【丹波哲郎さん、大霊界へ】


大霊界 死んだらどうなる!』『大霊界2 死んだら驚いた』などの書籍・映画でお馴染みの、霊界スポークスマン、丹波哲郎氏がお亡くなりになった。古くは『Gメン75』でカッチョよかったボスの人。石井輝男監督と組んで撮った映画の数々も懐かしい。今夜は、丹波さんの作品でオススメのものを紹介して、追悼に変えたいと思う。(右下イラストはkobushiさんから頂いた。深謝!)


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丹波哲郎の霊界サロン(公式)

丹波さんて、今で言うスピリチュアルみたいな活動をしてらしたのかも知れないッスな~。

一度でいいから、江原さんと対面して欲しかったわ~♪


↓去年7月の丹波さん。激ヤセ・・・

探偵ファイル 激ヤセもトークは骨太




ウィキ引用↓

●エピソード

・日本ではあまり知られていないが海外、とくにヨーロッパでは俳優、プロデューサーとして「テツロー・タンバ」の評価は高い。主役もこなせる俳優としては屈指の出演本数の多さで、彼の本によると『人間革命』で宗教家を演じた時期に東映降旗康男監督のデビュー作となったポルノ作品にも出演していたとされる。


・出演依頼は二度断り三度目に応諾する、5ページ以上台詞のある仕事は受けない、というスタイルを守っているとされる。マネージャーの条件は「仕事を取って来ないこと」で、仕事を取りすぎるという理由で解雇されたマネージャーが複数いたという。


・近年出演する映画やテレビドラマでは出演者紹介のクレジットはいつも最後に登場するか、「特別出演」となっていることが多い。現在のキャリアや年齢、役柄からそうなっているが、その様な待遇でないと出演しないとの説もある。


・現場では台詞を覚えないことで有名である。自分の台詞以外の部分は台本を読まず、時には台本を隠し読みしながら演技をすることもあるようだ。 いかにも芸能人の御大らしく、撮影本番前の「ちょっと待った」待ちは当たり前の事らしい。 以前付き人が運転する丹波乗車の車がスピード違反で捕まった際、付き人が警察に説得しても駄目だという時に、丹波が下車し「Gメンの丹波だが」と真顔で警察官の前に立ちはだかったが効果は無かったそうである。


・心霊学の他、催眠術への造詣も深く、自ら催眠術を操れる(とされる)。新東宝時代、社長の大蔵貢と会食した際、彼の愛娘に対し催眠術を掛けてやると持ちかけ、慌てて大蔵に止められた事がある。これは、当時大蔵が自社の女優を手当たり次第物色していたとして物議を醸していた最中の事であり、この一件はこのような大蔵の姿勢に対し、丹波が催眠術を掛けて逆に娘を物色するぞと皮肉ったものとされる。

※スピード違反での「Gメンの丹波だが」はギザオモロスwwwシャレを解ってやれよ!警察官もよぉ~w


出演作品群は、個人的に知ってるものだけを拾い集めてみた↓

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●出演ドラマ(TV)

キイハンター」「Gメン'75」「Gメン'82」

HOTEL(制作TBS・近藤照男プロダクション 大原社長役)」

「白虎隊(1986年日本テレビ 神保内蔵助役)」


●出演作(映画)

宇宙からのメッセージ」「007は二度死ぬ」「日本沈没(1973年)」

砂の器(1974年)」 「ノストラダムスの大予言(1974年東宝)」

新幹線大爆破(1975年)」 「八甲田山(1977年東宝 児島大佐)」

柳生一族の陰謀(1978年 小笠原玄信斎)」

二百三高地(1980年 児玉源太郎)」「連合艦隊(1981年 小沢治三郎)」

魔界転生(1981年 村正)」

丹波哲郎大霊界 死んだらどうなる」「丹波哲郎大霊界2 死んだらおどろいた!!」 

クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦(1999年東宝 温泉の精役 声優)」

猫の恩返し(2002年 猫王役 声優)」

日本沈没(2006年 阿部玲子の祖父役(写真のみ) 特別出演 」


TVじゃあ、やっぱりこの2つの刑事モノ?が最高ッ!でした♪↓

キィハンター YOU TUBE

Gmen 75 YOU TUBE


イイなぁ~。キィハンターの主題歌「非情のライセンス」!エンディングの歌詞入りも、めっちゃナツカシスだったけれども、丹波さんのクレジットがなかったんで、貼るのは控えておく。観たい人は「YOU TUBE」で探してみるなりヨ。一緒に検索される、懐かしドラマの主題歌にハマッて、帰って来れなくなるかもw


他に、丹波さんと言えば思い出すのは、嘉門達夫コミックソング『タンバでルンバ♪』だ。徹底的に御大をからかった歌詞が素敵だった。霊界と行き来されるようになってからの丹波さんは、どっちかと言うとカッチョヨスな存在から、いらわれて面白がられる変なオジサン的存在になっていったんだなぁ。


上記の映画作品群で言うと、トンデモ映画として名高い「ノストラダムスの大予言」は、死ぬまでに絶対観てみたいと思っている。そしてそして、意外にもオススメなのがコレ!→『クレヨンしんちゃん 温泉わくわく大決戦』である。

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コチラのページにストーリーが詳しい↓

DVD review

この作品は、怪獣映画好きな人には、超オススメだ、と言っておこう。コレを観ずして、人生を終えてはいけない!!丹波さんは、自らの似顔絵キャラで、謎の老人を演じていて癒し系になっている。悪の秘密結社と温泉Gメンが対決するくだりでは、Gメンという名前だけでニヤけちゃうこと必至。

実はこの作品でも、丹波さんはあの世とこの世の橋渡し~的な任務を背負っている役だったりして、「ホゥホウホゥ」と頷けちゃうんだわナ~。




ところで、上記ウィキペディアには、重要な映画作品が二つ、いや三つほど、抜けとるな~。

オススメ作の次は、三池崇史監督作品『カタクリ家の幸福』!!コメディっす。沢田研二のお父さん役で実に楽しそうに演じている!リアルタイムで丹波さんの新作を観たのは多分、コレが最後だったかなァ。


抜けている重要な作品2つ目~~~!!!『忘八武士道』!コレ、ただ今、わたくしが観たい映画ナンバーワ~ン!であーる。石井輝男監督作品!ポルノ時代劇、というジャンルに入る稀有な作品!!

↓コチラのサイトさんのまとめが素晴らしい♪引用させていただく~。

TARAGA 別館の別館 忘八武士道解説


一部引用→「終映後の監督のトークショーによると本作は、丹波哲朗が原作の劇画に惚れ込んで、個人で映画化権を買い取ったものそうで、主人公の明日死能(あしたしのう)が持っている長身の打刀も自前で用意したらしい。」


「さてこの明日死能は、川に飛びこんで「死んでいくのが地獄なら、生きているのもまた地獄だ」と決めゼリフを吐きながらプカプカ漂って死にかけたところを、「孝・悌・忠・信・礼・義・廉・恥」を忘れた無法者集団・忘八者に拾われる。吉原を取り仕切る忘八集団の首領は遠藤辰雄で、若頭格が伊吹吾郎。この二人はただでさえ劇画的な顔に劇画的なメイクをして、せりふ回しも過剰に劇画調。」


「一方で忘八者の実行部隊ともいえる、ひし美ゆり子をはじめとする女忘八たちは、裸が自分たちのユニフォームであるというゆるぎない倫理的使命観を持っていて、ことあるごとに、とにかく全裸になることを目指すという、まさしくピンキー・バイオレンス世界に生きていて、迷いがない。」



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エロ監督・石井輝男、渾身!のハチャメチャ・ムービーといった感じのするこの作品!いつの日か、TUTAYAの懐かし邦画コーナーに並ぶことを夢見ているのだが、果たして実現するのやらどうやら。


さらに、同じキャラクターの明日死能として登場した『地獄』(監督さっきと同じw)も必見ダロウ。石井輝男監督の晩年の作品で、かなりもうお年を召されて、かつてのパワーもなくなり(ただしエロパワーだけは十分残ってらっしたようで)撮影が混迷を極めたという噂の珍品www お姉ちゃんの裸ば~っかり出てくる。それに、幼女殺人の宮崎事件や、毒カレー事件で地獄へ落ちる人を描くのだが、一番見所のはずの地獄のセットが、めちゃめちゃチャチくて、単なる拷問部屋にしか見えないという有様!ある意味問題作!撮影が進むにつれて、一人去り、二人去り・・とスタッフが最後は数えるほどしか残らなかったらしい。 「撮影現場が地獄やったわけや!」 ・・・これは、石井監督を崇拝する映画評論家・平野秀朗氏の台詞w


もはや、その石井監督もこの世にはいない。今回、丹波さんが霊界に召されたが、ひょっとすると天国で待っていたかも知れない。「おお!やっと来たか!コッチ(霊界)で「忘八武士道2」撮るんやけど・・・出てくれるよなッ!!」ヾ( ̄ー ̄)ニヤリ   ( ̄▽ ̄☆キラッ