【土方歳三最期の一日】ミタニンｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ♪
NHK時代劇ｽﾍﾟｼｬﾙを堪能した。
| 三谷幸喜、グッジョブ♪である！！！ |
大河ドラマ『新選組！』が終わって丸一年チョイ。どれだけこの日を待った事か！死んだ近藤勇の
意志を継ぎ、新選組の鬼の副長・土方歳三が五稜郭で最期の戦いに身を投じる、文字通り「組！」
の締めくくりとも言えるこの作品！！ファンの要望に応えて余りある、グッジョブをミタニンが
成し遂げてくれたのではないだろうか・・・。
もうネ、時々挿入される回想シーンが絶妙で絶妙で・・（思い出し泣き）。試衛館で近藤さんが跡取
りになった直後あたりの、生え抜きの７人の会話の場面で涙腺決壊寸前だった。しかもたわいもない
「何の動物が一番強いでしょうねぇ？」などという会話が、ほのぼのしててイイ！！山南さんも健在
だあ～！！左乃助は相変わらずトボけてるし、総司はまだまだ無邪気な頃かな。回想シーンから現在
に戻って、土方ポツリ「みんな死んじまいやがって！」（台詞ウロ覚えｽﾏﾇ）でハイ、涙腺決壊～～！
ガオ～～～～～、ですよ、もう。その動物話があとで生きてくるんだもんなぁー。今回のはすこぶる
構成がバッチリなんじゃないッスか？ミタニン♪
感心した点をいくつか。榎本武揚を近藤さんにダブらせる、土方の内面の描き方がまず秀逸。
近藤さんを罪人のままで終らせたくないという願望が、榎本の新国家が実現すれば近藤さんは英雄と
して称えられるべき存在になる、という見事な決着に向かうべく突き進むので、土方の行動理念が実
に解り易く、それゆえ感情移入もし易くなっているわけだ。
いろいろ細かいところの感動を書いていたらキリがないので、あとは最期のシーンについてだけ・・。
先の回想シーンにしても、会話に近藤勇の名が登場するシーンにしても、一切、顔を出さなかった、
香取真吾の近藤勇。このまま最後まで顔を出さぬまま、余韻を持たせて終るんだろうか？と思いきや、
やってくれました、ラストのラストでの一瞬の登場！ブラウン管いっぱいに映し出された、四角い顔
の懐かしい局長の笑顔に、また涙腺大放出ですわ！！！（いっぱい出なくて正解だったろうなぁー）
「トシ・・・」「カッちゃん・・・」 もう、思い残すことはありません。最後、空が明るくなった
時、「もしかして源さんの時みたいに、変なＣＧ使って、空からカッちゃんの天使が降りてくる～み
たいな台無しの演出をされたらどうしよ！！！」と実は一瞬ビクついてしまったのでしたがwwwあっさ
りした演出で事なきを得て、ホッと一安心でした。
え～、その他、ヤフーブロガーのお仲間さんたちの、“番組感想記事”をば、２つほど貼らせてもらう。
