【映画】イングリッシュ・ジャーナルPART1

イメージ 1

「イングリッシュ・ジャーナル」3月号のキルスティン・ダンスト評(清水節)がムッチャ素晴らし
かったので採り上げたいと思います。
《要約》キキの美人女優の称号が腑に落ちないと思っている人は多いはず。「チアーズ」の特集を組
もうとして写真を入手した雑誌編集者が、そのあまりの老けぶりに驚いた、というエピソードをまず
紹介。そもそも「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」での吸血鬼役が彼女のイメージを確立して
しまった。その後、彼女は一部のファンから“Ugry Pretty”と呼ばれ、コミニュケーション下手でム
リめの美女を敬遠する、いわゆるオタク青年たちにとっての、もしかしたら手が届くかも、と思わせ
る恋愛対象となってきたのだ。「スパイダーマン」の憧れの人は、スレンダーなモデル系やグラマラ
スなセクシー系ではダメなのだ。華奢な体に憂いを帯びた“ブサかわいい”笑顔こそが、頼りない男
の心の琴線に触れる。永遠の吸血少女は、光と影の役どころを巧みに使い分けながら、今後も妖しく
輝き続けるだろう。

目からウロコ、鼻から牛乳、とはこのことだ。そうだったのか。もともとオタク仕様だったんだ。
それでこんなに気になってしまうんだなあ~、私も筋金入りのオタクだからして・・・。やはり
陰のあるヒロインというのを演じたら彼女の右に出るものはいないのかもしれない。それゆえに、
陽の光を浴びるヒロインとして出る「ウィンブルドン」は苦戦が強いられそう。日本じゃ単館の
小規模公開になるのかなぁ?どう見ても、本物のシャラポアの方が綺麗なんだもの・・・(苦笑