【小橋建太、腎臓癌を克服し復帰!】40代、これからです!

プロレスリング・ノア小橋建太選手が復帰した。まずはスポーツニュースの引用から。
日経ネット がん乗り越えリング復帰 プロレスの小橋選手
がんで右の腎臓を摘出という苦難を乗り越えたプロレスリング・ノアの人気レスラー、小橋建太選手(40)が2日、東京・日本武道館で約1年半ぶりにリングに復帰した。タッグマッチでフォール負けしたが、超満員の観衆が大歓声を送った。/小橋選手は「ファンの声援があったから復帰できた。今度は自分が勇気を与える番。誰にでも元気を与えられるレスラーを目指す」と今後の健闘を誓った。
京都府出身で「鉄人」のニックネームを持つ同選手にがんが見つかったのは、昨年6月。翌月の手術は成功したが復帰は絶望視され、医師からも「まず生きること」と言われた。/リングへの思いを捨て切れず、懸命なリハビリや食事制限に取り組み、驚異的な回復力を見せて復活。「これがゴールじゃない」とファイトをアピールした。

スポニチアネックス 小橋生還!不死鳥チョップ217発
超満員1万7000人の「小橋コール」が館内に響き渡った。三沢、秋山にこん身の逆水平、大根斬りチョップを叩き込む。圧巻は15分すぎ。秋山に61発の逆水平を見舞うと「青春の握り拳」を振り上げる。さらに69発、計130発のマシンガンチョップ。真っ赤に染まった秋山の胸こそが、鉄人復活の証だった。/心を鬼にしてエルボーを打ち込んできた三沢には、堂々月面水爆でお返しした。剛腕ラリアットもさく裂。チョップは計217発にも達した。飛び散る汗。魂の雄叫び。何もかもが、全盛期の雄姿と同じだ。最後は三沢の雪崩式エメラルドフロウジョンに屈したものの、その三沢と涙の抱擁をかわした小橋は「オレは生きている。リングは最高!」と絶叫した。(中略)手術後、初めて有明の練習場を訪れたとき、真っ先にリングで大の字になった。「自分の居場所を確かめたくて。ああ、生きているんだなって」。練習を開始しても、1つしかない腎臓がリング復帰への最大の障害となった。ハードな練習で生じる老廃物を処理できず、食生活も制限された。/転機は昨年12月10日の武道館だった。小橋コールで埋め尽くされた会場で「必ずリングに帰ってきます!」と約束した。「ファンの声援が、一番のリハビリだとあらためて感じた」。この宣言のあと、腎臓の検査の数値は少しずつ回復に向かっていった。
「病気をしている間に40代になった。40からが勝負。オレを見てみんなに元気になってもらいたい」。リングを取り囲んだ女性ファンのほとんどが泣いていた。「勇気をありがとう」と書かれた横断幕を横目に花道を戻る際には、足元がふらついて倒れそうになった。それでも奇跡を起こした男は言った。「これがゴールじゃない。これで止まらないし、レスラーとして生き続ける」。人生最大の敵を倒した鉄人が、再び力強く歩き始めた。

「40代、これからです!」と強く語った小橋。40代の人が頑張っている姿は、やはり自分を勇気付けてくれるものだ。エレファントカシマシの「さあ、頑張ろうぜ!」に続く、プレゼントと受け止めたい。
動画は、「YOU TUBE」で観た。
12.2NOAH武道館大会 小橋健太復帰戦①
12.2NOAH武道館大会 小橋健太復帰戦②
試合後のインタビューは、一言一言が、重い。死の淵を見て来た人間ならではの魂の言葉だろう。名言をここに記しておこう。

「俺が素晴らしいんじゃない!ファンが素晴らしいんだ!」


・小橋さんにとってプロレスって何ですか?というインタビュアーの問いに対して、

「それが解らないから、リングに帰って来ました!」


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実況のヤッシー(矢島アナ)もすこぶる良かった!次は名実況のプレビュー↓

俺は死ぬのかな? 夜も眠れない時もありました!!


・三沢が小橋をフォールした、その瞬間の実況!!

勝ちました!小橋が腎臓癌に、勝ちましたぁあ~~っ!!!

( ;∀;)ズルイゾヤッシー!

試合後、リングドクターに診てもらった結果は良好とのこと。イヤァ、これで一安心やね~。
スポーツナビ 腎臓がんから復帰の小橋「さらなる飛躍目指す」-一夜明け検査も良好=ノア

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誰もが驚いた27分にも及ぶ546日ぶり復帰戦。その激闘の代償、後遺症が心配されたが、やはり小橋は“鉄人”だった。「今日は試合をやった後で、どういう検査結果が出るのか確認のための検査を受けたんですが、数値は良好でした。今の状態を続けていく分には問題ないとのお墨付きをいただきました。数値が良くてホッとしています」/晴れやかな表情で第一声を語った小橋。この数値の良さには主治医である横浜市立大学付属病院の中井川昇医師ですら驚いたという。「プロレスのような過酷な運動をすれば色んな良くないものができてますので、正直言って、今日の数値は悪いだろうなと思っていました。でも、思ったほどというか、ほとんど影響はなかったですね。今までと比べて悪くなっていることはありませんでした。今のペースであれば問題ないですね」/それもこれも、これまでの復帰に向けたトレーニングの賜物であるという。「今までのトレーニングが試合と同じくらいの負担があったんでしょうね」と中井川医師が話せば、小橋も「トレーニングでだいぶ無理していたんで。でも、復帰戦に挑むまでにどれだけ体をならしてきたか、それを証明できたかなと思っています」と胸を張った。

ここへ来て、総合格闘技よりも、やっぱりプロレスってのはスゲエよなぁ~!っていう再認識をした思いだ。そういう人がどんどん増えて、またプロレスの灯が輝きを取り戻してくれることを切に願う。

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昔っから、小橋と言えば、アニメ『タイガーマスク』に登場したレスラー、高岡健をオーバーラップさせていたワチクシ。本日は、その高岡健VSタイガー・ザ・グレイトとの死闘をばどうぞ。復帰戦は、ある意味、グレイトに太った元タイガーの三沢さんに、エゲツない攻撃をされていたので、関連性は高いかとw(因みにこれはスペイン語バージョンかな??)
●Uomo Tigre