ユナイテッド93】OSシネマズミンント神戸初見参!

新しく出来た映画館、三宮のOSシネマズミント神戸へ、昨日初めて行って来たのだ!今日を逃すと、もう無理だったしねぇ~、そう!『ユナイテッド93』を劇場で観るラストチャンス!!だったわけ。

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観ておいて本当に良かったヨ。今、ニコラス・ケイジの『ワールド・トレード・センター』もかかっているけれど、ソッチはどうも9・11の意義とかあんまり伝わって来ないらしい(所謂、普通のパニックものみたいダ)ので、はなっから観る気はない。となるとやっぱし、『ユナイテッド93』だけは観とかんと!!という気分が強かったのだ。




↑「もしも、偏った政治思想を持っている人がこの映画を撮ったなら、空のダイハードみたくなっていただろう」の記述に同意。「空のダイハード」ってちなみに『ダイハード2』だと思うんだがw テロリストも乗客・乗員も、みな同じ人間。みな、追い詰められた時、電話で自分の大切な人に愛を告げる・・・そういう視点が、とても心を打った。

eiga.com 新作映画評 ABOUT THE MOVIE
上記解説の引用↓
2001年9月11日の全米同時多発テロの混乱を、全米中の飛行機を監視する管制センターや米軍基地、そして、ハイジャックされた4機の内ただ1機だけ目的地に届かず、ペンシルバニア州に墜落したユナイテッド93便の内側から描く問題作。監督・脚本は「ブラディ・サンデー」「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。キャストは、管制官や陸軍司令官など多数の本人出演の他、ほとんど無名の俳優を起用。
原題:United 93 監督・脚本:ポール・グリーングラス 撮影:バリー・アクロイド
出演:ベッキー・ロンドン、シェエン・ジャクソン、チップ・ジエン、クロー・シェーン、クリスチャン・クレメンソン、コリー・ジョンソン
2006年アメリカ映画/1時間51分 配給:UIP

ポール・グリーングラス監督のインタビュー記事があったので貼る↓
シネマトゥディ この人の話を聞きたい
資料集めのために2chあたりの意見もザッと読んでみたが、プロパガンダ映画だ、いやそうではない、という議論に終始していて、とても見苦しかった。。。監督の物語作りは非常に真摯なものだったのだな、という事が、インタビューを読むと良くわかる。あえて、誇張したシーンを入れるという真意も伝わって来たよ。
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興味深い資料として、テロの様子を録音した機内会話テープの翻訳が載せてあるサイトを紹介しよう。
映画で学ぶ英会話『ユナイテッド93』 911テロ音声記録テープ

これを読むと、映画のラストの描写も、事実とそうかけ離れたものではないようだ、と推察できる。あまりにもリアルに体感してしまった。「アスヒムセルフ」の名前が連なるラストテロップがまた辛い。そこでお客さんが一人として席を立たないのが印象的だった。今後、この手の航空機パニック映画は観れなくなりそうだナ~。絶対この9・11を連想してしまうから。先述の『ダイハード2』しかり、『エアフォースワン』とか『乱気流~タービュランス~』とかも。ああ、大好きな『コンエア』すらも、ヤバイかも。もちろん娯楽作品、と割り切って観られるようになればいいんだが・・こればっかりは生理的にダメになることもあるからな~。