【2番目のキス】ファレリー兄弟作品

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ドリュー・バリモアの「キス・シリーズ」?「プリティピンク・シリーズ」というカテゴリーにも入っているらしい(略してプリピン!)。監督は「メリーに首っ丈」でお馴染みの、差別表現大好き兄弟、ファレリー兄弟の待望の新作だ♪(と言っても、アメリカじゃあ1年以上前の公開らしい・・・)

劇場公開は、一週間ほどしかされず、DVD発売直前の“ショーケース公開”という扱い。
全く、邦題の付け方といい、宣伝活動の怠慢っぷりといい、目に余るものがあるナァ~。


・引用
●解説: 英国の人気作家、ニック・ホーンビィのベストセラー・エッセイ「ぼくのプレミア・ライフ」を基にしたラブ・コメディ。誰もが避けて通れない恋の駆け引きを魅力たっぷりに描く。気立てのいいヒロインを演じるのは、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのドリュー・バリモア。『TAXI NY』のジミー・ファロンが野球となると人が変わる恋人役を熱演している。人はどこまで相手を受け入れられるのかが試される究極の一本。

数学教師のベン(ジミー・ファロン)は、リンジードリュー・バリモア)の会社に生徒を連れて社会見学に行ったとき彼女に一目惚れする。ビジネスエリートの彼女と一介の教師の彼はまるで住む世界が違ったがつき合い始める。すべてはうまく行くように思えたのだが、ベンがボストン・レッドソックスの熱狂的なファンだったことから問題が生じて……。

製作年度 2005年 製作国・地域 アメリカ  上映時間 103分
監督 ボビー・ファレリー 、ピーター・ファレリー
製作総指揮 ニック・ホーンビィ 、デヴィッド・エヴァンス 、マーク・S・フィッシャー
原作 ニック・ホーンビィ 原題 FEVER PITCH 脚本 ローウェル・ガンツ 、ババルー・マンデル
音楽 クレイグ・アームストロング
出演 ドリュー・バリモア 、ジミー・ファロン 、ジャック・ケーラー 、アイオン・スカイ 、ジェイソン・スペヴァック 、スコット・H・セヴェランス 、ケイディー・ストリックランドスティーヴン・キング

松坂の大リーグ入りの話題に絡めて、いくらでも売り出せたろうに!!せっかくの良作が勿体無い!
そうそう、松井も憎きヤンキースの選手として、ラジオのニュースでチョロッと登場。主人公の怒りをエスカレートさせる、いい扱われ方をしている。ベンがリンジーに持ってきてあげるDVDの中には、日本のエロアニメもあった♪ファレリー兄弟らしいくすぐりだw

バンビーノの呪い”だとかその他もろもろの、レッドソックスに関する豆知識が身について、来シーズンからの大リーグ観戦に役立ちそうだわいな。松坂と松井の対決、楽しみ楽しみ♪

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とまあ、いろいろと誉めて来たが、しかし実は、期待していたほどでもなかった一面もあった。
ファレリー兄弟にしては、毒っ気が少ないのである。いつもの障害者ネタも、やりたいのかやりたくないのか、中途半端な印象を受けたし。なにより、ベンの変てこぶりが緩い!!!もーっと変人のヲタクっぽい奴にしてもらわなきゃあ・・・アレっくらいの野球キチガイなら、大阪にタイガースファンという名のトラキチがわんさかおるしw 劇中のベンくらいの、のめりこみレベルならば、はっきり言って恋愛との両立はた易いだろう♪その辺の濃さは、元ネタの「ぼくのプレミアライフ」の方が、針を振り切ってて凄いらしい♪ヤフーブロガーのkimさんの記事を引用させてもらおう↓


『ぼくのプレミアライフ』
製作:1997年 イギリス  原題:FEVER PITCH
監督:デヴィッド・エヴァンス  原作:ニック・ホーンビィ
脚本:ニック・ホーンビィ   出演:コリン・ファース、ルース・ジェメル 

●ストーリー: 中学校教師のポールは少年時代、父に連れられアーセナルのホーム“ハイベリー”に足を踏み入れ、たちまちアーセナルの虜となってしまい、以来偏愛的なまでにアーセナル最優先の人生を送ってきた。いつまでも低迷を続けるアーセナルであっても彼のチームへの愛は揺るがない。そしてついに、アーセナルに18年ぶりに優勝のチャンスが訪れる。一方でポールは新任教師のサラと恋に落ちる。それでもアーセナルを優先するポール。やがてサラは妊娠、彼女はとうとうポールに自分とお腹の子か、それともアーセナルか、選択を迫るのだった…。

きっと、もっと野球に関心のある人ならば、バッチシはまるストーリー展開ではあるので、オススメしたいところだ。ラストの、球場全面協力の、ドリューのとある行動のシーンは、さすがに胸が熱くなったよ♪ドリューはやっぱりカワイイナ~~。


↑見比べよ!この公式サイトの内容の差異を!!日本版はほ~んま、スッカスカw
アメリカ版では、撮影裏話や裏映像がたんと観られるヨ~!撮影中のいい雰囲気が伝わって来るようだ。