「山のトムさん」なぜ猫を抱くと鼠を捕らなくなるのか?
→ 『女優の小林聡美&市川実日子の共演で、児童文学界で多大な功績を残した作家、故石井桃子さんの「山のトムさん」がテレビドラマ化されることが決定した。小林が主演した映画「かもめ食堂」やテレビドラマ「パンとスープとネコ日和」の原作者である群ようこが、脚本を手がける。
原作は、「くまのプーさん」や「ピーターラビット」シリーズの翻訳家としても有名な石井さんが、戦後、宮城県・鶯沢で送った開墾生活を題材につづった回想記。作者の姿が投影されたキャラクター、ハナを演じる小林は、「働いて、おいしいごはんを食べて、夜は星空を眺める。原作の石井桃子さんが終戦直後に実践したそんな暮らしは、生きるための必死の手段だったかもしれませんが、今を生きる私たちになんでもない暮らしの豊かさを伝えてくれるような気がします」と思い入れを語っている。/東京で暮していたハナ(小林)は、友人のトキ(市川)とその子どもトシとともに、慣れない田舎で生活を始める。そこに中学を卒業したばかりの甥アキラも加わり、何かと相談に乗ってくれるゲンとシオリの夫婦に助けられながら、少しずつ畑仕事に慣れていく日々。そんな中、ねずみ退治のためにやんちゃな子猫のトムを飼う事になり、新しい家族が増える。
小林&市川とともに自然の中で動物たちと暮らす人々の物語を描き出すのは、光石研や高橋ひとみをはじめ、木南晴夏、ベンガル、もたいまさこら個性派のキャストたち。映画「もらとりあむタマ子」の伊東清矢が甥のアキラ、テレビドラマ「64」の佐々木春樺ちゃんがトシを演じる。企画は「東京オアシス」「パンとスープとネコ日和」の高野いちこが務め、上田音が監督、大貫妙子が音楽を担当する。ドラマW「山のトムさん」は、12月26日午後9時からWOWOWプライムで放送。』
→ 『イントロダクション:「野に立ち、空をみる。今だからこそ、感じたい、石井桃子の世界に、「パンとスープとネコ日和」のプロジェクトが、素直に果敢に挑みました。」・・・誰と、どこに暮らし、そして何をするのか。そんな素朴な人の思いを、児童文学の世界で、自分自身の実際の暮らしをモチーフに表現した作家、石井桃子。血のつながりだけではない家族としての暮らし、近隣の人たちとの優しいつながり、人を愛せるからこそ動物も愛せるという当たり前のこと、美しくも厳しい自然との共存とはなんなのか、石井桃子自身の実体験からストレートに表現された、自然の中でともに暮らすという感覚がこの物語には溢れています。そして、そんな空気感の中に、俳優たちが自然にたたずみ、自らの思いで、動き始めます。彼らとその中でともに風を感じてもらえたら、そんな思いのドラマになりました。
■キャスト・コメント・・・【小林聡美】ひとが幸せに暮らすってこういうことなのかもしれません。一緒に暮らす仲間と、山と花と風と鳥と太陽と月。働いて、おいしいごはんを食べて、夜は星空を眺める。原作の石井桃子さんが終戦直後に実践したそんな暮らしは、生きるための必死の手段だったかもしれませんが、今を生きる私たちに、なんでもない暮らしの豊かさを伝えてくれるような気がします。
【市川実日子】新緑の季節の山で、ネコとヤギと子どもと大人たち、みんなで撮影をしました。家の軒下に、ツバメが巣を作り始める。なんにもなかった庭の池に、突然菖蒲の花が顔を出す。スズメバチがブーーーっと飛んでくる。青空に丸い虹。そういった大きな小さな変化を、みんなが感じながら現場に立っていたように思います。静かな中、どんな音がして、何が起こっているのか。そんなことをこの作品で楽しんでいただけたら嬉しいです。』
※特に変わった出来事が起きるわけでもない。鼠退治のためにネコを飼うカントリーライフな人たちの日常を淡々と描く、といったところか。
※縁側は、映画の特性を十二分に発揮できる、横長の構造を持っているんだなぁー。
→ 『ドラマ「山のトムさん」のDVD&Blu-ray発売記念トークイベントが、2016年4月14日(金)代官山蔦屋書店にて行われ、主演の小林聡美をはじめ、市川実日子、もたいまさこが登壇した。同作は、児童文学作家・石井桃子の小説「山のトムさん」(福音館書店)を原作に、2015年12月にWOWOWで放送されたドラマ。慣れない田舎での生活を始めた家族に、ネズミ退治の目的で飼われた猫のトムが加わり、振り回されながらも、人間と動物たちが、やがては楽しく共生していく、そんな田舎暮らしのストーリーが展開する。ドラマの撮影から1年が経ち、3人は撮影当時の思い出を振り返る。小林が「ロケ地は山の中で、ひと月かけて撮影したんですけど、風の音や日々変わる空の様子を体感しながら撮影したことが毎日気持ちよくて、このまま東京に帰りたくないなと思いましたね。」と話すと、撮影現場に通いで行っていたというもたいは「撮影ないときは“東京のトムさん”(小林さんの飼猫)の面倒をみていました。」と明かした。/市川は、共演したアキラ役の伊藤清矢が野菜嫌いだったという話で「野菜が一切食べられない子だったけど、本番中に(わざと)野菜を盛って。食べるシーンになると食べなきゃいけないので、役者魂で食べていました。後半は普通に食べられるようになっていたので、私たちのおかげです。」とロケ中のエピソードを披露した。
質問コーナーでは「お互いの好きなところ」を聞かれ、小林は「難しいなぁ…なぜなら好きなところだらけだから!まさこちゃんは、親戚のおばさんみたいで、あたたかい眼差しで見守ってくれる…一緒にいて私らしくいられる。実日子ちゃんは、自由なところですね。うらやましいですね。あなた、自由すぎるわよ、ちょっと!」とコメント。続いて、もたいが「小林さんは頼もしくて、10歳近く年齢が離れていることを忘れて…先輩と呼ばせていただいております。」と話すと、小林が「老後も(面倒)見るよ」と返し、相思相愛の様子を見せた。/市川は「私は2人とは一番短い付き合いですけど、聡美さんにお会いして13,4年経ちますが、やだなって思ったことが一度もないんです。」と回答。すると、もたいから「私にはあるの?」と鋭いツッコミが…。慌てた市川は「もたいさんにもないです!ホントです。お二人のすべてが大好きです。」とすかさずの切り返し。そんな息の合ったトークに、会場は笑いに包まれた。』
※この3人で「やっぱり猫が好き」をやるという企画はどうだろぅ?
※TVもスマホも、炊飯器すらも出てこない、文明の利器を使わない
生活、というのが新鮮に感じるんだろうか。「不便」という一言で
切り捨ててきたもの。小林さんの台詞には含蓄があったーーー
→ 『Q1.これまでの人生の中で、一番多く聴いた曲は何ですか?/大貫:たくさんあって選びきれないのですが、アーティストでいうとジェームス・テイラーとジョニ・ミッチェルかな。今は以前ほど、いろいろな音楽を聴かなくなりましたけれど、彼らの曲は今でも聴きますね。ジェームス・テイラーだと「Sweet Baby James」(1970年)の「Fire And Rain」なんか大好きです。「October Road」(2002年)は車を運転している時によく聴きます。これからの季節だと「JTのクリスマス」のなかで、ナタリー・コールとデュエ」ットしている「Baby, It’s Cold Outside」。ジョシュ・グローバン「Noel」の中の「I’ll Be Home For Christmas」も定番です。オリジナルは第2次世界大戦中の1943年に、愛する人を故郷に残し、戦地に赴いた兵士の気持ちをビング・クロスビーが歌ったせつないクリスマス・ソングですが。聴くたびに泣いてしまいますね。/ジョニ・ミッチェルでいちばん聴いたのは「BLUE」というアルバムですが、どの時代も彼女らしい世界観があって全部好き。初期の曲では「Ladies of the Canyon」(1970年)の「Morning Morgantown」とか。お気に入りのアルバムは、つねにいちばん手に取りやすい場所に置いてあるのですが、その中でもケニー・ランキンの「The Kenny Rankin Album」(1977年)もよく聴きますね。ドン・コスタのアレンジはもちろん、歌も演奏も一発録りというクオリティの高さが素晴らしいんです。最近の音楽っていろんな要素が入り過ぎている感じがして、聴いていて疲れちゃうの。そんな時にあの頃の、なんにも作為のない音楽を聴くといちばんホッとするんです。ジェームス・テイラーとジョニ・ミッチェルはタイプが違うけれど、いちばん音楽に影響を受けた時代の空気がそこにある。だから、ホッとするんですね。
Q2.大貫さんにとって「音」や「音楽」とは?/大貫:私の住んでいる葉山に、きれいな声で鳴く鳥がいて、けっこう長いフレーズをずっと歌ってるんです。そうすると遠くで同じ種類の鳥が応えている。鳥も上手下手がいるから、それを聞いているのも楽しいですね。音楽をつくっていくうえで、音にこだわるのは当然ですが、“すごくいい音だな”と思っていても、何年か経つと“あれ、いい音だと思ってたのに?”ということは何度もありますね。アコースティックの楽器の場合はその時代の録音状況にもよりますが、そんなに古くは感じませんね。なかでもオーケストラの音はずっと変わらないなぁと思います。パリ、ロンドン、ニューヨークとそれぞれその場所ならではの音色で。オーケストラは大好き。わたしは倍音が好きなのかもしれない。倍音がない音って疲れるんです。バンドでリハーサルをしている時に、誰かが弾いた音に対して「いい音だね」ってみんなが一致することがあるでしょ。そういう共通の感覚が生まれることがすごいと思うんです。言葉で説明できないことのなかに本当に素晴らしいものがいっぱいある、っていうことが、音楽の大事なことじゃないかな。
Q3「音で遊ぶ人」と聞いてどんな人をイメージしますか?/大貫:音で遊ぶって、う~ん……。赤ちゃんがガラガラを振って喜んでるっていうイメージですね。私たちはプロだから遊ぶ余裕ってないですよね。なんか、いつも音と真剣に向き合っている感じ。結果的には遊んでることになるんでしょうけど。楽しいですからね。聴いてくださる方が「遊」を感じてくれる、そういう余裕のある音楽を創れるようになるのが理想ですけれど。みんなと演奏していて、全員のグルーブがひとつになる瞬間があって、その時はちょっと言葉では形容できないほどの気持ち良さが生まれる。その時ってステージにいてもお客さんのことを忘れてしまう、申し訳ないですが。音楽をやっている人は、いちばん好きなことを仕事にしているから、音楽に対して楽しいとかいう次元じゃない。楽しいを越えちゃってるんです。私の周りで音楽を続けているミュージシャンたちを見ていると、音楽が人生そのものなんですよね。
◎大貫 妙子〔おおぬき・たえこ〕
1973年、山下達郎らとバンド「シュガー・ベイブ」を結成。 日本のポップ・ミュージックにおける女性シンガー&ソング・ライターの草分けのひとり。 その独自の美意識に基づく繊細な音楽世界、飾らない透明な歌声で、多くの人を魅了している。 映画『Shall we ダンス?』(監督:周防正行・1996年公開)のメイン・テーマをはじめ、 CM・映画音楽関連の作品も数多く手がける。 2015年6月、バンドネオン奏者・小松亮太とのアルバム「Tint」をリリース。最近では、2015年12月26日放送のWOWOWドラマ『山のトムさん』の音楽を担当した。』
※音楽の力は大きい。料理の美味しさを際立たせるフードコーディネーターの力もデカい。
結局、映画の出来はチームワークなんだわいなぁーーーーー。
※鼠の足音に過剰に反応するご一家・・・。トムくんの出番に繋がる印象的な
ごはん時シーンである。それにしても、なぜ「猫は抱いて可愛がると甘やかさ
れて鼠を捕らなくなる」という台詞が、すんなり皆の同意を得る展開なのか?
「ええーー、そんなん関係ないッショ!!」などと聞く耳持たず、自由奔放に
可愛がる人が現れてもそれはそれで、個性があっていいんじゃねーの?ヤッパシ
※ネコもイヌもどっちも似合う女優、それが、小林聡美さんっ♪
NewsWalker 味噌汁にオムライス…旬の食材で作るご飯が美味しそう!
→ 『(前略)家の前に広がる畑では野菜を育て、卵のためにニワトリを飼うなど、自然と密接した暮らしを送る主人公のハナ(小林)たち。劇中にはそれらの食材を使った料理が数多く登場するが、どれもこれもお腹が鳴ってしまいそうなほど美味しそう!そのご飯メニューをちょこっとだけ紹介したい。
さらに、畑仕事のあとのおむすび、山に出掛けた際のピクニック弁当なども登場する。陽があたる縁側や大自然の中で食べるご飯は、とても心地良さそうで、思わずよだれが出そうになる。大勢で囲む食事の楽しさや幸せを、ゆったりと感じることができそうだ。
劇中の料理は、『映画 深夜食堂』(05)などでも知られるフードスタイリストの飯島奈美が担当。彼女が手掛ける品々は、色味も鮮やかで、更に食欲をそそられること間違いなし。お腹を空かせながら、のんびりと鑑賞してほしい!』
※安心と実績の飯島奈美さま・・・♪
※そして忘れちゃならない駄菓子屋のババア役、もたいまさこは
相変わらずのホッコリ光線を周囲に撒き散らし続けていたのだったー。
平和の象徴と言えば、「白い鳩」か「もたいまさこ」か、っちゅうくらいで・・・w
『人生はフェアじゃない。そのことに慣れなさい。/世界は無条件に、君が何かを成し遂げることを期待している。』 |
出展:いずれも「人生で大切な11のルール」 |
発言者:ビル・ゲイツ (アメリカの実業家 マイクロソフト社の共同創業者 1955年10月28日~) |
→ 『解説:ビル・ゲイツが高校生に語ったとされる有名な「人生で大切な11のルール」は、その11のいずれもがアフォリズム(警句)に満ちている。ここではその1,2を紹介する。いきなり、人生はフェアではない、ときた。それは現状を受け入れて、それを打ち砕くために努力し続けた者だけが何かを成し遂げることができるということだ。そして、世界は君が何かを成し遂げることを期待している。君がどうあれ、世界は君の努力を要求しているのだ。』
→ 『米Microsoftの共同創業者であるビル・ゲイツ氏が、Android端末を使っていると米Fox Newsのインタビューで語った。これは、Fox Newsが9月25日(現地時間)に放映したクリス・ワラス記者によるインタビューの中での発言だ。/インタビューは主に同氏の慈善団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」の取り組みについてのものだったが、ワラス氏が最後に米Appleの創業者である故スティーブ・ジョブズ氏への想いについて質問した流れで語られたもの。
「スティーブは天才だ」としながらも「私はWindows搭載PCを使っていて、(スマートフォンは)最近Androidにスイッチし、Microsoftのアプリをたくさん使っている」と語るゲイツ氏にワラス氏が「では、iPhoneは使っていないんですね?」と確認すると、「はい、iPhoneは使っていません」と笑顔で答えた。それまでどのようなスマートフォンを使っていたかは不明だが、恐らくWindows Phoneだったのだろう。Microsoftはこの7月、MicrosoftのWindows Phone端末「Lumia」のOSである「Windows Phone 8.1」のサポートを終了している。』
☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
細かすぎて伝わらない関連動画など
(「良寛」「鑑賞」で動画検索してみました!!)