【ナンシー関「何はさておき」】ツンドク山脈

また衝動買いしてしまった。イメージ 1イメージ 2
ナンシー関さんの『何はさておき』だ。ナンシーさんが急逝した2002年6月のコラムもあったり
して泣けてくる・・・。しかしショボショボ泣いていても始まらないので、三井ゆりの章を、ちょい
と引用して大笑いしてみようっとw(デモヤパーリ涙・・・)
ブック・スタンド 何はさておき
《引用》
そう、彼女は現在妊娠中なのである。「野口五郎夫人」というポジションを手にした今(何とも微妙
なポジションだが)、もうあくせくと手当たり次第にしがみつく必要などなくなったということであ
ろうか。三井ゆりはもう「上がった」のだろうか。いや、そうではない。三井ゆりの出産予定日は6月
29日、ワールドカップ勝戦の前日である。奴はやってのけるはず。審判免許を獲り年齢を詐称し、
たとえ必要とされてなくてもアグレッシブにいろんなものに絡んでいった根性の女・三井ゆり
その名にかけて決勝戦の日に産んでみせるー私が意気込んでもしょうがないが。そして、優勝国に
贈られる「おめでとう」も、無事に自国開催を終えたことに贈られる「おめでとう」も、全て我が子へ
の祝福として戴くのである。それが、「サッカー界のマドンナ」と呼ばれた女の花道。野口五郎との結
婚も、この壮大なる自己実現のためのワンステップ。ま、とりあえず「ワールドカップベイビー」とい
う言葉は絶対に言うと思う。絶対言うから。言わないわけがない。

涙が出るくらい可笑しい。可笑しくて可笑しくて、泣き笑いしているうちに、またしんみりして来た。
結局、ナンシーさんは12日に亡くなっているから、三井ゆりのその後をウォッチングする事叶わず
・・・さぞ無念だったろうなぁ~(涙

で、調べてみたら、五郎ーゆり夫妻の第一子・文音(あやね)ちゃんは予定より20日も早い、6月
5日に産まれており、関さんは何らかのコメントを残しているかも知れなかった。探してみようっと。
04年には第二子・ゆうとくんも産まれ、もしや関さんが生きていたら、シュートにかけた名前だし、
きっと思いっきりツッ込んでくれてたろうなァw「一姫・二太郎とは、これまた五郎はナイスシュー
トを放ったんだろう」とか何とか・・・

アレレ?そう言えばまだ読んでないナンシーさんのコラム本が他にも、チラ、あ、ホラ、、、
『何様のつもり』も『何の因果で』も、読みかけて中断しているではないの。一気に読むのがもっ
たいなくて、チビリチビリと読み進めてるうちに、なにかの切っ掛けで、フイッと忘れてしまうよう
なんである。イカイカン。思えば、コラムでは中島らもさんの『クマと戦ったヒト』も『トラちゃ
んの日常』も、未読だ・・・。小説で言えば、重松清さんの『ビタミンF』や、ジェフリー・ディー
バーの『静寂の叫び』、浅田次郎の『壬生義士伝』もなんだかんだでツン読状態ではないかいな。
(※ご存知かな?買ったはいいが、読まずに積んで置くだけになる読書を、ツン読と呼ぶwww)
面白い!と思ったら、ある程度一気読みしてしまわないと、ツン読になっちまう公算が高いようだ。
あ、思い出した。2ちゃんねるひろゆき氏のインタビュー本もまだちっとも読んでないやww

我が部屋の、布団の前の本立ては、様々な本の種類(いわゆる山地ですナ)があっちに積み上げられ、
こっちに積み上げられ、、、さしずめツンドク山脈といった様相を呈している。最近はまた、重松清
さんの『疾走』が面白い♪と聞き、読みたくなっているのだが、これ以上山脈を隆起させて、拡大し
て行って良いものやらどうやら?? 誠にしょうもないレベルではあるが、一応悩みの種である・・。