「コンフィデンスマンJP」#9 スポーツ編

フジTV 公式HP 第9話『スポーツ編』
『ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、新たな詐欺のターゲットとして、若くして億万長者となったIT企業の社長・桂公彦(小池徹平)に狙いを定める。桂は、人気アプリ「モスモス」を開発した株式会社モスモスの代表。大のスポーツ好きでもある桂は、さまざまなプロスポーツクラブを買収してきたが、クラブを私物化し、横暴ともいえる現場介入を繰り返してチームを崩壊させては放り出していた。ダー子たちが桂をターゲットにしたのも、応援していた独立リーグの野球チームと、下部リーグに属する地元のサッカーチームを桂によって潰されたちょび髭(瀧川英次)からの要請だった。
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ダー子たちは、野球界やサッカー界から締め出されている桂が次に目を付けるのはプロ化目前の卓球だと推測。鴨井ミワ(平野美宇)が所属する東京ジェッツに、ダー子とボクちゃんが扮する元中国ナショナルチームの選手が加入したという設定で、桂に買収話を売り込む。しかし桂は、その話には乗ってこなかった。情報収集を続けていた五十嵐(小手伸也)によれば、どうやら桂はプロバスケットボールチームを狙っているらしい。そこでダー子は、ホームレス同様の生活を送っていた元日本代表候補の半原敦(和田聰宏)や、街中で見つけた外国人らを巻き込み、架空のバスケチーム『熱海チーターズ』を結成するが……。』

●主題歌のノーダウト/Official髭男dismを弾いてみた♪

※このテーマ曲聴いたらテンション上がる~~~!たぎるぅ~~~!

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※今回の話はこれまでで一番ストレートというか、あまり捻らない筋立てに
なっていたように感じた。スポーツマン・シップにのっとった結果かい?

スポンチアネックス 「コンフィデンスマンJP」人気の秘密は視聴者に“共感させない”ところ!?
長澤まさみ主演の「コンフィデンスマンJP」(フジテレビ、毎週月曜午後9時)が異彩を放ち、視聴者に好評。“共感”が重視される最近のテレビドラマ全体への挑戦ともとれる作品になっている。 /ドラマの主要キャラクターは、主人公のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)と全員俗称で、本名はおろか彼女たちが一体何者なのか、どういう関係性なのかはほとんど明かされていない。またこのドラマのテーマであり、主人公たちが生業としているのが“詐欺”。しかもありがちな詐欺を使って被害者を救うという展開ではなく、目的は“大金”で、それ以外のターゲットとなる理由もきっかけも場当たり的なことが多いなど、キャラクターもドラマの設定や展開も敢えて視聴者に“共感させない”つくりなのが特徴だ。
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  データニュース社(東京)が行なっているテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」(対象2400人)によると、第7話までの平均満足度は3・81(5段階評価、24日回収分のデータ)と高満足度の基準3・7を上回り、GP帯春ドラマ第2位の高数値となっている。“共感させない”ドラマでありながら、なぜ視聴者から好評を得ているのか。その理由を感想からひも解くと、「テンポよく見ていて飽きずにあっという間で面白い」(50歳女性)、「馬鹿馬鹿しくて何も考えず見られる」(55歳女性)、「気楽にみられてしかも面白い」(43歳女性)など、テンポの良い展開で“何も考えずに”“気楽に”みられるという意見がある一方、「ふざけているが、考えさせられるところもある」(61歳女性)、「コメディだけど考えさせられた」(46歳女性)など、少し“考えさせられる”という回答もある。/共感できるか否かという考えが頭をよぎらない心地の良い“軽さ”と、ちょっと立ち止まって考えたくなるような“深さ”もちょっぴり足されていることが、高満足度の理由のようだ。
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  その軽さと深さのバランスが絶妙だったのが前回の第7話「家族編」。闘病中で10億の資産を持つ老人が詐欺のターゲットで、その生き別れになった娘として主人公が潜入し遺産をだまし取るというストーリー。潜入先で出会った他の家族も実は偽物だったという驚きの展開を楽しみながら、ラストは戸籍上の家族よりも最後にニセモノの家族として過ごした日々を思い出しながらターゲットが亡くなるという、家族とは一体何か考えさせる余韻を残す内容に仕上がっていた。/視聴者からも「荒唐無稽だけど笑える。家族のあり方も考えさせられた」(61歳女性)など、満足度は第7話までで最高の4・00を記録した。視聴者にとって身近な設定であったり、あるあると思わせる“共感”を作り出さなくても、独特の“軽さ”と“深さ”で視聴者を満足させている今作。この春ドラマで最後まで見逃せない作品の一つだ。』
※「家族編」は本当によかった!疑似家族の胡散臭さを前面に出しつつも、そこはか
となく本物の家族のような暖かさを醸し出すという・・・。あれれ?今公開している、
カンヌでパルムドールを獲った、あの作品とテーマ被ってなぁ~~~い?

●【公式】4月期月9『コンフィデンスマンJP』9話「スポーツ編」予告


◎卓球パートで、平野美宇ちゃんが女優デビュー?してました!
アメブロ じょにぺでぃあ 平野美宇ちゃん女優デビューin『コンフィデンスマンJP』【第9話】
『『コンフィデンスマンJP』は、長澤まさみちゃん演じる主人公が率いるプロ(?)の詐欺師グループが、ターゲットを決めて、あの手この手で騙し騙されの戦いをするって話で、今夜は、小池徹平演じるスポーツ好きなIT企業の社長がターゲットで、卓球チームを作って騙すって話だったので、女優と言っても卓球選手の役で、出演シーンは僅かでしたが、元々女性アイドル好きを公言していて、日頃から表情豊かな美宇ちゃんだから、引退後に本格的に女優デビューって可能性も無くはないと思います。』

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※ダー子とボクちゃんのミックスコンビに向かって「ド下手じゃねぇ?」
と罵る美宇ちゃん。なかなかの棒読み演技でしたw 今後に期待!!

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※まさみタンは本当は運動お得意なんじゃあ?見た目以上に歌が上手かったり
お笑いトークにも長けていたり・・・彼女の潜在能力には無限の可能性が
感じられますぁ~なぁ~~~~~。

●【中田敦彦】コンフィデンスマンJPが面白い!

※「パーフェクト・ヒューマン」が「コンフィデンスマン」を激賞~~♪

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※ダー子さんに翻弄される男たちが可愛い~~~。キャラぞっこん!

オリコンニュース テレビかラジオか?! 本編をまるで無視した『コンフィデンスマンJP』の副音声が話題
『『コンフィデンスマンJP』では、第4話より副音声企画を実施。実はドラマスタート時には副音声での放送を予定していなかった。草ヶ谷大輔プロデューサーは「今は、スマホやオンデマンド配信など、ドラマの観られ方や楽しみ方も多様化しています。副音声でリアルタイム視聴して、録画で本編を観る、その逆もあります。主音声と副音声をコンテンツとして切り分けて楽しんでもらい、なるべくドラマの接触回数を増やしたいという思いから取り入れました」と経緯を語る。
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その上で注目なのは、副音声が番組とはまったく関係のないラジオ番組を聞いているような作りになっていること。五十嵐役を演じる小手伸也がパーソナリティとなり、ドラマ出演者や主題歌を歌うアーティストがゲストとして出演する作りになっている。「副音声はこれまでも何度もトライしました。副音声で聞く方は、ドラマの本編を注意深く観ている人ではない。注意深くドラマを観たい方は、副音声では聞かない。だからこそあえて副音声で聞いてくれる方には、話す内容やあきさせない企画にしないといけない、ということを過去の経験から得ました。そこで企画したのが『五十嵐のスウィートルーム』です」(草ヶ谷氏)
本編にほとんど触れないトークが受けているが、それも制作サイドの狙いだ。「副音声は、ラジオを聞いてもらうような感覚で楽しんでもらいたい。あくまでメインは副音声で、作り手としても主音声での本編は一切無視しています。その背景にも、昨今の多様化したドラマの観られ方が大きいです」(草ヶ谷氏)
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初回ゲストは主題歌を担当するOfficial髭男dismが出演し、生演奏を披露。主音声をかき消すぐらいの斬新な副音声が話題となった。それも制作サイドが意図的に実施したという。「オーディオコメンタリーは、なんとなく主音声が流れるなか、副音声で解説が聞こえる、それが通常だと思われていますが、本来何の決まりもない。初回ゲストは、主題歌を歌うOfficial髭男dismですが、副音声ではあまり類をみない生歌唱を取り入れました。副音声では音が噛み合うどころか、主音声をオフにしています。それは、わざわざ副音声で聞いていただけるなら、100%楽しんでもらいたい、何度でも楽しんでもらいたい、という制作の思いからです」(草ヶ谷氏)
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  第9話『スポーツ』編には、東出昌大小日向文世と共に副音声企画に主演の長澤まさみが登場。お客さんを招いての公開収録が行われるなど、“副音声”の新たなコンテンツとしての可能性を示した同ドラマ。最終回ではどんな仕掛けがあるのか、本編だけでなく、副音声にも注目したい。』
※うぉお~~~っ!副音声が聴きたいゾォ~ッ!!!どこかに音源落ちてマセーン?

●副音声公開収録

※「触んないでよっ!」の瞬間だけダー子さんが乗り移ってる♪

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※ボクちゃんはやはりTKOなのでっす。

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※この髪型、そして相方がカットマンって、、、これ、『ピンポン』
のペコオマージュだよな?ペコだろ、おいっ!やってやんよっ!!

リアルサウンド 『ピンポン』『スラムダンク』『ルーキーズ』……『コンフィデンスマンJP』で“スポ根ネタ”炸裂
『『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)第9話のタイトルは、「スポーツ編」。ダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人の信用詐欺師が、IT企業の社長にして若き億万長者・桂公彦(小池徹平)をターゲットにし、「ピンポン」「スラムダンク」「ルーキーズ」など、まさかのスポ根作品パロディのオンパレードで大きな反響を呼んだ。
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それにしても今回は大いに笑った。卓球に関しては、本作と同じく古沢良太が脚本を務めた『ミックス。』(2017)ネタが炸裂。ダー子が扮した中国人選手のマッシュヘアーは、主役の新垣結衣が演じた富田多満子と似ていないこともないような……いや完全に『ピンポン』の主人公・ペコである。そして思えば『ミックス。』では、蒼井優森崎博之コンビが中国人卓球選手を演じていた。それ以上に大きな注目を集めたのは、ダー子&ボクちゃんのミックスコンビが加入するチーム「東京ジェッツ」に、実際にプロ卓球選手として世界的に活躍する平野美宇が鴨井ミワ役として登場したことだ。もちろん平野はドラマ初出演にして、演技初挑戦。あどけない演技で大いにお茶の間を沸かせつつ華麗なプレーを披露した平野は、今回の盛り上がりの前半部分を担っていた。(中略)
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たしかに“胸アツ”な展開の連続ではあったものの、ドラマ「スクール☆ウォーズ」の主題歌「ヒーロー」が流れ、控室で選手たちが個々の想いをぶつける場面では、ドラマ「ルーキーズ」(TBS系)よろしくGReeeeNの「キセキ」が流れたり、「バスケがしたいです」や「左手はそえるだけ」など「スラムダンク」の名言が飛び交い、さらには本作と同じく月9枠だった「ブザービート」(2009)や「黒子のバスケ」を彷彿とさせる瞬間があったりと、爆笑必至。しかし彼らのひたむきな姿に心を動かされていく桂には、観ていて納得なのであった。/まさかまさかの映画化決定の発表もあった「コンフィデンスマンJP」(ウソの連続に、これすら怪しく思えてくる……)。次週は早くも最終話であるが、どんな小ネタが飛び出してくるのか。最後の最後まで、そして隅々まで見逃せない。』

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小池徹平がええ味出しとったわ~~~。憎たらしいイケメン・コンババ役。
 最後には善に裏返るところまで、もう解っちゃあいるのだが、その過程が
 楽しい♪のらくらと作戦遂行を乗り切ってゆくダー子さんのリズムが毎回
 心地良いったらないヨー。卓球にバスケ、ムエタイまで、何やらせてもダー
 子さんはダー子さんなのが素敵。最後はプロレスで、猪木ばりに、雄叫び
 上げてほしかったわ。「1,2,3、ダァ~~ッ!」ダー子さんだけにw

●5話の山田孝之登場シーンをもう一度。「仕事選べ、山田ww」

※最後の「その理由は・・・面白いからよ!」はハリウッド・ザコシショウ
と同じオチなのに、なぜこんなにキレを感じるんだぁあ~~~っ!!!w




☆書籍「元気が出る言葉」&サライ「日めくり漱石」をお届け♪

(詳細は、1月2日の日記を参照のこと!)

☆さ~~て、本日6月6日(水)の、「元気が出る言葉」は~?

『向かい風が一番いいです』
出展:?
発言者:葛西紀明 (スキージャンプ選手 1972年6月6日~)
『解説:「レジェンド(生ける伝説)」といえば葛西紀明。ソチで7回目のオリンピックに出場しただけでなく、銀メダルを獲得。5つのギネス記録も持っている。40歳を過ぎても続けてこられた理由を聞かれ、「長野で悔しい思いをしてきたから」と答えた。長野の団体金メダルの陰で、補欠に回されていたのだ。ジャンプで向かい風がいいのは当たり前だが、この言葉には深い思いがあるのだ。葛西は平昌で金メダルを狙っている。』

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◎関連書籍、楽曲、映画(ドラマ)などなど・・・


『■内容紹介:世界中で「レジェンド」と呼ばれる葛西氏が、35年間「企業秘密」にしていた「究極のメソッド」を完全公開! たった30のコツで、「体」と「心」、そして「人生」は劇的に変わる!
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/【本書の5大特徴】【1】「体と心の両方」を強くする全メソッドを1冊に凝縮■体だけじゃない! 心だけでもない! 「体と心の両方が強くなる秘訣」が1冊ですべてわかる! 【2】「30のコツ」にまとめているので、驚くほどわかりやすい! ■普通の人でもできる「簡単な方法」を解説! だから誰でも今日からできる! 【3】ズボラでも初心者でも大丈夫!「本当にいちばんやさしい方法」を紹介■「寝る前3分できる」「下半身だけ鍛える」「ストレッチだけでOK!」忙しい人でも無理なくできるものを厳選して紹介!【4】「イラスト満載」「図表も豊富」で、とにかく読みやすい! ■「最後までいっきに読めた」「運動したくなった」「姿勢がよくなった」読んだ人から賞賛の声、続々! 【5】ホントは秘密にしていたかった「勝つための呼吸法」まで完全初公開■最後の最後まで公開をためらった、最強の呼吸法「レジェンド・ブレス」を本書でついに初公開! この呼吸法で、本番前に緊張が嘘みたいに消える! /■登録情報:/単行本 228ページ /出版社 東洋経済新報社 /言語 日本語 /ISBN-10: 4492046216 ISBN-13: 978-4492046210 /発売日 2017/12/15 /梱包サイズ 18.8 x 13 x 1.6 cm /おすすめ度 5つ星のうち 3.9 /■カスタマーレビュー:Te 5つ星のうち5.0 「勇気をもらった」2018年2月25日・・・実用的なアドバイスが沢山。緊張を取り除く呼吸法を公開してくれたのもありがたい。』

葛西紀明 7度目のソチ五輪で銀メダル獲得!


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※ライバルを称える姿に感動します。

☆本日の、『日めくり漱石』は・・・
サライ 「夏目漱石」の記事一覧

“覚悟をせねばならぬ。勤皇の志士以上の覚悟をせねばならぬ。斃(たお)るる覚悟をせねばならぬ(『野分』より)”

【1908年6月6日の漱石】悲運の二葉亭四迷と「最期の晩餐」を共にする

今から108年前の今日、すなわち明治41年(1908)6月6日、漱石は、東京・上野の精養軒で開かれた二葉亭四迷(ふたばてい・しめい、本名・長谷川辰之助)の壮行会に出席した。『浮雲』『其面影』などの小説作品の筆者としても名高い四迷だが、今回は朝日新聞のロシア特派員として、ロシアの首都ペテルブルグ(現・レニングラード)に赴くことになっていた。四迷自身、必ずしも小説書きという身分を好んでいなかった。少年期は陸軍大将に憧れ、近眼のため陸軍士官学校の受験に失敗してのちは、せめて国際舞台で外交的な仕事に携わりたいという思いを温め続けていた。こんなふうにも語っていた。

「文学はどうも真剣になれない。抜き身と抜き身と振り上げて、やり損なえば生命にかかわる、というような気にはどうしてもなれない」/この点、立場は似ているようで、漱石とは資質や認識が異なる。漱石は、弟子の鈴木三重吉にあててこんな手紙を書いている。《僕は一面に於て俳諧的文学に出入すると同時に、一面に於て死ぬか生きるか、命のやりとりをするような維新の志士の如き烈(はげ)しい精神で文学をやってみたい。それでないと何だか難をすてて易(えき)につき劇(げき)を厭(いと)うて閑(かん)に走る、いわゆる腰抜文学者のような気がしてならん》(明治39年10月26日付)

ユーモアや笑いが人を救うこともある。それは立派な仕事。それを続ける一方で、人間や社会の深遠に切り込んでいくような作品を、身命を賭して書いていく。飽くまで筆一本での闘いに邁進していこうとする漱石先生なのである。この少し前にも、漱石は四迷と午餐(ごさん)をともにしていた。四迷のロシア行き内定を受けて大阪朝日新聞主筆の鳥居素川(とりい・そせん)が上京し、3人で神田明神下にある鰻料理の「神田川」の座敷に繰り込み、ゆったりと会食したのだった。漱石はこの会食の情景を、のちの回想譚にこう綴っている。

神田川では、満洲へ旅行した話やら、露西亜(ロシア)人に捕まって牢へ打ち込まれた話をしていた。それから、現今の露西亜文壇の趨勢(すうせい)の絶えず変っているありさまやら、知名の文学者の名やら(略)、日本の小説の売れない事やら、露西亜へ行ったら、日本人の短篇を露語(ロシア語)に訳して見たいという希望やら、いろいろ述べた。何しろ三人寝そべって、二三時間暮していたのだから、随分ゆっくり話も出来た》(『長谷川君と余』)

二葉亭四迷は、翌年、そのロシア赴任からの帰国途中で客死することになる。つまり、鳥居素川を含む3人の顔合わせとしては、これが忘れられない「最期の午餐」となったのだ。ふと、漱石が日記に書きつけた《命は食にあり》の言葉を思い起こす。必ずや死ぬ身であればこそ、一回の昼飯たりとも、あだやおろそかにはできない。鬼平先生こと、時代小説家の池波正太郎も、同じような姿勢を貫いていた。食にこだわっても、いたずらに贅に流れることはなく、折にふれ死を意識する人生観こそを不可欠の薬味としていた。たとえ、小間切れ肉一片を口にするにも、大切に、おいしく食べる。「死ぬるために食うのだから、念をいれなくてはならないのである」そう語っていた。漱石先生の精神と、相通ずるものを感じる。

細かすぎて伝わらない関連動画など

(「死ぬため」「食う」で動画検索してみました!!)

●メダカを貝が食べる


バッファローVSライオンは死ぬために戦います ❂ 野生生物


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バファローズはライオンズに敵いません・・・

ジョニーAのつぶやき:「食う」で検索するのは、ユーチューバーを呼び集めることに等しかった。次回からはNGワードにする。