【8月度ギザ萌えヒーロー・ベストテン】発表!

今月は、昨日(8/16)観た邦画『ゆれる』の男優陣をぜひ入れたくて、少し後倒しの7/16~8/16の期間内で、気になった男性有名人の中からベストテンを選出することにした。では早速、、、

第10位 鈴置洋孝(声優)
ガンダムブライト・ノアさんなど、有名どころのキャラを数多くこなしてらっさった、鈴置洋孝氏が、肺がんでお亡くなりになった。56歳は早すぎる!ブライト・ノアの声優においては、成り行きで連邦軍の新造戦艦を任されることになった若きリーダーの、気概と苦悩、あるいはとまどい、時には弱気な部分などを、とても巧く表現してくれていて秀逸だった。好きだった台詞、シーンについては、上述の日の記述参照。

第9位 フィリップ・シーモア・ホフマン
トム・クルーズの映画『M-i-Ⅲ』の敵役。冒頭の憎々しげな演技はピカイチ!ここ最近のワル役の中では段トツじゃないだろうか。それ故に、ラストのグダグダ感が惜しかった。あそこでキッチリとトムくんがこの悪役の裏をかいて、気持ち良くとどめをさしてくれてたら、間違いなしの3位入賞だったよ。よりによってあの最期はないよなぁ~(観た人、共感してね♪)。撮り直してラストの上海のパートをカットしてもらいてえよぅ!

第8位 川田利明
フリーのプロレスラー。今月は、「ハッスルハウスVol.18」での、エガちゃんとのマイク・パフォーマンス対決!!これに尽きるよなぁ~。何せ、エガちゃんポーズをぜぇーんぶパクって見せたって言うんだからご立派!!コメディアンとしても一流の川田、見事だな。今後は、モンスター軍に急遽飛び入りしていきなりナンバー2の待遇を受けている、天龍源一郎あたりに牙を向く展開か?ンー、たまには激しいプロレスも見たいしぃ~、天龍VS川田戦実現!をハゲしく望むところだ!

第7位 蟹江敬三
さあ、海千山千の『ゆれる』の男優陣から、最初の登場となるのはこの人!!蟹江敬三サンであ~る!古くは、志穂美悦子主演の、『二代目はクリスチャン』インパクトある役では『スケバン刑事』での暗闇指令のエージェント・西村!が忘れ難い!『鬼平犯科帳』などでも味のある密偵を演じとられる蟹江サン!(通称カニちゃんw) 今回か~なり枯れた演技で、初老の弁護士(伊武雅刀の兄役)を演じておられるが、実にカッチョヨスだった!オダジョーの異変に気づいて声を荒げる法廷のシーンなど、迫力満点だった。あの風貌、あの迫力、、、今はなき悪役レスラー・上田馬之介自伝、みたいな映画ができたら是非、主演を務めて欲しいものだ。

第6位 新井浩文

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同じく『ゆれる』に出演の、いつもはヤンキー役が多い実力派若手俳優?の一人。重みがある。どうということのない端役でも、印象に残る人。『ゆれる』では、崩壊した兄弟の間の架け橋を修復する、重要な役所として登場。ナイスな演技を披露する。本作以外だと、『GO!』『ジョゼと虎と魚たち』『血と骨』などに出演。あ、そうか、『血と骨』ではオダジョーとも共演してたんだなぁ。忘れてたよー。ウン、『隣人13号』も早く観なければ。3位以内じゃないけど、写真つき。オマケ

第5位 宮崎吾朗

言わずと知れた、宮崎駿の長男。『ゲド戦記』の酷評で、ずいぶん評判を下げている最中ではあるが、このオタキング岡田斗司夫の文章を読めば、吾朗ちゃんを応援したくなる人も出てくるはず!!!jpgだと拡大写真が貼られちゃうので、h抜きのURLを紹介します。コピペして使ってください。
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第4位 パトリック・マシアス

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今、彼の著書、「オタク・イン・USA」を読んでいる。今、第3章を読み終わったところ。全部読んだら、またレポートしたいものだが、さて今日は!!!マシアスくんの風貌について!彼のブログのトップに載ってる自画像(?)が左写真(←)のもの。ンー、確かに濃いぃい顔をしておる(8/9の記述参照)。何となく「エースをねらえ」の宗方コーチにも似てる気がするけど・・このイラストはないわ~w でもどうしよ、将来、第二のタランティーノとなって、真田広之の「銀河大戦 宇宙からのメッセージ」のリメイク、創りよるかもしれへんでぇえーっ!!

第3位 大槻ケンヂ

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まず、筋肉少女帯の再結成記念、ということがある。さらに、今月は大阪厚生年金会館大ホールで、ラジオ番組「サイキック青年団」のトークイベントもあったし。その日は書かなかったので、今回オーケンの様子を事細かく書こう。冒頭でまず、ギターの人を伴って登場、懐かしの『香菜、頭をよくしてあげよう』(かつてオーケンが司会してたTV番組「ボイズンガルズ」の主題歌だったなぁ~♪管野美穂チャンとかアシスタントだったっけ~《遠い目》)を生で歌ってくれた。なかなかの熱唱。「あぁ、筋少の曲がまた聴けるんだナァ~」と思うと、感無量になった。

でも、、、昼の部の最後に流した、堤幸彦演出による、PV「氷の世界」、アレは余分だったッスねー。堤さん自身も「バカ映像だ」と公言してやまないその内容は・・・ズバリ!!801系だ!
オーケンともう一人の美少年が妖しくじゃれ合う。その合間合間に、マヌケな姿のオーケンやら橘高氏やらウッチーやら、筋少メンバーがサブリミナル風に挿入されてゆく。。。ラストはオーケンが少年の股間に手を突っ込んで・・・幕。なんだこりゃ。もおぅ~~~、冒頭の感動をお返しっ!!

第2位 香川照之

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邦画『ゆれる』。オダジョー演じる猛の兄貴、稔の役。田舎のガソリンスタンドを継ぎ、親の面倒を見て、地道にコツコツ働く穏やかな兄。その性格が、とある事件によって揺り動かされる。。。その演技はもはや達人の域に達してるんじゃあないかしらん?黙ってるだけでいろいろな心情を表現できる人。そう言えば、「故郷の香り」という中国映画では、一言も発しないヤーバという役柄で、見事に東京国際映画祭の優秀男優賞に輝いていたっけ。(上写真はその時のヤーバ)
しかししかし、その達人をも超えて、今回このワタクシを感動させたツワモノがいたんであ~~~る!!!

第1位 オダギリジョー

同じく、『ゆれる』の弟役で、魂の演技を見せ、堂々と香川照之と張り合ってた。素直にスゲエ~と思ったわ。『仮面ライダークウガ』も『忍 SHINOBI』も『オペレッタ狸御殿』も、今となっては遠き良き思い出ですわぁ~な~~~~(ヨカッタヨカッタ、て何のこっちゃw)。特にラスト、兄貴との思い出に触れ、その心情を露にするシーンのオダジョーは、チョット神懸かってましたで。目頭、熱ぅ~くなりました。
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実際には、自分には弟がいるので、きっと香川さんの立場に感情移入できるだろうな~、と思いきや、意外にも、自由奔放に生きてて、家族に迷惑かけている弟の方に自分の姿をオーバーラップして見ちゃったな。母親のお通夜で親戚が集まるシーン。言い争いを始める弟の猛(オダジョー)と父・勇(イブマサト)の修羅場から、もうググッと惹き込まれた感じ。「あぁ~、田舎ではよくある光景だなあ~、」って感じた瞬間、ポン!と物語世界に没入できた。感情剥き出しの台詞にこもった説得力という意味で、オダジョーを見る目が180度変わった瞬間と言えるかもしれない。
「この役者さんが、まっさかあのオペレッタ狸御殿の人と同一人物とは思えねえわなぁ~」
「それはもう忘れたれって!!」
どなたかのツッコミの入ったところで、今月の発表はお開き、ということで。ではでは。また来月♪