【2月度ギザ萌えヒーロー・ベストテン!】結果発表!

1月15日~2月15日の間で見た、TVや映画、雑誌、ネット画像などなど、とりあえずこの1ヶ月に
見聞きした全ての情報の中から、男性有名人にスポットを当てて、お気に入りベスト10を決める企画。
数えて第3回目を迎えた!今回は、どういうラインナップになるだろうか。ではでは、さっそく発表。

10位 松村邦洋
2/8に紹介したgoo動画『懐かしTVマニアックス』の司会で、アシスタントのしょこたんを、生まれて初めて腹筋がつるまで大笑いさせた功績による処、大である!!しょこたんの「ヒーヒー」いいながらのたうつ姿を見られて、当の松っチャン自身もきっと嬉しかったろうが、見ているファンの我々も、ホント心洗われるひと時を過ごさせて貰ったんである。いやあ、松村はあの瞬間のためだけに生まれて来た、と言って過言ではなかろうな。絶賛。でも10位。それがお笑いの悲しい性(さが)。

9位 コンタキンテ
SNSのミクシィで、有名人を探すブームが起こり、何人か本物の芸人さんを確認したが、そのうちの一人だ!あとは、なべやかんさんとか、宅八郎とか、オタキング岡田斗司夫さんとか・・・ヲタク人脈には偽者はあんまりいないのだ。で?コンタキンテって誰?と疑問に思われた方のために、9位ではあるが例外的に、顔写真を貼ろう(→)本来はベスト3しか貼らないのだが。
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大川総裁率いるところの、大川興業に所属していた(元構成員)。あの有名な変態タレント、江頭2:50分の相棒だったと言えば、数人の人は思い出してくれるだろうか??男同志というユニットで、僕がよく大川興業の芝居を見に行ってた頃(オウム事件の前)は、エガちゃんが全裸になって暴走するのを、止められる奴はこいつしかいない!と言われていた。どうやって暴走機関車を止めたかは、ちょっと下品になるのでここでは自粛したい・・・。
公式サイトはコンタキンテ・オフィシャルサイトコチラ
ミクシィ日記が見られるのは嬉しい限りだ。今後のピン芸人としての活躍、ブレイクに期待大!!ダ。

8位 中島らも
鶴瓶師匠とゲストの即興芝居を見せる名古屋発のTV番組『スジナシ』のDVDを観てしまった。。。在りし日のらもさんの演技を・・・。懐かしくて懐かしくて、笑う事も忘れて見入ってしまったw設定は、デパートの待合広場の一角。見ず知らずのお客さん同士のはずだが、らもさんが失礼な台詞全開でブチ当たってくる!!その自己中ぶりが、らもさんらしくてしばしくつろいだ♪でもちょっと、足元がおぼつかなかったり、表情に死相を感じるのは、否めなかったヨ~(涙) らもさん!天国でもバリバリ、ロックしてやっ!雲からは足踏み外して落ちてこんよーにナ!w

7位 吉岡秀隆
三丁目の夕日』の熱演も記憶に新しい、我らが「北の国から」の純チャン!今回は、『博士の愛した数式』での、若い数学の先生役でランクイン。ルートと呼ばれ、寺尾聡演じるところの博士から、数学の素晴らしさを教わった、とっても爽やかな、イイ先生役がピッタシ!だった。寺尾聡よりも良かったナ。寺尾はやや、数学者にしては人間が高尚すぎる感じだ。よくありがちな、数学バカで日常生活は覚束ない、というキャラクターを期待してしまったがためのギャップもある。(ただ、今原作を読んでいるが、けっこう博士の台詞とかは原作通りだったんだなぁ、と意外に感じている。)授業の進め方もかなりウマイ!NHK教育TVか!とツッコミたくなるような、フリップの用意の良さにはワロタ。あんな調子じゃあ、2~3回でネタが尽きちゃうんじゃないかなぁ?なんていらん心配までしたくなったヨ。

6位 中村靖日

DVDで観た『運命じゃない人』から主役一人をピックアップ。この作品は出演者も少なく、みなそれぞれが主人公なので、もう何人かベストテン入りさせても良かったのだが、いかんせん全員小粒である。メチャメチャ演技がうまくて、印象に残った役者がいるわけでもでもない。この作品は、ストーリー展開がツボ。ていうか、そこだけしか褒める点はない。だがしかし、記念に(?)誰か一人は、ランクに残したい気分になった。だもんで、代表がこの人!!ってわけ。ちなみに、名前だけでは顔が解らないと思うが、写真探すのもめんどいので、モンタージュ説明するッス。目細い、鼻ちんまい、口おちょぼ、顔まんまるで、そう、桑田真澄からホクロを抹消したような顔立ち。地味だ。一般人と言っても信用しちゃいそう。ただ、途中で見せる、“嬉しさを表現する踊り”がとてもとても印象的なのだ。作品は必見!!

5位 オダギリジョー

あれれ?急にメジャーな人が登場したが、対象作品はあの地味~~~~な筆耕係でド肝を抜いた『有頂天ホテル』だ!!いやあ、並み居るウマイ役者をかいくぐって、この男の変テコぶりをピックアップ!さすがの演技をした役所広司さんや佐藤浩市さん、津川雅彦らを差し置いての入賞はちょっと考えたくもなるが、そこはそれ、ごくごく個人的な趣味優先のベストランキングだからして、正~直にいっちゃんインパクトのあった人を上位に推すのであ~る。今回のランキング、どうやらテーマは、 地味 みたい♪

4位 ジェイク・ギレンホール

湾岸戦争に出兵した戦士たちの日常を赤裸々に描く社会派映画『ジャーヘッド』!!そこまで、たいくつな風景をホンマにたいくつに撮らんでもええのにぃっ!!とグチのひとつもこぼしたくなる映画だったが・・・あとでよくよく思い返してみるに、主演のジェイクくんの演技はなかなかのものだったように思うわけだ♪けっこう素っ裸に近い格好になってのサービスシーンあり、お尻プリプリ振ってみせるお茶目な所もあり、ジェイクくん本人の人柄の良さを感じさせる、ホッコリ演技だったよ。もしやキルスティン・ダンストに、もて遊ばれてたのだとしたらば非常ォ~~にカワイソスなナイスガイであるが、、、その情けな~い表情が印象的。なーに、失恋が男を磨いて、ますます偉大な俳優に育っていくのだとすれば、キキとの恋も無駄ではなかったってことで・・・。

3位 イッセー尾形

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まずは、鶴瓶さんの『スジナシ』。素の尾形さんがカワユスだった。意外と即興に弱いのかなぁ?という印象。むしろ鶴瓶さんの方が主導権を握って、芝居を形作ってた。しかし、その堂々としたたたずまいはやはり年季の入ったベテラン俳優ならでは。一言一言が、やけに深いのだった。
そしてもう一本、今日DVDで観た、トニー滝谷!!改めて明日にでも書こうと思うが、一幅の絵を鑑賞しているかのような、穏やか~~~な雰囲気の邦画だった。出演者が途中でナレーションもしちゃう、という趣向が楽しい。内容としては、どうってことない、淡々とした日常のドラマが延々続くんだけど・・・その中に味わい深~いものがあるんだわねぇ~~。洋画では体感できない至福の時♪ネ。イッセーさんの映画って他にもあったっけな。また探して観て見よう。ヒロインの宮沢りえちゃんに関しても言いたいこと山ほどあれど、またそれは別の機会に・・・。

2位 浅野和之

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ジャジャン!『有頂天ホテル』からの第二の刺客!いや違った、ランク入り!は、この人、浅野和之さんだ!地味でしょ~~~???そこがイイ!特に、悪徳代議士を演じる佐藤浩市の、影に寄り添う形でずーっと存在し続け、いるのにまるでいないような存在感の無さを発揮し続ける!(アカンやん!)
いや、そのまま終わるわけではないのだ。最後の最後にブチ切れる。それまでさんざん佐藤に虐げられてきた恨みを、ラストで炸裂させるクライマックスシーンの凄まじさたるや。。。いやぁ、印象深いな~。今回のテーマは、 地味!  普段、地味な人間がその気になったら、どれだけ凄いのかを体現してくれた貴重なショットだったと思う。まだ『有頂天ホテル』は二度目を観ていないが、DVDで再見する機会があれば、特にこの、浅野さんに注目!だ。画面の隅できっと、地味~~にすんばらしい演技をしてくれているはずだから!!!

1位 大杉漣

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常に脇役、常にサイドストーリー、常に敵役、という代表格みたいな人。この人と田口トモロヲは、何かっちゅうと邦画の片隅にひっそり出てくる役者トップ2である。僕の中では・・。そんな、地味~~な大杉さんの真骨頂を見た!!鶴瓶の『スジナシ』でのひとコマである。設定は書斎にいる男二人。どういう関係なのか、最初は何も決められていない。そんな中で、見せてくれたヨ、役者魂!古くからの親友で、死んだ仲間から託されたお酒を持って現れたという話を、アッという間に作り上げてしまった。鶴瓶は成功している作家、大杉はまだ“何でも屋”などというフラフラした仕事をしている身分。やや蔑んでしまった鶴瓶に対して、鬼のような形相で怒る演技は、鳥肌モノだったよー。最後はきちんと泣かせる展開にも持って行きよるんだわ、これが・・・いや~、憎いねえ、このぅ!
大杉さんといえば、もう一点。僕も大好きなミュージシャンであるエレファントカシマシの、相当古くからのファンをされている、というのもお気に入りの要素の一つだった。ノリノリでライブハウスで縦揺れしている大杉漣さんを、いつかは現場で、ナマで見てみたいものだぁな~~~。以上!今回のテーマは、まさしく、 地味な役者の底力! という感じで締めくくりたいと思う。ではでは。また半月後に。