【100歳の少年と12通の手紙】at シネ・リーブル梅田

久しぶりにシネ・リーブル梅田へ。大阪駅の北出口周辺はずいぶんと様変わりしていた。
スカイタワーへ向かう地下道の入り口も変わってしまってて、ちょっと迷ったしww
シンプレ渡辺サンご推奨の、ホロッとできそなフランス映画、さっそく観に行って来たゾヨ。
もう、今年のアシッドシネマグランプリ対象作を劇場へ観に行く機会もそうはあるまい・・・

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eiga.com 作品情報 『100歳の少年と12通の手紙』
原題: Oscar and the Lady in Pink 監督・脚本・原作: エリック=エマニュエル・シュミット 撮影: イルジニー・サン=マルタン 音楽: ミシェル・ルグラン 編集: フィリップ・ボーゲイユ 製作国: 2008年フランス映画 上映時間: 105分 映倫区分: G 配給: クロック・ワークス、アルバトロス・フィルム
☆ストーリー:フランスを代表する劇作家エリック=エマニュエル・シュミットが原作・監督・脚本を手掛けた感動作。はれものに触るような態度の大人たちに幻滅していた余命わずかな10歳の少年オスカーにとって、口の悪い宅配ピザ屋の女主人ローズだけが、自分に正直に接してくれる唯一の大人だった。オスカーの希望で12日間毎日、オスカーの元を訪れることになったローズは、1日を10年と考えて過ごすこと、そして毎日神様に手紙を書くことを教える。
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☆キャスト:ミシェル・ラロック、アミール、アミラ・カサール、ミレーヌ・ドモンジョ
オフィシャルサイト
シネマカフェネット シュミット監督×富永まい監督 対談インタビュー
『富永:素敵なシーンでした。陽気に描かれているのも良いですね。日本にも難病の子が死んでしまう映画が山ほどありまして「いかに映画館に泣きに行くか、泣きに行かせるか」が命題だったりするわけです。誰でも幼い子供が難病で死んでしまえば泣きますよ。でも、この映画はかわいそうで泣くんじゃない。この少年が素晴らしく生きたことに感動させてくれる。これが人間の持ってる力なんだと感じさせてくれる。“難病モノ”という点で同じ題材だけど到達点が違うんです。泣く映画を観に行く日本人にぜひ観てほしいと思いました。』

●『100歳の少年と12通の手紙』著者より日本の読者へ特別コメント
 (最初は、普通に“予告編”貼ってたんだが、あまりの浜村淳っぷりに、削除!コチラに変えたw)


※上記、富永まい監督のコメントに同意ヤッタワ。難病モノの枠には収まりきらない、広~い人間愛を感じ
させてくれる小品。なんか、明日から、日々もっと一生懸命生きなきゃな、という気持ちにさせてクレタゼイ。

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※ピンクピザの女店員ローズは元女子プロレスラー、という設定が斬新で愉快♪プロレスってフランスでも
盛んなんだなぁーー、と認識を新たにしたワ。ファンタジーシーンがショボい、という感想を書いているブロ
ガーのコメもいくつか拝見したが、、、ワッチ的には、そこが逆に味になっていたと思える。どことなく、
アメリ』っぽいユーモアがそこここに配されてたという印象♪
オスカー少年は、病人にしては元気すぎる、とちょっと途中で「?」マークが頭に浮かんだりもしたが、
そこはそれ、映画のお約束っちゅうことで、どうしても暗く切ない展開にしたがる邦画と比べて、実に潔い
ストーリーだな、と感心もさせられた。一貫性は大事ダワナァ~~。



そう言えば、エレカシの『俺たちの明日』の歌詞に、「10代憎しみと愛入り混じった目で世間を罵り
20代悲しみを知って 目を背けたくって 町を彷徨い歩き 30代愛する人のためのこの命だってことに
あぁ 気付いたな~♪」というのがあるんだが、じゃあ40台はどうなるのかなぁ~?とか漠然と思っ
てた。この映画で、4日目、40代の日を迎えるオスカー少年。そこで、こういう台詞があった。
ローズ「男は40代になると、魔が差すものなのよ。」
う~む、♪40代~悪魔がささやく~魔が差すものさ~♪ってことかいな、ニューアルバムのタイトルも。
ほっほーー、繋がったい!

◎シャア語録
シャア専用手帳
人類全体をニュータイプにするためには、誰かが人類の業を背負わなければならない。(逆シャア