【寺内貫太郎一家DVD鑑賞】

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近所のTUTAYAが、ここのところ、やたらに懐かしドラマ系ソフトを充実させてきている!!!

いつの間にかシリーズ全巻出揃っていた「寺内貫太郎一家」を見つけた日にゃあ、感謝感激アメアラレだった。


さっそく借りて、観てみたよぉ~~~う。思えば、本放送をしていた頃は、自分は小学校低学年。

はっきり言って、西城秀樹小林亜星にブン投げられて障子をブチ破って飛んでいたシーンと、樹木希林(当時は悠木千帆♪)が、沢田研二のポスターの前で、「ジュリィイ~ッ!!」と叫ぶシーンを、おぼろげながら記憶している程度だった。


ストーリーの細かい所など何も知らなかったと言って良い。それゆえに・・・何か物凄く感激してしまった。。。ウィキペディアの解説を貼る↓

ウィキペディア 寺内貫太郎一家

へえ~、と思った部分だけ抜粋~~!!

●1974年にTBS系列の水曜劇場枠で放送され、平均視聴率31.3%を記録した人気テレビドラマ。昭和の東京下町、石屋を営む一家とそれを取り巻く人々との人情味溢れる毎日を、コメディータッチで描いた。向田邦子脚本、久世光彦プロデュース、小林亜星主演。


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●概要

東京・下町(谷中)で三代続く石屋「寺内石材店(石貫)」の主人・寺内貫太郎を中心とし、家族や近隣の人との触れ合いを描いたホームドラマ。家族に手をあげ、何か気に入らないことがあるとすぐちゃぶ台をひっくりかえすような、頑固で短気で喧嘩っぱやいが、どことなく憎めずむしろ共感してしまう昔ながらの下町の親父を小林亜星が好演している。一貫してコメディーであるものの、その中に「死」や「孤独」、「老い」といったテーマ、家族の生活の中に潜む「闇」の部分も描かれており、単なるコメディーでは終わらない。

ドラマなのになぜかレシピが出たり、お決まりの会話が飛び交うユーモアたっぷりの食事シーンや、貫太郎の長男の周平(西城秀樹)との大喧嘩(西城秀樹はこのシーンの撮影で実際に腕を骨折して入院)、きん(悠木千帆)婆さんが沢田研二のポスターを見て身悶えしながら「ジュ~リ~」と叫ぶシーンなどが話題になった。また、職人のタメとイワが石を削りながら掛け合うシーンも見どころ。


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●スタッフ

脚本 向田邦子  演出 久世光彦  音楽 井上尭之 大野克夫  デザイン 横尾忠則


●エピソード 

脚本の向田邦子は役者を選ぶ際、その当時長髪でサングラスをかけていた小林亜星を見て、貫太郎役に起用することに大変難色を示していたが、プロデュースの久世光彦が、坊主にし半纏を着せた小林亜星向田邦子にひき合わせたところ、喜んで起用に承諾したという。この時から小林亜星は、タレント作曲家と呼ばれるようになる。


今年3月13日には、久世光彦さんの追悼番組として、寺内貫太郎一家傑作選も放映されたとか。ゲストに小林亜星さんと樹木希林さんを呼んで当時の思い出話などを聞き、第1話と最終話を流したものらしい。ンー、観たかった~。


いやぁ~~~。新鮮だなぁあ~~!左とん平が「ヘイユー♪ワッチュアネ~ム?」とか言って篠ひろ子さんの名前を訊いているし♪浅田美代子チャンが伝説の下手な歌を披露しているし!西城秀樹はさすがに若々しいが、それよりも、当時やはり若かった堺正章と顔の輪郭がさして変わらない事の方に驚いた!秀樹とマチャアキ、ホント、相似形なんだよぉ~~ぅwww そしてそして、これには本気(マジ)でドキドキした!長女役にあの、修羅雪姫梶芽衣子オネエサマが出演していたとわ!!ま~~ったく記憶になかったのだ。父・亜星が家族を突き飛ばし、文字通り修羅場となった時に、あの鋭い目で睨んだりするもんだから、「ヤ、ヤバイ!死人が出るかも!!」と思って身構えちゃったよ。もちろん、梶さん扮する静江は、ドスを握って、父親を脅すわけでも斬るわけでもないんだが・・・w 美しさはこの頃からピカイチだね!ホント目の保養になるのなんのって・・♪


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小林亜星の演技がヘタなのは、さほど気にならない。なぜだろう?もう古典芸というか、伝統芸の域に達しているのだろうか???最近だと『シベリア超特急』の水野晴朗閣下にも、同じ感想を抱いたけども・・。同類か?ウンニャ、内容は「寺内~」の方が数万倍、奥が深いのは言うまでもないw


今や絶滅した(?)に近い、昭和の古き良き家庭、古き良き義理人情っていうのを教えてくれる内容だ。向田邦子さんが事故でお亡くなりになって以来、新作のエッセイや脚本を読むことができない寂しさに苛まれていたわけだが・・・。ありがとう、TUTAYA。このDVDを借り続けることで、まだ知らなかった向田さんの作品に、再び触れることのできる幸せを、噛み締めつつ・・・。さ、Vol.2もとっとと借りてこようっと♪♪♪