【シベリア銀河鉄道の夜】マイク水野倒れる・・

ハノさんから、ニュース速報を貰い、ビックリする。

水野晴郎氏 一時意識不明の重体!!

ソース↓

Sponichi Annex


紙面記事を抜粋す・・・

 『映画評論家の水野晴郎氏(74)が27日、都内の事務所兼自宅で倒れ、一時意識不明の重体に陥った。

 関係者によると、事務所のスタッフが午前10時半ごろに出社したところ、吐血したまま意識をなく

し、倒れている水野氏を発見。水野さんは救急車で、都内の病院に搬送された。意識不明の状態が続い

たが、午後9時ごろになって回復。付き添った関係者らの呼び掛けに「大丈夫、大丈夫」と答えたとい

う。詳しい病状などは不明。持病はなく、これまで倒れたこともなかったため、しばらく検査入院する

見込みという。

 評論家として活躍する一方、監督・主演を務める カルトシリーズ映画「シベリア超特急が一部マニアの間で人気に。 今月24日には,

コミック雑誌サスペリアミステリー」

で連載が始まり、喜んでいた矢先だった。 』


本当に良かったです。回復されて・・・。せっかくこれから、シベリア超特急の大団円♪壮大なる大河

ドラマの大エンディングを迎えようという時に、閣下が先にエンディングを迎えたらダメでしょうよ!

良かった良かった。。。ぼんちゃんもきっとホッとしていることでしょう。


さて、記事中にあった、コミック化の話。ニュースは入手していたのだが、紹介しなかった。折角な

ので、この機会を利用して、ご紹介しておこう!!ソースがコレ↓



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調べてみたところによると、この『サスペリアミステリー』という雑誌(→)、本格的なミステリー雑誌のようである。はっきり言って元ネタの映画より、ぜんぜんマトモな出来上がりになってしまいそうで、ちょっと心配(出来がよくなるのが心配とはこれまた面妖なwww)。シベ超6の内容に関する記述もあるが、“純愛”モノというのはクセ者だな~。我々、古くからの水野ウォッチャーが望むのは、故・淀川長治さんの晩年の如く、自分自身の正直な姿を見せること。カミングアウトの機は熟してきた・・・


いっそ男同士の愛情も、織り込んでみたらどうか?と思うわけである。この際。映画解説者としては当然?と言うか、普通の趣味趣向だと思うし・・(絶対、ノーマルの人なんかより、ゲイやレズビアンの人のほうが、映画を観る感性は高いと思うからね。)描き方次第では、水野晴郎の人となりを誠実に表現した、傑作中の傑作!に化けるやも知れん♪


 

 最後に、今回の重体ニュースを聞いた瞬間に脳裏に浮かんだ映像・・・(ここより果てしなき妄想)

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シベリア超特急はいつしか銀河鉄道となって宇宙空間を飛翔している。男の名はジョボンニ。地上ではボンちゃんと呼ばれているユーモア溢れる若者だ。ふと前の座席を見ると、いつの間にか初老の紳士カッカパネルラが座っている。「カッカ、どちらへ?」しかしその初老の紳士は決して多くを語ろうとはしない。ただ、穏やかな口調で一言「ボンちゃん・・・」とにこやかにささやきかけるだけだった。「カッカ!私たちは、これまでいろんな経験をしてきましたねえー」「いつまで駄作を作り続けるんだ、とかさんざん罵声も浴びながら・・でも意地でここまで走り続けて来たんですもんねえ~」「カッカとこうして旅を続けられる事が私には一番の幸せですよ~」若者はひたすらしゃべり続ける。初老の男は相槌を打ち、若者を頼もしそうに眺めている。


ここで、元ネタ「銀河鉄道の夜」の名台詞をもじった、二人の会話・・・↓





カッカパネルラ

『何が幸せかわからない。本当にどんな辛いことでもそれが正しい道を進む中での出来事なら、峠の上りも下りもみんな本当の幸福に近づく一足ずつだから・・・。』

ジョボンニ

『ああそうです。ただ一番の幸いに至るために、いろいろの悲しみもみんな思し召しです』


そして二人の別れの時が来た。薄れてゆくカッカパネルラ。異変に気がついて狼狽するジョボンニ。

『さようなら、ボンちゃ~~~ん!!!』『カッカパネルラァアァアァアァアアアッ!!!!!!』


宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」では、最後、ジョバンニはカムパネルラを見送ることしか出来ないのだが、

マイク水野&ぼんちゃんの、シベリア銀河鉄道の夜の場合は、二人の愛が運命に打ち勝ち、カッカは

また現世に舞い戻って来られるのであった。。。チャンチャン♪と。


これが一瞬脳裏に浮かんだお話。あの名作のアニメ版(↓)のように、ネコキャラに直して、是非ジョボンニとカッカパネルラのアニメも作って頂きたいもんである♪ 以上!!妄想おしまい!

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