【ゾディアック】ギリギリセーフ

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とにかく、劇場で観た予告編が、メチャメチャ面白そうだったんで、行って来た♪

ゾディアック トレーラー



松竹芸能の、お笑いピン芸人松本美香さん(タレントジャンルは、事務所的には映画専w)は、
「長かったワ~~~~、もう、途中で、どうでもええからはよ犯人見つけて~っ!!!」って思った
らしいけどw 個人的には全くダレない展開で、最後まで集中できたヨ。よっぽど松本さん、お疲れ
だったんやろぅな~~~(そういう結論かいっ!)

eiga.com 新作映画評 ゾディアック
解説引用
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「セブン」ファイトクラブ」のデビッド・フィンチャー監督が、実際に起こった未解決事件を題材に放つサスペンス・ドラマ。周到に用意した手掛かりで人々を翻弄する連続殺人犯“ゾディアック” に挑み、人生を狂わされた4人の男たちの姿を描き出す。出演はジェイク・ギレンホールロバート・ダウニー・Jr.、マーク・ラファロほか。
原題:Zodiac 監督:デビッド・フィンチャー 脚本:ジェームズ・バンダービルト
原作:ロバート・グレイスミス 撮影:ハリス・サビデス 音楽:デビッド・シャイア
出演:ジェイク・ギレンホールロバート・ダウニー・Jr.、マーク・ラファロアンソニー・エドワーズブライアン・コックスイライアス・コティーズダーモット・マローニー、クロエ・セビニー
2007年アメリカ映画/2時間37分 配給:ワーナー・ブラザース映画
公式HP

最初のイメージでは、マニアックな漫画家青年が、殺人犯の出す暗号クイズをどんどん解いていって、
頭脳戦みたいになってゆく展開なのかナァ~~、と。しかし、実際、漫画家役のジェイク・ギレンホール
は、あんまり活躍しない。むしろ、同僚のヤリ手記者役、ロバート・ダウニーJrの方が、主役ばりに
縦横無尽に走りまわる!!彼はマジ巧いナー。後半、落ちぶれて酒とドラッグに溺れる自堕落な生活を
送るというシーンがあるのだが、演技を超えて超リアルなシーンに映ったw実体験の力、スゴス!!!

おすぎさんは、この映画を絶賛しているわけだが(松本美香さんとは評価が正反対になる事多し!)、
何となく、ジェイクよりもダウニーに惹かれているんだろうなぁ~~っていうのが感じられるヤ。
おすぎの、「シネマ言いたい放題」

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この映画は、ゾディアック事件の犯人そのものがメインなのではなく、事件に長期間関わって人生を狂わさ
れてしまった、周囲の人物像を描きたかったのだなと思う。そう考えると、2.5時間の長尺は合点がい
く。観客もまた、辛抱・我慢を追体験させる必要があるのだから。まぁ、DVDでは耐えられないで、早
送りする人続出だろうとは思うけど(アカんやん!)。その意味で、劇場向きの作品だな、とは思った。


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なかなか解決されず、次々と捜査から外れてゆく刑事たち。。。そのうちの一人が「やっとこれで落ち着
いて日本のテリヤキを食べれるな」などと言うセリフがほのぼのしてたや。フィンチャー監督、日本の
テリヤキのファンなのかもしんない!?車に乗った二人が、どうでもいい食べ物のウンチクを語るってい
うのは『パルプ・フィクション』にも通ずるものがあったかな~~~?
そしてそして、やっと動き出すジェイク!皆が忘れ去った事件を、非公式に調べてゆくそのスタイルは、
どことなく、時効になった事件を、趣味で捜査してゆく“時効警察”の霧山(BYオダジョー)を彷彿
させたヨ。んー、どことなく風貌も似てない??ジェイクとオダジョーwww
途中、犯人(?かもしれない男)と対峙するシーンでは、思わず、
「今だ!ジェイク!!!《誰にも言いませんよカード》を出すんだ!!」 って心の中で叫んじゃったヨ、ハッハッハ。全くもう。どこまで洗脳されてるんだか・・・。
あと、彼女の名前がメラニーってところもツボ。メラニーと言えば、リース・ウィザースプーンの代表
作のヒロインの名前!!!コレ撮影してた頃は、リアル・メラニーと付き合っていたんだろっかー?
どうでもいいんだけど、チョコっと気になるw 映画では気まずくなっちゃうこの二人。実生活でも・・・
うーん、メタファーやねぇ~。

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デビッド・フィンチャー監督の映像は、しかし今回もハンパじゃない緊迫感でピッシピシ心に響いた。
このイラストの恐怖が5倍、10倍に膨れ上がったよー。
そう言えばこのイラスト、酒鬼薔薇事件の際に、ニュース映像でよく取り上げられてたんだネ~~。
どっかで観た事アル~~、って思って、気付けなかったんで、より怖さに拍車がかかっていたのだったが・・・。
ネット情報のおかげでスッキリした♪(・∀・)!!