【絶対恐怖 Booth ブース】中村義洋監督作品制覇シリーズ!

先日までのシリーズ「古沢良太脚本作品制覇への道」に続いて(観れるものはみな観た!!ちゅうことで
終了!)今度は、中村義洋カントク作品を追いかけてみようかと思い立った。
検索してみると、最近でこそ、ホンワカと心に染み入る「イイお話系」に多く携わっている中村監督
だが、けっこう以前は「ホラー系」を撮っていることを知る!!無名のころは、ニーズに合わせて(当
時はジャパニーズホラー全盛だったのだろう)不本意な仕事をせざるを得ない状況だったのかもダナー

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eiga.com 作品情報 『絶対恐怖 Booth ブース』
■解説:旬なキャストと新進気鋭の映像クリエイターを起用し新たな恐怖に挑戦するホラー・プロジェクト“絶対恐怖 NEW GENERATION THRILLER”の第2弾。主演は「木更津キャッツアイ日本シリーズ~」「ローレライ」の佐藤隆太。監督は「仄暗い水の底から」や「クイール」の脚本を手がけた中村義洋
■ストーリー:深夜ラジオ番組「東京ラブコレクション」の人気パーソナリティー、勝又真吾(佐藤隆太)は、苛立っていた。その日、局の都合で急遽変更になったラジオ局のDJブースは、いわくつきのブースだった。そこは、開局当時、アナウンサーが怪死を遂げた場所なのだ。慣れないブース。古い機材。じめっとしたヘッドフォン…。“許せない一言”をテーマにリスナーから恋愛相談の電話がかかり始め、真吾の生放送は、いつものようにスタートした。しかし。小学生の少女の悩みを聞いている真吾の耳に、いきなり怪しい女の声が聞こえてくる。薄気味悪い笑い。キーキーという金属が擦れあう音。その声は言った。「嘘つき。嘘ばっかりついて…」混線なのか? それとも…。混乱するブース。しかし、番組を中断することはできない。リスナーからの電話は、否応なく真吾の記憶を刺激する。真吾は、この番組のニュースコーナーを担当している馬淵美保子アナウンサー(小島聖)が好きだった。美保子を彼女の婚約者から奪い、そして捨てた…。その時、美保子は言ったのだ。「嘘つき。嘘ばっかりついて…」上の空に受け答えをする真吾をなじるリスナー。届くメールやファックスは、薄気味悪い声の話題ばかりだった。「心霊特集”はやらない!」と怒鳴り、勝手に番組を進める真吾にスタッフは呆れ顔だ。真吾は、美保子を殺したのだ。真吾をなじる美保子を、車から突き落とした時、まだ彼女は生きていたかも知れない。その後、喘ぐ美保子を車が引きずってしまったのは、事故なのなのかもしれない。車にひきずられた美保子の体は、崖から海へ落ちていった…。もう誰も信じられない。真吾を追ってきたのかもしれない刑事の姿に怯え、スタッフの誰もが、自分を陥れようとしているように見えた。ディレクターの長谷川も、放送作家の大河内も、ADの長谷川も、ミキサーの典子も、美保子に変わってニュースを読んだ岡崎さやかアナウンサーも。しかし、陥れられるその原因はどれもこれも、真吾の傲慢な身勝手な言動が、その発端なのだ。閉鎖されたブースの中に、真吾の逃げ場はない。その目に死んだはずの美保子の姿がうつった時、その精神は崩壊する。まるで、忌わしいブースの呪いのように。...
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■スタッフ:/監督 中村義洋 /脚本 中村義洋 /製作総指揮 古屋文明 尾越浩文 /企画 小林智浩 南條昭夫 /製作 小松賢志 迫田真司 /撮影 川村明弘 /音楽プロデューサー 仲西匡 /その他 小林智浩 南條昭夫 志田博英
■キャスト:佐藤隆太 小島聖 池内万作 芦川誠 浅野麻衣子 三浦誠己 高橋真唯 前田昌明 須永慶 松村明
■作品データ:/製作年 2005年 /製作国 日本 /配給 日本出版販売=スローラーナー /上映時間 73分
※まずは、『絶対恐怖 Booth ブース』!!呪われたラジオ局の第6スタジオって・・・かーなり個人的に
ツボな設定だった!ビジュアルの怖さよりは、お話の怖さで引っ張るーーー中村親分らしい伏線も、さり気に
放り込まれてる気がして・・・。なかなかグッド♪制覇シリーズ一発目としては、好スタートであったー

●挿入歌「You were Mine」のRemix版

※一見爽やかDJだが、実はヤな奴という役どころを佐藤隆太が好演。徐々に追い込まれていき、
疑心暗鬼になっていく様が、実にリアルに紡がれていく。そこら辺、さすがのオヤブン演出なのだっ!

carmine-maniac レビュー ブログ
『凝縮された無駄のない73分、見事な人間の心理描写、エンドロールへの入り方、どれもが秀逸。かなりマイナーな映画ですので、レンタル屋で見つけにくいかも。主演の佐藤隆太が嫌いでなければ、絶対に観て損のない映画です』
※そう。なかなかツタヤに置いてなくて、探すの苦労しやしたー。でもそれゆえに観れたときの
嬉しさは格別!!中村オヤブン作品探しは、今後もかなり難航しそうデヤスー

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心理的恐怖、十分味わえますーーー。特に、ラジオブースの中の閉塞感が、たまりましぇん!
ラヂオの時間』に次ぐ、「ラジオ番組映画」ベスト2になったゾヨ(-ゆうて、他にないか
らちゃうん!?)

ニコニコ動画 予告編 プレイ&ブース
ニコニコ動画を観られる方はどーぞ!劇場公開は、もう1本の「プレイ」と併映だったノネン~

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※こういう、キーとなる女性の霊的な存在を出してくるのは、やはり『リング』や『呪怨』の
しがらみなんだろうネーーーーー。はっきり言って、本作の場合は、この要素、なかった方が断然
良かったのにーーー。

みんなのシネマレビュー
『直接的なビビらせ映像とか、音でビビらせるとかはない。あくまで心理的にジワジワとくる。一歩間違えれば退屈な展開なんだけど、最後までちゃんと観れたのは、ラジオブースの裏側が興味深く見れたのと、主役の佐藤隆太が嫌な役を熱演してるので、もっとビビらせたれ、とか、ビビッてる姿を見て滑稽に思えたからかも。ようするに、全然怖くない。普通の幽霊ホラーを観てる感覚にはならない。あ、普段、女の人にだらしな人は怖いかも』
※そうそう、たくさんの女性に恨みを買っているような男性には、「ゾッ」とすること請け合いダヨー

Amazon.co.jp ブース/booth-DVD- カスタマーレビューから引用
『ラジオ局のスタジオブースは、確かに密閉度が高くて妙な圧迫感がある。この中でヘンな音がしたら本当に怖いだろう。また本作のロケ地はニッポン放送(新しいスタジオのみ)だが、有楽町の旧社屋にはこれまたそんなような「ウワサ」があったから、業界的にはより真実味があったのでは(笑)。本作はほぼ佐藤隆太のひとり芝居といっていいが、いつもの「いいニイちゃん」的な味を消して、嫌味なヤツに徹していて最高の演技を見せた。隆太がいなければ、かなり風合いも違う出来になっていただろう。また小島聖の妖しさもよかった。終盤のドンデン返しも彼女だから「さもありなん」と思えるし(笑)。それと高橋真唯。「シムソンズ」のようなしっとりおとなしい役が似合う、と思いきや本作のタバコをスパスパ吸う女子アナや「クワイエットルームへようこそ」の患者などデニーロ的なアプローチの役柄も凄い。これから最も楽しみな女優のひとりである。決してホラー映画ではないが、背筋をスーッとさせたい方はぜひ』
※アマゾンのレビューでは高評価ッスなーー。4/5

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※特典映像で「メイキング」が入っていて、撮影途中の雰囲気がよ~く伝わった♪
上記は、打ち上げ直後の「万歳三唱」~~!!オヤブンらしい~~

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※演技熱心な佐藤クン。監督にしょっちゅう意見を聞きにいくー。この熱心さが、その後の
成功にも繋がってるんだろうな。初主演で、ダークな役をこなしてたのはやっぱ凄いワァ~


...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬

6月22日の、名言・格言
7歳差で ちょうどいいよ
(7歳年齢が上の私が、結婚に躊躇していたら、彼氏が言ってくれたひとこと。平均寿命は男のほうが、女より7つほど上だから、同じ時期に死ねるしちょうどいいよ、という優しい言葉でした)

◎オマケ!「(平均)寿命」に関連する言葉あれこれ
平均寿命を過ぎたら、医者のいうことなんかきくこたァない by 永六輔
人も家も寿命があって、いつか別れる時が来る。無常だ。だが、無常は闘うもんじゃない。受け入れるものですよ in 「象の背中」(漫画)
寿命という言葉は甚だ非科学的なものだが、そう考えたほうが生き残った者にとっての精神衛生によい by 吉行淳之介
人は一生懸命に生きようとそうでなかろうと、それによって寿命が延びる保証はありません by 秋元康
女性の方が平均寿命が長いのに男女比が同じくらいということは、若い世代は女性の方が少ないってこと。 少ない女性をイケメンが独占するんだから、俺ら不細工は余って当然。そういうことだね by 加藤智大

●♪~なにかひとつ願いが叶うとするなら キミとボクの寿命を同じ長さにしよう~♪
・4751日 もういないキミへ IMALU