【ゴンゾウ 伝説の刑事】スーパー備品係!

古沢良太脚本作品、強化月間~~~~~~♪つうわけで、「伝説の刑事 ゴンゾウ」をばレンタル。
これは、本編以外に、脚本家&編集者&プロデューサーのお三方による、「未放映シーンのコメン
タリー」特典が楽しみな一品でもあったヨーーー♪

イメージ 1


Amazon.co.jp ゴンゾウ~伝説の刑事 DVD-BOX
■登録情報:/出演 内野聖陽 筒井道隆, 本仮屋ユイカ, 大塚寧々 高橋一生 /監督: 猪崎宣昭, 橋本一 /画面サイズ 2.35:1 /ディスク枚数 5 /販売元 ジェネオン エンタテインメント /DVD発売日 2008/12/26 /時間 450 分/おすすめ度 5つ星のうち 4.9

イメージ 2


【キャスト】内野聖陽 筒井道隆 本仮屋ユイカ 大塚寧々 高橋一生 矢島健一 菅原大吉 吉本菜穂子 前田亜季 綿引勝彦 ほか

【ストーリー】警視庁井の頭署。備品係の黒木(内野聖陽)は、能力や経験はあるのに仕事をしない警官=ゴンゾウだ。かつては捜査一課のエースとして活躍していたが、ある事件をきっかけに今は所轄の備品係に。
バイオリニスト天野もなみ(前田亜季)と井の頭署の新人刑事 鶴(本仮屋ユイカ)が何者かに銃撃され、井の頭署に特別捜査本部が設置された。本部を指揮する警視庁捜査一課13係長の佐久間(筒井道隆)は黒木をメンバーに加えようとするが、黒木はあっさり断ってしまう。理沙(大塚寧々)も捜査一課への復帰を願うが、佐久間に殴られても黒木は翻意しない。
そんな中、捜査一課への昇進を狙う井の頭署の日比野(高橋一生)が容疑者の情報を提供。佐久間は日比野に取り調べを任せる条件として黒木をサポートにつけることを要求する。日比野のため、仕方なく捜査に同行する黒木だったが…。

イメージ 3


ゴンゾウとは????
警察用語で、能力や経験はあるのに働かない人間のこと。
語源は江戸時代の職人で、腕はいいのに働かない人間をこう呼んだという説が有力。
それがなぜか警察組織にのみ残ったらしい。
■英語では????
gonzo:[形]1(ジャーナリズムが)独断的な,偏見に満ちた
2 風変わりな,異常な,いかれた
[名] 1 独断と偏見に満ちた報道,奇人,変人
2 狂気

【テレビ オンエア情報】
2008年7月2日~9月10日 テレビ朝日系にて放送(全10話)
※一話完結モノではなく、続きモノの古沢作品もイイなぁーーー!!!テーマがしっかりしてて
見ごたえ十分!!最終回にそれまでのエピソードの断片が集結して来るストーリー展開の爽快さよ!

イメージ 4

※「鈴木先生」に出てた小野花梨チャン(カワベ役♪)が、本作でも印象に残る薄幸の
(成長して池脇千鶴にはならん気もするが・・・)少女役で出演してた。やっぱ演技に一日
の長があったように感じたのは、経験値の差なんだナァー

てれびのスキマ 古沢良太が「ゴンゾウ」に込めたもの
・DVDボックス発売にあたって→『時間の都合上カットされた膨大なシーンが日の目を見てます。「なんでここをカットするかなあ」という僕の愚痴もコメンタリーで聞けます』

※まじ、編集の人に文句言いたくなった。「尺がないから」は言い訳に過ぎない。切る場所、
切らない場所、もっとやりようもあったのでは、と思う。伏線の片方をハショるのって最悪ジャネ?
あと、第一話冒頭の絶妙のカットバックは、絶対残しておくべきだったと思う。でも、脚本どおり
役者さんにすべて一通りは演技をしてもらってるんだってことに驚き・・・。こりゃあ、ノンカットの
古沢オリジナル完全版を出してもらわないとーーー。映画でもいいしなー♪

・ドラマ 2008年10月号 」より引用→『(刑事ドラマは)事件が解決するというのがクライマックスだから、そこに直結する話は物語の中で作れるんだけど、そこに結びつかない人たちの話は作れないわけです。入れる余地がない。被害にあった家族とか友だちとか、犯人を知ってる人とか犯人の情報を持ってる人とか、犯罪に関わってってしまった人とか、ドラマに出てくるんだけど、犯人のヒントを与えたら去るだけの役割しかない。でも、その人たちだって、身内が殺されたり殺したり、犯罪に関わったら、その人の人生も劇的に変わったりするはず。そこに絶対ドラマはあるので、そこを描いていきたいなあと。』

イメージ 6


(続き) 『従来の刑事ドラマって、犯人の側に大体ドラマがあって、主人公側の刑事たちにはあんまりドラマがないんですね。事件を解決していくだけで。そうじゃなくて、これは主人公たち刑事のほうにそれぞれドラマがあって、事件解決は二の次なんです。/ダメ警官がいざとなったら大活躍みたいな話を想像してた人が多かったと思います。全く事件が進展しないから本気で怒る視聴者もいたりして。怒らせようと思ってやってる部分もあるんですけど(笑)。普通、事件を扱ったドラマだと、犯人はなるべく最初のほうに出しておかないとルール違反じゃないですか。後あと出て来て、こいつが犯人ですといっても。手がかりをなるべく最初に散りばめておいて、お客さんが推理する。でもこれはそういうドラマじゃない。人間ドラマだから推理物のルールは守らない。それで事件物のファンを自称している人は怒ったりするんでしょうけど』

イメージ 8


(続き) 『僕がシナリオを勉強している頃は、映画とテレビドラマはどこが違うかって、よく言われました。テレビドラマは映画みたいに集中して観てない、"ながら観"をしている。だから、"ながら観"をしても分かるように書きなさい、と。(略)それは正しいと思うけど、一方でそれは違うんじゃないかという思いがずっとある。だって、"ながら観"してて分かるんだったら真剣に観る必要はないわけで、それは真剣に観てる人に失礼です。僕ら、子供の頃や十代、二十代前半の頃は、ほんとうに好きなドラマは"ながら観"なんてしなかった。食い入るように観ていたわけで、あのころの僕に対してちゃんと作ってあげたいという思いがある』

イメージ 5

↑コンバトラー談義に花を咲かせるお二人w ロボットアニメネタは新鮮だったー♪
因みに「コンバトラーVのテーマ」を歌ってた水木一郎アニキは、内野の中・高の学校の先輩
なんだそうな。さすがは後輩!見事な歌いっぷりデシター
 
げきぴあ 『幻蝶』稽古場レポート
↑内野さんと白井さん、演劇畑ではこんな感じー

ゴンゾウ評論
それ↑を受けての、古沢さんからのメール
『最終話があわただしくなってしまったのは、完全に僕の配分ミスです。はじめから全10話と分かっていてエピソードを配分していたのですが、回が進むにつれてこちらの思惑を超えてキャラクターたちが一人歩きを始めるもので、おさまらなくなってしまったのです。無視してぬぐってしまえばいいのですが、ずっと付き合ってきたキャラクターたちにそれはしたくなかったので、無理やり詰め込んだのです。とはいえあれくらいのハイブリッドさで飛ばすドラマも僕は本来好きなのです』

イメージ 7

ここが、捜査本部だっ! (´;ω;`) ジワー
※っくぅう~~~~~!!痺れるカット!この作品はほんと、カッチョいいショットのてんこ盛りダッタ

全てを載せたい気分だが、しょうがない。「尺の問題があるから・・・」 一部だけでもそのクールな
スチール写真を、残しておこうーーー♪

イメージ 9


イメージ 10 イメージ 11

イメージ 12 イメージ 13

イメージ 14

池脇千鶴ちゃんの娼婦演技もサマになっていたー。
この人、いつしか薄幸の演技の似合うトップレベルの
女優さんになっていたんだな~~~~~(ムネアツ)

...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬

3月22日の、名言・格言
私のお買い得は あなた!
(折り込みチラシを見て、「今日のお買い得は・・・」と言ったら、妻がこう言い切りました。冗談とはいえ 悪い気はせず、これからは逆らうのをやめよう、と思いましたー)

◎オマケ!「買う」に関連する言葉あれこれ
売り手良し、買い手良し、世間良し。三方良し by 近江商人の商売哲学
すべて商売は売りて喜び、買いて喜ぶようにすべし。売りて喜び、買いて喜ばざるは道にあらず。貸借の道もまた貸して喜び、借りて喜ばざるは道にあらず by 二宮尊徳
絵を買うのは恋に落ちるようなものだ by アラン・ドロン
僕は本を買うとまず結末を読む。読みおえる前に死ぬと困るから in 映画『恋人達の予感
お金で買えるものと、買えないものがある。お金で「家」は買えるけれど、「家庭」は買えない。お金で「時計」は買えるけれど、「時間」は買えない。お金で「ベッド」は買えるけれど、「快適な睡眠」は買えない。お金で「本」は買えるけれど、「知識」は買えない。お金で「名医」は買えるけれど、「健康」は買えない。お金で「地位」は買えるけれど、「尊敬」は買えない。お金で「血」は買えるけれど、「命」は買えない。お金で「セックス」は買えるけれど、「愛」は買えない。真の豊かさとは、お金ではない by マダム・ホー(作家)

サザエさん お買い得には弱い