【ドラゴン・キングダム】形式美と乱調美

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ジェット・リージャッキー・チェン、二大スター夢の競演!が売りの、娯楽超大作、通称「ドラキン」を観る♪

映画「ドラゴン・キングダム」特報



eiga.com 映画データベース 「ドラゴン・キングダム」
原題:The Forbidden Kingdom 監督:ロブ・ミンコフ 脚本:ジョン・フスコ 撮影:ピーター・パウ 音楽:デビッド・バックリー アクション監督:ユエン・ウーピン 製作国:2008年アメリカ映画 上映時間:1時間45分 配給:松竹
★ストーリー:アジアを代表する2大スター、ジャッキー・チェンジェット・リーが初共演を果たしたアクションアドベンチャー。古代中国に迷い込んでしまったカンフー映画オタクのアメリカ人青年が、2人の武術の達人に導かれて邪悪な敵に挑む姿を壮大なスケールで描く。監督は「スチュアート・リトル」シリーズのロブ・ミンコフ。アクション監督は「マトリックス」「グリーン・デスティニー」などで知られるカンフー映画の巨匠ユエン・ウーピン
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★キャスト・スタッフ:ジャッキー・チェン、ジェット・リー、マイケル・アンガラーノ、リー・ビンビンリュウ・イーフェイ
公式サイト
eiga.com ジャッキー・チェン インタビュー
『「かつて酔拳をやったときは本当に大変だったけど、あのときに苦労したことが、いまこうやって報われるとは自分でも思ってもいなかった(笑)。いまやったことが明日、明後日に自分に返ってくるわけではないが、そのときの努力が、いつか自分の収穫となって戻ってくるのが分かった。それに、今まで撮ってきた映画の中でどれが自分の一番の代表作になるかっていうのは、自分では分からない。実際、「ドランク・モンキー/酔拳」を撮る前にも何本も撮っていて、どれも一生懸命撮った作品だけど、みんなにはそれほど知られていない。ただ、「ドランク・モンキー/酔拳」の前に撮った映画を一生懸命に撮っていなかったら、「ドランク・モンキー/酔拳」もいい加減に撮っていたと思う。今まで、そのときそのときのベストを尽くしてきたからこそ、今でも酔拳をみんなに覚えてもらっているし、(新しい映画で)少し取り入れただけで喜んでもらえる。今となっては、かつての自分の努力を嬉しく思うよ。「ドランク・モンキー/酔拳」「ポリス・ストーリー 香港国際警察」「サンダーアーム 龍兄虎弟」「プロジェクトA」といった作品がよく覚えられているけど、実際はどれも必死になって撮った作品だからね」』

ジェット・リーの決めポーズが「形式美」だとすれば、ジャッキーの酔拳は「乱調の中に存在する美」とでも形容できるだろうか・・。実に両者の対比がうまく活かされていて、バランス良くまとめられた秀作だったように思う。あえて、不満点を挙げるならば、もっと修行シーンの時間を長くとってもらいたかった。そんでもって、修行の中で会得した技が、実際の戦いで生きてくる、といったベタベタな展開をもっと入れて欲しかったカナァ~?その点では、はっきり言って、「カンフー・パンダ」の方に軍配が上がるかも(あくまでもストーリー的に比較したら、の話ダケドネ)、だ。

登場人物たちが、とても魅力的だったナァ~。特にこの、敵役の髪の毛攻撃を得意とするお姉ちゃん♪
エロっぽかったわー。ちょっと、ゲームのキャラクターっぽいビジュアルなんだけどもネ♪
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ああー、『ドラゴンボール』も、これと同じ方向性で創ってもらいたかったモンダワナ~。残念残念!!(もう、失敗してること前提で書いとるわけだがwww)

今度は、ぜひもんで、ジェット・リージャッキー・チェンが対決するストーリーで、再共演してもらいたいもんダノウー。邦画で喩えるならば、竹内力哀川翔の『デッド・オア・アライブ』みたいなネ(あ、急に、話の規模が小さくなった???)。うん、三池崇史カントクにメガホンとって貰おう♪ってムリムリ。

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三池ヴァージョンだときっと、二人の蹴りが交錯した瞬間に、そのパワーで地球が壊滅することだろうw