『トレスポ』&『トレスポ2』~20年の歳月を鑑賞♪~


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※『トレスポ2』を観る前に、旧作の復習が必須!という情報を聞いていた
もので、さっそく借りてきたものなり~~!

eiga.com 作品情報 『トレインスポッティング』
■解説:ヘロイン中毒に陥った若者たちの生態を、斬新な映像感覚で生々しく描いたドラマ。監督はテレビの演出を経てデビュー作「シャロウ・グレイヴ」をヒット作に押し上げたダニー・ボイルで、監督第2作の本作はカンヌ国際映画祭で話題を集め、またアメリカでもヒットを記録。原作はイギリスでカルト的人気を誇るアーヴィング・ウェルシュの同名小説(邦訳・青山出版社刊)。製作のアンドリュー・マクドナルド(「赤い靴」「黒水仙」の監督エメリック・プレスバーガーの孫)。主演は「シャロウ・グレイヴ」に続き起用された新進ユアン・マクレガー。共演は「リフ・ラフ」「司祭」のロバート・カーライルほか。また原作者のアーヴィング・ウェルシュも小さな役で顔を出している。
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■ストーリー:マーク・レントンユアン・マクレガー)は平凡な生き方よりも、「誠実で真実あふれる麻薬の習慣」を選んだ麻薬常習者の青年。彼は何度目かの麻薬断ちを決めた。仲間のシック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)も麻薬を止めるが、それはレントンに嫌がらせをするためだ。麻薬よりも健全な性欲を満たすべく、レントンたちはディスコに行く。そこで彼はダイアン(ケリー・マクドナルド)という美女に魅かれて彼女の家でセックスする。翌朝、彼はダイアンが実は高校生だと知る。レントンたちは再び麻薬を始めた。それまで麻薬はやらなかったトミー(ケヴィン・マクキッド)も、恋人に振られた腹いせに麻薬を打ってくれという。皆が麻薬に耽っている間に、仲間のアリソン(スーザン・ヴィドラー)の赤ん坊が死んでいた。実はその赤ん坊の父親だったシック・ボーイは泣く。皆は慰めにさらに麻薬を打つ。レントンとスパッド(イーウィン・ブレムナー)が万引きで捕まり、スパッドは刑務所に。執行猶予になったレントンは本気で麻薬をやめようとして、禁断症状で地獄の苦しみを味わう。トミーは注射針からエイズに感染していた。麻薬を止めたレントンはロンドンに出て不動産屋に就職。だがそこに故郷の仲間たちが押しかける。まずは強盗で逃走中のベグビー(ロバート・カーライル)、それにポン引きになったシック・ボーイ。やがて彼は二人のせいでクビになり、3人そろって故郷に帰ると、トミーの葬式が行われていた。葬式のあとシック・ボーイが多量の麻薬取引の話を持ち出す。(後略)
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■スタッフ:/監督 ダニー・ボイル /脚本 ジョン・ホッジ /原作 アービン・ウェルシュ /製作 アンドリュー・マクドナルド /撮影 ブライアン・テュファノ /美術ケイブ・クイン /編集 マサヒロ・ヒラクボ /衣装デザイン レイチェル・フレミング /字幕 石田泰子
■キャスト:ユアン・マクレガー ユエン・ブレムナー ジョニー・リー・ミラー ケビン・マクキッド ロバート・カーライル ケリー・マクドナルド ピーター・ミュラン ジェームズ・コスモ アイリーン・ニコラス アリソン・スーザン・ヴィルダー ポーリーン・リンチ シャーリー・ヘンダーソン アービン・ウェルシュ 
■作品データ:/原題 Trainspotting /製作年 1996年/製作国 イギリス /配給 アスミック=パルコ /上映時間 93分 /映倫区分 R15+ /提供 株式会社キネマ旬報社
■受賞歴:第69回 アカデミー賞(1997年):脚色賞ノミネート(ジョン・ホッジ)

●予告編 (2分13秒)


eiga.com ニュース 続編公開記念!「トレインスポッティング」前夜祭上映&爆音映画祭が開催
『 ダニー・ボイル監督、ユアン・マクレガー主演の大ヒット作「トレインスポッティング」(1996)が、続編「T2 トレインスポッティング」の公開を記念して再上映されることが決まった。4月7日に前夜祭上映、8日に爆音映画祭が行われる。
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トレインスポッティング」は、スコットランドを舞台にドラッグ中毒の若者たちの退廃的な日常をスタイリッシュな映像とブリット・ポップでつづり、本国イギリスだけでなく日本でも社会現象を巻き起こした。ボイル監督とマクレガーら前作のスタッフ&キャストが再結集した続編「T2 トレインスポッティング」は、かつて仲間を裏切り大金を持ち逃げしたレントン(マクレガー)が、20年ぶりにエジンバラに舞い戻り、当時の仲間スパッド(ユエン・ブレムナー)、ベグビー(ロバート・カーライル)、シック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)と再会する。/前夜祭上映は、4月7日午後7時から東京・新宿ピカデリー、愛知・ミッドランドスクエアシネマ、大阪・なんばパークスシネマ、京都・MOVIX京都、兵庫・神戸国際松竹で開催。爆音映画祭丸の内ピカデリーで4月8日午後7時にスタートする。前夜祭の詳細は各上映館、爆音映画祭の詳細は公式サイトで発表されている。なお、「T2 トレインスポッティング」は4月8日から公開。』
※この映画が公開されてた頃、ABCラジオ「アシッド映画館」をやってて、
パーソナリティの平野秀朗氏も、この映画、絶賛してたのだが、わがH2О2
(平野秀朗ファンクラブ)の会報で、“シャロウグレイブ”の方が数倍面白い!!
という記事を載せたところ、先生の評価も“シャロウ・グレイブ”に傾いて
しまい、年間グランプリに『トレスポ』が入らなかったという番狂わせが生じ
てしまった、というのが今となっては懐かしい思い出ヤワー♪

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※ファックとくそったれで彩られる青春模様。スコットランドの時代性が持つ
閉塞感と裏腹に、疾走感溢れるサントラが突き抜けて観客の心を鷲掴みにした!

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※「年をとると糞だ」なんていう台詞もあったんだなー。パート2を
予見でもしていたかのようじゃあないかっ!!w

RO69 ノエル・ギャラガー、映画『トレインスポッティング』楽曲提供を「え?鉄オタの話かよ」と断っていた2016.10.20
『本国同様日本でもこの作品が大きな人気を博した理由のひとつに、当時のイギリス音楽シーンをそのまま切り取ったようなサウンドトラックの存在がある。ブライアン・イーノルー・リードなどの大御所たちと並んで、ブラーやエラスティカ、アンダーワールド、パルプ、プライマル・スクリームなどまさに90年代ブリットポップを語る上で外せないバンドたちの楽曲たちが惜しげもなく使われているのだ。このチョイスに高揚感をおぼえた当時のファンたちも多いことだろう。
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しかし、どう考えてもその中にラインナップされていなければならないバンドがひとつ抜けている―― オアシスである。『テレグラフ』紙の記事によると、公開から20年後(!)を記念して行われた同映画の特別試写イベントにて、プロデューサーのアンドリュー・マクドナルドと衣装デザイナーのレイチェル・フレミングがQ&Aトークセッションを披露。そこでついにその「不在」の理由が明らかになったという。2人曰く、同郷マンチェスター出身である監督のダニー・ボイルはオアシスに楽曲を提供してもらうため、彼らに実際にアプローチしていたのだという。しかし、ここからが安定のギャラガークオリティ、ノエルはその申し出を却下。理由はなんと「鉄オタについてのダサい映画だと思ったから」だそうな。確かに、トレインスポッティングの本来の意味は、趣味として「電車を(=トレイン)観察する(=スポッティング)」こと、つまり鉄オタ行為。勘違いするのもわからないではないが……。/「もし映画の内容をちゃんと知ってたら何かしらしてたよ」ともノエルは言っていたという。映画の冒頭、ユアン扮するマーク・レントンイギー・ポップの“Lust for life”に乗せて「Choose life, choose your family……」とモノローグしながら街を駆け抜けるシーンがあるが、ノエルには「Choose your job carefully(仕事はちゃんと選べ)」と言って差し上げたいものである。』

Iggy Pop - Lust For Life

※今再び、車内ヘヴィーローテーションでかけている。20年の年月を
感じさせない、未だにポップな愛すべき楽曲たち・・・。パート2のサ
ントラも、こりゃあ買いかな?


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http://eiga.com/movie/86344/
■解説:1990年代ポップカルチャーを象徴する作品として知られる96年製作のイギリス映画「トレインスポッティング」の20年ぶりとなる続編。かつて仲間たちを裏切って大金を持ち逃げしたマーク・レントンが、20年ぶりにオランダからスコットランドに戻ってくる。そこでは、パブを経営しながら売春や恐喝で荒稼ぎするシック・ボーイや家族に愛想を尽かされたスパッド、刑務所に服役中のベグビーら、当時の仲間たちが未だに悲惨な人生を送り続けていた。主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジら前作のキャスト・スタッフが再結集。
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■スタッフ:/監督 ダニー・ボイル /製作 アンドリュー・マクドナルド ダニー・ボイル クリスチャン・コルソン バーナード・ベリュー /製作総指揮 アービン・ウェルシュ アロン・ライヒ /原作 アービン・ウェルシュ /脚本 ジョン・ホッジ /撮影 アンソニー・ドッド・マントル /美術 マーク・ティルデスリー パトリック・ロルフ /衣装 レイチェル・フレミング スティーブン・ノーブル /編集 ジョン・ハリス
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■キャスト:ユアン・マクレガーレントン) ユエン・ブレムナー(スパッド) ジョニー・リー・ミラー(サイモン/シック・ボーイ) ロバート・カーライル(ベグビー) ケリー・マクドナルド(ダイアン) アンジェラ・ネディヤルコーバ(ベロニカ) アービン・ウェルシュ(マイキー)
■作品データ:/原題 T2 Trainspotting /製作年 2017年 /製作国 イギリス /配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント /上映時間 117分 /映倫区分 R15+
オフィシャルサイト
※日本のドラマとかでも、時々「○年後の主人公たち」にスポットを当てる
続編(「ふぞろいの林檎たち」とか「俺たちの旅」とか♪)をやるけど、
アレに似た懐かしい~~ぃ気分に浸れる、素敵な映画体験だった~。

●予告編

※しわは増え、頭髪は失せ、俊敏さは影を潜めても・・・あの頃の気持ちは健在だ!
レントンの笑顔に、ホッコリさせられること必至。20年前に頻繁に会っていた
かつての仲間に、もう一度会いたくなったなー。

週プレNEWS ダニー・ボイル監督が語る「20年の歳月を経て『2』を描く意味」
『Q:圧倒的な人気を博した前作の続編ができるまで、なぜこれほど時間が空いてしまったのでしょうか。/ボイル:長い間、作ろうと試みてはいたんだ。同じ役者が数年後にまたカムバックしたらとても面白いだろうと思ってね。でもどうせ作るならただの続編にはしたくなかったし、どこからも制約を受けることなく徹底的に自由にやりたかった。ウェルシュの原作には10年後の話がある。前作の脚本を書いたジョン・ホッジが一度、そこから素晴らしい脚本も書いてくれた。でも僕はなぜかその時は乗れなかった。前作のファンを失望させたくないという思いが強かったのかもしれない。その後のきっかけは2年前、みんなでエディンバラを訪れた時だった。ジョンが、中年になったキャラクターたちのもっとパーソナルな感情――例えば、男が歳をとることへの焦りや不安、人生に対する後悔や失望を描いたらどうかと提案して、それはいいんじゃないかとなった。そして書き始めた脚本を見せてもらってイケると確信したんだ。/Q:題名にT2と付いていますが、「ターミネーター2」のジェームズ・キャメロンに怒られませんでしたか(笑)。/ボイル:ははは、大丈夫だったよ。「トレインスポッティング2」とはしたくなかったんだ。最初は全く他のタイトルを考えていたんだが、“トレインスポッティング”と入れないのはやっぱりあり得ないという話になり、それなら映画史上もっとも優れた続編は何かと考えた時に「ターミネーター2」が浮かんだ。だから彼にとっては名誉であると同時に迷惑かもしれないね(笑)
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/Q:前作には若さゆえのエネルギーやハチャメチャなパワーがありましたよね。しかし今回、歳をとったキャラクターたちは同じようなわけにはいきません。でももちろん、どこかに魅力がないと観客を引っ張れない。その点において今作はどのような要素に観客が魅力を感じると思いましたか?/ボイル:確かにその危険性に関しては十分にわきまえていたよ。要するに彼らは歳だけとってしまったが、何も変わっていない。どうしていいかわからないが、なんとか毎日生きている。久しぶりに故郷に戻ったレントンユアン・マクレガー)は実感する。あれから何も起こっちゃいないのだと。前作で「人生を選べ、愛する者を選べ」と言っていたわりには、自分のことを愛してくれた母親は亡くなり、葬式にも立ち会えなかった。だから彼は自分に失望している。でもそんな彼が中盤から少しずつ復活してくる。昔の仲間の彼女と寝たりして、男としても再び気力を取り戻す(笑)。相変わらず仲間うちで騙しあったり喧嘩したりとしょうもないことをしながらも、再び生きる力を取り戻していくんだ。そういうパーソナルなジャーニーが観客の共感を得られると思った。/Q:本作の素晴らしいところは、過去を振り返りながらもそこに後ろ向きなセンチメンタリズムがないことですね。/ボイル:そう、ノスタルジックであっても、センチメンタルにはなりたくなかった。でも彼らには過去があり、それが会話にも出てくる。フラッシュバックのシーンは、ストーリーの中でキーポイントとなるようなものばかりだ。編集の段階で何が必要かというのは明瞭になっていったから迷いはなかった。例えば、前作でシックボーイ(ジョニー・リー・ミラー)の赤ん坊が死ぬシーンはキーポイントだったから、今回のフラッシュバックにもあの赤ん坊を出そうと思った。彼らは過去をリクリエイトしようとしているのではない。かつてのエネルギーや向こう見ずなパワーを今も持っているかのように振舞っている。けれど実際は、彼ら自身がもう父親の世代であり、ある者はもう実際に父親だ。まともな親父ではないけれど、それでも義務を果たそうとしているし、自分もそれによって精神的に救われている。それはエモーショナルであり、語る意味のあることだと思った』
※基本的に、性格は一生変わらないw ベグビーって、悪友の限度超えてるヨナー。
個人的には、あんなんいたって友達やって言いたくないわw

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※神戸国際松竹のトイレに貼られていたポスター。これ、大正解!!

Time Out インタビュー:ユアン・マクレガー
『1990年代ポップカルチャーの代名詞であり、スコットランドのイギリスからの分離独立気運が高まった時代の空気も映し出した「トレインスポッティング」。その続編である、「T2トレインスポッティング」の日本での公開が2017年4月8日(土)に決定した。テーマ曲には、アンダーワールドの「Born Slippy NUXX」が起用されており、リック・スミスが映画全体の音楽も担当している。/今週発行された『タイムアウトロンドン』では表紙に、スパッド(ユエン・ブレムナー)、レントンユアン・マクレガー)、ベグビー(ロバート・カーライル)、シック・ボーイ(ジョニー・リー・ミラー)らオリジナルキャストが登場。また、それぞれへのインタビューも行われた。ここでは、レントンを演じたユアン・マクレガーのインタビューを紹介しよう。

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Underworld - "Born Slippy .NUXX" (Official Video) HD (5分)


/Q:「トレインスポッティング」の続編が作られるのを考えたことがありましたか。/ユアン:2年くらい前に脚本が届いてからは考えるようになったね。それよりも前はひょっとしたらそんなこともあるかもという感じだったかな。新しい映画は本当に素晴らしい作品だよ。キャラクターたちが当時を懐かしく思う気持ちを強く刺激してくるんだ。前作を思い出させてくれる要素もあって。上手くできてるね。/Q:ふたたびレントン役を演じることは、そのほかの役と比べてどうですか。/ユアン:そうだね、続編物はやったことがあるけど、前作と20年も隔てたものはやってないな。もう一度、役になりきれるか不安だったけど、ジョニー、ロバート、ユエン、ダニーとセットに足を踏み入れた瞬間、すべてはそこにあったんだ。まるで古い友だちに再会したみたいだった。/Q:レントンエディンバラを離れ、アムステルダムで暮らしていますが、これは彼の帰郷の話なのでしょうか。/ユアン:うん、彼はスコットランドに帰ってくるけど、それまでは一度も帰ってなかったんだ。20年の間ね。/Q:1作目の「トレインスポッティング」でどのように人生が変わりましたか。/ユアン:僕にとってとても重要で自分の人生を代表する役だった。ただ好きなんだ。ずっと誇りに思えるほどの記録をイギリス映画界に残した。あの時代について表現している作品だしね。/Q:最近、1作目を観ましたか。/ユアン:前作のスタイル、感覚、役柄についてすべてを思い出すために、リハーサルを始める数日前に観たよ。何年も観てなかったんだけど、説得力があるストーリーだったことに驚いた。色褪せてないんだ。記憶のなかにあったのと同じくらい良い作品で嬉しかった。
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/Q:新しい映画の撮影で不安になることはありましたか。 /ユアン:僕らはただ成功させたいと思ってた。僕の不安は、レントンがどんな人間かをみんなが知っていて、そのレントンを見つけられるのかってことがあったかな。20年間レントンを演じることはなかったしね。でも、最終的には簡単に役に入り込めたんだ。/Q:ダニー・ボイルと仕事をすることについてはどうですか。1997年の映画「普通じゃない」以来、一緒に映画を撮ってませんよね。/ユアンダニー・ボイルこそ「トレインスポッティング」さ。あんなに上手くいったのは彼のおかげだよ。彼はいつも頭のなかにいるみたいに僕が何をしているかを正確に知っている感じがするんだ。彼がいなくて本当に寂しかったよ。彼のセットで演じられたらってずっと思ってたんだ。戻ってこれて嬉しかったよ』
ユアンは「スターウォーズ」のオビワン・ケノービ役で、良くも悪くも役者と
してのイメージを固定させられてしまった気がしてならない。それこそ、人生を
狭く安定させてしまったというか・・・。もっと自由奔放なユアンが今回復活し
たようで、嬉しい限り。またトイレ遊泳してもらいたかったが、今回は無しww

●『T2トレインスポッティング』を町山智浩が解説

※相変わらずのドラえもん喩えが解りやすい・・・と言うべきか。

シネマトゥディ 初めてでも楽しめる?村本大輔&中川パラダイス『トレインスポッティング』続編を観る
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『村本:俺、前作は観てなかったけど楽しめたわ!/中川:え!? あんなに流行ってたのに観たことなかったん?/村本:そんなに流行ったん? この映画。/中川:めっちゃ流行ってたよ。キャラクターのTシャツ着てるやつとかめっちゃ周りにおったし。ちょっとおしゃれな子とかは部屋にポスター貼ってたりして。/村本:10代の頃なんて毎日泣いてたからな。そんな余裕なかったわ。/中川:泣いてたってなんで?/村本:人生を嘆いててん。毎日悲しくて泣いててん。ばあちゃんにお小遣いもらってコンビニにアイス買いに行っても店が遠すぎてな。家帰った時にはばあちゃんと一緒に食べようと思ってたアイスが溶けてて悲しくて壁に向かって泣いてたわ。/中川:どこそれ、満州?/村本:福井や! 駅まで1時間歩いて、電車が1時間に1本しか走ってないねんから「トレインスポッティング」もクソもないやろ。そんなカルチャー届いてないわ!/中川:悲しいな(笑)。僕なんて3回くらい観たで!/村本:前のと結構つながってんの?/中川:20年前やから、あんまりストーリ覚えてなかった……。/村本:なんやそれ、全然意味ないやん……。/中川:いやでも映画観ると、1作目のシーンとかエピソードが時々出てくるから、「ああ、あんなことあったなあ!」って思い出しながら観れたのは懐かしくて面白かったわ。
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/村本:俺は前作知らんかったし、あえて観てこなかったのよ。だって若い子たちは多分続編を先に観ることになるやろ。前作を観てから観るかちょっと考えたけど、そうすると前作を観たことのある人に寄った感想になってしまうから。実際カッコよくて最高やった。今日観たおかげで1作目も観たくなったわ。なんていうか、あの空虚感というかな。なーんもやることなくて、裕福な生活とも程遠い主人公たちが、ぼーっと床に寝っ転がってるの見てたら、昔の自分に重なった。高校やめてベッドの上で一日中天井見て過ごしてた、あの頃の自分は「無」やったから。映画の中で「未来を選べ」って出てきたけど、あそこから破滅の人生じゃなくて、今の芸人の人生を選べたことに幸せを感じたわ。(中略)
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/村本:ドラッグやってるシーン、めっちゃすごかった。ドラッグが普通に生活のすぐ近くにある環境って嫌やなあ。俺たちが全然知らん世界やもんな。/中川:うん。この監督、絶対ドラッグやったことあるんちゃうかな。それくらいドラッグの描写がめっちゃリアルやった。前作の時も(レントンが)トイレの中入っていったりするシーンとかすごかったけど、こんな感じになれんねやって。/村本:「めっちゃリアル」なんて言うってことは、おまえ本物知ってるからやろ! そうじゃないとそんなコメントおかしいわ! 「俺もやってたからわかるわかる」みたいな感じ出しやがって。/中川:ぼくも昔やんちゃでしたからね。村本:いや自分で言わなくてええわ。それお前キャラにしようとしてるやろ。/中川:そんなことないわ! だって僕らのやんちゃなんて、もっと子供でこんなドラッグとかド派手な感じじゃなかったもん。クスリやったりとかじゃないよ。もっとなんやろ、100円ライターのガス吸ってる人がいたくらい。/村本:ほら。やっぱり御堂筋スポッティングはほんまに小さい。でもドラッグやってるシーンの例えは秀逸でおしゃれやったなー。スパッド(ユエン・ブレムナー)がヘロイン注射して頭からビニール袋かぶって死のうとしているシーンで、屋上から椅子のまま真っ逆さまに落ちて行くカットがパッと入ってきたり。映像がめっちゃカッコいい。男の不良版「アメリ」やったわ!』
※もっとトレスポを語れる芸人はおらんかったんか!と言いたい。ま、オモロイ
からええっちゃあええけどー。リアルなトレインスポッティング(列車の型を
即座に当てられる鉄ヲタ)芸人は、中川家の弟・礼二やろうけどなーw

●T2 トレインスポッティング2 (2017) Trailer 「WOLF ALICE LYRICS」 - Silk 日本語訳

※肉体的には無理でも、精神だけは走り続ける!!楽曲素晴らしスグル~!!




西原理恵子の「洗えば使える“泥名言”」& 松下幸之助 一日一話

(詳細は、3月1日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日4月25日(火)の、泥名言はァ~?

『すべての患者様には希望しか与えてはいけない。』

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【本文引用】
「これも高須先生に聞いたんだけど、患者さんって“今日死ぬ”って言うとホントに死んじゃうんだって。逆に、手握って“大丈夫ですよ”って言うと結構持つんだって。だから鴨ちゃんがあと半年って言われたときも、高須先生は“言った期間より早く死ぬと訴訟になっちゃうから、医者は必ず短めに言うんだよ。だから“全然大丈夫”ってウソつきなさい。“僕の見立てだと5年は大丈夫って言っとけばいい”と教えてくれた。」

☆関連書籍、心に残るエピソード、名言などなど!

「×(かける)哲学」プロジェクト:〈実践の知〉に〈哲学の知〉をひとつまみ
『「希望って何?」・・・/苫野:希望と要望の違いは、どこにあるのでしょう。それはまず最も本質的には、「未来」に向かっているか、それとも比較的「今」に限定されているか、という点にあるんじゃないかと思います。要望は、どちらかと言えば「今」の望みというニュアンスが強いですね。それに対して、希望は「未来」に向けられています。20世紀ドイツに『希望の哲学』という本を書いたボルノーという哲学者がいましたが、彼もまた、希望を「未来への信頼」と呼んでいました。あるいは、「死に至る病」という本を書いた、デンマークキルケゴールという哲学者に、次のような有名な言葉があります。いい言葉ですので、少し引用してみます。「気絶した人があると、水だ、オードコロンだ、ホフマン滴剤だ、と叫ばれる。しかし、絶望しかけている人があったら、可能性をもってこい、可能性をもってこい、可能性のみが唯一の救いだ、と叫ぶことが必要なのだ」「可能性」もまた、未来に開かれた言葉です。人を絶望の淵から救い出してくれるもの、それは、まさに可能性という名の「希望」です。そこで僕は、ボルノーキルケゴールの思想をヒントに、希望の本質を、まずは「未来の可能性」を信じられること、と言いたいと思います。そしてそれは、人を絶望からも救い出してくれるようなものである、と。そこで、緩和ケアの現場において言われる「希望を支えること」も、単にその時々の「要望」に応える、ということにとどまらず、「未来の可能性」への信頼を支えるということになるのではないか。そう言ってみたいと思います。
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/新城:「未来の可能性」というと、どういうことでしょうか。/苫野:そうですね、この言葉には、ちょっと語弊がある感じがします。限られた残りの人生を生きる患者さんたちに、「未来の可能性」なんて、と。でも僕は、むしろだからこそ、「未来の可能性」という言葉が大切なんじゃないかと思うんです。というのも、「要望」がどちらかと言えばその場その場の1度限りの望みであるとするならば、「希望」は、未来に向かって、人から人へとつなげていく、託していくことのできるものだからです。人生の終わりにそれまでを振り返った時、もしも、もう十分に生きた、十分意味ある人生だった、と最初から思えたとするなら、僕たちはとりたてて「希望」を求めることはないかもしれません。その場合、看護者たちは、いわばできるだけ「要望」を叶えるよう努めればいいのかもしれません。でも、もし悔いが残るなら、やり残したことがあると思うなら、あるいは絶望に陥ってしまったとするなら、僕たちはやはり「希望」を必要とします。そして繰り返しますが、その希望とは、やはり「未来の可能性」なんだろうと思います「これで終わりじゃない」と思える、「未来の可能性」。残り限られた人生かも知れない。でも、「これで終わりじゃない」。それは、人生の悔いや思い残したことを、残りの人生であがなうことができる可能性かもしれない。家族や友人、あるいはまた、長い間会えずにいた人たちに、感謝を伝えることかもしれない。子供の存在かもしれないし、あるいは看護者に、それまでの自分の人生を受け止めてもらうことかもしれない。
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  これらはいずれも、未来に向けられた望みです。未来に悔いを残さないこと。感謝の気持ちを未来に残すこと。私の存在を、他者の未来に託すこと。終末期の患者さんたちの「希望を支える」とは、まさにこうして、「未来の可能性」を信じることを、支えていくことなんじゃないか。僕はそう思います。看護者は、患者さんのそのような「未来の可能性」を、そっと支え、またそれに寄り添うことができるかもしれない。そんな風に思います』

がんになっても
『―今回のがん体験が今後のお仕事にどんな影響を与えていくと思われますか。
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/患者さんへの接し方が違ってくるでしょうね。前よりずっとやさしくなるはずです。 スタッフにはすでに患者さんにはもっとやさしくするように伝えてあります。入院しているとき、担当医や看護師さんに声をかけてもらってうれしかったんですね。今までと反対の立場になって、医師の一言や看護師さんの笑顔が「あ、こんなにうれしいんだ」と身にしみて思いました。自分は声かけをするほうだと思っていたのですが、不足していると痛感しました。だから勤務先のスタッフにはこう言ったんです。今日は伝えることがないから患者さんとは接しなくてよい、とか忙しさのせいにせず、たまには早朝、患者さんのベッドへ行って「おはよう」「今日はどうですか?」とかなんでもいいから挨拶をしてみろ、と…。患者さんと心が繋がるよ。スタッフは夜遅くまで働いているから朝の声かけというのは大変なんです。でも早起きの患者さんにあわせて顔を見せ、声をかければとても喜んでくれますし、安心にもつながります。患者としての私もそうでしたから。ベッドで過ごしながら、つくづく医師という職業は人間性が大事だなと思いました』

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☆本日の、『松下幸之助 一日一話』
松下語録

“福祉はみずからつくるもの”

「お互いの福祉を向上させていくことは好ましいことであり、基本的には大いに推進されていい。しかし問題は誰がそれを生み出すかである。/今日、一つの風潮として、国民は国がいろいろやってくれるだろうと思い、国は国民の税金を頼り、足りなければ増税したらいいという安易な考えがある。それぞれが何とかなるだろうと考えているわけである。しかし、福祉を高めていくのに必要な資金は、みな国民が営々として働き生み出した税金にほかならない。つまり福祉を行なうのは形の上では国であっても、国民なのである。そういう認識を深くし、福祉の向上のためにお互い何をすべきかを考えることがきわめて大事だと思う。」

細かすぎて伝わらない関連動画など


●中学公民】2-10 公共の福祉、国民の義務


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※中学時代のテスト調べ、思い出しちゃうわー。記憶が甦りまくり!

●落合GM息子 落合福嗣 声優活動スタート!落合博満の反応は?


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※おっと、これはフクシ違い。

ジョニーAのつぶやき:器用だなー、フクシくん。父親とは全く違う分野で器用さを発揮していて、草w