【幸せのちから】ウィル・スミス父子共演

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「地下鉄のトイレに寝泊りしていたホームレスが億万長者に!!」
この、実話を基にした、絵に描いたようなアメリカン・ドリームの映画が、ウィル・スミス父子共演で話題になっている、『幸せのちから』だ!評判がいいので、ついついレイトショーで観て来ちゃった♪

公式サイト、および、いつものように「eiga.com」の新作映画評をば・・・。
幸せのちから オフィシャルサイト
eiga.com ABOUT THE MOVIE

引用↓
 医療機器事業の失敗によりホームレスとなったが、超難関の株トレーダー養成コースを経て一流証券会社に就職し、アメリカンドリームを成し遂げた実在の人物(クリス・ガードナー)の半生と彼を支えた息子との心の交流を描く人間ドラマ。息子役には主演ウィル・スミスの息子ジェイデン・クリストファー・サイア・スミスが抜擢。監督はイタリア映画界で活躍し、本作でハリウッドデビューを飾ったガブリエレ・ムッチーノ。
原題:The Pursuit of Happyness 監督:ガブリエレ・ムッチーノ 脚本:スティーブン・コンラッド
撮影:フェドン・パパマイケル 音楽:アンドレア・グエラ
出演:ウィル・スミス、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス、サンディ・ニュートン、ブライアン・ハウ
2006年アメリカ映画/1時間57分 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

ラジオ「ストリーム」のウェイン町山氏によれば、クリス・ガードナーは今や、アメリカと南アフリカをつなぐフィクサー的役割を担うまでにデカイ存在に成り上がっているらしい。
ストリーム コラムの花道

●では、予告編を観てもらおう。本編を観なくても、内容はコレだけで十分解るw


アメリカ版だともっといっぱいシーンが観られる♪


ウィル父子の演技は最高に心温まるし、テンポもいい、英語タイトルの洒落っ気(ハピネスの綴りを変えた、独立宣言の名文句である♪)も効いてるし、全体としては感動的だ。(決して暗くはない!)

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だがしかし、ど~~うしても引っ掛かった点がひとつ。
(以下、ネタバレを少々含むので、未見の方は次の写真の部分まで飛んでチョ!)

ストーリーを別の視点から言えば、負け組みだった稀有なる天才が、周りの人々にいくばくかの迷惑をかけつつも奮闘し、努力して、勝ち組にのしあがっていく話、、、ということである。
日本以上に格差のある社会。貧困にあえぐ人々と、優雅な暮らしをするセレブな人の対比が心に痛い。
評判がいいのは、きっとそんな勝ち組・負け組を超えた部分で幸せの形を提示してくれる、深い内容があるからこそだろう、と勝手に期待して行ってしまったのだ。ちと多くを望みすぎた、てところか。

まぁ、普通に感動はしたのだ。特に、ウィル父さんに感情移入できるところは山ほどあったから、それなりにラストはグッときた。(高額商品のセールスって大変だよなァ~、とか、電話でセールスっての、精神的にかなりダメージ食うんだよなぁ~~、とか。。経験者ゆえの共感は多かりしw)
けれども、、、だ。
最終的に、大企業の正社員になれました、ハイ、ハッピーエンド♪っていうんじゃあ、ちょっと短絡的過ぎるなぁ~、と思ってしまったよ。最後で。
ひょっとすると、映画の予告編だけ観て、ビジュアルイメージを作り、その上でノベライズを読む、というパターンが、一番良かったのかも知れないなぁ~~、と思う。実際は、子供は無理やり押し付けられた、てのが真実らしい。ソッチの方が、わざとらしくなくて良かったかも、ってちょっと思うし。

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なーんか否定意見の方を多く書いちゃったからフォローするわけではないんだが、ボロは着てても心は錦、っていうのかなぁ。そういう、自分に自信を持って、胸張ってなんにでもチャレンジしてけばいいんだ!!っていう勇気を貰った気がする。

実力を認められて採用試験に挑戦する展開では、チョット「ふぞろいの林檎たち」の時任三郎を連想しちゃったゾw今をときめく牛若丸三郎太!24時間闘えますか!?♪のリゲインCMも、働くお父さんのイメージとダブるしな!あ、全然映画と関係ない話で終わっちゃいそう。いいのか?これで。