【新選組ＤＶＤコンプリート！】古田新太アッパレ。

新選組をＤＶＤで一挙に観終わった。最終４９話『愛しき友よ』はＴＶ本放送の時に

ビデオに撮って何べんも観たので、今回はさほど込み上げるものはなかった。むしろ、

一つ前の４８話『流山』！！うかつにもコイツを見逃していただけに、やっと鑑賞終了。

感無量なものがあった。捕縛され尋問されるが、自分は近藤勇ではない、とシラをきっ

ている所へ加納鷲雄登場。しばし見つめ合った後、コーラスバージョンのテーマ曲ＢＧＭ

が流れてきて、「加納くん、お久しぶりです」と万感の思いの籠った一言。これで一気に

涙腺決壊・洪水警報発令である。そういうわけで、僕にとっての「新選組」の実質の最終

回はあのシーンということになった。でもって４８話と言えば、薩摩藩士・有馬藤太を演

じた古田新太がキーパーソンだったように思う。演劇出身の役者さんを要所要所でうまく

使っているなあ、三谷さん。殿内義雄を演じた生瀬勝久といい、関西の古株の劇団出身者

が味のある役所で活躍しているのを見るのは嬉しい限り。古田さん生瀬さんとくれば、是

非とも枡毅さんにも出てもらいたかったものだ。枡さんならかなり重要な人物でも演じられ

たんじゃないだろうか。長州の久坂玄瑞とか土佐の武市半平太とか、知的な参謀役がお似合

いだ。あ、もう一人、その頃のお仲間の劇団出身タレントがいる！立原啓裕（ケイスケ）だ。

こないだまで「探偵ナイトスクープ」の探偵もやっていた。彼も出してあげたかった。最近

はローカル局の司会とかでセコく食いつないでいる感のある立原さんだが（w）元は劇団四季

出身の実力者！関西ＭＣ界の沖田総司と異名を持つほどの病弱さが売り（？）だが、よくよく

見ればなかなかの男前で、時代劇にも映えそう。とは言え新選組隊士や尊皇攘夷の志士って

ガラでもないか・・・うん、胡散臭いところもあるので、中村ゆうじさんの演じていた岩倉卿

あたりが適任かもしれんなあ。おっと妄想が過ぎた。今回はこの辺で。