そこに、悪い密猟者とか、金儲けしか頭にないビジネスマンとか、同じような話が乗ってくる。
ちなみに、1990年に出版されたマイケル・クライトンの原作小説『ジュラシック・パーク』は、本当に素晴らしい本だった。この原作の中に、映画全5シリーズよりもっとたくさんのアイデアが入っている。映画「ジュラシック・パーク」では、ジェフ・ゴールドブラム演じる数学者のマルコム博士が、ニヒルな感じで「そのうちヤバいことになるぞ」と、警告する。マルコム博士は、今作でも登場。ただし、一切ストーリーにも、主人公チームにも絡まない。今回は本当にただの演説。ただただ、演説する。ほとんど説教。地球は欲にまみれた政治家に汚染されている、と言ってのけ、恐竜が野に放たれた現実については、” Welcome to Jurassic World ”と述べ、この世界がジュラシック・パークに飲み込まれてしまったことを宣言する。この演説はくどく感じるかもしれないが、実は、もともとの原作本『ジュラシック・パーク』に出てくるマルコム博士は、こんなもんじゃないくらいの説教魔であり、警告魔だった。原作上下巻の4分の1くらい使って、カオス理論をアホでもわかるように詳しく説明しながら、ひたすら「技術を手に入れても、コントロールすることはできない」と警告し続ける。原作は、カオス理論のものすごく洗練された入門書でもあるのだ。こうした本編にほとんど絡まない演説シーンを長々と入れることで、むしろもともとのマイケル・クライトンの原作が持っていた警鐘感に近づいたような気もする。ちなみに、原作「ジュラシック・パーク」は、恐竜復活の危険性を述べるにとどまらず、インターネットの危険性をも警告している。一見、全人類がつながって知識が共有されて素晴らしい、というように見えるかもしれないが、実は、それによって人類の知能の低下を招くと警告しているのだ。そんな原作を思い出しながら劇場を出ると、知性が抜け落ちたような不思議な無表情でスマホ歩きしている人々をみて、ついニヤニヤしてしまうのであった。』
※緻密なストーリーを期待する人にとっては、期待外れなのだろうかーーー。
→ 『〈 書籍の内容 〉夢の恐竜テーマパークに封印された恐怖一夜。ジュラシック・ワールド開園9か月前----。大学生のクレアはイスラ・ヌブラル島へ研修生として赴いていた。夢の恐竜テーマパークで、ステゴサウルスやブラキオサウルスたちと胸躍る毎日を過ごすクレア。
そんなある日、謎めいたノートを発見する。そこには様々なパークの出来事が日記形式で綴られていた。いったい誰が何のために? 真相究明に乗り出したクレアに、恐るべき真実が浮かび上がる。やがて忍び寄る魔の手とラプトルの影……。決死のサバイバルが幕を開ける。
〈 編集者からのおすすめ情報 〉物語はまだクレアが19歳の大学生のころにさかのぼります。映画でいえば、前作「ジュラシック・ワールド」の前。開園準備が急ピッチで進むイスラ・ヌブラ島の様子や、そこで奮闘するスタッフたちのドラマが瑞々しく描かれていきます。もちろんフィクションなのですが、まるで実話のようなリアルさで迫ってきます。恐竜とのふれあいを通じてクレアが感動に打ち震える場面などは、読んでるこちらにも共振してくるほど。こんな恐竜テーマパークが本当にあったらなぁ……そう心から願ってしまうでしょう。恐竜好きならぜひ手にとってみてください。ジュラシック・ワールドのスタッフとして、誰よりも早く、現代に生まれた4500万年前の太古の地球を実感できるにちがいありません。』
※あの緊迫のクライマックスも、メイキングを見るとかなりシュールな
撮影風景だったんだな、って解る。CG部分の目印がショボくてオモロイ。
特撮映画の役者さんは、驚く演技などにかなりの演技力と想像力が必要
だってことなんだなぁー。
おまけ ジュラシック的ニュ~~~~ス!
ライブドアニュース シベリアの永久凍土で凍りついていた虫 4万2000年ぶりに息を吹き返す
→ 『シベリアの氷の大地で長い時間にわたって凍りついてきた線虫の一種が、実に4万2000年ぶりに息を吹き返して活動を再開していることが明らかにされました。この成果は、ロシアのモスクワ大学やアメリカのプリンストン大学などによる研究チームによってもたらされたもの。地質学的には更新世に分類される時代の地層に残され、凍りついていた2匹の線虫を取り出して「解凍」したところ、息を吹き返しました。(中略)
研究チームは今回の成果について報告書の中で、「更新世の線虫には、低温医学、低温生物学、および生態学などの関連科学分野に対して科学的かつ実用的に重要な適応メカニズムがあることを示唆しています。我々は、北極の永久凍土堆積物における長期間の低温生物に対する多細胞生物の能力を実証する、世界で初めてのデータを得ました」と述べています。/実に驚くべき線虫の生命力が発揮されたこの一件ですが、一方では気候変動が起こる地球では永久凍土の溶解が進んでいるといわれています。これらの線虫と同じように、永久凍土に眠る古代の虫たちが現代によみがえることにならないのか、そちらも気になるところです。』
『悲しかったら鏡をごらんなさい。苦しかったら手を合わせなさい。ただ礼拝するだけでなく、写真のお母さんの顔をじっと見つめてごらん。お母さんの顔が寂しく見えたり、明るく見えたりするもんだよ。それは君の心がそうさせているのだ。お母さんの顔を明るくしたかったら、お客さんに一生懸命尽くして仕事をし、家に帰って「ただいま!」とお母さんの写真に挨拶したまえ。』 |
出展:「盂蘭盆経を読む」(佼成出版社) |
発言者:松原泰道(臨済宗の僧侶 1907年11月23日~2009年7月29日) |
→ 『解説:落ち込んだとき、どうする?暴飲暴食、ショッピング、ふて寝、静かに本を読む。松原泰道は鏡を見なさいという。この世で一番多くの回数を見た自分が写っている。落ち込んだとき、そんな自分に微笑みかけてあげるのだ。すると、鏡の落ち込んだ自分が必ず微笑み返してくれる。苦しい自分の右手を支えてくれるのが自分の左手だ。合掌してその両手を開いて見てみる。そして母の写真を見よう。松原は101歳まで生きた名僧で、著書も百冊を超える。心安らぐ本と出合えるだろう。』
→ 『■内容(「BOOK」データベースより):どれだけ物質・経済的に恵まれたとしても、心がゼロならば人間にとって本質的な豊かさはない。釈尊の高弟・目連が、亡母を餓鬼道から救うために実践した供養・回向の大切さが説かれた経典を平易にひもとき、現代人の心の“飢餓状態”に救いを与えてくれる本。/■登録情報:/単行本 204ページ /出版社 佼成出版社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4333018080 ISBN-13: 978-4333018086 /発売日 1996/06 /梱包サイズ 18.8 x 13 x 1.4 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.3 /■カスタマーレビュー:石原敬三 5つ星のうち5.0 「お盆に限らない」2004年7月13日・・・新盆が近づきました。お盆にはお坊さんがお参りに来てくれますが、わたしも私なりにお経を上げてやりたいと思い、松原泰道師の「盂蘭盆経を読む」を購入しました。恥ずかしい限りですが、「盂蘭盆経」は決して盆に限ったお経ではなかったのです。このお経は歪んだ見方、邪な考え方を戒めてくれる日々の生き方を示してくれる哲学の書物だったのです。お盆はもちろん、それ以外の時でも読経をしながら己の生き方を振り返ってみたいと思います。人生の書としてお奨めします。』
→ 『岐阜県にある瑞龍寺での修行を経て、臨済宗妙心寺派教学部長を務める。1972年に出版した「般若心経入門」が記録的なベストセラーとなり、第一次仏教書ブームのきっかけを作った。1989年に仏教伝道文化賞、1999年に禅文化賞を受賞。宗派を超えた仏教者の集いである「南無の会」前会長なども歴任。』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
※しゃべれる芸人より~~~~~?↓
※ガマ口=ゲロゲロマウス?久しぶりに聞く出川イングリッシュにホノボノ~