平山秀幸監督、国分太一くん主演の『しゃべれどもしゃべれども』を観て来た♪
予告編もホンワカいい感じだし、映画のレビューもおおむね好評みたいだし（原作ファンの一部にはやや
不評？ってところもあるようだったが）、久し振りに、安心して観に行けて、そこそこ満足できる邦画を
堪能したや。まずはヤフー映画の解説から抜粋↓

Yahoo映画　しゃべれども×２

解説: 1997年度“「本の雑誌」ベスト10”の第1位に輝いた佐藤多佳子の長編小説を映画化。情緒あふれる東京の下町を舞台に、1人の落語家のもとに集った口下手な美女、同級生に馴染めない関西弁の少年、毒舌の元野球選手らの人間模様が描かれる。監督は『愛を乞うひと』で日本アカデミー賞を受賞した平山秀幸。主人公の落語家をTOKIOの国分太一が演じる。温かい涙がこぼれるハートウォーミングでさわやかなストーリーが堪能できる。
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思うように腕が上がらず、壁にぶち当たって悩む二つ目の落語家・今昔亭三つ葉（国分太一）。そんな彼の教室に、無愛想で口下手な美女・十河五月（香里奈）、大阪から引っ越してきたものの、勝ち気なためにクラスに馴染めない小学生・村林優（森永悠希）、毒舌でいかつい面相の元野球選手・湯河原太一（松重豊）が通い始める。（シネマトゥデイ）

製作年度 2007年上映時間 109分監督平山秀幸
原作佐藤多佳子脚本奥寺佐渡子音楽安川午朗
出演国分太一、香里奈、森永悠希、松重豊、八千草薫、伊東四朗、占部房子、外波山文明、
建蔵、日向とめ吉、青木和代、下元史朗、水木薫、三田村周三、原金太郎、山本浩司、
安倍照雄、中村靖日、飯田基祐、椎名泰三、五月晴子、織田優成、豊田達也、佐々木史朗
福岡芳穂、福島聡司、入船亭遊一、田中ふゆ、金山はる、金原亭馬吉、林家彦丸、堀越光貴
佐藤勇樹、広瀬ゆう、花原優香、伊瀬知悠、吉井克斗、立原誠崇、田村未奈美、桑畑幸菜

公式ＨＰ
しゃべれどもしゃべれども　公式サイト
※落語の基礎用語、手ぬぐいの種類の説明、などあって面白い。ちなみに、「著名人コメント」の
ところに、ナインティナインの二人からのメッセージがあるが、両者とも映画本編を観ずに書いている
らしい（ＴＶナイナイサイズで発言）ことをお伝えしておこうｗ

Movie Walkerﾚﾎﾟｰﾄ　動画・単独インタビュー　香里奈
※ヒロインの十川を演じた、香里奈さんの単独インタビューが観られるゾ！あれれ？なーんか映画に
出てた人とはまるで別人みたいに見える～～～。劇中の地味～な感じの方が好きだったなぁ～。ﾑﾌﾌ。

結論から言うと、ムッチャ落語が聞きたくなった！劇中、故・桂枝雀師匠の映像が流れるのがﾑｯﾁｬ懐か
しくって涙出たや。昔よく深夜ＴＶ観たもんだよ。『枝雀寄席』っていう一門の番組があった。最初に
枝雀さんが世間話するんだけど、その締めくくりがいつも「～～などと思っておる今日この頃で御座
いますぅ～」と言うお約束になっていた（今で言うと「きっこの日記」がそのパターンを踏襲している
ﾅｧｗ）。で、当時確か高校生ぐらいだった僕は、何かの会で自己紹介しなければならなくなった時、
このフレーズを何気に使ってみたら結構ウケたという思い出があるﾉﾀﾞ♪子供心に嬉しかったっけ～。

この映画では、子役の森永悠希クンが枝雀さんの落語を見て感銘を受け、上方落語を覚えていくのだ
が、この最後に披露する「饅頭怖い」の素晴らしいこと！！この子、普段の喋りも落語っぽいので、
違和感ありありだったのだが、この落語シーンの素晴らしさで全て帳消し！よくやった。枝雀さんが
甦ったかと見紛うくらい！（ﾁｮｯﾄ褒めすぎか）さすが、オーデションで落語を披露して平山監督イチオ
シでキャスティングされたというだけの事はあるナ～！

ラストシーンがやや普通の恋愛モノになってしまった感があって残念だったが、聞くと原作の内容は
もっと恋愛模様が色濃く描かれてるのだとか。それに比べれば、平山監督としては抑えた方なのかな？
気になったので、ついつい原作本まで買って帰っちゃったヨ～。枝雀さんの落語大全ＣＤもネｗｗｗ

国分太一クンの『火焔太鼓』は必聴！！迫力満点ダッタ。実際は全編フルで演じて、尺の関係でカット
してるんだとか。ＤＶＤに完全版を入れてくれたら絶対観るぅう～～～！！！

●では、落語関連で、恒例の“共通点が細かすぎて伝わらない動画～～～～～～ｯ！”行ってみよ！