【小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団】ﾊﾟｿｺﾝ故障中ゆえ

現在、パソコン修理の真っ最中～～～、ということで、家でパソコンが使えない不自由さゆえに、
読書にふけることの多い昨今。。。瀬名秀明さんの「ドラえもん小説」を読了したナリよっ。

Amazon.co.jp 小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団 ー単行本ー 瀬名 秀明 (著), 藤子・F・不二雄 (原著)

■内容説明：不朽の名作を、瀬名秀明氏が小説化!のび太が北極で拾った物は、なんと巨大ロボットの部品だった!鏡面世界でロボットを組み立てたのび太とドラえもん。しかし、それはビルを一撃で破壊する武器を持つ恐ろしいロボットだった。
のび太たちは、そのロボットの存在を秘密にしようとするが･･･。／世代をこえて愛される不朽の名作、藤子・F・不二雄氏の漫画「大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団」を作家・瀬名秀明氏がノベライズ!／鏡面世界でのび太たちは何を感じ、何を求めていたのか･･･!?ひとりの人間が楽園を創り上げることはできるのか･･･!?藤子・F・不二雄ワールドを、瀬名秀明氏独自の視点で掘り下げた、最高傑作!!!
■登録情報　単行本: 354ページ　出版社: 小学館 (2011/2/25)　言語 日本語　発売日： 2011/2/25　商品の寸法: 19 x 13.2 x 3.4 cm　おすすめ度： 5つ星のうち 4.7

てっきり、新作映画の設定を多く取り入れた、ピッポ大活躍の小説ヴァージョンだという思い込みで
読み始めたから、どちらかと言うと８６年のオリジナル版を、著者らしいリアル感溢れる描写で書き
直した内容になっていてビックリした。

原作の不備を埋めつつ、その埋めた部分が単に後付けの言い訳に終わらず
有効に機能して、オリジナルの展開につながっている、という優れものﾀﾞ！

ロボット・ザンダクロスの頭脳であるジュドは、小説内でも歌をうたっていた。これはインタビューに
よれば、偶然の一致だったという。ウーム、神の意志を感じるではないか。。。
あと、やっぱりこうして小説版で確認すると、藤子Ｆ先生は「ミクロス」の存在に重きを置いていた
んだろうなぁーというのを再確認できる。テーマを浮き彫りにするキーマンだったのだ、ミクロスは。
その役割をピッポという萌えキャラに差し替えてしまったのは、リメイクのマイナス点だったと言いき
れる。今ならはっきりと。

自分の息子や娘が２日弱も行方不明なのに、何ら慌てることのない親たちの矛盾点については、
小説版では、とあるゲストを登場させることによって見事にフォローできていて感心した♪

◎ドラちゃんの、皆の奮起をうながす台詞
「いいかみんな、余計なこと考えずに全力を尽くすんだ！ 思いがけない道が拓けることもある。」
大山のぶよさんのドラ声でも聞きたいものだ、元気でそう～～！！

↓「リルル＝綾波レイ説」を展開してるブログ発見
六月病 ドラえもん のび太と鉄人兵団

●２０１１年「映画ドラえもん 新のび太と鉄人兵団～はばたけ～天使たち」のプロモーション動画
http://www.dailymotion.com/embed/video/xei8jn?theme=spring&foreground=%23C2E165&highlight=%23809443&background=%23232912&wmode=transparent

ジョニデ語録（ジョニー自身の発言は赤字、他者のジョニーへの発言は青字、その他は黄字で）

ジョニデ語録解説

一緒に仕事してて本当に楽しかった。彼はしっかりしていて頭がいいし、みんなの中心に入っていけるんだ。映画はベニーとジューンとサムの奇妙な三角関係を描いていたが、俺はある意味、彼とも恋に落ちた

（『ザ・ジョニー・デップ』第三章より。『妹の恋人』で共演したダニー役のエイダン・クインについて）