【期待の小品2作】邦画デス

『寝ずの番』

中島らも原作の『寝ずの番』が明日から公開される。故・笑福亭松鶴師匠をモデルにした、お通夜の席でのお話だ。津川雅彦さんが初めてメガホンをとる、というのでもニュースになっている。まずはここらへんで予告編どぞ↓

寝ずの番 byココログ


イメージ 1らもさん原作ということで、終始下ネタづくし。中井貴一木村佳乃放送禁止用語をバンバン言うシーンが見られるだけでもお得だなぁ~w

松鶴さんのエピソードと言えば、弟子の鶴瓶さんの話す面白裏話、通称“つるべばなし”が最高だ。若手のころは何かっちゅうと、師匠に稽古をつけて貰えなかった話、ペットのピー子ちゃんをセメント付けにしてしまった話、愛犬チャッピーをさんざん虐待してその死の瞬間に立ち会った話、奥さんのアーちゃんの話、などなど、テレビやラジオで暴露しまくり倒していたっけ。つるべばなしを媒介にして、松鶴師匠の人となりを知って、親近感を抱いたものだ。その、松鶴師匠のお通夜、お葬式での人間関係を描いたドラマかぁ~~~、題材は面白いことまちがいないね。津川雅彦監督の手腕に期待がかかるところダ。


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因みに、つるべばなしによると、松鶴師匠の最期の言葉は、

「バ、ババしたい」

だったそうな。





実は私事だが、昨日の未明、母の姉が亡くなった。今夜はお通夜なのだが、参加できていない。。。明日の告別式は顔を出そうと思うが、身内の死を悲しむ状況にあって、この映画のテーマは果たしてどう映るかな?松鶴さん、らもさん、おばさん、いろいろひっくるめて、ご冥福をお祈りしたい。。。



立喰師列伝

ほとんど知られてないんじゃないか!??あの世界の押井守監督の新作ですゾヨ!!どないやねんしかし!!まぁ、立喰屋で言葉巧みに金を払わず去る者たちの話、、、てただの食い逃げですからね~~w

このこだわりの美学はスゴイ!そういえば、押井作品には、牛丼屋のシーンなども多く取り入れられていた(「うる星やつら」など)。戦争、犬、立喰師、押井さんの3本柱ですかぁ~!!次はじゃあいよいよ「犬物語」かな? とまれ、この作品、世界が初めて目撃する映像になることは間違いなかろう。やってくれる人だ!期待して劇場へ足を運ぼう♪

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スタジオ・ジブリ鈴木敏夫さん、寺田克也さん、河森正治さん、そして特撮の樋口真嗣さん、などなど、いわゆる“イイ顔”をした素材の知人を登場させているそうな。どないなストーリー展開になるやら、そして、押井氏を崇拝する、海外のヲタ映画人たちに、果たして通じるお話になっているのやらどうやら???興味は尽きない。「マトリックス」のウシャウスキー兄弟がまたパクったりするのかなぁ?あ、そうか、解った!パクられずに済むように、外人には理解不能な内容にしたのかもしんないw





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これが好評だったら、第二弾、第三弾・・と続編も作って貰いたいもんだ。そうだなぁ、素材にするに相応しい顔の有名人としては・・・アントニオ猪木さんとか、内田裕也さんとかがいいなあ~。なーんか、浮世離れしてて、お店でお金なんか払わなさそうなイメージあるじゃない!?いやいや、別にこの二人がホントに食い逃げしてるって意味じゃなくってさぁ・・・(爆)  え?わかってるって?