【「タッチ」を観てきた】可もなく不可もなく・・・かなぁ
長澤まさみﾀﾝが浅倉南を演る『タッチ』実写版を観て参った。いろいろと感想サイトを回って
みたが、原作に思い入れのあるファンにはおおむね不評、という結果が出ているようだ。
自分はさほど思い入れが強い訳ではないが、一応ＴＶアニメ全シリーズから劇場アニメ三部作
までは網羅しているので、そこそこのファンとは言えよう。で、感想としては、まずまず、
楽しめた。原作の名場面がけっこう忠実に再現されているので、説明の足りない部分は、脳内
補完して観られたせいだろうか。確かに批判する人の意見もわかる。南ちゃんや達也のスタンス
が根本的に変更されているんである。それは、双子の区別を付け易いように、和也を変化球投手
にしてしまうような変更とは訳が違う。（むしろ変化球のくだりは、上手に内容変換したもん
だなぁ、と感心したヨ）南はいつでも達也の能力を信じ続けなければいけないし、達也は和也
のために甲子園を目指さなければならない。さらに、孝太郎や原田との友情の描き方も中途半端
この上ない。原作ファンの怒りの根源は、きっとそこら辺にあるのではないだろうか（推測）。
しかし、自分的には前述の通り、解り難い所、納得いかない所は脳内補完して勝手に解釈して
進んだので、オールオッケイ♪腹が立つほどの出来の悪さは感じなかった。かなり広いストライ
クゾーンで構えていた訳だ。むしろ、瞬間最大風速的にジワッとくるシーンも多く、納得の一本
だった。いっちゃん萌えたのは、アニメ主題歌の「タッチ」がかかって南ちゃんが疾走する場面。
あんな甘ったるい声のカバーじゃなくて岩崎良美の原曲を使ってくれてたら、完璧だったヨ。
みたが、原作に思い入れのあるファンにはおおむね不評、という結果が出ているようだ。
自分はさほど思い入れが強い訳ではないが、一応ＴＶアニメ全シリーズから劇場アニメ三部作
までは網羅しているので、そこそこのファンとは言えよう。で、感想としては、まずまず、
楽しめた。原作の名場面がけっこう忠実に再現されているので、説明の足りない部分は、脳内
補完して観られたせいだろうか。確かに批判する人の意見もわかる。南ちゃんや達也のスタンス
が根本的に変更されているんである。それは、双子の区別を付け易いように、和也を変化球投手
にしてしまうような変更とは訳が違う。（むしろ変化球のくだりは、上手に内容変換したもん
だなぁ、と感心したヨ）南はいつでも達也の能力を信じ続けなければいけないし、達也は和也
のために甲子園を目指さなければならない。さらに、孝太郎や原田との友情の描き方も中途半端
この上ない。原作ファンの怒りの根源は、きっとそこら辺にあるのではないだろうか（推測）。
しかし、自分的には前述の通り、解り難い所、納得いかない所は脳内補完して勝手に解釈して
進んだので、オールオッケイ♪腹が立つほどの出来の悪さは感じなかった。かなり広いストライ
クゾーンで構えていた訳だ。むしろ、瞬間最大風速的にジワッとくるシーンも多く、納得の一本
だった。いっちゃん萌えたのは、アニメ主題歌の「タッチ」がかかって南ちゃんが疾走する場面。
あんな甘ったるい声のカバーじゃなくて岩崎良美の原曲を使ってくれてたら、完璧だったヨ。
キャストはうまくハマってた。ビジュアル的に、孝太郎とパンチは不満だが（両方、×ＧＵＮの
西尾季隆にやってほしかったナｗ）、和也と達也、及び、南ンとこの家族も、原田も、応援席の
誰だか結局ワカランかった若槻千夏も、全員作品世界に溶け込んでて違和感なかったよ。
西尾季隆にやってほしかったナｗ）、和也と達也、及び、南ンとこの家族も、原田も、応援席の
誰だか結局ワカランかった若槻千夏も、全員作品世界に溶け込んでて違和感なかったよ。
あだち充さんの原作の魅力は、行間ならぬコマ間を読むことにあると思う。はっきりと台詞や
説明の文で表さずに、無言で解らせる。オチはおのおので感じ取ってね♪的な投げっぱなしの
ラストのコマ・・・というのが多かったように思う。南ちゃんの本音が解り辛く、二股をかけ
る嫌な女だ、と勘違いしてあまりイイ印象を持っていない婦女子の方も多そうだ。でもある意味
それは仕方ない、というか、暗示・象徴の手法を採ることに決めた時点で、付いて来る必要悪、
みたいなもんではないか。映画はもっと解り易く表現することも可能だったはずだが、今回の実
写では、南チャンの心の動きが結構わかり難く感じてしまったのは事実かなぁ。ラストで走らせ
るために部を辞めさせる、タッちゃんを雨の中で叱咤させるために達也に「俺は和也じゃない！」
と言わせる・・・全て後のシーンに繋げる為の都合のいい設定にし過ぎた感は否めないかな。
説明の文で表さずに、無言で解らせる。オチはおのおので感じ取ってね♪的な投げっぱなしの
ラストのコマ・・・というのが多かったように思う。南ちゃんの本音が解り辛く、二股をかけ
る嫌な女だ、と勘違いしてあまりイイ印象を持っていない婦女子の方も多そうだ。でもある意味
それは仕方ない、というか、暗示・象徴の手法を採ることに決めた時点で、付いて来る必要悪、
みたいなもんではないか。映画はもっと解り易く表現することも可能だったはずだが、今回の実
写では、南チャンの心の動きが結構わかり難く感じてしまったのは事実かなぁ。ラストで走らせ
るために部を辞めさせる、タッちゃんを雨の中で叱咤させるために達也に「俺は和也じゃない！」
と言わせる・・・全て後のシーンに繋げる為の都合のいい設定にし過ぎた感は否めないかな。
