【丹波哲郎さん、大霊界へ】
・日本ではあまり知られていないが海外、とくにヨーロッパでは俳優、プロデューサーとして「テツロー・タンバ」の評価は高い。主役もこなせる俳優としては屈指の出演本数の多さで、彼の本によると『人間革命』で宗教家を演じた時期に東映の降旗康男監督のデビュー作となったポルノ作品にも出演していたとされる。
・出演依頼は二度断り三度目に応諾する、5ページ以上台詞のある仕事は受けない、というスタイルを守っているとされる。マネージャーの条件は「仕事を取って来ないこと」で、仕事を取りすぎるという理由で解雇されたマネージャーが複数いたという。
・近年出演する映画やテレビドラマでは出演者紹介のクレジットはいつも最後に登場するか、「特別出演」となっていることが多い。現在のキャリアや年齢、役柄からそうなっているが、その様な待遇でないと出演しないとの説もある。
・現場では台詞を覚えないことで有名である。自分の台詞以外の部分は台本を読まず、時には台本を隠し読みしながら演技をすることもあるようだ。 いかにも芸能人の御大らしく、撮影本番前の「ちょっと待った」待ちは当たり前の事らしい。 以前付き人が運転する丹波乗車の車がスピード違反で捕まった際、付き人が警察に説得しても駄目だという時に、丹波が下車し「Gメンの丹波だが」と真顔で警察官の前に立ちはだかったが効果は無かったそうである。
・心霊学の他、催眠術への造詣も深く、自ら催眠術を操れる(とされる)。新東宝時代、社長の大蔵貢と会食した際、彼の愛娘に対し催眠術を掛けてやると持ちかけ、慌てて大蔵に止められた事がある。これは、当時大蔵が自社の女優を手当たり次第物色していたとして物議を醸していた最中の事であり、この一件はこのような大蔵の姿勢に対し、丹波が催眠術を掛けて逆に娘を物色するぞと皮肉ったものとされる。
※スピード違反での「Gメンの丹波だが」はギザオモロスwwwシャレを解ってやれよ!警察官もよぉ~w
●出演ドラマ(TV)
「キイハンター」「Gメン'75」「Gメン'82」
「HOTEL(制作TBS・近藤照男プロダクション 大原社長役)」
●出演作(映画)
「宇宙からのメッセージ」「007は二度死ぬ」「日本沈没(1973年)」
「砂の器(1974年)」 「ノストラダムスの大予言(1974年東宝)」
「新幹線大爆破(1975年)」 「八甲田山(1977年東宝 児島大佐)」
「柳生一族の陰謀(1978年 小笠原玄信斎)」
「二百三高地(1980年 児玉源太郎)」「連合艦隊(1981年 小沢治三郎)」
「魔界転生(1981年 村正)」
「丹波哲郎の大霊界 死んだらどうなる」「丹波哲郎の大霊界2 死んだらおどろいた!!」
「クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年東宝 温泉の精役 声優)」
「猫の恩返し(2002年 猫王役 声優)」
コチラのページにストーリーが詳しい↓
この作品は、怪獣映画好きな人には、超オススメだ、と言っておこう。コレを観ずして、人生を終えてはいけない!!丹波さんは、自らの似顔絵キャラで、謎の老人を演じていて癒し系になっている。悪の秘密結社と温泉Gメンが対決するくだりでは、Gメンという名前だけでニヤけちゃうこと必至。
実はこの作品でも、丹波さんはあの世とこの世の橋渡し~的な任務を背負っている役だったりして、「ホゥホウホゥ」と頷けちゃうんだわナ~。
ところで、上記ウィキペディアには、重要な映画作品が二つ、いや三つほど、抜けとるな~。
オススメ作の次は、三池崇史監督作品『カタクリ家の幸福』!!コメディっす。沢田研二のお父さん役で実に楽しそうに演じている!リアルタイムで丹波さんの新作を観たのは多分、コレが最後だったかなァ。
↓コチラのサイトさんのまとめが素晴らしい♪引用させていただく~。
「さてこの明日死能は、川に飛びこんで「死んでいくのが地獄なら、生きているのもまた地獄だ」と決めゼリフを吐きながらプカプカ漂って死にかけたところを、「孝・悌・忠・信・礼・義・廉・恥」を忘れた無法者集団・忘八者に拾われる。吉原を取り仕切る忘八集団の首領は遠藤辰雄で、若頭格が伊吹吾郎。この二人はただでさえ劇画的な顔に劇画的なメイクをして、せりふ回しも過剰に劇画調。」
「一方で忘八者の実行部隊ともいえる、ひし美ゆり子をはじめとする女忘八たちは、裸が自分たちのユニフォームであるというゆるぎない倫理的使命観を持っていて、ことあるごとに、とにかく全裸になることを目指すという、まさしくピンキー・バイオレンス世界に生きていて、迷いがない。」
エロ監督・石井輝男、渾身!のハチャメチャ・ムービーといった感じのするこの作品!いつの日か、TUTAYAの懐かし邦画コーナーに並ぶことを夢見ているのだが、果たして実現するのやらどうやら。