【ばしゃ馬さんとビッグマウス】夢を追いかける凡人たち

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eiga.com 作品情報 『ばしゃ馬とビッグマウス』
■解説:「純喫茶磯辺」「さんかく」などオリジナル作品を意欲的に発表している吉田恵輔監督が、夢を捨てきれない男女の葛藤や挫折、恋模様をユーモラスに描いたヒューマンコメディ。脚本家を目指す34歳の馬淵みち代は、学生時代からコンクールに作品を応募し続けているが落選ばかり。「私、こんなに頑張っているのに」が口癖で、周囲からは「ばしゃ馬さん」と呼ばれている。同じく脚本家志望の28歳・天童義美は、「俺が本気を出したらスゴイで」と言いながらも一度も作品を書いたことがなく、他人の作品を酷評してばかり。そんな「ビッグマウス」の天童が、年上で性格も真逆な馬淵に恋してしまったことから起こる騒動を描く。馬淵役の麻生久美子、天童役の安田章大関ジャニ∞)が初共演。
■スタッフ:/監督 吉田恵輔 /脚本 吉田恵輔 仁志原了 /音楽 かみむら周平
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■キャスト:麻生久美子 安田章大 岡田義徳 山田真歩 清水優 秋野暢子 松金よね子 井上順
■作品データ:/製作年 2013年 /製作国 日本 /配給 東映 /上映時間 119分 /映倫区分 G
公式HP
eiga.com 映画ニュース 麻生久美子、吉田恵輔監督のストーカー発言に「変態」とピシャリ
→『努力家だがなかなか芽の出ない脚本家という実体験に基づく役どころをオファーした吉田監督は、「主演で俺の思いを代弁してもらったから、そりゃあ愛情を込めて(プレッシャーを)かけましたよ」としたり顔。1カットで29回撮り直したこともあったそうだが、「出産後、一発目の現場でいろいろ大変だったが、嫌な顔ひとつせず盛り上げてくれた。5年の時を経て、この舞台に立つことが夢だった」と最敬礼だ。/さらに、「麻生さんも、俺に本気の愛情を持ってきたはず。これからも、ストーキングし続けていきたい」と熱烈ラブコール。麻生はうれしそうに笑いながらも「うわあ、変態」と毒づいていた』
※麻生さん演じる馬渕みち代さんのことが、気になって仕方ない今日この頃。まるで実在した人物であるかの
ように考えてしまっている。オレ、だいぶ重症。お気楽コメディでも観て、とっとと寝るかなぁ~(不眠症
ならなければよいのだがー)

☆コチラは、TBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル」内の人気コーナー「ムービー
ウォッチメン」で取り上げられる映画を1日早く語ってしまおう!という超コバンザメ企画「週刊フライング
映画時評リアルウォッチメン」というポッドキャスト番組のブログ↓
週刊フライング映画時評「リアルウォッチメン」Podcast vol.11 『ばしゃ馬さんと ビッグマウス』
安田章大をラーメンにたとえる、だとか、ようワカラン箇所もあるが、その熱量(映画愛)という
ようなモノはビッシバシ伝わってくる放送ダタヨー

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※シナリオ講座の教室での議論を進める雰囲気が、なんかかつて参加してた映画サークルでの発言の
場とダブって、むちゃむちゃ気恥ずかしい思い全開になってしまったー。本映画は、身につまされる
同体験をしたような人には、堪らん痛い作品になるんじゃないかって思う。。。多分、非リア充向き!

ぴあ映画生活 麻生久美子&吉田恵輔監督が語る『ばしゃ馬さんとビッグマウス』の魅力
『吉田監督は麻生が演じることで「いい意味で重くなったしメリハリもついて、正直、出来上がりが脚本よりもよかった。普通、脚本家は本が一番だと思ってるけど“あれ? この本、こんなに面白くて切なかったのか?”と思えた」と明かす。カメラを通して麻生が過去の自分自身を演じるさまを見て監督は「もっともっとイジメてやりたくなった(笑)」と語るが、それにしても麻生はなぜ、こんなにも痛々しい姿が似合うのか? 当人は「“モテキ”があったせいか、よく言われます。演じていてかわいそうでしたよ。切なくて…決して楽しくはないです」と苦笑する。/吉田監督はそんな麻生について「変わったよね」とニヤリ。「昔は同じかわいそうでも、幸薄そうで三歩下がってという奥ゆかしい感じだったけど、最近は根っこが図太い! 泣きながら付いてくる感じだよね(笑)」』
※結婚前よりも、確かにどっしり感は増したカモー。元カレ役の岡田義徳との長回しシーンでは貫禄も感じた!

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・このCM大好き~♪↓↓↓↓↓↓(6本立て)
●いいなCM 千趣会 ベルメゾン 麻生久美子 山中崇


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ヤフー映画 麻生久美子インタビュー
『Q:みち代が元カレ・松尾(岡田義徳)の前で泣き崩れるシーンは、29テイクも撮り直したそうですね?/麻:そうなんです。あのシーンがすごく大切なのはわかっていたんですけど、最後のクランクアップの日だったんですよ! それだけで胃がキリキリしていたのに、吉田監督が撮影中盤くらいから「あのシーンなんだけどさ、どうしたらいいかわかんないんだよね。麻生さんに任せたから!」って何度も言うんですよ(笑)。でも、それはウソだと思うんです。本当はわかっていてプレッシャーをかけていたんじゃないかな(笑)。でも、そんな監督が改めて好きになりました。/Q:故郷の女友達の結婚式の余興で、みち代がブリキの木こりのコスプレをして歌う場面など、爆笑シーンも見どころですよね。/麻:余興のシーンは、演技とはいえ本当に恥ずかしかったんですよー。現場で監督が急に「フライングして歌ってみようか」って言うもんだから、一緒にステージに立った友人より先に歌いだしちゃって恥ずかしい、みたいな感じになっちゃって。招待客役の皆さんもシラーっとした顔で見ているし、リアルに辱めですよね(笑)。顔中を銀色に塗られたのも恥ずかしかった! まあ、役だから何でもやりますけど(笑)』
※銀顔シーンの前には、鏡台前でしっかりお化粧するシーンがあるからこそ、「結局白塗りの上に銀塗り
するんかーーーい!」と、思いっきり突っ込めて笑えるんですよね~。そういうコネタがしっかりしてい
るのは吉田監督作品ならではだと思いましたっ(キリッ)

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☆感想ブログ
くそ映画学会 『ばしゃ馬さんとビッグマウス』―感想・レビュー
『個人的評価 92/100 ほとんど完璧。/■シナリオスクールリアリティあり過ぎ:本作はシナリオ作家協会が取材協力にあたっています。実は私は以前この協会が主催しているシナリオ講座に通っていたことがあります。同時期に映像の専門学校に通っていてどちらかというとそちらがメインだったのですが夜間帯だったので、全部ではないですが真面目に出てはいました。その経験から言いますが本作での描写は滅茶苦茶リアルです。(中略)馬淵や天童のような人も実際にいます。天童ほど極端ではないのですが辛めの批評をしてくる人に限って自分では書いてこないというのもまた事実です』
※実際に行ってた人が見てもリアルだっちゅうんですから、そりゃあもう再現度は抜群なんでしょー。
意外と、専門分野を取り扱った映画は、現場を知ってる人間が見たら全然リアルじゃなくて萎える、って
いうケースがほとんどだと思うんスけどもねー。その点もさすがデス!!

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☆予告編は、観せちゃいけない映像が入っているので、貼らない。(これから観る予定の人は予告は
避けるべし!!ですよーーー。代わりに、吉田恵輔監督の次の新作『麦子さんと』の予告を貼るっ!!

●映画『麦子さんと』予告編


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...φ(ー ̄*)思わずブログにメモしたくなる名言・格言&オマケの一言!

元旦の日記参照~♬

11月30日の、名言・格言
僕がかわいいのなら ほっといて!
(知り合いの4歳の男の子が、じゃんぱーのファスナーに悪戦苦闘していたので、助け舟を出そうとしたらこう言われました。自力で頑張りたかったのね♪)

◎オマケ!「ほっといて」に関連する言葉あれこれ
どうにもならなきゃ、放っておく。そいつが一番だ by 井沢元彦歴史小説作家。「銀魔伝」より)
人間ほど、世の中に存在する危険を放っておくものはない by 井原西鶴
放っておけば、女は元気、男はおとなしく神経質 by 養老孟司
もつれた糸は放っておきましょう。いつかはほどけますよ… by コンドウアキ(「リラックマ生活」より)
表現の始まりは子供のぬり絵。最初にはみ出したらあかんとか思わずに、とらわれず、出しまくって。ほっといても人は大人になるんだからね by 綾戸智恵の父
働き始めました。一月経った。出てこなくなった。放っておくと、若者はまたフリーターになる。そんなとき一本の電話が鳴るんです。「明日、待ってるよ」それでふっと背中が押されて、また復帰する。こういうことも、やらねばならん by 麻生太郎

●♪~ゆうべ誰といた どこで何をした よせよ ほっといてくれ~♪
・ほっといてくれ  郷ひろみ


●♪~あのね ほっといてよ 大きなお世話 本気も本気よ そう私達は U-MAJIMAJI~♪
・U-BU  小泉今日子


●♪~ええかげんな奴じゃけ ほっといてくれんさい アンタと一緒に 泣きとうはありません~♪
・唇をかみしめて  吉田拓郎 (『刑事物語2』ラストシーンより)