【クワイエットルームにようこそ】鳥居みゆきがいっぱいw
eiga.com 新作映画評論
「恋の門」(94)で長編映画監督デビューを飾った松尾スズキが、芥川賞候補にもなった自作小説を自ら映画化。アルコールと睡眠薬を大量摂取してしまい精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられてしまったフリーライター・明日香の絶望と再生の14日間を描く。主人公・明日香に映画主演は「BEAT」(98/宮本亜門監督)以来となる内田有紀。共演に大竹しのぶ、蒼井優、妻夫木聡、宮藤官九郎ら。
監督・脚本・原作:松尾スズキ 撮影:岡林昭宏 音楽:門司肇、森敬
出演:内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょう、塚本晋也、平田満、妻夫木聡、大竹しのぶ
2007年日本映画/1時間58分 配給:アスミック・エース
監督の姿にもシンクロする、主人公・明日香を演じる内田有紀は、若干セルフパロディな設定のもと、顔面ゲロまみれもいとわない女優魂を披露。リハビリ・センターに収容された「28DAYS」のサンドラ・ブロック以上に、コメディエンヌとしての顔も魅せる。さらに、彼女がクワイエットルーム(病棟内の保護室)に担ぎこまれるまでの過程を「羅生門」的な視点で描くという、ギミックもスリリングだ。スリリングといえば、拒食症患者と過食症患者に変貌した、蒼井優と大竹しのぶという、新旧カメレオン女優対決には圧倒。その反面、群像劇として観た場合、登場のインパクトだけで終わってしまう、もったいないキャラが意外と多いことが悔やまれる。
公式HP
eiga.com 映画ニュース 松尾監督の素顔「クワイエットルームにようこそ」
→『内田は「撮影に入る1カ月前から松尾監督と話し合い、同志のような信頼関係を築くことができた。清々しい気分になる作品に仕上がっていると思う」と、撮影を振り返り手応えを語った。一方、蒼井らは「松尾監督は、“目を四角くまわして”とか、初めて聞くような演出の連続だった。おかげで、疲れているはずなのに現場には笑いが絶えなかった」(蒼井)、「監督からは、“そこで注射器をシャキーン!”とか、“パラパラってして”とアドバイスされました(笑)」(りょう)と松尾監督の独特の演出法を暴露。思わず「それじゃボキャブラリーが少ないみたいじゃないか」と慌てた監督だったが、最後には「ヘビーな話なので見ていてくたびれるかもしれないが、ヘビーなこととおかしなことは普段の生活の中でも同時に起こっていると思う……というと堅苦しいね(笑)。つまり、アクションあり、笑いありの楽しい娯楽作品です!」と締めくくった。』
内田有紀オフィシャルサイト
「恋の門」(94)で長編映画監督デビューを飾った松尾スズキが、芥川賞候補にもなった自作小説を自ら映画化。アルコールと睡眠薬を大量摂取してしまい精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられてしまったフリーライター・明日香の絶望と再生の14日間を描く。主人公・明日香に映画主演は「BEAT」(98/宮本亜門監督)以来となる内田有紀。共演に大竹しのぶ、蒼井優、妻夫木聡、宮藤官九郎ら。
監督・脚本・原作:松尾スズキ 撮影:岡林昭宏 音楽:門司肇、森敬
出演:内田有紀、宮藤官九郎、蒼井優、りょう、塚本晋也、平田満、妻夫木聡、大竹しのぶ
2007年日本映画/1時間58分 配給:アスミック・エース
監督の姿にもシンクロする、主人公・明日香を演じる内田有紀は、若干セルフパロディな設定のもと、顔面ゲロまみれもいとわない女優魂を披露。リハビリ・センターに収容された「28DAYS」のサンドラ・ブロック以上に、コメディエンヌとしての顔も魅せる。さらに、彼女がクワイエットルーム(病棟内の保護室)に担ぎこまれるまでの過程を「羅生門」的な視点で描くという、ギミックもスリリングだ。スリリングといえば、拒食症患者と過食症患者に変貌した、蒼井優と大竹しのぶという、新旧カメレオン女優対決には圧倒。その反面、群像劇として観た場合、登場のインパクトだけで終わってしまう、もったいないキャラが意外と多いことが悔やまれる。
公式HP
eiga.com 映画ニュース 松尾監督の素顔「クワイエットルームにようこそ」
→『内田は「撮影に入る1カ月前から松尾監督と話し合い、同志のような信頼関係を築くことができた。清々しい気分になる作品に仕上がっていると思う」と、撮影を振り返り手応えを語った。一方、蒼井らは「松尾監督は、“目を四角くまわして”とか、初めて聞くような演出の連続だった。おかげで、疲れているはずなのに現場には笑いが絶えなかった」(蒼井)、「監督からは、“そこで注射器をシャキーン!”とか、“パラパラってして”とアドバイスされました(笑)」(りょう)と松尾監督の独特の演出法を暴露。思わず「それじゃボキャブラリーが少ないみたいじゃないか」と慌てた監督だったが、最後には「ヘビーな話なので見ていてくたびれるかもしれないが、ヘビーなこととおかしなことは普段の生活の中でも同時に起こっていると思う……というと堅苦しいね(笑)。つまり、アクションあり、笑いありの楽しい娯楽作品です!」と締めくくった。』
内田有紀オフィシャルサイト
●あっさり目のトレイラー
日本版『17歳のカルテ』(主演:ウィノナ・ライダー、助演:アンジェリーナ・ジョリィ)という感じかな?助演が主演を食ってしまってる、というところも含めて、良く似ているw
主演の内田有紀も、まあまあ良く頑張っていたがな。バツイチ演技が堂に入ってた。(このリアル演技に繋がっただけでも、吉岡クンとの結婚→離婚の経験は、したかいあったナ。)でもでも、やはり、蒼井優、大竹しのぶ、の妙演は圧倒的!おいしいとこ全部持ってっちゃったことは間違いない!!
優ちゃんは、拒食症の演技のために、精神病院へ通いつめて役創りしただけあって、モノホンの患者に見えたし。。。大竹さんに至っては、鬼気迫るガイキチぶりに、鳥肌立ったわ、もう~。『黒い家』以来、久々にビビらせてもらったッス。この人、実際、さんまさんと結婚してるときに、普段から「私、フランス人だから~」みたいなことを平気で口走ってたらしい・・・ある意味、ホンモノじゃん!!
ある瞬間、マトモに見えた人が、実は壊れていた、っていう見せ方が実に巧妙で、恐怖を感じさせる演出になっていた。松尾スズキ、グッジョブ♪と言いたい。
あと、邦画にありがちな、馴れ合いのハッピーエンドでなく、ドライな締めくくり方をしてくれているので、非常に好感持てた♪『恋の門』もぜひ、すぐさま観てみよう♪⊂( ^ω^)つ レッツラゴーツーツタヤ♪