【亡国のイージス アナザーストーリー】ラジオドラマ

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映画「亡国のイージス」のアナザーストーリーがネットラジオで聴けた。↓


http://www.tfm.co.jp/aegis/


主人公の古屋ケンタと日本の高校に潜入している北朝鮮工作員ジョンヒとの、愛の

サブストーリー・・・。なるほど、コレを聴いてやっと、映画の、とあるシーンの

意味が解った。映画を観るのはコレを聴いてからの方が良いのだろう。が、しかし、

どうということはないストーリーだったなぁあ~~~。(以下、まだ映画未見の方は

ネタバレ注意!である↓)


【ネタバレ】どうにもケンタのキャラクターが映画の中での彼と合わないように思った。

ただのナンパ師の軽い奴なのだ。喩えるならば「うる星やつら」の諸星あたる!映画の

ケンタは知的で冷静で、むしろ暗い感じの青年。まぁ、恋によって多少は人間が変わる

ということはあるだろうが・・・。その辺、演じてる本人(勝地涼)はどう感じている

のか聞いてみたい気がする。ジョンヒは、映画の印象では、あんまり女性っぽさを感じ

させないボーイッシュなタイプ。そんな彼女に、これまた厳しい訓練を受けて非情な所

もあるはずのケンタが、どうしてああも引き付けられたのだろうか・・?そこいら辺の

説得力が弱いよな~~。そう考えると「シュリ」の主人公とヒロインは完璧だったぞ。

イ・バンヒは表の顔と裏の顔がどちらも十分説得力あった!男前とは決して呼べない、

ハン・ソッキュのジュンオンも、それ故にリアルな存在だった・・・(イージスのケン

タ、無駄にイケメン過ぎっ!)二人が池の白鳥を眺めるシーンは、なぜだか「ガンダム

アムロとララアを想像してしまう。「美しいものを嫌いな人が、いるのかしら?」の

名台詞が脳裏をよぎった。戦場で再会する運命の二人ってゆう設定も似てるじゃん・・w

ナレーションの谷原章介はよい声ですな。「新選組!」の伊東甲子太郎ばりの名調子!!

(ちなみに“甲子太郎”を変換するときに、“こうしえんたろう”と打っているのは私

だけだろうか??)映画では最後「こ、これは、、、正義ぬゎんだぁぁっ!!」等と、情

けない声を発して、真田先任伍長に引っ叩かれてるがw そのあとのナイスキャッチ・シー

ンの布石になっていて、なかなかヨイのではなかろうか。彼のあの命を投げ打った、名シー

ンを境に、映画はシリアス・モードから急速にコント・モードに変貌を遂げていくのだから、

彼こそこの作品の、注目すべきキー・パーソンだったと言ってよいのではないか。いやまぁ

そんなこたぁ別にどうでもいいのだがw