【KANO 1931海の向こうの甲子園】

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eiga.com 作品情報 『KANO 1931海の向こうの甲子園』
■解説:日本統治下の1931年、台湾代表として全国高校野球選手権に出場し、準優勝を果たした嘉義農林学校(通称:嘉農=かのう)野球部の実話を描いた台湾映画。「海角七号 君想う、国境の南」や「セデック・バレ」2部作など、日本統治時代の台湾を舞台にした作品で大ヒットを生み出してきたウェイ・ダーション監督が製作、「セデック・バレ」にも出演した俳優マー・ジーシアンが初監督を務めた。1929年、嘉義農林学校の弱小野球部に、日本人の監督・近藤兵太郎がやってくる。甲子園進出を目指すという近藤の下、厳しい練習に励む部員たちは、次第に勝利への強い思いを抱くようになる。そして31年、台湾予選大会で大躍進し、常勝校を打ち負かして台湾代表チームとして甲子園へ遠征した嘉農野球部は、決してあきらめないプレイスタイルで日本中の注目を集める。野球部監督・近藤役で永瀬正敏が主演し、大沢たかお、坂井真紀ら日本人キャストも多数出演している。
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■スタッフ:/監督マー・ジーシアン /製作 ウェイ・ダーション ジミー・ファン /脚本 チェン・チャウェイ ウェイ・ダーション /音楽 佐藤直紀 /主題歌 Rake 中孝介 ファン・イーチェン
スミン ルオ・メイリン
■キャスト:永瀬正敏 坂井真紀 大沢たかお 伊川東吾 ツァオ・ヨウニン チャン・ホンイ ツォン・ヤンチェン シエ・チュンシェン シエ・ジュンジエ
■作品データ:/製作年 2014年 /製作国 台湾 /配給 ショウゲート /上映時間 185分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト
eiga.com 映画評論 一挙手一投足が野球をしている、完璧な野球映画
→『筆者は熱狂的な阪神ファンなので、戦後まもなく強肩・強打の1番バッター、呉昌征(ご・まさよし)選手がいたことは知っていた。彼の出身校である嘉義農林高校が甲子園強豪校であったことも知っていた。/1929年、日本統治下の台湾の嘉義農林高校(通称:嘉農=かのう)の弱小野球部に、日本人の監督・近藤兵太郎(永瀬正敏)がやって来る。本作は、甲子園を目指す近藤監督のもと、猛練習に励んだ日本人、漢民族、原住民の混成チームが1931年夏の甲子園で準優勝した実話を映画化したものだ。「海角七号君想う、国境の南」(08)や「セデック・バレ」(11)を監督したウェイ・ダーション魏徳聖)がプロデューサーを務めた、マー・ジーシアン馬志翔)監督による長編デビュー作だ。3時間の長尺だが、ストーリーの流れがスムースで、説得力がある。台湾で2014年に一番ヒットした映画だというのも納得できる
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/すばらしいのは野球映画として整合性があることだ。野球部員も少年時代から台湾ナショナルチームのメンバーばかりで、一挙手一投足がちゃんと躍動している。こうした描写を怠れば、長年の野球ファンである筆者の目はごまかせない。当時日本の一部だった台湾では日本語教育がなされていたのでセリフの90%以上が日本語だ。だが、永瀬正敏以下の脇役、おそらく日本語を学んだことのない生徒役の台湾人も実に好感のもてる演技で独特の世界観を創りだしていた。/残念な点も少しある。チームの団結力に主眼を置いているためか、選手個々に光を当てる方法はとっておらず、取り立ててナインが印象に残らない点だ。選手は日本人3、原住民3、台湾人(漢民族)2の割合でそれぞれ母国語が違ったはずで、同じ民族なら同族の言葉を使っていたはず。そうした複雑な台湾の情勢が取り込まれていたら、野球映画としてだけでなく完璧な映画になっていた』
※これは、高校野球が好きな人には、堪らん魅力満載の映画でしょうー。
その面白さは、まさに高校野球中継を見ている時のソレに酷似。
逆に、あんーーまり高校野球を見ない人にとっては普通の映画に映るヤモ。
ワチシは比較的、高校野球への関心は薄い方なので、まあまあ普通~に
楽しむことしかできなかったですかねぇ~?(今年の夏の高校野球
優勝高すら知らんぐらいナノデスワー)

●予告編

※実を言うと、やや体調悪くしてDVDを鑑賞。途中ちょびーっと睡眠中断
しまった事は、正直に告白しておかねばなるまいてーーー(ゴメンヤデー)
だって長いんやもーん

シネマトゥディ 台湾野球映画に自ら応募した日本人!俳優・大倉裕真が挑んだ現地撮影の半年とは?
永瀬正敏主演の台湾映画「KANO」に出演した俳優の大倉裕真が、このほど行われた第9回大阪アジアン映画祭でインタビューに応じた。同作品は日本統治下の1931年に日本人・台湾人・先住民の混成チームで甲子園出場を果たした嘉義農林高校の軌跡を追うもので、俳優陣も多民族が集結することになったが、大倉は「僕らも一致団結して同じ方向へ向かっていくことができたと思う」と撮影を振り返った。/大倉は11歳から芸能活動をはじめ、映画「ブタがいた教室」(2008)の生徒役ではアドリブ芝居、映画「金星」(2011)では視覚障害者と難役に挑んできた。「KANO」では少年野球の経験が生かせると自らオーディションに応募してチャンスを得た。大倉は「資料映像などを送ったところ、マー監督が『どんな人物か自分の目で確かめたい』と東京の事務所まで僕に会いに来てくれたんです」と語り、マー監督の熱意に胸を打たれたという。
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/しかし撮影は過酷だった。実話にのっとり、大倉は初めて一塁を守ることに。マー監督からは、捕球する際に180度開脚をするよう命じられた。身体の硬い大倉は、1か月間ひたすら柔軟体操をして要望に応えたという。そもそも撮影は当初、3か月の予定だった。しかし悪天候なども重なり6か月に及ぶ。言葉もわからずに1人で現地に乗り込んだ大倉だったが、いつの間にか中国語でコミュニケーションが取れるほどになっていた。大倉は「負けず嫌いで一つのことに熱くなるのは役柄と共通しているかもしれません。練習期間を含めてひたすら野球漬けの環境は、自分をより一層ストイックにさせてくれました。加えて近藤兵太郎監督役の永瀬(正敏)さんに引っ張っていただきました。カメラが回ってないときでも近藤監督そのままで、毎朝お会いした瞬間に役柄同様に直立不動になってしまうくらい、オーラがすごかった」と語る。/その苦楽を共にした共演者たちは、投手役のツァオ・ヨウニンが台湾の大学野球で奮闘しているようにそれぞれの生活に戻った。大倉も大学に合格し、4月からも引き続き学業と俳優の両立を目指すという。しかし台湾では現在『KANO』旋風が起こっており、日本公開に向けて大倉への注目度も高まりそうだ』
※長く撮影で一緒にいると、映画における師弟関係が生活の中での、人間関係に
置き換わっていって、リアルな感動の涙が自然と溢れてくるのだろうて。

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※『あん』では、「美味いタイヤキ」を造っていたが、今回は
「上手い台湾野球人(略してタイヤキュ?)」を育成しとりまーすw
 永瀬正敏、また役柄に入り込んでおりまーーっす!


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●主題歌 風になって~勇者的浪漫~


タイペイナビ 「KANO」主題歌担当Rakeさんインタビュー&「日本東北六県感謝祭」レポート
『Q:原住民のコーラスを入れるのは誰のアイディアなのですか?/Rake:あれは僕が最初に創ったバージョンにはなくて、魏さんのアイディアです。映画の中の野球チームも民族混成チームで、「蕃人は足が速い、漢人は…」っていうセリフにも出てくるんですけど、そういう世界観があるから、日本語が来て北京語が来て、最後に台湾の原住民のメロディも入れたいっていう強い思いがあったそうです。それでスミンさんがレコーディングの時に、その場ですぐ歌ってくれて、録ったんです。ああいうのは本当に、大げさに言えばミラクルというか、奇跡だなと思いますね。譜面には起こせない部分とか、狙ってできない部分っていうか、そういう気がします。/Q:映画音楽、野球映画ということで特別に意識した部分はありましたか。映像を見させていただいてから創っているので、当然すごく影響されています。普段はぼんやりとしたテーマとかはあるんですけど、本当にあのように映像を見てから曲を創るっていうことはそんなにないので、楽しかったです。
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/Rake:野球映画ということでは、僕も野球をやっていたので、白いボールをみんなで追いかける、その追いかけてく人間の速さとか、ボールが飛んでくるスピード感とか、バーンと白球が遠くに飛んでいっちゃう、「風になる」っていう感じ。一言で言うと「躍動感」かな。僕の中で「風になって」というタイトルはそういうイメージなんです。しかもこのチームは台湾を飛び出して、兵庫県の甲子園というところまで行くわけですから、海も空も飛び越えて行くっていうか。そういうイメージもあって。またそこに行って、「旋風」を起こすという意味もありますね。中国語の「勇者的浪漫」というタイトルは、これも魏さんがこういうタイトルにしたいって言ってくれたからなんです。/Q:歌詞の中に、「言葉にしたら何かが壊れそう」「言葉にしたら思い出になってしまう」という箇所がありますが、やはり民族混成チームだから、そういう民族とか言葉を越える、というような意味があるんでしょうか。/Rakeそうですね。あの映画で表現していることって、いろんな民族がいて、もともと言葉も違うし、見た目も違うかもしれないけど、その人たちが一つになるっていうことだと思うんですよね。だからそういうフィーリングから、大事なのは言葉よりもその内側にさらにあるものっていう表現が出てきました』

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※奥さん役の坂井真紀さん、「怪奇恋愛作戦」ではおきゃんぴ~な可愛さを
醸し出していましたが、今回は大和撫子の清楚さが素敵でした。子役もカワユシ

タイペイナビ 映画の世界へようこそ!日台3部作の世界に浸れる特別なカフェ
『コンセプトの通り、ただのカフェだと思って入ったとしても十分にくつろげる空間ですし、昭和レトロな雰囲気が好きな方はきっと好きになるカフェだとは思いますが、やはり魏監督の日台3部作と呼ばれる「海角七號 君想う、国境の南」「セデック・バレ」「KANO」はこのカフェを訪れる前に鑑賞必須の作品だと言えそうです。何しろ店内はこの3本の映画で使われた道具で溢れているんですから!「KANO」を観た方は、入口に無造作に置いてある自転車を見ただけで興奮してしまうはず。そうです、劇中エースのアキラ(吳明捷)が乗っていたあの自転車が迎えてくれるんです!』
※プラネットハリウッドの台湾版?ちょっと規模は小さいかも、だけど~♪

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ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■8月31日の言葉:動物達の時間のスピードは、速い。お願いだからもうすこしゆっくり、と願っても、潔いまでに速いのです。うちにきてくれてありがとう。いつも、いつも、ありがとね。一緒にいてくれて、ありがとう。わたしのことを、好きでいてくれて、ありがとう。毎日毎日同じことを思います。本当に、毎日同じことを(石田ゆり子さんが『はなちゃんの秋休み。』の中で)


◎関連リンク
はなちゃんの秋休み

※ひらがな中心の日記、優しい空気が伝わってくるようですー

「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

《近代史》1907年8月31日:三国協商が成立する

・・・この日、英露協商が成立したため、成立済みの露仏同盟や英仏協商と合わせた英仏露の協力関係が出現しました。これを三国協商といい、ドイツなどを含む三国同盟との対立を形作ることになりますー

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
石田ゆり子 CM オルビス ORBIS 「素顔のままで」篇