【滝を見にいく】おばさんと少女は同じものなのです♪

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eiga.com 作品情報 『滝を見にいく』
■解説:「南極料理人」「横道世之介」の沖田修一が監督・脚本を手がけ、山の中で迷子になってしまった7人のおばちゃんたちが繰り広げるサバイバルをユーモラスに描いたヒューマンコメディ。幻の滝を見に行くツアーに参加した7人のおばちゃんたち。写真を撮ったりおしゃべりに花を咲かせたり、それぞれの楽しみ方で紅葉のひろがる山道を進んでいくが、ガイドの男性が先を見に行ったきり戻ってこなくなってしまう。携帯の電波も届かない山中に取り残されたおばちゃんたちは、食料も寝床もないサバイバル生活を送るハメになり……。主要キャスト全員をオーディションで選出。演技経験のない一般人を含む7人の女性たちが、おばちゃんたちを個性豊かに演じる。
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■スタッフ:/監督 沖田修一 /脚本 沖田修一 
/製作 井田寛 前田直典 小笠原高志 重村博文 
/企画 深田誠剛 /プロデューサー 春藤忠温 小野仁史 石井稔久 /撮影 芦澤明子 /ラインプロデューサー 平田陽亮/照明 御木茂則 /録音 高田伸也 /美術 寺尾淳 
/編集 佐藤崇 /音楽プロデューサー 安井輝 /VE 鏡原圭吾 /衣装 馬場恭子 /ヘアメイク 田鍋知佳 /助監督 丸谷ちひろ /制作担当 橋立聖史
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■キャスト:根岸遙子(根岸純子ージュンジュンー) 安澤千草(谷由美子ーユーミンー) 荻野百合子(関本百合子ーセッキー) 桐原三枝(桑田三枝ークワマンー) 川田久美子(田丸久美子ークミー) 徳納敬子(花沢敬子) 黒田大輔(菅) 渡辺道子(三角道子ースミス-) 
■作品データ:/製作年 2014年 /製作国 日本 /配給 松竹ブロードキャスティング、ピクニック /上映時間 88分 /映倫区分 G
オフィシャルサイト
※「南極料理人」「横道世之介」「キツツキと雨」の監督、というだけで
「何かやってくれそうだー」とワクワクさせてくれるものがあった訳だがーー。
その期待に違わぬ面白さだったオ~♪

●予告編

※おばちゃんパワー、恐るべし!これがオッチャン設定だったら、一気に
味気ないストーリーに変貌するんだろうてー。

シネルフレ 沖田修一監督インタビュー
『Q:キャンプファイヤーの時に、皆で『恋の奴隷』を歌っている姿は非常にインパクトがありました。なぜあの曲を選んだのですか?/監督:なんか面白かったんですよね。美しい歌よりも「恋の奴隷」のようなヒット曲の方が、みなさんの少女時代を連想させる何かがある気がして。「悪いときはどうぞぶってね」という歌詞も面白かったです。昭和の雰囲気が出ますし。ワークショップの時に、「恋の奴隷」を歌ってもらったら、サビの「あなたごのみの~」という部分を皆さんで絶唱しているのがすごく絵になるなと思いました。
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/Q:ある意味サバイバル物語でもありますが、おばちゃんたちがそれぞれ持参していた食べ物やアウトドアグッズはどのようにしてアイデアを出していったのですか?/監督:美術部のスタッフと食べ物は何を持参するかを一緒に考えるのが楽しかったですね。タッパに梅干しを入れて持っていこうとか。そこからゆで卵の話になり、アルミホイルに塩だけ包んで持っていくというアイデアから、バスで食べちゃおうとか。色々なことを考えながら、脚本にないところでアイデアを膨らませていくのに、道具は重要でした。お菓子もチョコレートならと言っていると「ルマンド」と具体名が出てきて。僕はあまり良くわかっていなかったので「ルマンドってそんなに有名なお菓子なんですか?」と聞くと、キャストのおばちゃんたちが皆、口を揃えて「えっ、ルマンドよ!」となぜ知らないのかという勢いで返されました。/Q:太極拳をやっている人がいたり、それぞれ好きなことをやっているシーンがありますが、全部脚本に書かれている通りですか?/監督:全部脚本どおりです。あの場面がメインだと思っていますから。楽園っぽいというか、今までの生活とはかけ離れた状況ですね。遊んでいる部分は、「小学校6年生の気持ちでやってください」と言いましたが、それ以外のシーンでもみなさん若く見えますね』
※小6女子w なるほどそう言われたら、そんな雰囲気で統一されていたカモですねw

●夜中におばちゃんたちが熱唱する「恋の奴隷」 奥村チヨ


ほぼ日サイト 『滝を見にいく』を見にいく
『糸井:ぼくは映画の専門家じゃないので無責任なことも言えないんですけど、この映画の成功はある程度、見えてる気がしています。/沖田 そうですか‥‥。なぜ、そのように? /糸井:まず、おばちゃんが集まって山の中を動いてるっていうのを、見たい人はぜったいにいると思うんです。それってつまり、立ち聞き‥‥盗み聞きのよろこびでしょ?/沖田 はい、はい。
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/糸井:だから、ユーミンなんですよ。これ。ふつうの男女がデニーズで、「それでさ」って言ってるのをユーミンが聞いて歌詞にしましたっていうのと構造は同じなんです。 /沖田:ああ(笑) /糸井:で、映画としては、いわゆる、グランドホテルもの? /沖田:そうですね。/糸井:いろんなキャラクターが、ホテルじゃなくて、観光バスに集まって・・・/沖田:ええ。 /糸井:そして、山という「密室」です。ウケる映画の文法はちゃんとあるんです。しかも盗み聞きで、「あのおばちゃんたち、どんな話するんだろう?」というたのしみもある。 /沖田:そうですね、たしかに。有名な人が出てるとかじゃないところで、興味を引けるといいなぁと思ってました。それはやっぱり、このおばちゃんたちの話は、どうなっていくんだろう?」という部分で。/糸井:そうですよね、盗み聞きのおもしろさですよね。なにか「秘密」のあるストーリーじゃないし。 /沖田:ないですね。 /糸井 トリックもない。 /沖田 ないです。おばちゃんの水筒には、ほうじ茶が入ってるということぐらいで(笑) /糸井:入ってた! ほうじ茶(笑)。 /沖田:どうでもいいことですが(笑)
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/糸井:それを予告しておきましょう。映画に出てくる水筒の中には、ほうじ茶が入っています。 /沖田:(笑) /糸井:いまの予告、すごくいい(笑)。もう、ネタバレとか、この映画はぜんぜんへっちゃらですよね。 /沖田:ええ、大丈夫です。 /糸井:だって、もうこのキャッチフレーズ、「7人のおばちゃん、山で迷う。」が、ぜんぶを言ってますから。 /沖田:それ以上でも以下でもありません。 /糸井:で、全員、生きて帰ってきます。 /沖田:そうなんですよ。生きて帰ってくるということでいうと‥‥‥‥これ、書けないことだと思うんですけど、「ゼロ・グラビティ」を観にいって、「だいたいストーリー同じだな」って思いました。 /糸井:‥‥ほんとだ!(笑) /沖田:行って、帰ってくる話だなって(笑)。 /糸井:それは書けないことじゃないです。だって、ほんとに構造は一緒ですよ。密室で、時間が決まった中での物語。でも、「ゼロ・グラビティ」」はふたりだけど、「滝を見にいく」は7人もいます。こっちのほうが規模が大きい(笑) /沖田:(笑)』
※『ゼロ・グラビティ』のおばちゃんヴァージョンと考えれば良いのかーーーナルホドーw
7人のおばちゃんが醸し出す世界は、まさに宇宙空間にも似た異次元空間だったワナ♪

●監督インタビュー (6分46秒)


47news 7人の個性を生かし化学反応を引き出す 
『「キツツキと雨」「横道世之介」の沖田修一監督の新作は、7人の侍ならぬ“7人のおばちゃん”が主人公のサバイバル・コメディー。しかも、その7人を「40歳以上の女性・経験問わず」という条件で一般公募して選んだそうだから、キャストはほぼ無名の素人が中心。脚本だって沖田監督のオリジナルだ。自主映画ならともかく、現在の製作委員会システムの中で「よくぞ作れた!」と、それだけでも拍手したくなる。(中略)キャスト陣には劇団所属者もいるけれど、撮影が行われた新潟県妙高市役所の地域サポート人、元オペラ歌手、若い頃女優になりたかった79歳の主婦といった一般の人たちも自然なたたずまいで画面に溶け込んでいる。だから、7人7様の個性や素の魅力を生かして彼女たちから化学反応を引き出した、沖田監督の手腕にも拍手を贈りたくなる。素人同然の彼女たちが皆、次第に名コメディエンヌに見えてくるほどなのだ。ユーモアとペーソスのさじ加減も絶妙で、いわゆる“冒険コメディー”なのに詩情すら感じさせる』

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※このヴィジュアル、最高~~~~♪よくもまあ、こんな
くたびれた表情を、スクリーンに残しても良し!との判断
を下したものだ、いや、下させたものだ~~。

●元町映画館 第3回 CINEMA HIROMA 『滝を見にいく』

※ボケの垂れ流し!言い得て妙~。いや、滝だけに「ボケの瀑布!」
とでも形容したくなるではないか!

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※この顔面のインパクトがやはり一番大きい!ショーヘイ似のセッキーw

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※目覚めたら仲間の顔が・・・ちょっとうるっとくるシーンだった!

東スポweb 東スポ映画大賞ノミネート発表 2015年01月08日
『全国10の映画祭のディレクターが選考した結果をもとにビートたけし審査委員長(67)が独断で選ぶ「第24回東京スポーツ映画大賞」のノミネート作品・俳優らが6日、決定した。この結果をもとに今月下旬、たけし委員長が最終ジャッジを行い「第15回ビートたけしのエンターテインメント賞」と併せて本紙紙面で発表する。授賞式は2月22日、都内のホテルで行われる』

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↑「新人賞」の一番下に、「滝を見に行った7人のおばさん」として
ノミネートされているのが、可笑しかりしかwww



ほぼ日手帳」より、“日々の言葉”

■9月15日の言葉:おばあちゃんの85歳同窓会が終わり、男子同級生が写真を持って訪ねてきました。88歳のおじいちゃんは、所在なさげにひとり、庭を歩いていました。おじいちゃん、気持ちわかりますよ‥‥(『今日のじーちゃん・ばーちゃん』より )



「今日の歴史出来事カレンダー」より、“今日も明日も歴史的一日”

安土桃山時代》慶長5年(1600年)9月15日:関が原の戦い

・・・「天下分け目の決戦」とも言われる関が原の戦いが行われました!当時の有力武将の多くが徳川家康の東軍か、石田光成の西軍に属して衝突、家康が勝利しました。やがて家康は江戸幕府を開くことになりますー

細かすぎて伝わらない関連動画や雑学、感想など

◎関連動画
田原総一朗が大恋愛!80歳の熱愛発覚スキャンダルにネット上の反応は?


◎関連雑学
関ヶ原の戦いの本戦自体は僅か半日足らず、およそ8時間で終了しています。西軍は9月15日の午前4時頃までに関ヶ原西側に布陣を終わり、東軍も夜明け頃に着陣し、家康の本隊が桃配山に布陣を完了したのは午前6時頃でした。本戦が始まったのは9月15日午前8時。小早川秀秋が東軍に寝返ったのは同日正午頃、石田三成隊が撤退を開始したのは午後1時頃、開戦から6時間を経過した午後2時には西軍の諸部隊は総崩れとなり、石田、宇喜多、小西ら主力隊は伊吹山へ敗走し、島津隊も敵中突破を決行。戦いが完全に終結したのは15日午後4時頃といいます』

◎感想
※入試本番を「関が原の戦い」に喩えたりしますが、かかる時間も前期試験、
後期試験、など合計して6~8時間程度のものでしょうから、まさに当を得た
喩えになっていると言えるでしょう~!