『殺人者の記憶法』アルツハイマー版メメント!
■スタッフ:/監督 ウォン・シニョン /製作 ユ・ジョンフン ウォン・シニョン /製作総指揮 ユ・ジョンフン /原作 キム・ヨンハ /脚本 ファン・ジョユン /撮影 チェ・ヨンファン /美術イ・ジョンゴン /編集 シン・ミンギョン /音楽 キム・ジュンソン
■キャスト:ソル・ギョング(キム・ビョンス) キム・ナムギル(ミン・テジュ) キム・ソリョン(キム・ウンヒ) オ・ダルス(アン・ビョンマン署長)
■作品データ:/原題 Memoir of a Murderer /製作年 2017年 /製作国 韓国 /配給 ファインフィルムズ /上映時間 118分
映倫区分 G
※これは最後までドキドキさせられて心臓に悪い映画ですた!いや、これは
自分の好みドストライクの一品だったと言えましょう~~。
→ 『ソル・ギョングの演技が凄まじい。おそろしいほどの演技力だ。彼が見せる表情の1つ1つによって、アルツハイマーになった男がどのように死ぬ気で記憶を取り戻そうとしているのかを思い知らされる。頬が痙攣(けいれん)する瞬間に、観客は固唾(かたず)を呑むだろう。同時に、ソル・ギョングの全身全霊の演技に畏怖さえ抱く。「ペパーミント・キャンディー」でブレークして20年近くが経つ。あれからソル・ギョングは、韓国映画界をリードする本格俳優として活動してきたが、この『殺人者の記憶法』は、そんな彼の俳優としてのキャリアを存分に味わえる作品だ。
穏やかな表情を浮かべた警察官テジュを演じたキム・ナムギル。彼の感情を押し殺したような端正な顔立ちが、後の変貌する姿を予感させてスリリングである。韓国の俳優は、「多様な演技をすることが一番の目標」と口にすることが多いが、中でも、殺人者の役をこなして大きく成長していく男優が多い。キム・ナムギルもその1人となったわけだが、ソル・ギョングと壮絶に対決する経験は、キム・ナムギルにとって大きな財産になったことは間違いない。
さらに見逃せないのが、地方の署長役を演じたオ・ダルスである。オ・ダルスと言えば、「国際市場で逢いましょう」や「ベテラン」など、観客動員1000万人を超える映画に立て続けに出演して、「客を呼べる幸運な俳優」とまで言われている。そんな彼の人間味あふれる演技を見ていると、この映画の幅の広さが大いに実感できる。竹林に風が吹き、そこにソル・ギョングが演じるビョルスが立っている。その姿には鬼気迫るものがあり、その息もつかせぬ展開こそが『殺人者の記憶法』の醍醐味だったと言えるだろう。文=康 熙奉(カン ヒボン)』
※端正な顔立ちのキム・ナムギルに、とっ散らかった顔立ちのオ・ダルスwそして、
本当は端正なのに、わざとむさ苦しい顔立ちに変形させて臨んだソル・ギョング、
三者三様のいろいろな顔面タイプのぶつかり合いも大きな魅力だったなぁ~~、と。
→ 『映画、2本ハシゴで観てきました。舞台が終わったら、昔は本を貪り読んでたけど最近は映画が好きです。「スリービルボード」は言葉で伝える、「シェイプオブウォーター」は言葉なしで伝える!どちらも演技がクリア!!!!秀逸で、素晴らしかった!!!「シェイプオブウォーター」のバスに乗ってるヒロインの顔の幸せ感ったらもう!そして、どちらのヒロインも若くない!日本だったら、シェイプオブウォーターみたいな映画だと若くて可愛い子を使うんだろうな〜笑
/備忘録で今年みたもう一本は「殺人者の記憶法」。これもクリアやったな〜。良い映画は、音を消してても何を伝えようとしてるかわかる…と言われましたが、この三本は、きっとわかる!良い作品に出会えた時は幸せです^ ^ 映画が面白いので、舞台もおわったので、いっぱい観たいです^ ^ /あ、あとショートフィルム、古波津陽監督・脚本「君へのビデオレター」。この作品もとってもクリアでした^ ^ そしてやはり「伝える」でした。でもって4本全部が「愛」それが伝わった。愛は伝えないと…ね^ ^』
※みや姐さん!時に、愛は浮気する恋人の車をも停止させる勢いなんスよねっ!
→ 『ビョンス(ソル・ギョング)はアルツハイマーの殺人鬼。職業は動物病院のお医者さん。けれど、殺人には薬物を使わず絞殺で実行する。17年前、あることをキッカケに殺人をしなくなった。パソコンに殺人鬼だった過去を書き留めるビョンス。最初の殺人は、父親。山の中で穴を掘り、その穴に父親を埋めた。成人したビョンスは竹林を購入する。自分が殺した人の死体を埋めるために。ウンヒ(キム・ソリョン)はビョンスの娘。記憶を無くすビョンスを心配した娘はボイスレコーダーをプレゼントする。「これに吹き込んでおけばいい」ビョンスは、ボイスレコーダーに吹き込み、後で聞き返して行動する。
ここを見て、『メメント』を連想した。『メメント』ではメモや刺青や写真に重要事項を記録して、それを見返して主人公は行動した。同じように、思い返す手段が、この映画ではボイスレコーダー。テジュ(キム・ナムギル)は警察官。だが、若い女性ばかりを狙う殺人鬼。ある日、殺人の被害者の遺体を運んでいる途中、ビョンスの車に追突され、トランクの中の遺体を発見される。ビョンスは、ボイスレコーダーに吹き込む。「テジュは殺人鬼だ」ビョンスの娘のウンヒは、テジュと知り合い、交際するように。ビョンスは、テジュが娘を狙っていると思い、娘を救うために、テジュと対決する。「元殺人鬼 vs 現役殺人鬼」しかし、元殺人鬼のビョンスはアルツハイマーが進行し、記憶が途切れるのが頻繁になって行く。ほんの数分前のことを忘れ、それまで追い詰めていたビョンスに愛想よくするシーンなど、ドキドキもの。そして、ビョンスの姉に関する記憶や、娘をタクシーに乗せたときの記憶を見せられるうち、どれが「本当の」ビョンスの記憶なのか曖昧になって行く。/特に、『殺人者の記憶法 新しい記憶』の方を見ると、テジュは本当に殺人鬼だったのか?いや、そもそも、テジュは存在したのか?それさえも疑わしくなる。エンドロール直前に表示される「記憶を疑え」これに、この映画のテーマが集約されていると思った。』
※確かに、「記憶を疑え」は『メメント』のテーマでもありましたネー。
メメント好き(メメンター!)には堪らんストーリー展開でござんした!!
「テジュは本当に殺人鬼だったのか?いや、そもそも、テジュは存在したのか?」
続編はさしずめ押井守の世界ってことですかーーーっ!?
※クスリの過剰摂取!!これもたしか『メメント』に登場したフレーズだッ!
※「習慣は忘れない」!メメントでも、目覚めてすぐ自分の体のタトゥー
を確認することを“習慣”にしていた主人公のレナードだったっけ。
あと、相対するのが刑事だったり、とある番号がカギを握っていたり、と
けっこう符合する箇所が多いように感じた。この監督さんもしやメメンターじゃ!?
→ 『毎回新しい変身を試みる俳優ソル・ギョングが、今回は引退した連続殺人犯になって戻ってきた。映画「殺人者の記憶法」は、アルツハイマーになって引退した連続殺人犯が新しい殺人犯の登場により、忘れていた殺人の習慣が蘇って繰り広げられる犯罪スリラー映画だ。ソル・ギョングは、アルツハイマーになった連続殺人犯ビョンス役を務めてもう一度イメージチェンジを図る。厳しい減量で原作の70代の老人の姿を作るために努力した彼は、今までとは違う顔と眼差しで観客を魅了する。/これまでの作品で減量と増量を繰り返しながら、さまざまな姿を見せたソル・ギョングは「減量が楽になったわけではない。しかし、体が軽くなると体力がもっと上がったように感じる。これまで増量と減量を何度もしたけれど、あの時は単純だった。『名もなき野良犬の輪舞』の時はウェイトトレーニングを並行したけれど、『殺人者の記憶法』はただ油分を抜いてみようと思った。さっぱりと油っけを抜いた食事をした。減量をしながら、1日くらい全部食べたい日があって、実際食べると気持ち悪くなった」と説明した。
「殺人者の記憶法からキャラクターの顔に関心を持つようになった。本を読みながらこの顔はどんな顔かたくさん考えた。監督と一緒に相談しながらスタイルを作っていった。これまでとは違う顔でなければならないし、顔はもっと掘り下げてやってみようと思った。顔を見れば、大体その人がどんな人か分かる。そんなことを考えながらやった」/AOAのソリョンと父娘として共演したソル・ギョングは、普段ソリョンをヒョンと呼ぶとして愛情を表した。彼はソリョンに対して「先入観はなかった。最初に見たのはソリョンがツアーを終えてきたばかりの時だったが、ソリョンがノーメイクに疲れた顔で入ってきた。僕と監督はその姿が本当に良いと思った。ウニ(ソリョンの役名) そのものだった。ほぼ最後まで、事前に映画を一度観てみたいと言うから観せてあげたこともあって『アフレコもう一度やりたいです』と言って、欲を出すのが可愛かった。視野が広くなったのだろう。悩んで努力する姿が良かった」と称賛した。
5月に韓国で公開された映画「名もなき野良犬の輪舞」で、体にフィットするスーツフィットや致命的な魅力で好評を得たソル・ギョングは、この作品でアイドル並みのファンダム(特定のファンの集まり) と人気を得るようになった。/彼は「ダメになっていたファンコミュニティが生き返って、最近自分自身でも何が起きているのかと、きょとんとしている。『名もなき野良犬の輪舞』が僕に何をしたんだろうと思う。感謝しているが、今も実感が沸かない。過去に人気があった時とは雰囲気がまた違う。表現の仕方が、昔は大人しかったとしたら、すごくストレートだ」と、はにかみながら言った。「スタッフにもたくさんからかわれた。枯れ木に花が咲いたと。本当に大変だった時間に、ファンの方々が送ってくれた夜食のケータリングトラックが来ると、スタッフの顔が明るくなる。いつか逆朝貢(逆に貢ぐ、芸能人がファンのために何かしてあげること) をしなきゃと思っている」と感謝の気持ちを表した。元記事配信日時 : 2017年08月30日13時40分 記者 : チ・ミンギョン』
怖いですねえーー。こーんなウミガメのスープ問題を思い出しましたーー。
その葬式に、2人とは面識の無いカッコイイ男性が現れた。
次の日、姉は妹を殺した。
さて、姉が妹を殺した動機を考えてください。
(正解は数日後コメント欄にて発表の予定・・・)
『分不相応の志を持つものだと笑われることを 畏(オソ)れてはならない。無謀な挑戦をしなくなる己の老いを畏れよ。/髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ!』 |
出展:前者→不明/後者→2010年10月27日のツイッターより |
発言者:孫正義 (実業家 ソフトバンクグループの創業者 1957年8月11日~ |
→ 『解説:佐野真一の「あんぽん孫正義伝」によると、帰化前の名前が安本正義で、安本=あんぽんとなり、孫は嫌がっていたという。彼のエネルギーは在日韓国人としての貧困と差別のうちに養われていく。日本の大学進学をやめて、竜馬の土佐脱藩になぞらえて渡米、25歳で日本ソフトバンクを起業。以後、挑戦を繰り返し、いまや日本を代表する世界的な異端経営者となった。東日本大震災後の百億円の寄付と、「脱原発」にも孫らしい男気と冷静な経営者ぶりが垣間見えた。もう一つ、これは新時代のリーダーらしい、ユーモアあふれた言葉だ。』
※あ、間違えた、これはオジンオズボーン高松だった。。。
※こっちこっち。(マチガエルカフツウ~?)
→ 『「野球のことはお任せします。とにかくやるからには日本一になって、そして世界一をめざすチームにしてほしい。望むところはその一点です」/2005年1月、ホークスのソフトバンクへの譲渡が正式に決まったとき、新オーナーとなった孫正義さんは、私にそういいました。ふつう野球界の目標は日本一です。でも孫さんは世界一だという。そういわれて、我々がめざしてきた目標がずいぶん小さなものに思えました。その後、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が開催され、日本代表は初代チャンピオンとなりました。私は監督を務めましたが、世界一をめざすという話は、その前からはっきりいっていたことです。我々のようにプロ野球という狭い世界で生きてきた人間とは、発想する段階のスタート地点が違う。
孫さんが「世界一をめざせ」といった背景には、野球の国際化を進めて、サッカーのワールドカップのような仕組みを整え、そこで厳然たるナンバーワンになれ、という意図が込められていたと思います。日本の野球界には、これまで「世界をめざす」という発想がありませんでした。それは野球界の複雑な構造が影響しています。プロとアマに大きく分かれ、アマも高校や大学、社会人、さらに硬式と軟式などで団体が異なる。サッカーが日本代表を頂点とする日本サッカー協会を中心にまとまっているのとは対照的です。私を含む多くの野球人は、日本の野球界が一丸となって、世界の野球界に影響力を発揮していくべきだと考えています。しかし具体的にどのようなことを進めればいいのか、というのが難しい。そこで孫さんのように強いリーダーシップを持っている人が、「とにかくこうするんだ」といって先頭に立つことで、まわりが動き、見えなかった課題が見えてくる。すると手が届くようになる。WBCはその第一歩だったと思います。/孫さんには、「自分の信念を持って取り組んでいけば、必ず実現できる」という強い思いがあります。まわりの人たちも、そうした孫さんの実績を認めざるをえないような状況になってきた。今は孫さんがどんどんと進むところを、みんなが支持するようになっていますよね。野球が、サッカーのワールドカップのような大会を開くのはかなり先になるでしょうけど、そのように本当の意味で野球の世界一を決める大会をつくらなければいけない。そういう方向に向かっていくとき、やはり孫さんの存在というのは、我々野球界にとって、ものすごく大きなものだと思います。
もうひとつ、孫さんの言葉で印象に残っているのが、「九州で稼いだお金は、九州で使ってください」というひと言です。この言葉を聞いて私は、「ああ、この人は本当に野球が好きでオーナーになったのだな」と思いました。孫さんは、お金のために野球をやるという発想をまったく持っていませんね。しかも孫さんは、「野球のことはお任せします」という言葉の通り、野球の中身に関しては、見事にひと言も口を挟みません。歴代のオーナーで、これだけお金を出して、口を出さない人はいないんじゃないでしょうか。/2011年、秋山幸二監督にバトンタッチして3年目にソフトバンクホークスは念願の日本一となりました。私はクライマックスシリーズから孫さんの隣で観戦していましたが、孫さんは意外にも試合に熱中して、悔しがったり、怒鳴ったりする。とても正直に自分を表現される方だと思いました。そのうえで、最後の最後まで勝利を諦めない姿勢が印象に残っています。野球はある程度の枠の中で戦っています。12球団で決まったルールと寸法で試合をする。お互いに情報を持ち合い、相手の長所も短所も知り抜いている。自分たちのレベルを上げれば、勝率も上がるという世界です。/一方、ビジネスの世界には枠がない。次から次へと新手が出てくる。正面から挑んでも勝てるとは限りません。僕らの狭い世界とは違います。最後の最後まで勝敗はわからないという意識が強いのかもしれません。孫さんには「絶対に負けない」という意志の強さがありますが、だからといって人を威圧することはありません。誰にでも好感を持たれる魅力がある。マネジメントで一番難しいのは、人を動かすということです。人をその気にさせるというのは、人間の魅力の最たるもの。決して甘やかすばかりではなく、厳しいこともいうけれど、結局、「よし、じゃあやってみよう」と思わせてしまう。そこが孫さんの魅力でしょう。やっぱり、あの顔を見たらしょうがないね。』
→ 『■内容紹介:ここに孫正義も知らない孫正義がいる。今から一世紀前。韓国・大邱で食い詰め、命からがら難破船で対馬海峡を渡った一族は、豚の糞尿と密造酒の臭いが充満する佐賀・鳥栖駅前の朝鮮部落に、一人の異端児を産み落とした。ノンフィクション界の巨人・佐野眞一が、全4回の本人取材や、ルーツである朝鮮半島の現地取材によって、うさんくさく、いかがわしく、ずるがしこく……時代をひっかけ回し続ける男の正体に迫る。“在日三世”として生をうけ、泥水をすするような「貧しさ」を体験した孫正義氏はいかにして身を起こしたのか。そして事あるごとに民族差別を受けてきたにも関わらず、なぜ国を愛するようになったのか。なぜ、東日本大震災以降、「脱原発」に固執するのか――。全ての「解」が本書で明らかになる。/■登録情報:/単行本 399ページ /出版社 小学館 /言語 日本語 /ISBN-10: 4093882312 ISBN-13: 978-4093882316 /発売日 2012/1/10 /梱包サイズ 19 x 14 x 3.2 cm /おすすめ度 5つ星のうち 4.0 /■カスタマーレビュー:マイクロホン 5つ星のうち5.0 「孫正義の経歴を知る本です。」2017年6月5日・・・最初に。この本はビジネス本や自己啓発本ではありません。孫正義の生い立ちをメインに記したものですので、経営手法やビジネスを、学ぶ為に買っては行けません。感想→孫正義の現在は知っていても、その凄絶な誕生の背景を知る人は殆どいないのだろう。きっと普通の日本人として孫正義が生まれたなら、今日のSoftBankは間違いなく存在していなかったと思います。僅か一代にしてここまで成り上がった孫正義のバイタリティーを知るにはこの本がお勧めです。』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
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